JPH0639682Y2 - 呼吸センサ - Google Patents
呼吸センサInfo
- Publication number
- JPH0639682Y2 JPH0639682Y2 JP11184689U JP11184689U JPH0639682Y2 JP H0639682 Y2 JPH0639682 Y2 JP H0639682Y2 JP 11184689 U JP11184689 U JP 11184689U JP 11184689 U JP11184689 U JP 11184689U JP H0639682 Y2 JPH0639682 Y2 JP H0639682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- temperature detecting
- thermistor
- breathing
- respiratory sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、温度検知素子を用いた呼吸センサに関す
る。
る。
患者が呼吸を行っているか否かを検出するための呼吸セ
ンサがある。
ンサがある。
第4図は、従来の呼吸センサ(10)を示す図であり、
(12)は支持板である。そして、この支持板(12)には
温度検知素子であるサーミスタ(11a)が取り付けられ
る凸部(12a)と、サーミスタ(11b)が取り付けられる
凸部(12b)と、サーミスタ(11c)が取り付けられる凸
部(12c)とが形成されている。
(12)は支持板である。そして、この支持板(12)には
温度検知素子であるサーミスタ(11a)が取り付けられ
る凸部(12a)と、サーミスタ(11b)が取り付けられる
凸部(12b)と、サーミスタ(11c)が取り付けられる凸
部(12c)とが形成されている。
そして、この呼吸センサ(10)は第5図に示すように、
サーミスタ(11a)及び(11b)は患者の鼻からの息が吹
きかかるように患者の両鼻孔の近傍に、サーミスタ(11
c)は患者の口からの息が吹きかかるように、患者の口
の近傍に位置するように取りけられる。そして、患者が
呼吸を行なうと、息を吐いた時には、サーミスタ(11
a)〜(11c)の温度は上昇し、吸気を行なった時には、
サーミスタ(11a)〜(11c)の温度は下降する。したが
って、サーミスタ(11a)〜(11c)によって、温度の変
化が検出される場合には、患者は鼻又は口で呼吸を行な
っていると判断でき、温度の変化が検出され無い場合に
は、患者は呼吸を行なっていないと判断できるものであ
る。
サーミスタ(11a)及び(11b)は患者の鼻からの息が吹
きかかるように患者の両鼻孔の近傍に、サーミスタ(11
c)は患者の口からの息が吹きかかるように、患者の口
の近傍に位置するように取りけられる。そして、患者が
呼吸を行なうと、息を吐いた時には、サーミスタ(11
a)〜(11c)の温度は上昇し、吸気を行なった時には、
サーミスタ(11a)〜(11c)の温度は下降する。したが
って、サーミスタ(11a)〜(11c)によって、温度の変
化が検出される場合には、患者は鼻又は口で呼吸を行な
っていると判断でき、温度の変化が検出され無い場合に
は、患者は呼吸を行なっていないと判断できるものであ
る。
ところで、上述した呼吸センサ(10)のサーミスタ(11
a),(11b)及び(11c)は、患者の息が吹きかかるよ
うな位置に取り付けられていないと、患者が呼吸をして
いるか否かを正確に判断することはできない。
a),(11b)及び(11c)は、患者の息が吹きかかるよ
うな位置に取り付けられていないと、患者が呼吸をして
いるか否かを正確に判断することはできない。
さて、呼吸センサ(10)によって呼吸の有無を判断すべ
き患者は成人から乳幼児まで様々であり、鼻孔間距離つ
まり鼻孔と鼻孔との間隔及び鼻孔から口までの間隔も大
小様々なものである。したがって、サーミスタ(11a)
から(11b)までの寸法xとサーミスタ(11a)又は(11
b)からサーミスタ(11c)までの寸法yとが一種類の呼
吸センサ(10)では、様々な患者の呼吸の有無を全て正
確に判断することはできない。
き患者は成人から乳幼児まで様々であり、鼻孔間距離つ
まり鼻孔と鼻孔との間隔及び鼻孔から口までの間隔も大
小様々なものである。したがって、サーミスタ(11a)
から(11b)までの寸法xとサーミスタ(11a)又は(11
b)からサーミスタ(11c)までの寸法yとが一種類の呼
吸センサ(10)では、様々な患者の呼吸の有無を全て正
確に判断することはできない。
そこで、従来、様々な患者に適合できるように、様々な
寸法(x1,y1),(x2,y2)‥‥(xn,yn)の多数の呼吸センサ(1
0-1)‥‥(10-n)を用意しておき、患者に適合する寸法の
呼吸センサ(10)を選択して使用していた。
寸法(x1,y1),(x2,y2)‥‥(xn,yn)の多数の呼吸センサ(1
0-1)‥‥(10-n)を用意しておき、患者に適合する寸法の
呼吸センサ(10)を選択して使用していた。
しかし、これでは多くの寸法の呼吸センサ(10-1)‥‥(1
0-n)から、その患者に適合する寸法のものを選択しなけ
ればならず、その選択に手間がかかるばかりでなく、場
合によっては、その患者に適合する寸法のものが他の患
者に使用中であったり、元々用意されていなかったりす
ることがあり、不都合であった。
0-n)から、その患者に適合する寸法のものを選択しなけ
ればならず、その選択に手間がかかるばかりでなく、場
合によっては、その患者に適合する寸法のものが他の患
者に使用中であったり、元々用意されていなかったりす
ることがあり、不都合であった。
そこで、この考案は、温度検知手段を可撓性の温度検知
線とし、この検知線は任意の部分から任意の方向に湾曲
可能であり、いったん湾曲されれば次に湾曲される迄、
その形状を維持し得るようにして、成人から乳幼児まで
のそれぞれの患者に適合し得るように検知線の形状を変
形し得るようにしたものである。
線とし、この検知線は任意の部分から任意の方向に湾曲
可能であり、いったん湾曲されれば次に湾曲される迄、
その形状を維持し得るようにして、成人から乳幼児まで
のそれぞれの患者に適合し得るように検知線の形状を変
形し得るようにしたものである。
様々な患者の鼻孔間距離等の相違に拘らず患者の呼吸の
有無を容易に、しかも正確に検出することができる。
有無を容易に、しかも正確に検出することができる。
第1図は、この考案の一実施例の呼吸センサ(1)を示
す図であり、(3a)〜(3c)はそれぞれ温度を検知する
ための3本の温度検知線、(2)は中継用支持板であ
る。そして、この中継用支持板(2)によって、検知線
(3a)〜(3c)のそれぞれが支持されるものである。
す図であり、(3a)〜(3c)はそれぞれ温度を検知する
ための3本の温度検知線、(2)は中継用支持板であ
る。そして、この中継用支持板(2)によって、検知線
(3a)〜(3c)のそれぞれが支持されるものである。
そして、各検知線(3a)〜(3c)の先端部は、第2図A
に示すように例えば、スズコーティングより線又はステ
ンレス線のような可撓性の導体(32)と、この導体(3
2)と同心円状のシールド(33)と、導体(32)とシー
ルド(33)との間に充填される絶縁体(35)と、導体
(32)とシールド(33)との間に接続される温度検知素
子であるサーミスタ(31)と、同図Bに示すようにサー
ミスタ(31)、導体(32)、シールド(33)を被覆す
る、例えばアルコールに対して耐性のある被覆(34)に
よって構成される。
に示すように例えば、スズコーティングより線又はステ
ンレス線のような可撓性の導体(32)と、この導体(3
2)と同心円状のシールド(33)と、導体(32)とシー
ルド(33)との間に充填される絶縁体(35)と、導体
(32)とシールド(33)との間に接続される温度検知素
子であるサーミスタ(31)と、同図Bに示すようにサー
ミスタ(31)、導体(32)、シールド(33)を被覆す
る、例えばアルコールに対して耐性のある被覆(34)に
よって構成される。
したがって、検知線(3a)〜(3c)はそれぞれ任意の部
分から任意の方向に湾曲可能であり、いったん湾曲され
れば次に湾曲される迄、その形状を維持し得るものであ
る。
分から任意の方向に湾曲可能であり、いったん湾曲され
れば次に湾曲される迄、その形状を維持し得るものであ
る。
そして、第3図に示すように、患者の鼻孔と鼻孔との距
離に合わせて、例えば検知線(3a)を一方の鼻孔からの
息が吹きかかるように湾曲し、検知線(3b)を他方の鼻
孔からの息が吹きかかるように湾曲し、検知線(3c)を
患者の口からの息が吹きかかるようにして湾曲して、呼
吸センサ(1)を患者に取り付けるようにすれば、その
患者の呼吸の有無を正確に判断することができる。そし
て、次に、その呼吸センサ(1)を他の患者に取り付け
る場合には、その患者に合わせて、検知線(3a)〜(3
c)を湾曲すれば、その患者に対しても呼吸の有無を正
確に検出することができる。
離に合わせて、例えば検知線(3a)を一方の鼻孔からの
息が吹きかかるように湾曲し、検知線(3b)を他方の鼻
孔からの息が吹きかかるように湾曲し、検知線(3c)を
患者の口からの息が吹きかかるようにして湾曲して、呼
吸センサ(1)を患者に取り付けるようにすれば、その
患者の呼吸の有無を正確に判断することができる。そし
て、次に、その呼吸センサ(1)を他の患者に取り付け
る場合には、その患者に合わせて、検知線(3a)〜(3
c)を湾曲すれば、その患者に対しても呼吸の有無を正
確に検出することができる。
つまり、この実施例によれば、成人から乳幼児までの様
々な患者に適合し得るように検知線(3a)〜(3c)の形
状を変形して、その患者の呼吸の有無を容易にしかも正
確に検出することができる。
々な患者に適合し得るように検知線(3a)〜(3c)の形
状を変形して、その患者の呼吸の有無を容易にしかも正
確に検出することができる。
なお、図示した例では、検知線を3本としたが、検知線
は2本又は1本であってもよい。
は2本又は1本であってもよい。
また、温度検知素子(31)はサーミスタに限らず他のも
のであってもよい。
のであってもよい。
こうして、この考案によれば、呼吸センサにおいて、温
度検知手段を可撓性の温度検知線とし、この検知線は任
意の部分から任意の方向に湾曲可能であり、いったん湾
曲されれば次に湾曲される迄、その形状を維持し得るよ
うにして、成人から乳幼児までのそれぞれ患者に適合し
得るように検知線の形状を変形できるようにしたので、
様々な患者の鼻孔間距離等の相違に拘らず、個々の患者
の呼吸の有無を容易に、しかも正確に検出することがで
きる。
度検知手段を可撓性の温度検知線とし、この検知線は任
意の部分から任意の方向に湾曲可能であり、いったん湾
曲されれば次に湾曲される迄、その形状を維持し得るよ
うにして、成人から乳幼児までのそれぞれ患者に適合し
得るように検知線の形状を変形できるようにしたので、
様々な患者の鼻孔間距離等の相違に拘らず、個々の患者
の呼吸の有無を容易に、しかも正確に検出することがで
きる。
第1図はこの考案の一実施例を示す図、第2図は一実施
例の部分拡大図、第3図は説明図、第4図〜第6図は従
来例を示す図である。 (1)は呼吸センサ、(2)は中継用支持板、(3a)〜
(3c)は温度検知線、(31)はサーミスタ、(32)は導
体、(33)はシールド、(34)は被覆、(35)は絶縁体
である。
例の部分拡大図、第3図は説明図、第4図〜第6図は従
来例を示す図である。 (1)は呼吸センサ、(2)は中継用支持板、(3a)〜
(3c)は温度検知線、(31)はサーミスタ、(32)は導
体、(33)はシールド、(34)は被覆、(35)は絶縁体
である。
Claims (1)
- 【請求項1】その先端に、温度検知素子を有する可撓性
の温度検知線と、 上記温度検知線を支持する支持板と、 を備え、上記温度検知線は様々な患者の鼻孔間距離等に
応じて、その形状を変形可能なようにした呼吸センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184689U JPH0639682Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 呼吸センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11184689U JPH0639682Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 呼吸センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353204U JPH0353204U (ja) | 1991-05-23 |
JPH0639682Y2 true JPH0639682Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31660310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11184689U Expired - Lifetime JPH0639682Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 呼吸センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639682Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005516718A (ja) * | 2002-02-11 | 2005-06-09 | マーク・ディー・ギャノン | 呼吸探知/確認装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7066180B2 (en) * | 2003-07-09 | 2006-06-27 | Airmatrix Technologies, Inc. | Method and system for measuring airflow of nares |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP11184689U patent/JPH0639682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005516718A (ja) * | 2002-02-11 | 2005-06-09 | マーク・ディー・ギャノン | 呼吸探知/確認装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353204U (ja) | 1991-05-23 |
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