JPH0639272U - 電極ワイヤ送給装置 - Google Patents

電極ワイヤ送給装置

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JPH0639272U
JPH0639272U JP8037692U JP8037692U JPH0639272U JP H0639272 U JPH0639272 U JP H0639272U JP 8037692 U JP8037692 U JP 8037692U JP 8037692 U JP8037692 U JP 8037692U JP H0639272 U JPH0639272 U JP H0639272U
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JP
Japan
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wire
reel
electrode wire
fixed
electrode
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Application number
JP8037692U
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English (en)
Inventor
正男 加藤岡
俊秀 徳田
修二 横山
Original Assignee
株式会社三社電機製作所
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】溶接用電極ワイヤの取り替えを容易にすること
を目的とする。 【構成】電極ワイヤ取付装置のリール固定棒にワイヤリ
ールを挿入し、このワイヤリールの電極ワイヤをモータ
により回転するローラを介して溶接負荷に供給する電極
ワイヤ送給装置において、リール固定棒の先端に溝53
bを設け、この溝に係合する腹54bと先端に加圧部5
4aを有する固定ばね54を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、溶接作業において溶接トーチやアーク溶接機器等に電極ワイヤを 送給するために用いられる電極ワイヤ送給装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、消耗電極式アーク溶接作業等においては溶接条件に応じて太径から 細径までの種々の径の電極ワイヤが用いられるため、ワイヤの交換は常に行われ ている。そして電極ワイヤが溶融消費されるにつれて、該電極ワイヤをワイヤリ ールから真直に連続的に溶接部位へ送給する必要があり、ワイヤ供給装置が不可 欠なものとして使用されている。
【0003】 このようなワイヤ送給装置としては、一般に電極ワイヤを固定ロールと加圧ロ ールで押圧しつつ直線状に緊張して送給する図3に示す構造のものが広く用いら れている。この装置を概略説明すると、中央部に電極ワイヤWの送給方向に入口 側から出口側にかけてワイヤリール51から引出されたワイヤが挿通できる孔を 有するワイヤガイド9,10,11が夫々フレーム15に取り付けられているワ イヤガイド固定部材12,13,14によって固着されている。そして、入口側 のワイヤガイド9と中央のワイヤガイド10との間には送給される電極ワイヤW の下方にギヤ5aを有する第1固定ローラ5がフレーム15に係止して設けられ 、その上方の相対向する位置には第1固定ローラ5のギヤ5aに係合するギヤ7 aを有する第1加圧ローラ7が設けられている。また、中央のワイヤガイド10 と出口側のワイヤガイド11との間にも同じようにして電極ワイヤの下方にギヤ 6aを有する第2固定ローラ6、その上方の対向位置に第2固定ローラ6のギヤ 6aに係合するギヤ8aを有する第2加圧ローラ8が設けられており、これらの うち少なくとも第1、第2の固定ローラ5,6には図示されていないが電極ワイ ヤが通る溝が設けられている。
【0004】 そして、この第1固定ローラ5および第2固定ローラ6はプリントモータ等の モータ2のシャフト3で回転する駆動ローラ4に有するギヤ4aとそれらのギヤ 5a,6aとが係合していて、それらの回転によって電極ワイヤが左方向に送ら れ、溶接機器に送給される。上記した第1固定ローラ5および第2固定ローラ6 と係合して回転する第1加圧ローラ7および第2加圧ローラ8は夫々加圧アーム 16,17と一体に形成されており、この加圧アーム16,17はその一方端を ワイヤガイド固定部材13にリベット等で設けた支点18に取り付けられ、フレ ーム15の上方に沿っている他方端の偏平な加圧部16a,17aは夫々フレー ム15に取り付けられた固定部材19に設けた長穴20にナット22とビス21 で加圧力を可変できるように固定されている。図において、23はモータフレー ムであって、このモータフレーム23にフレーム15がフレーム固定用ビス28 によって取り付けられている。そしてこの装置Bは脚部24によって架台25に 固定されている。なお、51は送給装置Bに送給される電極ワイヤWのワイヤリ ールであり、52はリール取付装置である。
【0005】 上記のような構造の電極ワイヤ送給装置に電極ワイヤWをセットする場合、リー ル取付装置52のリール固定棒53にワイヤリールを挿入し、ワイヤリールを取 付装置にビスなどで固定し、その後電極ワイヤリール51から引き出した電極ワ イヤを送給装置の入口側のワイヤガイド9に挿通するが、加圧アーム16の加圧 部16aがビス21とナット22で締着されて加圧された状態では第1固定ロー ラ5と第1加圧ローラ7とが接続していて、両者の溝内に電極ワイヤを挿通する ことが不可能である。そこで一旦ビス21を外して加圧アーム16の加圧部16 aの加圧状態を解き、第1固定ローラ5と第1加圧ローラ7との間に間隙を作っ て電極ワイヤを通し、引続き中央のワイヤガイド10内を挿通させ、その後上記 と同様にして加圧アーム17の加圧部17aを締着しているビス21aを外して 第2固定ローラ6と第2加圧ローラ8間に間隙を作って電極ワイヤを通し、然る 後出口側のワイヤガイド11に挿通してワイヤ先端を装置外に引出しておいて加 圧部16a,17aをビスにて締着させてからモータを駆動して電極ワイヤを溶 接機器等へ送給するのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来の電極ワイヤ送給装置では電極ワイヤのリールをリール取付 装置に取り付ける場合、リール取付装置52のリール固定棒にリールを挿入し、 蓋をしてビス止めするか、偏心したワッシャ叉は大きなワッシャを使用して固定 していた。 いずれの場合も、ワイヤリールを取り替える場合は、ビスを外す作業が必要と なり、ワイヤの交換に手間がかかっていた。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
この考案は、電極ワイヤ取付装置リールの固定棒にワイヤリールを挿入し、こ のワイヤリールの電極ワイヤをモータにより回転するローラを介して溶接負荷に 供給する電極ワイヤ送給装置であって、リール固定棒の先端に溝を設け、この溝 に係合する腹と先端に加圧部を有する固定バネを設けたものである。
【0008】
【作用】
この考案は、リール固定棒の先端に溝を設け、この溝に固定バネの腹を係合さ せており、ワイヤリールがリール固定棒から外れるのを防止している。また、固 定バネの先端の加圧部を操作することにより固定バネを溝から除くことができ、 固定バネをリール固定棒から容易に外すことが可能で、ワイヤリールの交換が可 能である。
【0009】
【実施例】
図1は実施例であり、図2はリール固定バネの外形図である。 図において、送給装置Aの中央部に電極ワイヤWの送給方向に入口側から出口 側にかけてワイヤ孔を中心に有するワイヤガイド9,10,11が夫々のワイヤ ガイド固定部材12,13,14によって固着されており、ワイヤガイド9と1 0の間に電極ワイヤWの通る溝を有する第1固定ローラ5と第1加圧ローラ7と が相対向して設けられ、ワイヤガイド10と11の間には同じく電極ワイヤWの 通る溝を有する第2固定ローラ6と加圧ローラ8が相対向して設けられている。 そして上記第1,第2の固定ローラ5,6のギヤ5a,6aがモータ2のシャフ ト3で回転する駆動ローラ4に有するギヤ4aと係合するとともに、夫々が第1 ,第2加圧ローラ7,8のギヤ7a,8aとも係合していて、駆動ローラ4の回 転によってこれら第1,第2固定ローラ5,6と第1,第2加圧ローラ7,8が 回転することによってワイヤリール26から引出され、入口側のワイヤガイド9 の孔を挿通して導かれた電極ワイヤWが中央のワイヤガイド10を経て出口側の ワイヤガイド11を挿通して溶接機器等へ導かれる。 上記第1固定ローラ5および第2固定ローラ6と係合して回転する第1,第2 加圧ローラ7,8は夫々加圧アーム16,17と一体形成されていて、それらの 一方端はワイヤガイド固定部材13にリベット等で設けた支点18に支持され、 他方端はフレーム15の上方に沿っていて偏平な加圧部16a,17aを形成し 、その上部に位置するようにモータ2に取り付けられた加圧ハンドル31,32 の軸部31b,32bに螺着されているナット等の加圧片31c,32cにて加 圧力を可変できる状態で固定されている。
【0010】 この加圧ハンドルの構造と機能を一方の加圧ハンドル31について説明すると 、加圧ハンドル31は握り部31a下部の軸部31bにネジが切られており、下 方にナット等の加圧片31cが螺着されている。また、軸部31bの下部には、 入口側のワイヤガイド9を固定する固定部材12上に有する固定部材19にて固 定された支点31dを有していて、この支点31dにより加圧ハンドル31は外 方へ傾倒することができるようになっている。そして外方へ傾倒すると、ナット 等の加圧片31cが加圧アーム16の加圧部16aから外れることによって、加 圧アーム16は一方端の支点18のみに支持されることとなって上方への動作が 自由となるため、この加圧アーム16と一体の第1加圧ローラ7と第1固定ロー ラ5間に間隙を保つことができて、径の異なるワイヤの交換や挿通作業を短時間 のうちに容易に行うことができる。また、ナット等の加圧片31cは軸部31b のネジにより支点31dからの高さを微調整するものであり、第1固定ローラ5 と第1加圧ローラ7間で一方の溝にワイヤを通して締着する際にワイヤ径に応じ てナット等の加圧片31cにより加圧アーム16の加圧部16aの調整を行うこ とができる。なお加圧ハンドル32において、32aが握り部、32bが軸部、 32cがナット等の加圧片であり、32dは支点、33は支点32dの固定部材 である。
【0011】 ところで、リール固定棒53の先端53aに図2(b)に示すように溝53b を設ける。一方、鋼製の線材を図aのようにダルマ状に加工し、先端は加圧部5 4aを設けた固定バネ54を得る。固定バネ54は54aの加圧部を押さえると 、腹54bが大きくなり、加圧部54aを開放すると腹54bの径は小さくなる 。そこでリール固定棒53にリールを挿入した後、溝53bに固定バネ54の腹 54aを係合させると、固定バネ54によってリール固定棒53からリールが外 れることがない。
【0012】
【考案の効果】
この考案は、リール固定棒の先端に溝を設け、この溝に固定バネの腹を係合さ せており、ワイヤリールがリール固定棒から外れることがない。また、固定バネ の先端の加圧部を操作することにより固定バネを溝から除くことができ、固定バ ネをリール固定棒から容易に外すことが可能で、ワイヤリールの交換が容易にで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電極ワイヤ送球装置の縦断面図であ
る。
【図2】この考案の固定ばねとリール固定部の主要部の
外形図である。
【図3】従来の電極ワイヤ送球装置の縦断面図である。
【符号の説明】
2 モータ 4 駆動ローラ 5 第1固定ローラ 6 第2固定ローラ 7 第1加圧ローラ 8 第2加圧ローラ 9,10,11 ワイヤガイド 15 フレーム 16,17 加圧アーム 18 支点 26 ワイヤリール 31,32 加圧ハンドル 51 ワイヤリール 52 リール取付装置 53 リール固定棒 53b 溝 54 固定バネ 54a 加圧部 54b 腹 W 電極ワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極ワイヤ取付装置のリール固定棒にワ
    イヤリールを挿入し、このワイヤリールの電極ワイヤを
    モータにより回転するローラを介して溶接負荷に供給す
    る電極ワイヤ送給装置において、リール固定棒の先端に
    溝を設け、この溝に係合する腹と先端に加圧部を有する
    固定バネを設けた電極ワイヤ送給装置。
JP8037692U 1992-10-27 1992-10-27 電極ワイヤ送給装置 Pending JPH0639272U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116014B2 (ja) * 1972-05-30 1976-05-21
JPH01193404A (ja) * 1987-11-27 1989-08-03 Fichtel & Sachs Ag スナップ結合用の線材リング
JPH02268B2 (ja) * 1982-12-18 1990-01-05 Mitsubishi Electric Corp

Patent Citations (3)

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