JPH063897Y2 - 無臭トイレ - Google Patents
無臭トイレInfo
- Publication number
- JPH063897Y2 JPH063897Y2 JP1987101507U JP10150787U JPH063897Y2 JP H063897 Y2 JPH063897 Y2 JP H063897Y2 JP 1987101507 U JP1987101507 U JP 1987101507U JP 10150787 U JP10150787 U JP 10150787U JP H063897 Y2 JPH063897 Y2 JP H063897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- air
- uniform flow
- flow
- uniform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は主として大便用の便器を有するトイレ（便所）
の換気に改善を加えた無臭トイレの構造に関する。
の換気に改善を加えた無臭トイレの構造に関する。
（従来技術） 一般に家庭用の大便トイレでは、排気ファンは上部に設
けてあるため、使用中には便器周辺の臭気が使用者の体
い沿い上昇する形になり、不快になりやすい。又使用後
も便器周辺及びその上方に浮遊した臭気を全量換気する
のに時間がかかり、次の人が快適に使用できるまでに暇
がかかる不具合が避けられない。
けてあるため、使用中には便器周辺の臭気が使用者の体
い沿い上昇する形になり、不快になりやすい。又使用後
も便器周辺及びその上方に浮遊した臭気を全量換気する
のに時間がかかり、次の人が快適に使用できるまでに暇
がかかる不具合が避けられない。
（考案の目的） 本考案はトイレ内空間の天井全面から下向きの一様流を
吹出し、一様流の空気の塊で臭気を下方へ押え込み、ト
イレ底部から強制的に排出させることにより、少容量の
給気ファンによりトイレ内を完全に無臭化できるように
することを目的としている。
吹出し、一様流の空気の塊で臭気を下方へ押え込み、ト
イレ底部から強制的に排出させることにより、少容量の
給気ファンによりトイレ内を完全に無臭化できるように
することを目的としている。
（考案の構成） 本考案はトイレ内空間３の上部に、トイレ内空間３の天
井全面を覆い下端の一様流吹出口９から同一流速の層流
１０が下向きに流出するハニカム状の整流板１１と、整
流板１１の上方の小室１４の上部に装着されて下向きに
空気を送る給気ファン１５と、整流板１１と給気ファン
１５との間に上下に間隔を隔ててパンチングメタル製の
少なくとも２枚の一様流板１３、１２とから成る一様流
吹出ユニット４を設け、便器２の下部側方の空気吸込口
２１を排気ファン２２を有する排気ダクト２３を介して
大気へ開放し、上記小室１４の空気取入口１６′を隣室
５に接続したことを特徴とする無臭トイレである。
井全面を覆い下端の一様流吹出口９から同一流速の層流
１０が下向きに流出するハニカム状の整流板１１と、整
流板１１の上方の小室１４の上部に装着されて下向きに
空気を送る給気ファン１５と、整流板１１と給気ファン
１５との間に上下に間隔を隔ててパンチングメタル製の
少なくとも２枚の一様流板１３、１２とから成る一様流
吹出ユニット４を設け、便器２の下部側方の空気吸込口
２１を排気ファン２２を有する排気ダクト２３を介して
大気へ開放し、上記小室１４の空気取入口１６′を隣室
５に接続したことを特徴とする無臭トイレである。
天井全面に設けた下向きの一様流吹出口９から出た真直
ぐの成層流塊は、あたかも垂直シリンダー内を下降する
ピストンのようにトイレ内の臭気を下方へ押え込み、こ
の臭気はトイレ底部の空気吸込口２１から強制的に排出
される。
ぐの成層流塊は、あたかも垂直シリンダー内を下降する
ピストンのようにトイレ内の臭気を下方へ押え込み、こ
の臭気はトイレ底部の空気吸込口２１から強制的に排出
される。
（実施例） 第１図は本考案による無臭トイレユニットの一部を切欠
いて示す斜視図、第２図は第１図のII−II断面略図で、
１は無臭トイレユニット、２はトイレユニット１内の空
間３の底部に設けた大便器、４はトイレユニット１の上
端部に設けた一様流吹出ユニットである。トイレユニッ
ト１は建物内の隣接した室５の隅部又は隣接した適当な
場所に設置され、一様流吹出ユニット４は隣室５の天井
６のレベルより上方の天井裏空間７内へ張出している。
もちろん隣室５の天井のレベルを６′の位置とすること
もできる。
いて示す斜視図、第２図は第１図のII−II断面略図で、
１は無臭トイレユニット、２はトイレユニット１内の空
間３の底部に設けた大便器、４はトイレユニット１の上
端部に設けた一様流吹出ユニットである。トイレユニッ
ト１は建物内の隣接した室５の隅部又は隣接した適当な
場所に設置され、一様流吹出ユニット４は隣室５の天井
６のレベルより上方の天井裏空間７内へ張出している。
もちろん隣室５の天井のレベルを６′の位置とすること
もできる。
一様流吹出ユニット４は下端の一様流吹出口９から同一
速度の層流（一様流）１０が下向きに流出するように、
下端部にはハニカム状の整流板１１とを備え、その上方
に僅かな隙間を隔ててパンチングメタルからなる一様流
板１２、１３を備え、その上方の小室１４の中央部に給
気ファン１５を備え、小室１４の天井は空間７に連通す
る空気取入口１６（第１図）となっている。天井裏空間
７は隣室５の天井６等に設けた換気口１７に連通してい
る。一様流吹出ユニット４としては本件出願人が先に提
案した一様空気流吹出装置（特開昭６３−１７６９４
３）を採用することができる。
速度の層流（一様流）１０が下向きに流出するように、
下端部にはハニカム状の整流板１１とを備え、その上方
に僅かな隙間を隔ててパンチングメタルからなる一様流
板１２、１３を備え、その上方の小室１４の中央部に給
気ファン１５を備え、小室１４の天井は空間７に連通す
る空気取入口１６（第１図）となっている。天井裏空間
７は隣室５の天井６等に設けた換気口１７に連通してい
る。一様流吹出ユニット４としては本件出願人が先に提
案した一様空気流吹出装置（特開昭６３−１７６９４
３）を採用することができる。
トイレユニット１の両側壁１９内は中空の通路２０とな
っており、この通路２０の下端部は側壁１９に設けた空
気吸込口２１を介してトイレ内空間３の底部に連通し、
上端部は排気ファン２２を有する排気ダクト２３に連通
している。第１図の２４は入口扉の嵌まる開口である。
又給気ファン１５と排気ファン２２はトイレ内の照明を
点滅するためのスイッチ（図示せず）に連動し、スイッ
チによりトイレ内の照明をつけると両ファン１５、２２
が作動し、照明を消灯した後、一定時間だけ作動するよ
うに回路が組まれている。
っており、この通路２０の下端部は側壁１９に設けた空
気吸込口２１を介してトイレ内空間３の底部に連通し、
上端部は排気ファン２２を有する排気ダクト２３に連通
している。第１図の２４は入口扉の嵌まる開口である。
又給気ファン１５と排気ファン２２はトイレ内の照明を
点滅するためのスイッチ（図示せず）に連動し、スイッ
チによりトイレ内の照明をつけると両ファン１５、２２
が作動し、照明を消灯した後、一定時間だけ作動するよ
うに回路が組まれている。
トイレを使用するために照明を点灯し、ファン１５、２
２を動作させると、給気ファン１５により加圧された空
気が一様流板１３、１２、整流板１１を経て一様流吹出
口９から下方へ流出し、トイレ内空間３の天井全面から
下方へ向う同一流速の層流１０が得られる。この層流１
０はあたかも垂直なシリンダー内のピストンのように塊
状で下降し、使用者及び大便器２を包みながら下降し、
空気吸込口２１から通路２０内へ強制的に排出される。
通路２０内の臭気を含む空気は排気ファン２２によりダ
クト２３から強制的に室外へ排出される。
２を動作させると、給気ファン１５により加圧された空
気が一様流板１３、１２、整流板１１を経て一様流吹出
口９から下方へ流出し、トイレ内空間３の天井全面から
下方へ向う同一流速の層流１０が得られる。この層流１
０はあたかも垂直なシリンダー内のピストンのように塊
状で下降し、使用者及び大便器２を包みながら下降し、
空気吸込口２１から通路２０内へ強制的に排出される。
通路２０内の臭気を含む空気は排気ファン２２によりダ
クト２３から強制的に室外へ排出される。
（考案の効果） 以上説明したように本考案によると、トイレ内空間３の
天井全面の一様流吹出口９から一定流速の層流１０が下
向きに流出し、使用者の体と大便器２を包むように下降
し（矢印）、便器２の下側で通路２０内に入り、外部へ
排出されるので、便器２の周辺で発生した臭気は使用者
の鼻の周囲に到達することがなく、完全な無臭状態で使
用することができる。しかも一様流吹出ユニット４から
の一様流（層流１０）により臭気を下方へ押え込む形式
であるため、空間３内で乱れが最小となり、臭気が上方
へ巻き上がる恐れがないため、給気ファン１５の容量は
少なくてすむ。
天井全面の一様流吹出口９から一定流速の層流１０が下
向きに流出し、使用者の体と大便器２を包むように下降
し（矢印）、便器２の下側で通路２０内に入り、外部へ
排出されるので、便器２の周辺で発生した臭気は使用者
の鼻の周囲に到達することがなく、完全な無臭状態で使
用することができる。しかも一様流吹出ユニット４から
の一様流（層流１０）により臭気を下方へ押え込む形式
であるため、空間３内で乱れが最小となり、臭気が上方
へ巻き上がる恐れがないため、給気ファン１５の容量は
少なくてすむ。
給気ファン１５により下方へ送り出された空気は、上側
の一様流板１３（孔に粗密が設けてある）により大雑把
にほぼ均一に分配され、次に下側の一様流板１２により
一層精密に分配されて、整流板１１の上側の圧力は全面
にわたり均一化し、これにより整流板１１の全ての一様
流吹出面９から同一流速の層流１０が下向きに流出す
る。一様流板１２、１３や整流板１１は極めて抵抗が少
なく、目詰りのおそれがない。又空気取入口１６′を隣
室５に接続しているので、隣室５の冷暖房された空気を
一様流吹出ユニット４内に取込むことができ、トイレ内
空間３内の環境が改善される。
の一様流板１３（孔に粗密が設けてある）により大雑把
にほぼ均一に分配され、次に下側の一様流板１２により
一層精密に分配されて、整流板１１の上側の圧力は全面
にわたり均一化し、これにより整流板１１の全ての一様
流吹出面９から同一流速の層流１０が下向きに流出す
る。一様流板１２、１３や整流板１１は極めて抵抗が少
なく、目詰りのおそれがない。又空気取入口１６′を隣
室５に接続しているので、隣室５の冷暖房された空気を
一様流吹出ユニット４内に取込むことができ、トイレ内
空間３内の環境が改善される。
（別の実施例） 側壁１９を二重壁とすることなく、大便器２の下側又は
日本式大便器の場合はその横に空気吸込口を設けて、直
接床下内のダクト等で強制排気することもできる。又一
方の側壁１９の上部に隣接した室５へ空気取入口１６′
を開放することもできる。その場合は隣室５の冷暖房さ
れた空気を直接一様流吹出ユニット４内に取込むことが
でき、トイレ内空間３内の環境が改善される。
日本式大便器の場合はその横に空気吸込口を設けて、直
接床下内のダクト等で強制排気することもできる。又一
方の側壁１９の上部に隣接した室５へ空気取入口１６′
を開放することもできる。その場合は隣室５の冷暖房さ
れた空気を直接一様流吹出ユニット４内に取込むことが
でき、トイレ内空間３内の環境が改善される。
第１図は一部を切欠いて示す斜視図、第２図は第１図の
II−II断面略図である。１…無臭トイレユニット、２…
大便器、３…トイレ内空間、９…一様流吹出口、１５…
給気ファン、２１…空気吸込口、２２…排気ファン
II−II断面略図である。１…無臭トイレユニット、２…
大便器、３…トイレ内空間、９…一様流吹出口、１５…
給気ファン、２１…空気吸込口、２２…排気ファン
Claims (1)
- 【請求項１】トイレ内空間３の上部に、トイレ内空間３
の天井全面を覆い下端の一様流吹出面９から同一流速の
層流１０が下向きに流出するハニカム状の整流板１１
と、整流板１１の上方の小室１４の上部に装着されて下
向きに空気を送る給気ファン１５と、整流板１１と給気
ファン１５との間に上下に間隔を隔ててパンチングメタ
ル製の少なくとも２枚の一様流板１３、１２とから成る
一様流吹出ユニット４を設け、便器２の下部側方の空気
吸込口２１を排気ファン２２を有する排気ダクト２３を
介して大気へ開放し、上記小室１４の空気取入口１６′
を隣室５に接続したことを特徴とする無臭トイレ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987101507U JPH063897Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 無臭トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987101507U JPH063897Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 無臭トイレ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS645978U JPS645978U (ja) | 1989-01-13 |
| JPH063897Y2 true JPH063897Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31330569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987101507U Expired - Lifetime JPH063897Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 無臭トイレ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063897Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5120825B2 (ja) * | 2005-07-13 | 2013-01-16 | 政安 宮崎 | 便器と洗浄便座装置 |
| GB0619358D0 (en) * | 2006-09-30 | 2006-11-08 | Aitchison Donald A | Improvements in or relating to toilets |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6085380U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | 東陶機器株式会社 | 便所装置 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP1987101507U patent/JPH063897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645978U (ja) | 1989-01-13 |
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