JPH0638523A - 2石フォワードコンバータ - Google Patents

2石フォワードコンバータ

Info

Publication number
JPH0638523A
JPH0638523A JP18483092A JP18483092A JPH0638523A JP H0638523 A JPH0638523 A JP H0638523A JP 18483092 A JP18483092 A JP 18483092A JP 18483092 A JP18483092 A JP 18483092A JP H0638523 A JPH0638523 A JP H0638523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
winding
transformer
secondary winding
smoothing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18483092A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Otsu
智 大津
Katsuhiko Yamamoto
克彦 山本
Takashi Yamashita
隆司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP18483092A priority Critical patent/JPH0638523A/ja
Publication of JPH0638523A publication Critical patent/JPH0638523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2石フォワードコンバータの高周波化を図
る。 【構成】 トランス4の1次巻線のセンタータップ44
を、タップ44で分割された巻回数比率の電位に固定す
る。その1次巻線(P1,P2)は同一層に巻き、その
2次巻線(S1)は、巻始め(3)を出力整流用素子5
1とチョークコイル71を経由して負荷91のプラス端
子に接続する。また、その2次巻線の巻き終わり(4)
は、負荷91のマイナス端子に接続するとともに、セン
タータップ44に隣接させ、1次巻線と2次巻線の電位
変化が同一になる方向に、巻回数毎に1次巻線(P1)
の上層に2次巻線(S1)を巻く。このような巻線配置
と2次側回路構成により、トランス4の1次・2次巻線
間のすべての電位差の時間変化がなくなるように動作さ
せ、1次・2次巻線間容量がトランスのリセットに関与
しなくなるようしてリセット時間を短縮させ、高周波化
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源等の
小形化に有利な2石フォワードコンバータに関し、特に
そのスイッチング周波数の高周波化のための改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチング電源用のコンバータ
としては、スイッチ素子を1個使用する1石フォワード
コンバータと2個使用する2石フォワードコンバータが
知られている。このうち、2石フォワードコンバータは
1石フォワードコンバータと比較して、原理的には耐圧
が低く安価なスイッチ素子が使用できる利点を有してい
る。
【0003】2石フォワードコンバータの従来例の構成
を図11に示す。この従来例を構成するものとして、1
は直流入力電源、2は第1のスイッチ素子、3は第2の
スイッチ素子、4はトランス、51は出力整流用素子、
61は出力フライホイール用素子、71は出力平滑用チ
ョークコイル、81は出力平滑用コンデンサ、91は負
荷、10は第1のスイッチ素子2の駆動回路、11は第
2のスイッチ素子3の駆動回路、41はトランス4のセ
ンタータップを有する1次巻線、42はトランス4の2
次巻線、44はトランス4の1次巻線41のセンタータ
ップ、12は第1のスイッチ素子2と第2のスイッチ素
子3を駆動するための信号源、13,14はセンタータ
ップ44と一端が接続されているコンデンサである。な
お、Cossはスイッチ素子2,3の出力容量である。
【0004】トランス4の1次巻線41の巻き始め(以
下、(1)とする)は、第1のスイッチ素子2を通して
直流入力電源1のプラス端子に接続され、巻き終わり
(以下、(2)とする)は第2のスイッチ素子3を通し
て直流入力電源1のマイナス端子に接続され、コンデン
サ13が直流入力電源1のプラス端子とセンタータップ
44との間に接続され、コンデンサ14が直流入力電源
1のマイナス端子とセンタータップ44との間に接続さ
れている。一方、トランス4の2次巻線42の巻き始め
(以下、(3)とする)は出力整流用素子51のアノー
ド端子を介して出力整流用素子51のカソード端子と出
力フライホイール用素子61のカソード端子と出力平滑
用チョークコイル71の一端と接続され、トランス4の
2次巻線42の巻き終わり(以下、(4)とする)は、
出力平滑用コンデンサ81の一端と出力フライホイール
用61のアノード端子および負荷91の一端と接続され
ている。
【0005】2石フォワードコンバータでは、2個のス
イッチ駆動回路10,11に同時に信号源12からのオ
ン/オフの駆動信号が加えられ、スイッチ素子2,3は
同時にオン/オフ動作を行う。スイッチ素子2,3がオ
ンすると出力整流用素子51が導通し、直流入力電源1
からトランス4を介して負荷91に電力が供給されると
ともに、トランス4には直流入力電源1の電圧とオン期
間の積に比例した励磁エネルギーが蓄積される。スイッ
チ素子2,3がオフすると、トランス4の励磁インダク
タンスとスイッチ素子2,3の出力容量Coss、出力
整流用素子51の接合容量およびトランス4の各巻線や
各巻線間の寄生容量による共振現象が発生する。スイッ
チ素子2,3のオン期間にトランス4に蓄積された励磁
エネルギーが直流入力電源1に戻るために、1次巻線端
子(2)→スイッチ素子3の出力容量→直流入力電源1
→スイッチ素子2の出力容量→1次巻線端子(1)のル
ートで電流が流れ、スイッチ素子2,3のオン期間にト
ランス4に蓄積された励磁エネルギーが直流入力電源1
に戻されると、トランス4の巻線電圧は0Vになる。一
方、トランスのセンタータップ44の電位は、コンデン
サ13,14により常に直流入力電源1の1/2の電圧
で固定されている。その結果、1次巻線端子(1)とセ
ンタータップ44の間に発生する電圧と、1次巻線端子
(2)とセンタータップ44の間に発生する電圧は常に
等しいことから、スイッチ素子2,3の電圧は常に等し
い。
【0006】図12は、図11の2石フォワードコンバ
ータに適用するトランスの従来例である。ここで、各種
記号は図11と同一であり、P1,P2はトランス4の
1次巻線41の導体、S1はトランス4の2次巻線42
の導体である。
【0007】最近のフォワードコンバータは、電源を小
形化するためにMOSFET等の高速スイッチ素子を用
いてスイッチング周波数の高周波化がなされており、そ
の周波数は200kHz以上となっている。スイッチン
グ周波数を高周波化すると、トランスの巻線抵抗が表皮
効果や近接効果により増加するため、図12に示すよう
に、1次巻線と2次巻線を同じ巻幅とし、交互にサイド
イッチ巻きにするトランス構造が多く採用されている。
このような構造では、1次巻線と2次巻線に流れる電流
が互いの磁束を打ち消すように流れるため、近接効果や
表皮効果が減少でき、スイッチング周波数の高周波化に
伴う交流抵抗の増加率が少なく、高効率なトランスを実
現できる。一方、1次巻線、2次巻線を集中して巻くと
近隣巻線間で電流方向が同じとなるため、近接効果が大
きくなり交流抵抗の急増を招き、高周波用トランスとし
ては適していない。しかし、図12のようなトランス巻
線構造は、1次巻線と2次巻線との接する対向面積が大
きく、1次・2次巻線間の寄生容量が大きくなる。1次
・2次巻線間の電位差がスイッチング等により変動する
と、寄生容量で充放電が行われ、以下に説明するような
問題が発生する。なお、ここでは説明を簡単にするため
に、1層当たりの巻回数,巻幅を等しくし、2次巻線を
1次巻線で挟んだサイドイッチ巻きとしたトランスとし
ている。従って、図12のトランスでは巻数比は2:1
とした。
【0008】図13は、図12に示したトランスを図1
1の従来回路に使用した場合のトランス4の各端子の電
位と各巻線間の電位差の変化を示した図である。前述し
たとおり、(1)は1次巻線41の巻き始めの端子であ
り、スイッチ素子2と接続されている。(2)は1次巻
線41の巻き終わりの端子であり、スイッチ素子3と接
続されている。(3)は2次巻線42の巻き始めの端子
であり、出力整流用素子51のアノード端子と接続され
ている。(4)は2次巻線42の巻き終わりの端子であ
り、負荷91のマイナス端子と接続されている。なお、
各波形の左側の電圧記号Vの添え字は図12と同一であ
り、その場所の電位を示している。ただし、直流入力電
源1のマイナス端子の電位と負荷91のマイナス端子の
電位は等しく、0電位として、図中において、Vinは
直流入力電源電圧を示している。センタータップ44の
電位は直流入力電源1の1/2・Vinで固定され、2
次巻線端子(4)の電位は負荷のマイナス端子の電圧で
固定されている。そのため、スイッチングによりP2と
S1の電位は同時に同じだけ変化するので、P2−S1
の電位差は変化しない。一方、P1−S1の間の電位差
は、スイッチングに伴い図13に示したように変化す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の2石フォワードコンバータでは、図13で説明した
ように動作する結果、トランス4の1次・2次巻線間の
寄生容量のうちP1−S1間の寄生容量が、前に述べた
励磁エネルギーとの共振現象に関与し、トランス4のリ
セット時間(Tr)が増加するという問題がある。この
問題は、図12の巻線構造のように1次巻線を多層にし
たサイドイッチ構造を有するトランス巻線や複数の2次
巻線を有するトランス巻線では、必ず最低1カ所は巻線
間の電位差が変化し、寄生容量がリセット時間に悪影響
を及ぼす。このため、コンバータのスイッチング周波数
が高周波化できず、トランスやチョークコイルが大形化
し、電源を小形化することができなかった。
【0010】なお、ここでは巻線の巻径,巻幅を同じと
して説明したが、巻線の線径が異なる場合に間隔を空け
ることなく巻くと巻線のピッチが異なるため、電位差の
変化が大きくなり、この問題の影響は大きくなる。一
方、1層あたりの1次巻線と2次巻線の巻回数が異な
り、均等の巻幅に巻いた場合、巻線の線径が異なる場合
と同様に、電位差の変化が大きくなるため、この問題の
影響は大きくなる。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、トランスの1次・2次
巻線間の寄生容量がトランスのリセット時間に関与する
ことを抑制し、リセット時間を短縮することにより、コ
ンバータのスイッチング周波数が高周波化できる2石フ
ォワードコンバータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、2つのスイッチ素子、トランス、出力
整流用素子と出力フライホイール用素子と出力平滑用チ
ョークコイルと出力平滑用コンデンサで構成される整流
平滑回路から成り、該トランスの1次巻線に設けたタッ
プの電位が入力電源電圧をそのタップにより分割された
1次巻線の巻回数の比率で分割した電位で固定されてい
る2石フォワードコンバータの構成を、前記整流平滑回
路に関し、前記トランスの2次巻線に前記した出力整流
用素子と出力平滑用チョークコイルと出力平滑用コンデ
ンサの直列回路を接続し、前記出力フライホイール用素
子を該出力整流素子と該出力平滑用チョークコイルの接
続点および該2次巻線と該出力平滑用コンデンサの接続
点との間に接続するよう構成し、該トランスの巻線配置
に関し、該出力平滑用コンデンサに接続されている該2
次巻線の端子を該トランスの1次巻線のタップに隣接し
て配置し、該1次巻線と該2次巻線の電位変化が同一と
なる方向に該1次巻線と該2次巻線を巻回数ごとに常に
上層もしくは下層または同一層に隣接するように巻いた
構成とし、あるいは、2つのスイッチ素子、少なくとも
2つの2次巻線を有するトランス、該2次巻線ごとに設
けられ出力整流用素子と出力フライホイール用素子と出
力平滑用チョークコイルと出力平滑用コンデンサで構成
される第1および第2の整流平滑回路から成り、該トラ
ンスの1次巻線に設けたタップの電位が入力電源電圧を
そのタップにより分割した1次巻線の巻回数の比率で分
割した電位で固定されている2石フォワードコンバータ
の構成を、前記第1の整流平滑回路に関し、前記トラン
スの第1の2次巻線に第1の出力整流用素子と第1の出
力平滑用チョークコイルと第1の出力平滑用コンデンサ
の直列回路を接続し、第1の出力フライホイール用素子
を該第1の出力整流用素子と該第1の出力平滑用チョー
クコイルの接続点および該第1の2次巻線と該第1の該
出力平滑用コンデンサの接続点との間に接続するよう構
成し、前記第2の整流平滑回路に関し、該トランスの第
2の2次巻線に第2の出力整流用素子と第2の出力平滑
用チョークコイルと第2の出力平滑用コンデンサの直列
回路を接続し、第2の出力フライホイール用素子を該第
2の出力整流用素子と該第2の出力平滑用チョークコイ
ルの接続点および該第2の2次巻線と該第2の出力平滑
用コンデンサの接続点との間に接続するよう構成すると
ともに、該第1の出力整流用素子と該第2の出力整流用
素子および該第1の出力フライホイール用素子と該第2
の出力フライホイール素子は接続をそれぞれ逆方向と
し、該トランスの巻線配置に関し、該出力平滑用コンデ
ンサに接続されたそれぞれの該2次巻線の端子を該トラ
ンスの1次巻線のタップに隣接して配置し、該1次巻線
と該2次巻線の電位変化が同一となる方向に該1次巻線
とそれぞれの該2次巻線を巻回数ごとに常に上層もしく
は下層または同一層に隣接するように巻いた構成にする
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の2石フォワードコンバータでは、1次
巻線にタップを有し、その電位がタップに対応した電位
で固定されたトランスを用い、スイッチング動作が行わ
れても、相対する巻線の電位が等しく変化し、電位差が
変化しないような巻線配置と2次側回路構成とすること
により、トランスの1次・2次巻線間の電位差の時間変
化がなくなるように動作させ、トランスの1次・2次巻
線間容量がトランスのリセットに関与しなくなるように
する。これにより、トランスのリセット時間を短縮さ
せ、高周波化を図る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0015】図1は図11の回路構成において本発明の
請求項1に示す発明を実現するための巻数比2:1のト
ランスの実施例の巻線配置例を示す図である。本実施例
は、1次巻線(P1,P2はその導体)が同一層に巻か
れ、かつ2次巻線(S1はその導体)が1次巻線(P
1)上に巻かれている点が図12と異なり、他は同一で
ある。ここで、各種記号は図12と同じである。すなわ
ち、本実施例では、トランス4の1次巻線(P1,P
2)が同一層に巻かれ、その1次巻線に設けたセンター
タップ44の電位が、コンデンサ13,14の接続によ
り、そのセンタータップ44により分割された1次巻線
(P1,P2)の巻回数の比率(図例では1:1)で分
割した直流入力電源電圧の1/2の電位で固定されてい
る。2次側回路の整流平滑回路に関しては、トランス4
の2次巻線(P1)に出力整流用素子51と出力平滑用
チョークコイル71と出力平滑用コンデンサ81の直列
回路を接続し、出力フライホイール用素子61を出力整
流用素子51と出力平滑用チョークコイル71の接続点
および2次巻線(S1)と出力平滑用コンデンサ81の
接続点との間に接続している。トランス4の巻線配置に
関しては、出力平滑用コンデンサ81に接続されている
2次巻線(S1)の端子(4)をトランス4の1次巻線
のセンタータップ44に隣接して配置し、1次巻線(P
1)と2次巻線(S1)の電位変化が同一となる方向に
2次巻線(S1)を巻回数ごとに常に1次巻線(P1)
の上層に隣接するように巻いている。
【0016】図2は図1のトランス構造を図11の回路
に適用した場合のトランス4の各端子の電位と各巻線間
の電位差の変化を示した図である。(1)は1次巻線4
1の巻き始めの端子であり、スイッチ素子2と接続され
ている。(2)は1次巻線41の巻き終わりの端子であ
り、スイッチ素子3と接続されている。(3)は2次巻
線42の巻き始めの端子であり、出力整流用素子51の
アノード端子と接続されている。(4)は2次巻線42
の巻き終わりの端子であり、負荷91のマイナス端子と
接続されている。なお、各波形の左側の電圧信号Vの添
え字は図1と同一であり、その場所の電位を示してい
る。ただし、直流入力電源1のマイナス端子の電位と負
荷91のマイナス端子の電位は等しく、0電位としてい
る。センタータップ44の電位は1/2・Vinで固定
されている。ここで、2次巻線端子(4)の電位は0で
固定されている。その結果、スイッチング動作が行われ
ても、P1−S1間の電位差はVin/2で変化しな
い。従って、従来の巻線構造では、P1−S1間の寄生
容量によりリセット時間が延びていたが、本実施例の巻
線構造ではトランス4の1次・2次巻線間のP1−S1
間の寄生容量はトランス4のリセット時間(Tr)に関
与せず、リセット時間(Tr)を短縮できる。そこで、
本実施例によれば、コンバータのスイッチング周波数を
従来に比べ高周波化することが可能となり、トランスや
チョークコイルを小形化でき、電源を小形化することが
できる。
【0017】図3は本発明の請求項3記載の発明の第1
の実施例を示す回路構成図であって、トランスの2次巻
線が2つ有り、2次側回路が2つ設けられている点が図
11の従来例および上記実施例とは異なっている。図に
おいて、1は直流入力電源、2は第1のスイッチ素子、
3は第2のスイッチ素子、4はトランス、51は第1の
出力整流用素子、52は第2の出力整流用素子、61は
第1の出力フライホイール用素子、62は第2の出力フ
ライホイール用素子、71は第1の出力平滑用チョーク
コイル、72は第2の出力平滑用チョークコイル、81
は第1の出力平滑用コンデンサ、82は第2の出力平滑
用コンデンサ、91は第1の負荷、92は第2の負荷で
あり、10は第1のスイッチ素子2の駆動回路、11は
第2のスイッチ素子3の駆動回路、41はトランス4の
センタータップを有する1次巻線、42はトランス4の
第1の2次巻線、43はトランス4の第2の2次巻線、
44はトランス4の1次巻線41のセンタータップ、1
2は第1のスイッチ素子2と第2のスイッチ素子3を駆
動するための信号源、13,14はセンタータップ44
と一端が接続され他端が直流入力電源1の両端に接続さ
れているコンデンサである。
【0018】本実施例では、図11の回路に加えて、ト
ランス4の第2の2次巻線43の巻き始め(5)を第2
の出力フライホイール用素子62のカソードと第2の出
力平滑用コンデンサ82の一端と第2の負荷92のマイ
ナス端子に接続し、2次巻線43の巻き終わり(6)
を、第2の出力整流用素子52のカソードを介してその
整流用素子52のアノード52のアノードと第2の出力
フライホイール用素子62のアノードと第2の出力平滑
用チョークコイル72の一端に接続し、そのチョークコ
イル72の他端を第2の出力平滑用コンデンサ82の他
端と第2の負荷92のプラス端子に接続している。ここ
で、第1の出力整流用素子51と第2の出力整流用素子
52および第1の出力フライホイール用素子61と第2
の出力フライホイール素子62はアノードとカソードの
接続がそれぞれ逆方向となっている。
【0019】図4は図3の回路構成に適合する巻数比
2:1のトランスの巻線配置例を示す図であり、1次巻
線(P1,P2はその導体)と2次巻線(S1,S2は
その導体)は等しい巻幅に均等に各々1層で巻かれてい
る点が図12と異なり、他は同一であって、各種記号は
図3および図4と同じである。即ち、本実施例では、ト
ランス4の巻線配置に関し、出力平滑用コンデンサ8
1,82に接続されたそれぞれの2次巻線の端子
(4),(5)をトランス4の1次巻線のセンタータッ
プ44に隣接して配置し、1次巻線と2次巻線の電位変
化が同一となる方向に第1の2次巻線(S1)を巻回数
ごとに常に1次巻線(P1)の上層に隣接するように巻
き、第2の2次巻線(S2)を巻回数ごとに常に1次巻
線(P2)の上層に隣接するように巻いている。
【0020】図5は図4のトランス構造を図3の回路に
適用した場合のトランス4の各端子の電位と各巻線間の
電位差の変化を示した図である。(1)は1次巻線41
の巻き始めの端子であり、スイッチ素子2と接続されて
いる。(2)は1次巻線41の巻き終わりの端子であ
り、スイッチ素子3と接続されている。(3)は2次巻
線42の巻き始めの端子であり、出力整流用素子51の
アノード端子と接続されている。(4)は2次巻線42
の巻き終わりの端子であり、負荷91のマイナス端子と
接続されている。(5)は2次巻線43の巻き始めの端
子であり、負荷92のプラス端子と接続されている。
(6)は2次巻線43の巻き終わりの端子であり、出力
整流用素子52のカソード端子と接続されている。な
お、各波形の左側の電圧記号Vの添え字は図4と同一で
あり、その場所の電位を示している。ただし、直流入力
電源1のマイナス端子の電位と負荷91,92のマイナ
ス端子の電位は等しく、0電位とし、図中においてVo
utは出力電圧を示している。センタータップ44の電
位は1/2・Vinで固定されている。ここで、2次巻
線端子(4)の電位は0で、2次巻線端子(5)の電位
はVoutで固定されている。その結果、スイッチング
動作が行われても、P1−S1間の電位差はVin/2
で、S1−P2間の電位差はVin/2−Voutで変
化しない。従って、従来の巻線構造では、P1−S1間
の寄生容量によりリセット時間が延びていたが、本発明
の巻線構造ではトランス4の1次・2次巻線間のP1−
S1間の寄生容量はトランス4のリセット時間(Tr)
に関与せず、リセット時間(Tr)を短縮できる。な
お、いうまでもなく、従来構造と同様他の巻線間の寄生
容量はリセット時間に影響しない。そこで、本実施例に
よれば、コンバータのスイッチング周波数を従来に比べ
高周波化することが可能となり、トランスやチョークコ
イルを小形化でき、電源を小形化することができる。
【0021】図6は本発明の請求項3に示す発明の第2
の実施例の回路構成図であって、図3における2次巻線
の出力を並列に接続して1つの負荷91に接続している
点が図3の実施例と異なっている。各種記号は図3と同
じであり、トランス4の巻線構造も図4に示したものと
同じである。本実施例でも図3の実施例と同様に1次・
2次巻線間の寄生容量はトランス4のリセット時間に関
与せず、リセット時間を短縮できる。さらに、2次側回
路出力を並列にした場合、2次巻線に負荷電流が均等に
流れるので、1次巻線と2次巻線に流れる電流が互いの
磁束を打ち消すように流れるため、近接効果や表皮効果
が減少でき、交流抵抗の増加があまりなく、高効率なト
ランスを実現できる。
【0022】図7は請求項4に示す発明の第1の実施例
であって、図3,図6の回路構成に適合する巻数比2:
1のトランスの巻線配置例を示す図である。本実施例で
は、同一層に1次巻線(P1)と2次巻線が交互に巻か
れている点が、図6の回路構成に用いるトランスの巻線
配置と異なっている。ここで、各種記号および接続は図
6と同じである。即ち、出力平滑用コンデンサ81,8
2に接続されている2次巻線(S1,S2)の各端子
(4),(5)が1次巻線のセンタータップ44に隣接
して配置され、1次巻線と2次巻線の電位変化が同一に
なる方向に1次巻線(P1)と2次巻線(S1)が交互
に配置され、同じくもう1つの1次巻線(P2)と2次
巻線(S2)が交互に配置されている。このため、本実
施例も、図3の実施例と同様に1次・2次巻線間の寄生
容量がトランス4のリセット時間に関与せず、リセット
時間を短縮できる。さらに、図7において、2次巻線
(S2,図6における43)およびその2次側回路の整
流平滑回路を除いた回路構成は請求項2に示す発明の実
施例に対応するものであり、図1で示したものと同じ効
果が得られる。
【0023】以下に、本発明の実施例の拡張例を述べ
る。以上の実施例では、1次巻線のセンタータップ電位
が直流入力電源電圧の1/2に固定され、かつ1出力も
しくは2出力のトランスを用いた2石フォワードコンバ
ータを例に挙げて述べたが、2出力以上の巻線を設ける
場合、電位が固定された端子を隣接し、かつ隣接させた
端子の巻線の巻く位置を巻回数ごとに隣接するように配
置することにより、2出力以上でも同様な効果が得られ
る。
【0024】図8は図3の回路構成において、巻数比が
2:1と異なり、トランスの1次巻線のセンタータップ
以外のタップ45の電位が固定されている場合のトラン
スの巻線配置例を示した図であり、巻回数ごとに1次巻
線と2次巻線とが上下に位置するように配置し、1次巻
線と2次巻線とを均等に配置していない点が図4と異な
る。ここで、各種記号は図4と同じである。また、1次
巻線(P1)の巻回数をNP1、1次巻線(P2)の巻
回数をNP2、入力電圧をEinとした場合、トランス
4の1次巻線41のタップ45の電位はNP2/(NP
1+NP2)×Einに固定している。1ターン当たり
の発生電圧は1次巻線,2次巻線とも等しいので、1次
巻線と2次巻線を各巻回数ごとに隣接して上下層に配置
していることから、相対する1次巻線と2次巻線の電位
変化は同じにすることができる。その結果、本発明の巻
線構造では、トランス4の1次・2次巻線間の寄生容量
はトランス4のリセット時間に関与せず、リセット時間
を短縮できる。
【0025】図9は3出力のトランスを用いた場合の実
施例であって、53は出力整流用素子は第3の出力整流
用素子、63は第3の出力フライホイール用素子、73
は第3の出力平滑用チョークコイル、83は第3の出力
平滑用コンデンサ、93は第3の負荷、46はトランス
4の第3の2次巻線である。これ以外の各種記号および
接続は図3と同一である。
【0026】図10は図9の回路構成に適合する巻数
2:1のトランスの巻線配置例を示す図であり、第3の
2次巻線46が第2の2次巻線43の上層に配置され、
かつ第3の2次巻線46に2次巻線43に接続された整
流平滑回路と同じ接続の整流平滑回路が接続されている
点が図4とは異なる。ここで、各種信号は図9と同じで
あり、S3はトランス4の2次巻線46の導体である。
図10に示すような巻線配置および回路構成とすること
により、1次巻線41(P2)と2次巻線43(S2)
と2次巻線46(S3)の電位変化を同じにすることが
できる。その結果、本発明の巻線構造ではトランス4の
1次・2次巻線間の寄生容量はトランス4のリセット時
間に関与せず、リセット時間を短縮できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の2石フォ
ワードコンバータはスイッチング動作が行われても、相
対する巻線の電位が等しく変化し、電位差が変化しない
ような巻線配置、2次側回路構成とすることにより、ト
ランスの1次・2次巻線間容量がトランスのリセットに
関与しなくできる。また、2石フォワードコンバータで
実現することにより、1石フォワードコンバータに比べ
低耐圧のスイッチが使用できることから、安価な素子が
使用でき、さらにトランスのリセット時間に寄与するス
イッチの出力容量が少ない素子が使用できる。その結
果、より一層トランスのリセット時間を短縮でき、スイ
ッチング周波数を高周波化できることから、トランスや
チョークコイルを小形化し、電源を小形化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1記載の発明の一実施例を示す
2石フォワードコンバータ用のトランスの巻線配置例を
示す図
【図2】上記請求項1記載の発明の実施例の動作を説明
するための動作波形図
【図3】本発明の請求項3記載の発明の第1の実施例を
示す2フォワードコンバータの回路構成図
【図4】上記請求項3記載の発明の第1の実施例の2石
フォワードコンバータ用のトランスの巻線配置例を示す
【図5】上記請求項3記載の発明の第1の実施例の動作
を説明するための動作波形図
【図6】本発明の請求項3記載の発明の第2の実施例の
2石フォワードコンバータの回路構成図
【図7】上記請求項4記載の発明の実施例の2石フォワ
ードコンバータ用のトランスの巻線配置例を示す図
【図8】本発明の実施例の拡張例の2石フォワードコン
バータ用のトランスの巻線配置例を示す図
【図9】本発明の実施例の別な拡張例を示す2石フォワ
ードコンバータの回路構成図
【図10】図9の実施例の拡張例による2石フォワード
コンバータ用のトランスの巻線配置例を示す図
【図11】従来の2石フォワードコンバータの回路構成
【図12】巻数比が1:1の従来の2石フォワードコン
バータ用のトランスの巻線配置例を示す図
【図13】従来の2石フォワードコンバータの動作を説
明するための動作波形図
【符号の説明】
1…直流入力電源 2,3…スイッチ素子 4…トランス 10,11…駆動回路 12…信号源 13,14…コンデンサ 41…1次巻線 42,43,46…2次巻線 44…センタータップ 45…タップ 51,52,53…出力整流用素子 61,62,63…出力フライホイール用素子 71,72,73…出力平滑用チョークコイル 81,82,83…出力平滑用コンデンサ 91,92,93…負荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのスイッチ素子、トランス、出力整
    流用素子と出力フライホイール用素子と出力平滑用チョ
    ークコイルと出力平滑用コンデンサで構成される整流平
    滑回路から成り、該トランスの1次巻線に設けたタップ
    の電位が入力電源電圧をそのタップにより分割された1
    次巻線の巻回数の比率で分割した電位で固定されている
    2石フォワードコンバータにおいて、 前記整流平滑回路に関し、前記トランスの2次巻線に前
    記した出力整流用素子と出力平滑用チョークコイルと出
    力平滑用コンデンサの直列回路を接続し、前記出力フラ
    イホイール用素子を該出力整流素子と該出力平滑用チョ
    ークコイルの接続点および該2次巻線と該出力平滑用コ
    ンデンサの接続点との間に接続するよう構成し、該トラ
    ンスの巻線配置に関し、該出力平滑用コンデンサに接続
    されている該2次巻線の端子を該トランスの1次巻線の
    タップに隣接して配置し、該1次巻線と該2次巻線の電
    位変化が同一となる方向に該1次巻線と該2次巻線を巻
    回数ごとに常に上層または下層に隣接するように巻いた
    ことを特徴とする2石フォワードコンバータ。
  2. 【請求項2】 2つのスイッチ素子、トランス、出力整
    流用素子と出力フライホイール用素子と出力平滑用チョ
    ークコイルと出力平滑用コンデンサで構成される整流平
    滑回路から成り、該トランスの1次巻線に設けたタップ
    の電位が入力電源電圧をそのタップにより分割された1
    次巻線の巻回数の比率で分割した電位で固定されている
    2石フォワードコンバータにおいて、 前記整流平滑回路に関し、前記トランスの2次巻線に前
    記した出力整流用素子と出力平滑用チョークコイルと出
    力平滑用コンデンサの直列回路を接続し、前記出力フラ
    イホイール用素子を該出力整流素子と該出力平滑用チョ
    ークコイルの接続点および該2次巻線と該出力平滑用コ
    ンデンサの接続点との間に接続するよう構成し、該トラ
    ンスの巻線配置に関し、該出力平滑用コンデンサに接続
    されている該2次巻線の端子を該トランスの1次巻線の
    タップに隣接して配置し、該1次巻線と該2次巻線の電
    位変化が同一となる方向に該1次巻線と該2次巻線を巻
    回数ごとに常に同一層に隣接するように巻いたことを特
    徴とする2石フォワードコンバータ。
  3. 【請求項3】 2つのスイッチ素子、少なくとも2つの
    2次巻線を有するトランス、該2次巻線ごとに設けられ
    出力整流用素子と出力フライホイール用素子と出力平滑
    用チョークコイルと出力平滑用コンデンサで構成される
    第1および第2の整流平滑回路から成り、該トランスの
    1次巻線に設けたタップの電位が入力電源電圧をそのタ
    ップにより分割した1次巻線の巻回数の比率で分割した
    電位で固定されている2石フォワードコンバータにおい
    て、 前記第1の整流平滑回路に関し、前記トランスの第1の
    2次巻線に第1の出力整流用素子と第1の出力平滑用チ
    ョークコイルと第1の出力平滑用コンデンサの直列回路
    を接続し、第1の出力フライホイール用素子を該第1の
    出力整流用素子と該第1の出力平滑用チョークコイルの
    接続点および該第1の2次巻線と該第1の該出力平滑用
    コンデンサの接続点との間に接続するよう構成し、前記
    第2の整流平滑回路に関し、該トランスの第2の2次巻
    線に第2の出力整流用素子と第2の出力平滑用チョーク
    コイルと第2の出力平滑用コンデンサの直列回路を接続
    し、第2の出力フライホイール用素子を該第2の出力整
    流用素子と該第2の出力平滑用チョークコイルの接続点
    および該第2の2次巻線と該第2の出力平滑用コンデン
    サの接続点との間に接続するよう構成するとともに、該
    第1の出力整流用素子と該第2の出力整流用素子および
    該第1の出力フライホイール用素子と該第2の出力フラ
    イホイール素子は接続をそれぞれ逆方向とし、該トラン
    スの巻線配置に関し、該出力平滑用コンデンサに接続さ
    れたそれぞれの該2次巻線の端子を該トランスの1次巻
    線のタップに隣接して配置し、該1次巻線と該2次巻線
    の電位変化が同一となる方向に該1次巻線とそれぞれの
    該2次巻線を巻回数ごとに常に上層または下層に隣接す
    るように巻いたことを特徴とする2石フォワードコンバ
    ータ。
  4. 【請求項4】 2つのスイッチ素子、少なくとも2つの
    2次巻線を有するトランス、該2次巻線ごとに設けられ
    出力整流用素子と出力フライホイール用素子と出力平滑
    用チョークコイルと出力平滑用コンデンサで構成される
    第1および第2の整流平滑回路から成り、該トランスの
    1次巻線に設けたタップの電位が入力電源電圧をそのタ
    ップにより分割した1次巻線の巻回数の比率で分割した
    電位で固定されている2石フォワードコンバータにおい
    て、 前記第1の整流平滑回路に関し、前記トランスの第1の
    2次巻線に第1の出力整流用素子と第1の出力平滑用チ
    ョークコイルと第1の出力平滑用コンデンサの直列回路
    を接続し、第1の出力フライホイール用素子を該第1の
    出力整流用素子と該第1の出力平滑用チョークコイルの
    接続点および該第1の2次巻線と該第1の該出力平滑用
    コンデンサの接続点との間に接続するよう構成し、前記
    第2の整流平滑回路に関し、該トランスの第2の2次巻
    線に第2の出力整流用素子と第2の出力平滑用チョーク
    コイルと第2の出力平滑用コンデンサの直列回路を接続
    し、第2の出力フライホイール用素子を該第2の出力整
    流用素子と該第2の出力平滑用チョークコイルの接続点
    および該第2の2次巻線と該第2の出力平滑用コンデン
    サの接続点との間に接続するよう構成するとともに、該
    第1の出力整流用素子と該第2の出力整流用素子および
    該第1の出力フライホイール用素子と該第2の出力フラ
    イホイール素子は接続をそれぞれ逆方向とし、該トラン
    スの巻線配置に関し、該出力平滑用コンデンサに接続さ
    れたそれぞれの該2次巻線の端子を該トランスの1次巻
    線のタップに隣接して配置し、該1次巻線と該2次巻線
    の電位変化が同一となる方向に該1次巻線とそれぞれの
    該2次巻線を巻回数ごとに同一層に隣接するように巻い
    たことを特徴とする2石フォワードコンバータ。
JP18483092A 1992-07-13 1992-07-13 2石フォワードコンバータ Pending JPH0638523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18483092A JPH0638523A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 2石フォワードコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18483092A JPH0638523A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 2石フォワードコンバータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0638523A true JPH0638523A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16160052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18483092A Pending JPH0638523A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 2石フォワードコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638523A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287115A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Mitsubishi Electric Corp Dc−dcコンバータおよび放電灯点灯装置
US7199569B1 (en) 2005-09-30 2007-04-03 Tdk Corporation Switching power supply unit
EP2475087A1 (en) * 2011-01-11 2012-07-11 Osram AG Power supply device, for example for light sources
JPWO2021149157A1 (ja) * 2020-01-21 2021-07-29

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287115A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Mitsubishi Electric Corp Dc−dcコンバータおよび放電灯点灯装置
US7199569B1 (en) 2005-09-30 2007-04-03 Tdk Corporation Switching power supply unit
EP2475087A1 (en) * 2011-01-11 2012-07-11 Osram AG Power supply device, for example for light sources
US8901839B2 (en) 2011-01-11 2014-12-02 Osram Ag Two-switch flyback power supply device
JPWO2021149157A1 (ja) * 2020-01-21 2021-07-29
WO2021149157A1 (ja) * 2020-01-21 2021-07-29 三菱電機株式会社 電力変換装置および冷凍サイクル適用機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7697306B2 (en) DC/DC converter
JP3656865B2 (ja) コンバータ
US11121633B2 (en) Low common mode noise transformers and switch-mode DC-DC power converters
US8072305B2 (en) DC/DC converter
JP4482765B2 (ja) スイッチング電源装置
EP1760867B1 (en) Switching power supply unit
US7808355B2 (en) Combined type transformer and buck-boost circuit using the same
US7209024B2 (en) Filter circuit and power supply unit
US7239530B1 (en) Apparatus for isolated switching power supply with coupled output inductors
US6917527B2 (en) Switching power supply
US7289338B2 (en) Input to output isolated DC-DC converter
US10992217B2 (en) Insulated power source and power conversion device
US20060220777A1 (en) Magnetic element and power supply
JP2007281224A (ja) トランス
JP4157545B2 (ja) 変圧素子、電圧変換装置およびコイル
TWI747508B (zh) 平板繞組變壓器
JP4343891B2 (ja) コイル、トランスおよびスイッチング電源
JP2019146359A (ja) スイッチング電源装置
KR20190025196A (ko) 절연형 dc-dc 컨버터 및 그 구동방법
JPH0638523A (ja) 2石フォワードコンバータ
JPH0686550A (ja) 2石フォワードコンバータ
JP3100526B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2002325449A (ja) トランス回路及び電力変換回路
JPH01157274A (ja) プッシュプル昇降圧dc−dcコンバータ
JPH07327366A (ja) 電源装置