JPH06383Y2 - ネクタイ販売用函 - Google Patents
ネクタイ販売用函Info
- Publication number
- JPH06383Y2 JPH06383Y2 JP15350188U JP15350188U JPH06383Y2 JP H06383 Y2 JPH06383 Y2 JP H06383Y2 JP 15350188 U JP15350188 U JP 15350188U JP 15350188 U JP15350188 U JP 15350188U JP H06383 Y2 JPH06383 Y2 JP H06383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- tie
- sheet
- piece
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案品は、デパート等の小売業者がネクタイの販売時
に、陳列したり、顧客に渡したり、又保管や輸送したり
等する場合に用いられるネクタイ販売用函に関するもの
である。
に、陳列したり、顧客に渡したり、又保管や輸送したり
等する場合に用いられるネクタイ販売用函に関するもの
である。
従来この種のものとしては、出願人会社所有の実開昭57
-157227号公報ハンガー付携帯袋）が知られている。又
この考案品は未だ周知状態にはしていないが、出願人会
社が先に出願した実願昭63-104092号の一環として開発
されたものである。
-157227号公報ハンガー付携帯袋）が知られている。又
この考案品は未だ周知状態にはしていないが、出願人会
社が先に出願した実願昭63-104092号の一環として開発
されたものである。
前記従来のものにおいては、旋回片1415及び口字片９を
折目1011及び８を介して折曲したり、円弧状底片192021
を円弧状折目161718を介して折曲したりするのに手数を
要し、それだけコスト高となり、更には本体４に対する
翼片56の折曲にも手数を要するのみならず、多分の材料
を要することとなり、この点よりしてもコスト安は望み
得なかったものである。
折目1011及び８を介して折曲したり、円弧状底片192021
を円弧状折目161718を介して折曲したりするのに手数を
要し、それだけコスト高となり、更には本体４に対する
翼片56の折曲にも手数を要するのみならず、多分の材料
を要することとなり、この点よりしてもコスト安は望み
得なかったものである。
本考案は表裏反転可能な表シートと裏シート及び底部シ
ートより成り、その裏シートの左右に側板を介して腹板
を連接し、表シートの上下方向における略中央部におけ
る左右に、先部差込部と元部差込部より成る側部差込片
を連接し、又裏シートと側板の境界部と、側板と腹板の
境界部とに側部差込用係止溝を穿ち、更に裏シートに連
接する上板部にネクタイ掛吊板を折曲可能に設けて成
り、表シート及び裏シート並びに底部シートの内面が表
面となるよう折返し、ネクタイ掛吊板にネクタイを掛吊
し、又側部差込片を前記の両側部差込用係止溝に差込ん
で販売状態とし、次に前記の各シートを反対に折返し側
部差込片を両側部差込用係止溝に差込んで顧客に渡した
り、保管や輸送したり等なすものである。
ートより成り、その裏シートの左右に側板を介して腹板
を連接し、表シートの上下方向における略中央部におけ
る左右に、先部差込部と元部差込部より成る側部差込片
を連接し、又裏シートと側板の境界部と、側板と腹板の
境界部とに側部差込用係止溝を穿ち、更に裏シートに連
接する上板部にネクタイ掛吊板を折曲可能に設けて成
り、表シート及び裏シート並びに底部シートの内面が表
面となるよう折返し、ネクタイ掛吊板にネクタイを掛吊
し、又側部差込片を前記の両側部差込用係止溝に差込ん
で販売状態とし、次に前記の各シートを反対に折返し側
部差込片を両側部差込用係止溝に差込んで顧客に渡した
り、保管や輸送したり等なすものである。
第１〜図は顧客に渡したり、保管や輸送したり等する場
合を示し、第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は
裏面図、第４〜６図はフック等に掛吊したり、棚等上に
並べたり等して陳列する場合を示し、第４図は正面図、
第５図は側面図、第６図は裏面図、第７図は函体を展開
して内側から見た場合の展開図で、１は表シート、２は
裏シート、３は底部シートが示されている。
合を示し、第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は
裏面図、第４〜６図はフック等に掛吊したり、棚等上に
並べたり等して陳列する場合を示し、第４図は正面図、
第５図は側面図、第６図は裏面図、第７図は函体を展開
して内側から見た場合の展開図で、１は表シート、２は
裏シート、３は底部シートが示されている。
表シート、裏シート２及び底部シート３は、所望の厚
紙、例えば0.5〜1.0mm程度厚のものが用いられ、この所
望個所にメーカー名、販売店名や模様等が施されてい
る。
紙、例えば0.5〜1.0mm程度厚のものが用いられ、この所
望個所にメーカー名、販売店名や模様等が施されてい
る。
表シート１及び裏シート２は、底部シート３との境界部
に施された折り目S1を介して表裏反転可能に構成されて
いる。表シート１の上部には折り目S2を介して上部シー
ト４が設けられると共に、該上部シート４に折り目S3を
介して裏当片５が設けられ、該裏当片５に上部差込片51
が設けられ、この上部差込片51が裏シートに穿れた係止
溝21に差込み係止されるようになっている。更に表シー
ト１の上下方向における略中央部の左右には折り目S4を
介して側部差込片11が設けられている。又この側部差込
片11は図面、特に第７図で判るように折り目S5を介して
の先部差込部11aと元部差込部11bとにより形成されてい
る。
に施された折り目S1を介して表裏反転可能に構成されて
いる。表シート１の上部には折り目S2を介して上部シー
ト４が設けられると共に、該上部シート４に折り目S3を
介して裏当片５が設けられ、該裏当片５に上部差込片51
が設けられ、この上部差込片51が裏シートに穿れた係止
溝21に差込み係止されるようになっている。更に表シー
ト１の上下方向における略中央部の左右には折り目S4を
介して側部差込片11が設けられている。又この側部差込
片11は図面、特に第７図で判るように折り目S5を介して
の先部差込部11aと元部差込部11bとにより形成されてい
る。
裏シート２の上部には折り目S6を介して上板部22が設け
られると共に、該上板部22に折り目S7を介してネクタイ
掛吊板23が設けられている。又ネクタイ掛吊板23には掛
吊口23aと倒八の字状切込み23bが設けられている。更に
又、表シート１及び裏シート２とネクタイ掛吊板23の上
部近くには、フック等への掛吊孔12及び24並びに23cが
合致するように穿れている。
られると共に、該上板部22に折り目S7を介してネクタイ
掛吊板23が設けられている。又ネクタイ掛吊板23には掛
吊口23aと倒八の字状切込み23bが設けられている。更に
又、表シート１及び裏シート２とネクタイ掛吊板23の上
部近くには、フック等への掛吊孔12及び24並びに23cが
合致するように穿れている。
裏シート２の左右には折り目S8を介して側板25が設けら
れると共に、該側板25に折り目S9を介して腹板26が設け
られている。又前記裏シート２と側板25の境界部なる折
り目S8と、側板25と腹板26との境界部なる折り目S9とに
は、側部差込片用係止溝S81とS91とが設けられている。
れると共に、該側板25に折り目S9を介して腹板26が設け
られている。又前記裏シート２と側板25の境界部なる折
り目S8と、側板25と腹板26との境界部なる折り目S9とに
は、側部差込片用係止溝S81とS91とが設けられている。
なお、ＥＳは無端又は有端の伸縮性紐、ＯＮはリボンや
造花等の装飾片が示されている。
造花等の装飾片が示されている。
叙上の構成において、先づネクタイを陳列する場合につ
いて説明すれば、第４〜６図のごとく裏シート２の内面
が表面となるように表シート１を底部シート３を介して
背方向へ折返し、側部差込片11を係止溝S81を介して側
板25と腹板26境界部なる折り目S9の係止溝S91に差込
み、次いで側部差込片11の先部差込部11aを側板25の折
り目S5を介して折返して添着する。（注、場合により11
aのみを係止溝S91に差込むこともある。）次にネクタイ
掛吊板23の掛吊口23aに、適当に折畳んだネクタイを差
込むと共に倒八の字状切込み23bを利用して、恰かもネ
クタイが首部で結ばれた状態になし、又上部シート４と
裏当片５及び上部差込片51を直立させた状態になし、又
上部シート４と裏当片５及び上部差込片51を直立させた
状態において、表シート１裏シート２及びネクタイ掛吊
板23の掛吊孔122423cを利用してフック等に掛吊した
り、或は台板か棚上等に並べて陳列するものである。
いて説明すれば、第４〜６図のごとく裏シート２の内面
が表面となるように表シート１を底部シート３を介して
背方向へ折返し、側部差込片11を係止溝S81を介して側
板25と腹板26境界部なる折り目S9の係止溝S91に差込
み、次いで側部差込片11の先部差込部11aを側板25の折
り目S5を介して折返して添着する。（注、場合により11
aのみを係止溝S91に差込むこともある。）次にネクタイ
掛吊板23の掛吊口23aに、適当に折畳んだネクタイを差
込むと共に倒八の字状切込み23bを利用して、恰かもネ
クタイが首部で結ばれた状態になし、又上部シート４と
裏当片５及び上部差込片51を直立させた状態になし、又
上部シート４と裏当片５及び上部差込片51を直立させた
状態において、表シート１裏シート２及びネクタイ掛吊
板23の掛吊孔122423cを利用してフック等に掛吊した
り、或は台板か棚上等に並べて陳列するものである。
次に顧客に渡したり、又保管や輸送したり等する場合に
ついて説明すれば、前記のごとくしてなしたネクタイが
内臓された状態になるように、先づ底部シート３を介し
て表シート１と裏シート２の表面が文字通り表面となる
ように折返すと共に、表シート１の側部差込片11を側板
25と腹板26の境界部なる側部差込用係止溝S91を介し
て、側板25と裏シート２の境界部なる側部差込用係止溝
S81に挿入し、側部差込片11の先部差込部11aを裏シート
２面に折り目S5を介して折曲添着する。次いで表シート
１に連接する裏当片５の上部差込片51を裏シート２の係
止溝21に挿入係止する。かくした状態において、無端又
は有端の伸縮性紐ＥＳの所望個所にリボンや造花等の装
飾片ＯＮを取付けてしてなすものである。
ついて説明すれば、前記のごとくしてなしたネクタイが
内臓された状態になるように、先づ底部シート３を介し
て表シート１と裏シート２の表面が文字通り表面となる
ように折返すと共に、表シート１の側部差込片11を側板
25と腹板26の境界部なる側部差込用係止溝S91を介し
て、側板25と裏シート２の境界部なる側部差込用係止溝
S81に挿入し、側部差込片11の先部差込部11aを裏シート
２面に折り目S5を介して折曲添着する。次いで表シート
１に連接する裏当片５の上部差込片51を裏シート２の係
止溝21に挿入係止する。かくした状態において、無端又
は有端の伸縮性紐ＥＳの所望個所にリボンや造花等の装
飾片ＯＮを取付けてしてなすものである。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は
これに限定されず、次のごとく設計変更することもあ
る。
これに限定されず、次のごとく設計変更することもあ
る。
(I)ネクタイ掛吊板23の倒八の字状切込み23bを設けない
こともある。
こともある。
(II)伸縮性紐ＥＳの使用態様は図示以外に適当に変更出
来、又これを用いないこともある。
来、又これを用いないこともある。
(III)伸縮性紐ＥＳのリボンや造花等の装飾片ＯＮに代
えてメッセージカードを付すこともある。
えてメッセージカードを付すこともある。
(IV)前記装飾片とメッセージカードの両者を付すことも
ある。
ある。
本考案は上記したように成るから、次のごとき効果を奏
し得る。
し得る。
(a)前記従来のもののように、折畳んで成形するのに手
数を要することなく、簡易迅速かつ美麗に成形し得る。
数を要することなく、簡易迅速かつ美麗に成形し得る。
(b)前記従来のもののごとく、円弧状底片を有しないこ
とよりしても、成形を簡易迅速に成し得る。
とよりしても、成形を簡易迅速に成し得る。
(c)前記従来のものに比し、使用材料の低減と製作の簡
易を得られ、従ってコスト安に得られる。
易を得られ、従ってコスト安に得られる。
(d)側板及び該側板と連接する腹板を有することと、先
部差込部と元部差込部より成る側部差込片並びに該側部
差込片用の、側部差込用係止溝を裏シートと側板の境界
部及び側板と腹板の境界部に有することよりして、陳列
時及び保管時等の函状態を強固に構成し得る。
部差込部と元部差込部より成る側部差込片並びに該側部
差込片用の、側部差込用係止溝を裏シートと側板の境界
部及び側板と腹板の境界部に有することよりして、陳列
時及び保管時等の函状態を強固に構成し得る。
【図面の簡単な説明】 第１〜図は顧客に渡したり、保管や輸送したり等する場
合を示し、第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は
裏面図、第４〜６図はフック等に掛吊したり、棚等上に
並べたり等して陳列する場合を示し、第４図は正面図、
第５図は側面図、第６図は裏面図、第７図は函体を展開
して内側から見た場合の展開図である。 １…表シート、11…側部差込片、11a…先部差込部、11b
…元部差込部、12…掛吊孔、２…裏シート、21……係止
溝、22…上板部、23…ネクタイ掛吊板、23a…掛吊口、2
3b…倒八の字状切込み、23c…掛吊孔、24…掛吊孔、25
…側板、26…腹板、３…底部シート、４…上部シート、
５…裏当片、51…上部差込片、S1〜S9…折り目、S81…
側部差込用係止溝、S91…側部差込用係止溝、ＥＳ…無
端又は有端の伸縮性紐、ＯＮ…リボンや造花等の装飾
片。
合を示し、第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は
裏面図、第４〜６図はフック等に掛吊したり、棚等上に
並べたり等して陳列する場合を示し、第４図は正面図、
第５図は側面図、第６図は裏面図、第７図は函体を展開
して内側から見た場合の展開図である。 １…表シート、11…側部差込片、11a…先部差込部、11b
…元部差込部、12…掛吊孔、２…裏シート、21……係止
溝、22…上板部、23…ネクタイ掛吊板、23a…掛吊口、2
3b…倒八の字状切込み、23c…掛吊孔、24…掛吊孔、25
…側板、26…腹板、３…底部シート、４…上部シート、
５…裏当片、51…上部差込片、S1〜S9…折り目、S81…
側部差込用係止溝、S91…側部差込用係止溝、ＥＳ…無
端又は有端の伸縮性紐、ＯＮ…リボンや造花等の装飾
片。
Claims (4)
- 【請求項１】表裏反転可能な表シートと裏シート及び底
部シートより成り、その裏シートの左右に側板を介して
腹板を連接し、表シートの上下方向における略中央部に
おける左右に、先部差込部と元部差込部より成る側部差
込片を連接し、又裏シートと側板の境界部と、側板と腹
板の境界部とに側部差込用係止溝を穿ち、更に裏シート
に連接する上板部にネクタイ掛吊板を折曲可能に設けて
成ることを特徴とするネクタイ販売用函。 - 【請求項２】ネクタイ掛吊板の掛吊口の下部に倒八の字
状切込みを設けて成る実用新案登録請求の範囲第１項記
載のネクタイ販売用函。 - 【請求項３】表シートの上部に、上板部から裏当片を介
して上部差込片用の係止溝を設けて成る実用新案登録請
求の範囲第１項記載のネクタイ販売用函。 - 【請求項４】表シート及び裏シートの上部並びにネクタ
イ掛吊板に、フック等への掛吊孔を合致して穿って成る
実用新案登録請求の範囲第１項記載のネクタイ販売用
函。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15350188U JPH06383Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ネクタイ販売用函 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15350188U JPH06383Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ネクタイ販売用函 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0279283U JPH0279283U (ja) | 1990-06-19 |
| JPH06383Y2 true JPH06383Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31429398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15350188U Expired - Lifetime JPH06383Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | ネクタイ販売用函 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06383Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP15350188U patent/JPH06383Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0279283U (ja) | 1990-06-19 |
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