JPH0638350A - ケーブルハンガーの受具取付装置 - Google Patents
ケーブルハンガーの受具取付装置Info
- Publication number
- JPH0638350A JPH0638350A JP21552292A JP21552292A JPH0638350A JP H0638350 A JPH0638350 A JP H0638350A JP 21552292 A JP21552292 A JP 21552292A JP 21552292 A JP21552292 A JP 21552292A JP H0638350 A JPH0638350 A JP H0638350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable hanger
- receiver
- cable
- receivers
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼撚線を電柱間に吊架した後にケーブルを所
定間隔で保持させるための剛性線材に対して半硬質合成
樹脂製受具を自動的に取付できるようにしたケーブルハ
ンガーの受具取付装置に関する。 【構成】 表面が平面な帯片と該帯片の裏面中央に沿っ
て連続突出するケーブルハンガーの線径に相当する溝道
とその頂点の長手方向に沿い切開された切開部と該切開
部で開口する挟持片とを有する所定寸法の半硬質合成樹
脂製受具を受容してその姿勢で前方まで案内保持する案
内台と、該案内台に保持された姿勢で受具を前方にスラ
イド押動させるスライダーと、該案内台の先端部位に設
置した受具の表面側を凹に曲成させる湾曲形成台と、前
記ケーブルハンガーを引掛け支持するケーブルハンガー
引掛支持部と、該ケーブルハンガー引掛支持部からの浮
き上がりを阻止する押えクランプとから構成される。
定間隔で保持させるための剛性線材に対して半硬質合成
樹脂製受具を自動的に取付できるようにしたケーブルハ
ンガーの受具取付装置に関する。 【構成】 表面が平面な帯片と該帯片の裏面中央に沿っ
て連続突出するケーブルハンガーの線径に相当する溝道
とその頂点の長手方向に沿い切開された切開部と該切開
部で開口する挟持片とを有する所定寸法の半硬質合成樹
脂製受具を受容してその姿勢で前方まで案内保持する案
内台と、該案内台に保持された姿勢で受具を前方にスラ
イド押動させるスライダーと、該案内台の先端部位に設
置した受具の表面側を凹に曲成させる湾曲形成台と、前
記ケーブルハンガーを引掛け支持するケーブルハンガー
引掛支持部と、該ケーブルハンガー引掛支持部からの浮
き上がりを阻止する押えクランプとから構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、架空の通信ケーブルを
敷設する場合に於て、鋼撚線を電柱間に吊架した後にケ
ーブルを該鋼撚線に添えて架渉する際、該ケーブルを例
えば約５０cm間隔で保持させるための剛性線材に対し
て、特に該ケーブルが当たる線材腹部の上面の所定箇所
に絶縁と当りを和らげるための半硬質合成樹脂製受具を
自動的に取付できるようにしたケーブルハンガーの受具
取付装置に関するものである。
敷設する場合に於て、鋼撚線を電柱間に吊架した後にケ
ーブルを該鋼撚線に添えて架渉する際、該ケーブルを例
えば約５０cm間隔で保持させるための剛性線材に対し
て、特に該ケーブルが当たる線材腹部の上面の所定箇所
に絶縁と当りを和らげるための半硬質合成樹脂製受具を
自動的に取付できるようにしたケーブルハンガーの受具
取付装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図８に示す剛性線材のケーブルハ
ンガー５１に対して図９に示す半硬質合成樹脂製受具５
２を取り付ける場合、まず、合成樹脂を押出成形により
一定の断面、即ち、表面５３が平面な帯片５４と該帯片
５４の裏面中央に沿って連続に突出する溝道５５が形成
され、該溝道５５は前記ケーブルハンガー５１の線径に
相当しており、その頂点は長手方向に沿い切開された切
開部５６とすることにより復元力を有して開口する挟持
片５７、５７となっている連続帯体を所定の一定寸法に
切断した多数の受具５２を用意する。そして、該受具５
２の加工性と作業性を良くするために該受具５２を温水
に入れて適当に軟化するまで浸漬する。軟化した受具５
２を、その性質が失われないうちに手際よく、図１０に
示すように該ケーブルハンガー５１の大きく湾曲した腹
部５８に対してその外側から該切開部５６の一端縁を手
指の力で強く押し当てることにより該挟持片５７、５７
を両側に押し開きながら溝道５５内に腹部５８を収納し
て該受具５２全体をその腹部５８の形状に沿って嵌着す
る。その後に、図１１に示すように、受具５２を手で正
位置に反転させて取付作業が完了する。
ンガー５１に対して図９に示す半硬質合成樹脂製受具５
２を取り付ける場合、まず、合成樹脂を押出成形により
一定の断面、即ち、表面５３が平面な帯片５４と該帯片
５４の裏面中央に沿って連続に突出する溝道５５が形成
され、該溝道５５は前記ケーブルハンガー５１の線径に
相当しており、その頂点は長手方向に沿い切開された切
開部５６とすることにより復元力を有して開口する挟持
片５７、５７となっている連続帯体を所定の一定寸法に
切断した多数の受具５２を用意する。そして、該受具５
２の加工性と作業性を良くするために該受具５２を温水
に入れて適当に軟化するまで浸漬する。軟化した受具５
２を、その性質が失われないうちに手際よく、図１０に
示すように該ケーブルハンガー５１の大きく湾曲した腹
部５８に対してその外側から該切開部５６の一端縁を手
指の力で強く押し当てることにより該挟持片５７、５７
を両側に押し開きながら溝道５５内に腹部５８を収納し
て該受具５２全体をその腹部５８の形状に沿って嵌着す
る。その後に、図１１に示すように、受具５２を手で正
位置に反転させて取付作業が完了する。
【０００３】上記の如きケーブルハンガー腹部５８に半
硬質合成樹脂製受具５２を取り付ける従来の手段におい
ては、該受具５２を温水に漬け温めて軟化させる工程
と、該軟化させた受具５２をケーブルハンガー腹部５８
に手で押し当てて嵌着する工程と、該嵌着された受具５
２を正位置に反転させる工程とが必須不可欠の要件であ
る。
硬質合成樹脂製受具５２を取り付ける従来の手段におい
ては、該受具５２を温水に漬け温めて軟化させる工程
と、該軟化させた受具５２をケーブルハンガー腹部５８
に手で押し当てて嵌着する工程と、該嵌着された受具５
２を正位置に反転させる工程とが必須不可欠の要件であ
る。
【０００４】そのために、温水を準備し受具５２を軟化
させる時間と手間を要するだけでなく、ケーブルハンガ
ー腹部５８に受具５２を手指の力で嵌着し、しかもその
反転作業を要するために作業者の肉体的な疲労が避けら
れず、従って、作業量が制約される。
させる時間と手間を要するだけでなく、ケーブルハンガ
ー腹部５８に受具５２を手指の力で嵌着し、しかもその
反転作業を要するために作業者の肉体的な疲労が避けら
れず、従って、作業量が制約される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き従
来手作業によっていたケーブルハンガー腹部への半硬質
合成樹脂製受具の取付作業を自動化することによって、
該受具の軟化工程や嵌着後の反転工程を要することもな
く、該受具を直接的にケーブルハンガー腹部の正位置に
機械的に取り付けられるようにして作業の安全性と省力
化、並びに作業能率の飛躍的な向上を図ることのできる
ケーブルハンガーの受具取付装置を得ようとするもので
ある。
来手作業によっていたケーブルハンガー腹部への半硬質
合成樹脂製受具の取付作業を自動化することによって、
該受具の軟化工程や嵌着後の反転工程を要することもな
く、該受具を直接的にケーブルハンガー腹部の正位置に
機械的に取り付けられるようにして作業の安全性と省力
化、並びに作業能率の飛躍的な向上を図ることのできる
ケーブルハンガーの受具取付装置を得ようとするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き観点
に鑑みてなされたものであって、表面が平面な帯片と該
帯片の裏面中央に沿って連続突出するケーブルハンガー
の線径に相当する溝道とその頂点の長手方向に沿い切開
された切開部と該切開部で開口する挟持片とを有する所
定寸法の半硬質合成樹脂製受具を受容してその姿勢で前
方まで案内保持する案内台と、該案内台に保持された姿
勢で受具を前方にスライド押動させるスライダーと、該
案内台の先端部位に設置した受具の表面側を凹に曲成さ
せる湾曲形成台と、前記ケーブルハンガーを引掛け支持
するケーブルハンガー引掛支持部と、該ケーブルハンガ
ー引掛支持部からの浮き上がりを阻止する押えクランプ
とからなるケーブルハンガーの受具取付装置、及び、前
記半硬質合成樹脂製受具の多数個を収納して供給する供
給ホッパーと、該供給ホッパーから供給される受具を所
定の姿勢に整列させて供給する整列器と、該整列器によ
り所定の姿勢に整列された受具を受容してその姿勢で前
方まで案内保持する案内台と、該案内台に保持された姿
勢で受具を前方にスライド押動させるスライダーと、該
案内台の先端部位に設置した受具の表面側を凹に曲成さ
せる湾曲形成台と、ケーブルハンガーを引掛け支持する
ケーブルハンガー引掛支持部と、該ケーブルハンガー引
掛支持部からの浮き上がりを阻止する押えクランプと、
該スライダーを所定ストローク長さで往復させる電磁シ
リンダーのピストンと、該電磁シリンダーを駆動させる
制御装置とからなるケーブルハンガーの受具取付装置を
提供しようとするものである。
に鑑みてなされたものであって、表面が平面な帯片と該
帯片の裏面中央に沿って連続突出するケーブルハンガー
の線径に相当する溝道とその頂点の長手方向に沿い切開
された切開部と該切開部で開口する挟持片とを有する所
定寸法の半硬質合成樹脂製受具を受容してその姿勢で前
方まで案内保持する案内台と、該案内台に保持された姿
勢で受具を前方にスライド押動させるスライダーと、該
案内台の先端部位に設置した受具の表面側を凹に曲成さ
せる湾曲形成台と、前記ケーブルハンガーを引掛け支持
するケーブルハンガー引掛支持部と、該ケーブルハンガ
ー引掛支持部からの浮き上がりを阻止する押えクランプ
とからなるケーブルハンガーの受具取付装置、及び、前
記半硬質合成樹脂製受具の多数個を収納して供給する供
給ホッパーと、該供給ホッパーから供給される受具を所
定の姿勢に整列させて供給する整列器と、該整列器によ
り所定の姿勢に整列された受具を受容してその姿勢で前
方まで案内保持する案内台と、該案内台に保持された姿
勢で受具を前方にスライド押動させるスライダーと、該
案内台の先端部位に設置した受具の表面側を凹に曲成さ
せる湾曲形成台と、ケーブルハンガーを引掛け支持する
ケーブルハンガー引掛支持部と、該ケーブルハンガー引
掛支持部からの浮き上がりを阻止する押えクランプと、
該スライダーを所定ストローク長さで往復させる電磁シ
リンダーのピストンと、該電磁シリンダーを駆動させる
制御装置とからなるケーブルハンガーの受具取付装置を
提供しようとするものである。
【０００７】
【作用】次に、本発明の作用について説明する。供給ホ
ッパーには前述同様の所定寸法に切断された半硬質合成
樹脂製受具の多数個を収納しておく。該供給ホッパーか
らは適宜１つづつ受具を次に位置する整列器の中に送入
する。該整列器は方向性を有する受具を所定の姿勢に調
整しながら整列させる。該整列器により所定の姿勢に整
列された受具は案内台の当初位置に投下される。その投
下された受具はその表面である平面が案内台のスライド
面に接した姿勢で受容され、電磁シリンダーの往動する
ピストンにより押動されるスライダーによってそのまま
の姿勢で前方まで案内される。該受具が案内台の先端部
位の湾曲形成台まで押動されると、該受具の平面側の中
央が押されて凹に曲成され、従って、上面である裏面は
凸に湾曲する。それに伴って切開部が自然に開口して挟
持片が互いに外側に開いた状態に形成される。
ッパーには前述同様の所定寸法に切断された半硬質合成
樹脂製受具の多数個を収納しておく。該供給ホッパーか
らは適宜１つづつ受具を次に位置する整列器の中に送入
する。該整列器は方向性を有する受具を所定の姿勢に調
整しながら整列させる。該整列器により所定の姿勢に整
列された受具は案内台の当初位置に投下される。その投
下された受具はその表面である平面が案内台のスライド
面に接した姿勢で受容され、電磁シリンダーの往動する
ピストンにより押動されるスライダーによってそのまま
の姿勢で前方まで案内される。該受具が案内台の先端部
位の湾曲形成台まで押動されると、該受具の平面側の中
央が押されて凹に曲成され、従って、上面である裏面は
凸に湾曲する。それに伴って切開部が自然に開口して挟
持片が互いに外側に開いた状態に形成される。
【０００８】他方、予めその前方の案内台の先端部のケ
ーブルハンガー引掛支持部に引っかけ支持されているケ
ーブルハンガーの腹部の内側湾曲線は前記両挟持片の中
間である溝道の位置に当たるように配置されている。従
って、前記受具が強制的に切開部を開いた状態で引続き
前方へ押動されると、該ケーブルハンガーの腹部は受具
の溝道に入る。該溝道に腹部を受容した後は両挟持片は
復元力により自然に元の切開部を閉じた位置に戻る動作
を行いながら、該受具はケーブルハンガーの腹部に沿っ
て案内されて取り付けられる。その際、該ケーブルハン
ガーには受具が前進するに従って大きな浮き上がり圧力
が作用するが、該受具はその引掛支持部が線材押えクラ
ンプにより押さえられて浮き上がらないように固持され
ている。以後、電磁シリンダーのピストンを復動させて
スライダーを初期の位置に復帰させた後、同様の動作を
順次繰り返すことによりケーブルハンガーの腹部に受具
を取り付けることができる。前記電磁シリンダーはその
ピストンを制御装置により自動的に前述の一ストローク
の動作を行う。
ーブルハンガー引掛支持部に引っかけ支持されているケ
ーブルハンガーの腹部の内側湾曲線は前記両挟持片の中
間である溝道の位置に当たるように配置されている。従
って、前記受具が強制的に切開部を開いた状態で引続き
前方へ押動されると、該ケーブルハンガーの腹部は受具
の溝道に入る。該溝道に腹部を受容した後は両挟持片は
復元力により自然に元の切開部を閉じた位置に戻る動作
を行いながら、該受具はケーブルハンガーの腹部に沿っ
て案内されて取り付けられる。その際、該ケーブルハン
ガーには受具が前進するに従って大きな浮き上がり圧力
が作用するが、該受具はその引掛支持部が線材押えクラ
ンプにより押さえられて浮き上がらないように固持され
ている。以後、電磁シリンダーのピストンを復動させて
スライダーを初期の位置に復帰させた後、同様の動作を
順次繰り返すことによりケーブルハンガーの腹部に受具
を取り付けることができる。前記電磁シリンダーはその
ピストンを制御装置により自動的に前述の一ストローク
の動作を行う。
【０００９】
【実施例】以下、本発明一実施例の構成を図面を参照し
ながら作用と共に説明する。図１は全体の構成を示す正
面図であり、図２はその要部の構成を示す平面図、図３
はその正面図である。そして、図４は図２Ａ−Ａ線断面
図、図５は図２Ｂ−Ｂ線断面図、図６は図２Ｃ−Ｃ線断
面図、図７は図２Ｄ−Ｄ線断面図である。供給ホッパー
１には従来と同様の所定寸法に切断された半硬質合成樹
脂製受具５２の多数個が収納されている。該供給ホッパ
ー１から適宜１つづつ該受具５２を次に位置する整列器
２の中に送入する。該整列器２は方向性を有する受具５
２を所定の姿勢に調整しながら整列させる。該整列器２
により所定の姿勢に整列された該受具５２は案内台３の
当初位置に投下される。その投下された受具５２はその
表面である平面５３が案内台３のスライド面４に接した
姿勢で受容される。該案内台３のスライド面４上にはそ
の両側に前記当初位置から該受具５２の帯片５４の両翼
５９を嵌挿保持する嵌挿溝５と中央部に溝道５５を形成
する両挟持片５７、５７を張出させる開放溝６が連続す
る空洞７が形成されている。該空洞７にはスライダー８
が嵌挿されており、該スライダー８は制御装置９により
駆動制御される電磁シリンダー１０のピストン１１によ
り前記初期位置から受具５２の長さに相当する距離だけ
進入し、又、初期位置に復帰できるように構成されてい
る。
ながら作用と共に説明する。図１は全体の構成を示す正
面図であり、図２はその要部の構成を示す平面図、図３
はその正面図である。そして、図４は図２Ａ−Ａ線断面
図、図５は図２Ｂ−Ｂ線断面図、図６は図２Ｃ−Ｃ線断
面図、図７は図２Ｄ−Ｄ線断面図である。供給ホッパー
１には従来と同様の所定寸法に切断された半硬質合成樹
脂製受具５２の多数個が収納されている。該供給ホッパ
ー１から適宜１つづつ該受具５２を次に位置する整列器
２の中に送入する。該整列器２は方向性を有する受具５
２を所定の姿勢に調整しながら整列させる。該整列器２
により所定の姿勢に整列された該受具５２は案内台３の
当初位置に投下される。その投下された受具５２はその
表面である平面５３が案内台３のスライド面４に接した
姿勢で受容される。該案内台３のスライド面４上にはそ
の両側に前記当初位置から該受具５２の帯片５４の両翼
５９を嵌挿保持する嵌挿溝５と中央部に溝道５５を形成
する両挟持片５７、５７を張出させる開放溝６が連続す
る空洞７が形成されている。該空洞７にはスライダー８
が嵌挿されており、該スライダー８は制御装置９により
駆動制御される電磁シリンダー１０のピストン１１によ
り前記初期位置から受具５２の長さに相当する距離だけ
進入し、又、初期位置に復帰できるように構成されてい
る。
【００１０】前記往動するピストン１１よりスライダー
８に押動されてそのままの姿勢で案内される受具５２は
該案内台３の先端部位に設けられている中央部が膨出し
た湾曲形成台１２まで押動されると、該受具５２の表面
５３側の中央が押されて凹に曲成され、従って、上面で
ある裏面は凸に湾曲する。それに伴って切開部５６が自
然に開口して両挟持片５７、５７は互いに外側に開いた
状態に形成される。
８に押動されてそのままの姿勢で案内される受具５２は
該案内台３の先端部位に設けられている中央部が膨出し
た湾曲形成台１２まで押動されると、該受具５２の表面
５３側の中央が押されて凹に曲成され、従って、上面で
ある裏面は凸に湾曲する。それに伴って切開部５６が自
然に開口して両挟持片５７、５７は互いに外側に開いた
状態に形成される。
【００１１】他方、案内台３の先端部の両側に張出した
ケーブルハンガー引掛支持部１３、１４に引っかけ支持
されているケーブルハンガー５１の腹部５８の内側湾曲
線は前記両挟持片５７、５７の中間の溝道５５に当たる
ように位置されている。従って、前記受具５２が強制的
に切開部５６を開いた状態で引続き前方へ押動される
と、該ケーブルハンガー５１の腹部５８は受具５２の溝
道５５に入る。
ケーブルハンガー引掛支持部１３、１４に引っかけ支持
されているケーブルハンガー５１の腹部５８の内側湾曲
線は前記両挟持片５７、５７の中間の溝道５５に当たる
ように位置されている。従って、前記受具５２が強制的
に切開部５６を開いた状態で引続き前方へ押動される
と、該ケーブルハンガー５１の腹部５８は受具５２の溝
道５５に入る。
【００１２】前記受具５２の溝道５５にケーブルハンガ
ー５１の腹部５８を受容した後は両挟持片５７、５７は
復元力により自然に元の切開部５６を閉じた位置に戻る
動作を行いながら、該受具５２はケーブルハンガー５１
の腹部５８に沿って案内されて取り付けられる。その
際、該ケーブルハンガー５１には受具５２が前進するに
従って大きな浮き上がり圧力が作用するが、該受具５２
はその引掛支持部の一方１３が押えクランプ１５により
押さえられて浮き上がらないように固持されている。以
後、ピストン１１を復動させてスライダー８を初期の位
置に復帰させた後、同様の動作を順次繰り返すことによ
り次々にケーブルハンガー５１の腹部５８に受具５２を
取り付けることができる。前記電磁シリンダー１０のピ
ストン１１の動作は制御装置９に関係するスイッチ１６
を入れることにより自動的に前述の一ストロークの動作
を行う。
ー５１の腹部５８を受容した後は両挟持片５７、５７は
復元力により自然に元の切開部５６を閉じた位置に戻る
動作を行いながら、該受具５２はケーブルハンガー５１
の腹部５８に沿って案内されて取り付けられる。その
際、該ケーブルハンガー５１には受具５２が前進するに
従って大きな浮き上がり圧力が作用するが、該受具５２
はその引掛支持部の一方１３が押えクランプ１５により
押さえられて浮き上がらないように固持されている。以
後、ピストン１１を復動させてスライダー８を初期の位
置に復帰させた後、同様の動作を順次繰り返すことによ
り次々にケーブルハンガー５１の腹部５８に受具５２を
取り付けることができる。前記電磁シリンダー１０のピ
ストン１１の動作は制御装置９に関係するスイッチ１６
を入れることにより自動的に前述の一ストロークの動作
を行う。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の構成によれば、ケーブルハンガー腹部への半硬質合
成樹脂製受具の取付作業を自動化することができるの
で、作業の安全性と省力化、並びに作業能率の飛躍的な
向上を図ることができる。
明の構成によれば、ケーブルハンガー腹部への半硬質合
成樹脂製受具の取付作業を自動化することができるの
で、作業の安全性と省力化、並びに作業能率の飛躍的な
向上を図ることができる。
【図１】本発明一実施例の全体の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図２】本発明一実施例の要部の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図３】本発明一実施例の要部の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図４】図２Ａ−Ａ線断面図である。
【図５】図２Ｂ−Ｂ線断面図である。
【図６】図２Ｃ−Ｃ線断面図である。
【図７】図２Ｄ−Ｄ線断面図である。
【図８】本発明の工作の対象であるケーブルハンガーを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図９】本発明の工作の対象であるケーブルハンガーに
取り付ける半硬質合成樹脂製受具を示す斜視図である。
取り付ける半硬質合成樹脂製受具を示す斜視図である。
【図１０】ケーブルハンガーに受具を取り付けた従来の
最初の段階を示す斜視図である。
最初の段階を示す斜視図である。
【図１１】ケーブルハンガーに受具を取り付けた従来の
最初の段階から受具を正位置に反転させた状態を示す斜
視図である。
最初の段階から受具を正位置に反転させた状態を示す斜
視図である。
１ 供給ホッパー ２ 整列器 ３ 案内台 ８ スライダー ９ 制御装置 １０ 電磁シリンダー １１ ピストン １２ 湾曲形成台 １３ ケーブルハンガー引掛支持部 １４ ケーブルハンガー引掛支持部 １５ 押えクランプ ５１ ケーブルハンガー ５２ 半硬質合成樹脂製受具
Claims (2)
- 【請求項１】 表面５３が平面な帯片５４と該帯片５４
の裏面中央に沿って連続突出するケーブルハンガー５１
の線径に相当する溝道５５とその頂点の長手方向に沿い
切開された切開部５６と該切開部５６で開口する挟持片
５７、５７とを有する所定寸法の半硬質合成樹脂製受具
５２を受容してその姿勢で前方まで案内保持する案内台
３と、該案内台３に保持された姿勢で受具５２を前方に
スライド押動させるスライダー８と、該案内台３の先端
部位に設置した受具５２の表面側を凹に曲成させる湾曲
形成台１２と、前記ケーブルハンガー５１を引掛け支持
するケーブルハンガー引掛支持部１３、１４と、該ケー
ブルハンガー引掛支持部１３、１４からの浮き上がりを
阻止する押えクランプ１５とからなることを特徴とする
ケーブルハンガーの受具取付装置。 - 【請求項２】 表面５３が平面な帯片５４と該帯片５４
の裏面中央に沿って連続突出するケーブルハンガー５１
の線径に相当する溝道５５とその頂点の長手方向に沿い
切開された切開部５６と該切開部５６で開口する挟持片
５７、５７とを有する所定寸法の半硬質合成樹脂製受具
５２の多数個を収納して供給する供給ホッパー１と、該
供給ホッパー１から供給される受具５２を所定の姿勢に
整列させて供給する整列器２と、該整列器２により所定
の姿勢に整列された受具５２を受容してその姿勢で前方
まで案内保持する案内台３と、該案内台３に保持された
姿勢で受具５２を前方にスライド押動させるスライダー
８と、該案内台３の先端部位に設置した受具５２の表面
側を凹に曲成させる湾曲形成台１２と、ケーブルハンガ
ー５１を引掛け支持するケーブルハンガー引掛支持部１
３、１４と、該ケーブルハンガー引掛支持部１３、１４
からの浮き上がりを阻止する押えクランプ１５と、該ス
ライダー８を所定ストローク長さで往復させる電磁シリ
ンダー１０のピストン１１と、該電磁シリンダー１０を
駆動させる制御装置９とからなることを特徴とするケー
ブルハンガーの受具取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21552292A JPH0638350A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ケーブルハンガーの受具取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21552292A JPH0638350A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ケーブルハンガーの受具取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638350A true JPH0638350A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16673816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21552292A Pending JPH0638350A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ケーブルハンガーの受具取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638350A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105171422A (zh) * | 2015-09-10 | 2015-12-23 | 潍坊鑫安金具有限公司 | 绝缘耐张线夹自动加工设备 |
| CN107931895A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-20 | 苏州索力旺新能源科技有限公司 | 一种光伏接线盒用压线端子的出料装置 |
| CN110026938A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-07-19 | 杭州国辰机器人科技有限公司 | 一种用于衣架自动组装码扣装置 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP21552292A patent/JPH0638350A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105171422A (zh) * | 2015-09-10 | 2015-12-23 | 潍坊鑫安金具有限公司 | 绝缘耐张线夹自动加工设备 |
| CN105171422B (zh) * | 2015-09-10 | 2017-08-18 | 潍坊鑫安金具有限公司 | 绝缘耐张线夹自动加工设备 |
| CN107931895A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-20 | 苏州索力旺新能源科技有限公司 | 一种光伏接线盒用压线端子的出料装置 |
| CN107931895B (zh) * | 2017-11-21 | 2024-04-26 | 苏州索力旺新能源科技有限公司 | 一种光伏接线盒用压线端子的出料装置 |
| CN110026938A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-07-19 | 杭州国辰机器人科技有限公司 | 一种用于衣架自动组装码扣装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101658339B1 (ko) | 스트레치 벤딩장치 및 벤딩방법 | |
| US8544172B2 (en) | Clamping apparatus for a crimping machine and method for producing a crimped connection with a crimping machine and the clamping apparatus according to the invention | |
| CN111215510A (zh) | 一种端子自动裁切落料装置 | |
| EP0148508B1 (en) | Apparatus for assembling a pair of fastener elements | |
| CN105880436A (zh) | 养殖网笼门焊接装置及笼门焊接的方法 | |
| EP0994540A3 (en) | Automatic wire cutting and terminating apparatus | |
| JPH0638350A (ja) | ケーブルハンガーの受具取付装置 | |
| US4870749A (en) | Jaw and feeder assembly for advancing hinge to a work station | |
| CN109079060A (zh) | 送丝裁切模组 | |
| CN205200265U (zh) | 一种连续模自动卷圆装置 | |
| NO783274L (no) | Apparat for anbringelse av ledninger i elektriske klemmer | |
| CN219305482U (zh) | 一种二次贴接包扎装置 | |
| US3504423A (en) | Apparatus and method for making artificial tree branches | |
| CN111713791A (zh) | 口罩耳带打钉机 | |
| CN100576288C (zh) | 用于应用紧固装置的方法和设备 | |
| EP0123117B1 (en) | A process and apparatus for the manufacture of adjustable shoulder-straps for clothing | |
| CN109794558B (zh) | 金属捆扎带搭扣机 | |
| KR900006026B1 (ko) | 파스너 부품 부착기 | |
| KR100768538B1 (ko) | 전원단자압착기 | |
| CN211277187U (zh) | 纵筋打齐夹紧机构和钢筋网片焊接装置 | |
| CN107136887B (zh) | 一种人造松枝挂接设备 | |
| CN218812649U (zh) | 一种杯型口罩定型装置 | |
| CN213290110U (zh) | 挂钩装配用限位装置 | |
| CN210436092U (zh) | 一种房屋建筑用拔钉器 | |
| CN214292901U (zh) | 一种用于软织物和皮革制品的钢扣固定机 |