JPH0638208B2 - シ−ケンスプログラム作成装置 - Google Patents

シ−ケンスプログラム作成装置

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JPH0638208B2
JPH0638208B2 JP60141959A JP14195985A JPH0638208B2 JP H0638208 B2 JPH0638208 B2 JP H0638208B2 JP 60141959 A JP60141959 A JP 60141959A JP 14195985 A JP14195985 A JP 14195985A JP H0638208 B2 JPH0638208 B2 JP H0638208B2
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厚 伊東
克弘 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は一度には、あまり沢山の記号や文字等を表示す
ることができないモニタを有するものに実施して好適な
シーケンスプログラム作成装置に関するものである。
〔発明の背景〕
シーケンスプログラム作成装置の多くは冷陰極放電管
(以下CRTと称す)モニタを有している。特開昭57
−206908、特開昭57−206907号公報参照 CRTは分解能がすぐれているために密度の高い記号や
文字の表示が可能である。しかし、このCRTは奥行寸
法が大きいので、CRTモニタから、奥行寸法の小さい
液晶モニタに変えようとする研究がなされている。液晶
モニタでも最近では分解能が相当高いものがあるが、そ
のようなものは高価である。それゆえCRTモニタで
は、算術命令ボツクス内に、演算式で代表されるメツセ
ージを直接表示できたものが、分解能のあまり高くない
液晶を表示した場合には、このような表示はできなくな
る。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み成されたものであつて、そ
の目的とするところは、一度にはあまり沢山の記号や文
字等を表示することができないモニタを使用しても、容
易にシーケンスプログラムを作成することができるシー
ケンスプログラム作成装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明シーケンスプログラム作成装置は入力手段と、記
号表示部と、メツセージ表示部と、記憶手段と、制御手
段とを有している。
このうち入力手段は、シーケンスを構成する接点、リレ
ー、算術命令ボツクス、及びこれ等相互の接続構成を示
す回路構成素子の記号、前記ボツクス内の行数と演算式
で代表されるメツセージ、及びこの行とメツセージとを
結びつける信号を入力するように構成してある。
記号表示部は入力手段で入力された接点、リレー、算術
命令ボツクス、及びこれ等相互の接続構成を成す回路構
成素子の記号を表示するように構成してある。
メツセージ表示部は、入力手段で入力された演算式に代
表されるようなメツセージを表示するように構成してあ
る。
そして、本発明ではモニタ上にあまり沢山の記号や文字
表示はできないので、メツセージ表示部は、記号表示部
から離れた位置に設け、しかもモニタ上に表示されてい
る算術命令ボツクス内の行が沢山ある場合には全部の行
のメツセージの表示は、一度には行わず、一部分のメツ
セージ表示を行うように構成してある。
入力手段に於て説明した行とメツセージとを結びつける
信号を入力するのはそのためであり、例えば、いま付号
を入力しようとする記号をモニタ上に設けたカーソルを
動かすことに依つて指定するのに用いる。カーソル表示
は、行の近くに夫々カーソル表示部を設け、これの指定
されたものを発光させることによつて行つても良いし、
行そのものの指定されたものを点滅して行つても良い。
また行そのものの指定されたものを、他の行と区別でき
るように強く、あるいは弱く発光させて行つても良い
し、異なる色で発光させるようにしても良い。
記憶手段は、入力手段で入力された行に対して、同じく
入力手段で入力されたメツセージを対応させて記憶す
る。この記憶手段としてはプログラマブルシーケンサの
プログラムを記憶する主記憶手段を用いることもできる
が、主記憶手段とは別個に、モニタ用記憶手段を設け、
それを使用するのが得策である。
制御手段は信号が指定しているボツクス内の行に対応し
て、記憶手段内に記憶してあるメツセージをメツセージ
表示部に表示するように制御し、また信号が指定してい
る行に対応する記憶手段のエリアに、メツセージ表示部
に表示してあるメツセージを書き込むように制御する。
〔発明の実施例〕
以下第1図ないし、第11図に示す本発明の実施例につ
いて説明する。第1図には、基本ユニツト1とプログラ
マ2とから成るプログラマブルシーケンサ、システムが
示してある。プログラマ2は、基本ユニツト1から分離
できるように別ユニットに構成してある。
基本ユニツト1は、プロセス入力部3と、制御手段4と
しての中央演算処理装置(以下CPUと称す)と、プロ
セス出力部5と、リードオンリメモリ(以下ROMと称
す)6aと、ランダムアクセスメモリ(以下RAMと称
す)6bと、周辺インタフエース7とで構成してある。
RAM6bには、プログラマ2を用いて作るシーケンス
プログラムが記憶されるように構成してあり、ROM6
aにはプログラマ2を用いてのシーケンスプログラムの
作成、及び作成されたシーケンスプログラムに基ずい
て、基本ユニツト1を動作させるためのプログラムが書
き込んである。
制御手段4はRAM6bからのシーケンスプログラムに
応じて、プロセス入力部3から外部プロセス信号を取り
込み、所定の演算を行つてプロセス出力部5へ出力する
ように構成してある。
プログラマ2は、CPUインタフエース8、キーボード
・インタフエース11、入力手段12としてのキーボー
ド液晶インタフエース13、液晶表示器14、カセツト
インタフエース15、ROMライタインタフエース1
6、及びプリンタインタフエース17とで構成してあ
る。
カセツトインタフエース15には、カセツトテープレコ
ーダ18が接続できるようになつており、あらかじめカ
セツトテープに入力しておいたシーケンスプログラムを
RAM6bの中へ入力できるようになつている。
ROMライタインタフエース16には、ROMライタ1
9が接続できるようになつており、シーケンスプログラ
ム書き込み用としてRAM6bに代えてROMを用いる
ことにより、このROMにシーケンスプログラムを書き
込めるようになつている。一度作つたシーケンスプログ
ラムを作り代える必要がないような場合に用いられる。
プリンタインタフエース17には、プリン20が接続でき
るようになつており、RAM6bに書き込んであるシー
ケンスプログラム、RAM10に書き込んである作成途
中のシーケンスプログラムの内容、あるいは制御手段4
の出力等をプリントできるように構成してある。
プログラマ2の筺体の表面には、第2図に示すように液
晶表示器14と、入力手段12とが設けてある。液晶表
示器14を更に詳細に示すと、第3図に示すように構成
してあり、入力手段で入力された信号を表示する記号表
示部50と、同じく入力手段12で入力されたメツセー
ジを表示するメツセージ表示部51とを有している。そ
してメツセージ表示部51は夫々の接点やリレーや算術
命令ボツクスを表す記号に隣接してあるのではなく、記
号表示部50から離れた位置にある。そして、記号表示
部50内の1つの接点及びその近くの接続構成を表す液
晶構成52は、第4図に示すように構成してある。つま
り、互いに平行を成しているセグメント53と54と
が、発光しているときには付勢時閉路接点を表わし、更
に55と56も発光しているときには付勢時開路接点を表わ
している。また57は、カーソルであり、これが発光し
ているものは、これから付号を入力しようとしている。
あるいは入力しているものであることを表わしている。
カーソルは、記号表示部とメツセージ表示部との対応を
とるために、あとで説明するリレーを表わす記号65の
下に設けたカーソル68を含め、同時に2つ以上発光す
ることはない。
平行を成しているセグメント53と54との間にあるセ
グメント58が発光しているときには、その接点記号に
は付号がまだ入力されてないことを表わす。このセグメ
ント58は当然のことながら、同時に複数のものが発光
することが有り得る。
59,60は、横方向への接続を表わすための液晶セグ
メントであり、61〜64は横方向への接続を表わすた
めの液晶セグメントである。
第5図は、記号表示部51内の1つのリレーを表わす液
晶構成65を示している。対向する2つの括弧66,6
7でリレーを表わし、68はカーソルを表わす。括弧6
6と67の中にある2つのセグメント69,70が発光
しているときには、このリレーには、まだ付号が入力さ
れてないことを示す。またセグメント69,70内の文
字M,C,T,S,Rはリレーの種類、例えば通常のリ
レー、オンデエレタイマリレー、あるいはオフデエレタ
イマリレー等を表わすのに用いる文字表示セグメントで
ある。
第6図は算術命令ボツクスを表示するのに用いる液晶セ
グメントの詳細図である。
ボツクスの上辺,下辺を規定するために横方向に伸びた
横セグメント101〜114と、ボツクスの左辺,右辺
を規定するために横セグメントをはさんで設けた左側縦
セグメント115〜128、右側縦セグメント129〜
142と、横方向に伸びて行を表示する行表示セグメン
ト143〜163、及び行表示セグメントの左側に隣接
して設けたカーソル表示セグメント164〜184とで
構成してある。このうち横セグメント102,104,
106,108,110,112、及び114はボツク
スの上辺,下辺を規定するときに用いるばかりでなく接
点記号52と、リレー記号65とを接続するのにも用い
る。
さて、第7図に示すように例えば、横セグメント10
1,103と左右セグメント115,116,129、
及び130で算術命令ボツクス200が形成されると、
ここには143,144,145に示すように3行のメ
ツセージを書き込み可能であることが分る。また、横セ
グメント107 ,111 と左右セグメント121〜124、
135〜138 で算術命令ボツクス201が形成される
と、ここには152〜157で示すように6行のメツセ
ージを書き込み可能であることが分る。そして、いまカ
ーソル164だけが発光しているから、メツセージ表示
部51には行143上に対応するメツセージが書き込ま
れ、あるいは表示されていることを示している。
メツセージ表示部51は、多数のドツトセグメントで構
成した2段16列のブロツクで構成してあり、夫々のブ
ロツク71には、入力手段12で入力されたローマ字と
数字が表示できるように構成してある。そして、通常は
複数ブロツクを使用して接点、リレー等の付号や、演算
命令式やタイマーリレーに於ける設定時間等のメツセー
ジを表示するように構成してある。各ブロツクの最下部
に一列だけ離れている72は、メツセージ表示部51の
カーソルである。
入力手段12は、第2図に詳細に示してあるように接点
の種類を入力する為のキー、カーソル57,68、164
〜184を動かす為のキー、リレーを入力する為のキ
ー、接続構成を入力するためのキー、接点やリレー等の
付号を入力する為のテンキーやキー、記憶手段10に書
き込んであつたものを、RAM6bへ書き込む為のキー
その他必要なキーが設けてある。
そして、このうち詳細に説明しておきたいのはキー30
0である。このキーをたたくと、カーソルは算術命令ボ
ツクス内から出入りする。つまり算術命令ボツクスがつ
ないである接点、あるいはリレー表示下にカーソルがあ
つたときにキー300 を押すとその接点、あるいはリレー
表示に連がついている算術命令ボツク内の先頭の行のカ
ーソルが発光し、ボツクス内のカーソルが発光している
ときにキー300をたたくと、このボツクスが連がつて
いる接点あるいは、リレー表示の先頭のカーソルが発光
するようになつている。
個々のキーがどのような入力に使用されるかは、本発明
においてあまり重要でないので、それについてのこれ以
上の言及は省略する。
第8図には、入力手段12で接点、リレー等の入力があ
つた場合の第4図,第5図に示したセグメント58、又
は69,70の発光制御手順が示してある。つまり、ス
テツプS1で入力手段12により接点あるいはリレーの
入力が成されるとステツプS2に示すようにセグメント
53,54(付勢字開路接点の場合はセグメント55,5
6も)あるいは66,67を発光状態にする。また、ス
テツプS3に示すように発光させた接点、リレーの表示
用セグメントの中にあるセグメント58あるいは69,
70を発光させて付号が未入力であることを表示する。
ステツプS4で入力手段により付号を入力するとステツ
プS5に進み、セグメント58あるいは69,70の発
光を停止する。
入力手段12でカーソル57又は、68を移動させると
モードの切換であるから入力手段12を用いて別の入力
を行うことができる。
カーソルが移動しないときには、ステツプS1に戻り、
記号,付号の入力を修正できる。このようなセグメント
の発光指令はすべて制御手段4からの指令によつて行
う。
さて、記憶手段10には第9図に示すように入力手段1
2で算術命令ボツクスが入力されると、ボツクス内の行
数に対応するメツセージを記憶するエリア500,50
1……が設けられている。制御手段4はステツプS7で
カーソルがボツクス内のカーソルが発光しているか否か
を判断し、発光しているときにはステツプS8でカーソ
ルが発光している行の記憶エリアに記憶してあるメツセ
ージをメツセージ表示部に表示する。この状態が第10
図に示してある。また第11図に示すように、ステツプ
S9でボツクス内のカーソルが発光しているときにステ
ツプS10で示すように入力手段12を用いてメツセー
ジを入力し、且つステツプS11で示すように入力手段
12の所定のキーをたたくとボツクスに対応する所定の
行エリア内にメツセージ表示部に表示してあるメツセー
ジが書き込まれる。
以上の操作はすべて入力手段12からの入力に基いて制
御手段4が行う。
なお、RAM10には接点リレー等の相互の接続構成を
示す回路構成が入力されており、この情報もRAM6b
に移されることは言うまでもないであろう。
以上の実施例では、基本ユニツトのCPUを制御手段と
して使用する場合について説明したが、基本ユニツトの
CPUとは、別個にプログラマにCPUを設け、これを
制御手段として使用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば以上の説明から明らかなように、記号か
ら離れた位置にメツセージを表示するようにし、しかも
メツセージは一度には一部分のみ表示するようにしたの
で、一度にはあまり沢山の記号や文字等を表示すること
ができないモニタを使用しても容易にシーケンスプログ
ラムを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明作成装置の実施例を示すブロツク図、第
2図は第1図に示したプログラマの表面パネル図、第3
図は第2図に示したプログラマの液晶表示器の構成を示
す拡大図、第4図,第5図,第6図は夫々第3図に示し
た液晶表示器の接点記号,リレー記号,算術命令ボツク
スを表示する為の液晶構成図、第7図は液晶表示器の表
示の一例を示す図、第8図は記号と付号の入力手順を示
すフローチヤート、第9図は第1図に示した記憶手段の
中の記憶形態を示す図、第10図,第11図は夫々メツ
セージ表示手順、メツセージ入力手順を示すフローチヤ
ートである。 4は制御手段、10は記憶手段、12は入力手段、50
は記号表示部、51はメツセージ表示部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーケンスを構成する接点、リレー、算術
    命令ボツクス、及びこれ等相互の接続構成を示す回路構
    成素子の記号、前記ボツクス内の行の数とメツセージ、
    及び前記行とメツセージとを結びつける信号を入力する
    入力手段と、該入力手段で入力された前記記号を表示す
    る記号表示部と、該記号表示部から離れた位置にあり、
    前記入力手段で入力された前記メツセージを表示するメ
    ツセージ表示部と、前記入力手段で入力された前記ボツ
    クス内のそれぞれの行に対して、同じく前記入力手段で
    入力された前記メツセージを対応させて記憶する記憶手
    段と、前記信号が指定している前記ボツクス内の前記行
    に対応して前記記憶手段内に記憶してある前記メツセー
    ジを、前記メツセージ表示部に表示するように制御し、
    また前記信号が指定している行に対応する前記記憶手段
    のエリアに、前記メツセージ表示部に表示してあるメツ
    セージを書き込むように制御する制御手段とを有するシ
    ーケンスプログラム作成装置。
JP60141959A 1985-06-28 1985-06-28 シ−ケンスプログラム作成装置 Expired - Lifetime JPH0638208B2 (ja)

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JPS623304A JPS623304A (ja) 1987-01-09
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