JPH0637858A - 複数の通信セッション制御方法及びデータ処理システム - Google Patents

複数の通信セッション制御方法及びデータ処理システム

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JPH0637858A
JPH0637858A JP5092764A JP9276493A JPH0637858A JP H0637858 A JPH0637858 A JP H0637858A JP 5092764 A JP5092764 A JP 5092764A JP 9276493 A JP9276493 A JP 9276493A JP H0637858 A JPH0637858 A JP H0637858A
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シー． ウー デビィッド
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    • H04W88/02—Terminal devices
    • H04W88/06—Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散データ処理システムにおいて通信用に改
良されたシステムを提供する。 【構成】 第１データ処理端末からのデータのストリー
ムは、第１セッションにおいてデータ転送モードで作動
するモデムに接続される。選択されたコマンドシーケン
スに続けられる事前選択された拡張文字は、データスト
リーム内に選択的に挿入される(80)。選択されたコマン
ドシーケンスに応じて、第１データ処理端末と第２デー
タ処理端末の間に第２通信セッションを自動的に開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は概して分散データ処理シ
ステムにおける通信の改良に関し、特に、データ処理シ
ステムにおけるモデムの動作の効率を高めるための方法
とシステムに関する。より詳細には、本発明は、データ
処理システム内の複数のデータ処理端末間の通信中に複
数の通信セッションのモデム制御を可能にするための方
法とシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】現代のコンピュータ装置間のデータ通信
は、一般的に変復調装置、即ち、いわゆる「モデム」、
を使用して完了し、モデムはデータ処理システム内のデ
ィジタル信号を現存の通信リンクを介して伝送するため
にアナログ信号に変換するのに使用される。また、当該
装置は受信したアナログ信号をデータ処理システムによ
って使用するためディジタル信号に変換する。従来、殆
どの分散コンピュータネットワークは、現存の電話地上
回線システムや特殊な電線を利用して互いに接続され
た。しかしながら、現代の分散データ処理システムはし
ばしばより精巧な通信手段を使用している。
【０００３】例えば、セルラー通信機器のコストが下が
ることによって、電話回線出力へのアクセスを必要とせ
ずにコンピュータを互いに接続するためセルラー通信機
器の技術を利用するようになった。このセルラー通信技
術は、必要なモデム及びセルラー通信回路が小型化さ
れ、コンピュータ本体内に一体化された形で提供される
ような小型のポータブル（携帯用）電池式のラップトッ
プコンピュータ又はノート型コンピュータと組み合わせ
ると特に効果的である。従って、当該コンピュータを利
用するオペレータは、電話線や電力線へのアクセスを必
要とせずに、通信を開始し、オペレータのコンピュータ
と分散データ処理システムとの間でデータを転送するこ
とができる。当該ポータブルコンピュータの例には、イ
ンターナショナルビジネスマシーンズ(International B
usiness Machines) 社のL40SX 及び形式番号9075 PCrad
ioがあり、無線装置を取り付けることによって無線通信
に利用されてもよい。セルラー電話受信機、又はARDIS
無線装置等の無線装置が使用されてもよい。
【０００４】これらの無線装置は、従来の通信ポートを
介してポータブルコンピュータコンピュータと通信す
る。これらの装置は、一般的にヘイズ(Hayes) 社の互換
モデムと同じ方法で構成及び制御される。例えば、一般
的に"AT"コマンドとして公知の、一連の事前選択された
コマンドは、これら装置のための内部パラメータを設定
し、作動中の装置に命令するのに使用される。公知のモ
デム又は組合せモデム／無線システムは、一般的に２つ
の異なる動作のモードの内の１つのモードで作動する。
動作の第１モードで、装置はその装置に伝送される全て
の文字をコマンドとして認識する。この動作のモードは
「コマンドモード」と称される。他方のモードは、装置
で受信される文字を通信リンクを介して伝送されるべき
データとして処理する。この動作のモードはデータモー
ドと称される。一般的に、特殊なシーケンスのデータバ
イトはデータモードからコマンドモードへと装置を切り
替えるために使用される。概して、このシーケンスはデ
ータなしの１秒、次にキー順"+ + +" 、続いてデータな
しのもう１秒から構成される。
【０００５】この動作のコマンドデータモード間にデー
タを送受信する方法は、電話地上回線及びセルラー電話
システムを介して通信を行う装置に適切なことがわかっ
ている。しかしながら、最新のデータ処理システムにお
いて、各データ処理端末又はホストコンピュータが各端
末内の複数のアプリケーションを支援するのはますます
一般的になっている。このいわゆる「マルチタスキン
グ」環境において、特定のデータ処理端末内のアプリケ
ーションは、ホスト又は他のデータ処理端末内の対応す
るアプリケーションと共に、いわゆる「通信セッショ
ン」に設定される。このようにして、ユーザは２つ以上
の同時アプリケーションの実行を可能にして、端末にお
けるユーザとデータ処理システムとの間のインタフェー
スの効率を大幅に高める。
【０００６】この技術には非常に利点があるが、その利
用は現在、ネットワークへの端末のアクセスが定められ
ているネットワーク内のデータ処理端末に現在限定され
ている。すなわち、端末が一般的にモデム装置を使用す
るネットワークにリンクされるネットワークでは、この
技術は概して利用できない。これは、端末がいわゆる
「通信ポート」を介してモデム装置に接続され、複数の
通信セッションを支援するために使用される複数の通信
ポートを使用する以外には、いかなる方法やシステムも
ないためである。複数のアプリケーションは当該システ
ムにおいて同時に作動することができる。しかしなが
ら、モデム装置によって受信されるデータパケットはホ
ストからデータ処理端末に直接渡されなければならず、
データ処理端末において、それらのアプリケーションは
現在作動している端末アプリケーションによって分類さ
れなければならない。この解決には、データ処理端末に
おけるアプリケーションが、システムデータパケットプ
ロトコル及びフォーマットに関する特殊な知識をもつこ
とを求めることになる。
【０００７】従って、複数の通信セッションがモデム制
御式システムを利用して設定及び維持され、先行技術に
おいてこの解決を行おうとする試みに関連する処理オー
バーヘッドを大幅に減少させるような方法及びシステム
への必要性があることは明らかである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の１つ
の目的は、分散データ処理システムにおいて通信用に改
良されたシステムを提供することである。
【０００９】本発明のもう１つの目的は、分散データ処
理システムにおいてモデム動作の効率を高めるための改
良された方法とシステムを提供することである。
【００１０】本発明の更にもう１つの目的は、複数の通
信セッションが分散データ処理システム内でのデータ転
送間にモデム装置によって制御されるのを可能にするた
めの改良された方法及びシステムを提供することであ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段と作用】前述の目的は、以
下に説明されるように達成される。複数の通信セッショ
ンを制御すると共に、単一の通信ポートに接続されるモ
デムを使用するための方法及びシステムが開示されてい
る。データのストリームはデータ転送モード及びコマン
ドモードを有するモデムに接続されると共に、そのモデ
ムは第１通信セッションにおいてデータ転送モードで作
動する。選択されたコマンドシーケンスが続く事前選択
された拡張文字は、データストリーム内に挿入され、モ
デムによって検出及び使用され、第２通信セッションの
ためのネットワーク、ノード、アプリケーション、サー
ビスレベル等を特定することによって、第２通信セッシ
ョンを自動的に開始する。その後、データストリーム内
の選択されたデータは事前選択された拡張文字及びセッ
ション識別コマンドシーケンスによって先行されて、デ
ータ処理端末アプリケーションがデータパケットプロト
コル及びフォーマットを有さなくとも、特定の通信セッ
ションに関連するとして正確に識別される。このように
して、データ処理端末内の単一の通信ポートに接続され
る単一のモデムは、支援される各アプリケーション内の
処理オーバーヘッドへ追加することなく、複数の通信セ
ッションを支援するために使用される。
【００１２】
【実施例】図面、特に図１を参照すると、本発明の方法
及びシステムを実施するために使用可能な分散データ処
理システム１０の部分的概略外観図が示されている。前
述の事項を参照すると、分散データ処理システム１０は
コンピュータ２台のみを備えることが示されているが、
一般的に当該分散データ処理システムは広範囲にわたっ
て分散される多数のコンピュータを備えることが当業者
によって理解されている。図示されるように、分散デー
タ処理システム１０内のコンピュータの内の１台はポー
タブルコンピュータ１２である。ポータブルコンピュー
タ１２は一般的に低電力のディスプレイシステム１６を
備える電池式コンピュータであり、ディスプレイシステ
ム１６は液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、ガスプラズマデ
ィスプレイ又はあらゆる他の適切な技術を用いて作動さ
れるディスプレイスクリーン１８を提供することが好ま
しい。キーボード１４が設けられ、ユーザが、公知の方
法でポータブルコンピュータ１２内に記憶されたデータ
にアクセスし、そのデータを修正するのを可能にする。
【００１３】当業者が理解するように、ポータブルコン
ピュータ１２等のコンピュータがモデムと共に提供され
る小型セルラー電話システム（図示せず）を備えること
はますます一般的になっている。ポータブルコンピュー
タ１２を作動するために使用できる組合せモデム／セル
ラー電話を備えたポータブルコンピュータの一例は、イ
ンターナショナルビジネスマシーンズ社の形式番号9075
PCradioである。当業者が理解するように、モデムはコ
ンピュータからのディジタルデータを通信システムを介
して伝送されるアナログ信号に変換するのに使用される
装置である。更に、当該装置は、通信回線から受信した
アナログ信号をコンピュータによって使用されるディジ
タルデータに変換する。当該システムに一般的なよう
に、セルラー電話はアンテナ２０を介して無線周波信号
を伝送し、無線周波信号は複数のセルラーシステムアン
テナ２２を介して受信及び中継される。従って、ポータ
ブルコンピュータ１２内のディジタルデータは一連のア
ナログ信号に変換され、当業者に公知の方法でセルラー
電話システム及び複数の介在中継器を介して電話システ
ム２４に伝送されてもよい。
【００１４】こうして伝送されたアナログ信号は、分散
データ処理システム１０内で、電話システム２４によっ
て受信され、通常の電話地上回線２６を介してコンピュ
ータ２８に送信される。コンピュータ２８はパーソナル
コンピュータと示されているが、当業者によって、コン
ピュータ２８は、必要に応じて、ワークステーション、
端末、又はメインフレームコンピュータを使用して実行
されてもよいことが理解される。一般的に、コンピュー
タ２８への送信とコンピュータ２８による受信が行われ
るように、コンピュータ２８はポータブルコンピュータ
１２からのデータを許容するモデム装置も含んでいる。
また、コンピュータ２８は、電話地上回線よりもむしろ
セルラー技術を使用するポータブルコンピュータ１２に
リンクされてもよい。
【００１５】図２を参照すると、本発明の方法及びシス
テムを実施するために使用可能な、図１の分散データ処
理システム内のポータブルコンピュータ１２の部分的に
高度なブロック図が示されている。図示されるように、
ポータブルコンピュータ１２はバス３２に接続されるプ
ロセッサ３０を備えるのが好ましい。バス３２に接続さ
れるシリアルポート３４は、プロセッサ３０からのデー
タを直列化し、そのデータをモデム３６に接続するのに
使用される。上記のように、モデム３６はデータを一連
のアナログ信号に変換し、アナログ信号がセルラー電話
３８に接続され、上記の方法でアンテナ２０を介して伝
送される。勿論、当業者は、最新のポータブルコンピュ
ータのモデム３６及びセルラー電話３８がポータブルコ
ンピュータ１２内の単一のサブアセンブリを使用して作
動されることを理解している。
【００１６】図３を参照すると、本発明の方法及びシス
テムを実施するために使用可能な、モデム／セルラー電
話の高度なブロック図が示されている。当該装置に一般
的なように、モデムは通信ポート５２を介してデータ処
理システム６２に接続される。このタイプの公知の組合
せモデム／セルラー電話システムでは、データ処理シス
テムからのディジタルデータはアナログ信号に変換さ
れ、データポンプ５８を介して通信チャネル５４に接続
される。本発明に開示される実施例では、スイッチ５６
と制御ロジック６０の２つの追加の機能が提供されてい
る。本発明の方法及びシステムに従って、スイッチ５６
と制御ロジック６０はモデムに入力されるデータストリ
ーム内のデータをコマンドプロセッサ５０に一時的に方
向転換するのに使用される。当業者によって理解される
ように、コマンドプロセッサ５０は、一般的に各モデム
内に存在し、モデムがコマンドモードで作動する間モデ
ムに接続されるさまざまなコマンドを復号及び処理する
のに使用される。
【００１７】ここでより詳細に説明されるように、本発
明の方法及びシステムは指定された拡張文字をモデムを
介して接続されるデータストリームに選択的に挿入す
る。この指定された拡張文字を制御ロジック６０によっ
て検出すると直ちに、スイッチ５６は指定された拡張文
字に続く文字をコマンドプロセッサ５０に接続するのに
使用されて、モデムが選択されたコマンドを処理するの
を可能にすると共に、データ転送モードで動作を維持す
る。例えば、本発明に開示された一実施例に従って、新
たないわゆる”AT" コマンドが画定され、通信セッショ
ンの設定及び終了に必要なパラメータを設定するのに使
用される。
【００１８】図示されるように、ATコマンドは暗号タイ
プ、圧縮タイプ、ネットワークアドレス、アプリケーシ
ョンアドレス、サービス要求タイプ、サービスレベルタ
イプ及びセッション番号を特定するのに使用される。ま
た、新たなATコマンドは本発明の方法及びシステムに従
って使用される拡張文字を特定するのに使用されて、本
出願内で詳細に説明される方法でデータストリーム内の
データをコマンドプロセッサ５０に一時的に方向転換す
る。更に、特定のATコマンドは開始又は終了と特定のセ
ッション番号を特定することによって、通信セッション
の開始及び終了に使用される。本発明に開示される実施
例において、本発明の方法及びシステムを使用して、１
６個までの別個の同時通信セッションが支援されること
がわかる。
【００１９】従って、通信セッションを開始するために
指定されたコマンドシーケンスが続く拡張文字はモデム
に接続されるデータストリーム内に挿入され、電話番号
が所望のネットワーク、ノード及びアプリケーション名
と置換される他は、電話会社の番号をかける場合と同じ
方法で、セッションを開始するために使用される。各コ
マンドシーケンスに続く文字は、復帰文字等の事前選択
された終了文字が好ましい。従って、本発明の方法及び
システムに従って、通信セッションを開始又は終了し、
以下に詳細に説明される方法で、特定の通信セッション
に関連すべきデータストリーム内のデータを識別するの
に使用されるコマンドシーケンスが続く事前選択された
拡張文字は、データストリーム内に挿入され、データ転
送モードにモデムを維持する間に処理されて、当該技術
を使用する通信システムの効率を大幅に高める。
【００２０】図４を参照すると、本発明の方法及びシス
テムに従って事前選択された拡張文字及びセッション識
別コマンドシーケンスを含むデータストリームの概略図
が示されている。概略的に図示されるように、データス
トリーム９０が示されている。参照番号９２に事前選択
された拡張文字 "* ”が挿入され、セッション識別コマ
ンドシーケンス９４が続いて、このコマンドシーケンス
９４の直後のデータを現在の通信設定内のセッション６
と関連するデータとして識別する。次に、事前選択され
た拡張文字９８に続いてセッション識別コマンドシーケ
ンス１００が示され、フレーム１０２内のデータがセッ
ション３と関連することを示している。同様に、セッシ
ョン識別コマンドシーケンス１０６が続く事前選択され
た拡張文字１０４は、フレーム１０８内のデータがセッ
ション４と関連することを示している。
【００２１】本発明の重要な特徴は、参照番号１１０に
示されている。すなわち、事前選択された拡張文字が通
常のデータストリーム通信内に比較的少ない回数で現れ
る文字として選ばれると共に、その事前選択された拡張
文字がデータ内に存在することは従前通りである。そう
した場合に混乱が生じないようにするため、本発明の方
法及びシステムを使用して伝送されるべきデータストリ
ームは、コマンドシーケンスに先行しない事前選択され
た拡張文字の各発生を検出するために先ず走査される。
その後、その事前選択された拡張文字の複製が挿入され
て、プロセッサに対して、事前選択された拡張文字が、
特別な重要性をもつのではなく、データストリーム内の
単一の文字として処理されるべきであると示す。その
後、コマンドシーケンス１１４が続く事前選択された拡
張文字１１２は、フレーム１１６内のデータがセッショ
ン１と関連すべきであると示している。このようにし
て、本発明の方法及びシステムが、データパケットプロ
トコル及びフォーマット内で認識すべきデータ処理端末
や機能的なデータ処理端末を必要とせずに、データ処理
ネットワーク内の特定の通信セッションと関連するとし
てモデムに接続されるデータストリームの部分を識別す
るのに使用されることが、当業者によって理解される。
【００２２】図５を参照すると、本発明の方法及びシス
テムに従ってデータ転送間のモデムによるコマンドの処
理を示す高度な論理フローチャートが示されている。勿
論、図４に示される処理がデータ処理システムから通信
チャネルにフローするデータストリームを示す。しかし
ながら、同一の処理が通信チャネルからデータ処理シス
テムへとフローするデータストリームに使用されてもよ
い。
【００２３】図示されるように、プロセスはブロック７
０で開始し、その後ブロック７２に渡る。ブロック７２
はデータストリーム内の次の文字の検索を示して、次に
ブロック７４に渡る。ブロック７４は、検索された文字
が指定された拡張文字であるかどうかを決定する。当業
者にとって前述の事項を参照することで明らかになるよ
うに、指定された拡張文字はデータ処理システム内のい
かなる文字であってもよい。しかしながら、システムの
効率は通常のデータストリーム転送でしばしば存在しな
い拡張文字を選択することによって大幅に高められる。
例えば、 "* "キーが使用される。選択されたATコマン
ドはモデム／セルラー電話システムを共用コマンド／デ
ータ動作の状態に配置するのに使用され、第２コマンド
は、その後本発明の方法及びシステムと共に使用するた
めの選択された拡張文字を指定するのに使用される。
【００２４】ブロック７４を再度参照すると、検索され
たばかりの文字が指定された拡張文字でない場合は、プ
ロセスはブロック７６に渡る。ブロック７６は、モデム
／セルラー電話システムを介して伝送するために、その
検索された文字をデータポンプへ伝送する。しかしなが
ら、遭遇した（検索された）文字が指定された拡張文字
である場合は、ブロック７４で決定されるように、プロ
セスはブロック７８に渡る。
【００２５】ブロック７８が次の文字を検索した後、プ
ロセスはブロック８０に渡る。ブロック８０は、検索さ
れた次の文字が指定された拡張文字であるかどうかを決
定する。このステップがプロセスにおいて使用され、前
述のように、コマンドシーケンスが続かないデータスト
リーム内で指定された拡張文字の各々の発生を探索し、
その時点で指定された拡張文字の第２の発生を挿入する
ことによって、通常のデータストリームコンテキスト内
の指定された拡張文字の伝送を可能にする。従って、本
発明の方法及びシステムで開示されるように、２つの連
続する指定された拡張文字が発生するとき、図５のブロ
ック７６で示されるように、一つの拡張文字がデータポ
ンプに伝送されるべきである。
【００２６】ブロック８０を再度参照すると、検索され
た次の文字が指定された拡張文字でない場合、プロセス
はブロック８２に渡る。ブロック８２は、次の文字が指
定された終了文字であるかどうかを決定する。本発明の
開示された実施例において、指定された拡張文字に続く
各コマンドシーケンスは、復帰文字（キャリッジリター
ン）を使用することによって終了する。しかしながら、
本発明の方法及びシステムに従って、他のあらゆる固有
な文字が、指定された拡張文字に続くコマンドシーケン
スの終了を指定するのに使用される。次の文字が復帰文
字ならば、プロセスはブロック７２に渡されて次の文字
を検索し、次の指定された拡張文字が発生するまでデー
タポンプを介してデータの伝送を行う。
【００２７】ブロック８２を再度参照すると、遭遇した
次の文字が復帰文字でないか、或いは、他の指定された
終了文字である場合、プロセスはブロック８４に渡る。
ブロック８４はその遭遇した文字をコマンドプロセッサ
に伝送して、次にブロック８６に渡る。ブロック８６は
次の文字を検索し、指定された終了文字が発生する時ま
で、プロセスはブロック８２に反復的に戻る。このよう
にして、モデムに入力されるデータストリーム内のデー
タは、そのデータストリーム内の指定された拡張文字を
検索するため連続して分析され、その後、次の文字は複
製の指定された拡張文字が伝送されたかどうかを決定す
るために検査される。第２の指定された拡張文字が伝送
されていない場合は、指定された終了文字（開示される
実施例での復帰文字）が発生する時まで、指定された拡
張文字に続くデータは連続してコマンドプロセッサに接
続される。このようにして、選択されたコマンドシーケ
ンスは、データ転送モードを終了せずに処理するため、
コマンドプロセッサ５０（図３参照）に接続されてもよ
い。
【００２８】
【発明の効果】本発明は上記より構成され、分散データ
処理システムにおいて通信用に改良されたシステムが提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の方法及びシステムを実施するために使
用可能な分散データ処理システムの部分的概略外観図で
ある。
【図２】本発明の方法及びシステムを実施するために使
用可能な、図１の分散データ処理システム内のコンピュ
ータの部分的に高度なブロック図である。
【図３】本発明の方法及びシステムを実施するために使
用可能な、モデム／セルラー電話の高度なブロック図で
ある。
【図４】本発明の方法及びシステムに従って事前選択さ
れた拡張文字及びセッション識別コマンドシーケンスを
含むデータストリームの概略図である。
【図５】本発明の方法及びシステムに従ってデータ転送
間のモデムにおけるコマンド処理を示す高度な論理フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
１０ 分散データ処理システム １２ ポータブルコンピュータ ３０ プロセッサ ３６ モデム ３８ セルラー電話 ５０ コマンドプロセッサ ５２ 通信ポート ５４ 通信チャネル ５８ データポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンドラ アーレン マギール アメリカ合衆国33433ー3641、 フロリダ 州ボカ ラトン、ブリッジウッド テラス 6446 (72)発明者 ヴィクター スチュアート ムーア アメリカ合衆国33484、フロリダ州デルレ イ ビーチ、コーテズ コート 5122 (72)発明者 デビィッド シー． ウー アメリカ合衆国33434、フロリダ州ボカ ラトン、ノースウエスト フォーティファ ースト ストリート 2535

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 データ処理システムにおいて少なくとも
    １つのモデムを介して互いに接続される２つのデータ処
    理端末の間で複数の通信セッションを制御するための方
    法であって、前記モデムがデータ転送モード及びコマン
    ドモードを有し、 前記モデムが前記データ転送モードで作動する間、第１
    データ処理端末及び第２データ処理端末の間の第１通信
    セッションにおいて前記第１データ処理端末からのデー
    タのストリームを前記モデムに接続するステップと共
    に、 選択されたコマンドシーケンスが続く事前選択された拡
    張文字を前記データのストリーム内に選択的に挿入する
    ステップと、 前記モデムが前記データ転送モードで作動を続ける間、
    前記選択されたコマンドシーケンスに応じて前記第１デ
    ータ処理端末と前記第２データ処理端末の間に第２通信
    セッションを自動的に開始するステップと、 から成る複数の通信セッション制御方法。
  2. 【請求項２】 前記モデムが前記データ転送モードで作
    動を続ける間、データのストリーム内に選択されたセッ
    ション識別コマンドシーケンスが続く事前選択された拡
    張文字を選択的に挿入し、前記選択されたセッション識
    別コマンドシーケンスに続く前記データのストリーム内
    の選択されたデータが特定の通信セッションと自動的に
    関連するステップを更に含む、請求項１に記載の複数の
    通信セッション制御方法。
  3. 【請求項３】 前記データストリーム内に第２の選択さ
    れたコマンドシーケンスが続く事前選択された拡張文字
    を選択的に挿入するステップと、 前記モデムが前記データ転送モードで作動を続ける間、
    前記第２の選択されたコマンドシーケンスに応じて前記
    第１データ処理端末と前記第２データ処理端末の間に特
    定の通信セッションを自動的に終了するステップと、 を更に含む請求項１に記載の複数の通信セッション制御
    方法。
  4. 【請求項４】 選択されたコマンドシーケンスが続かな
    い前記データのストリーム内に前記事前選択された拡張
    文字の各々の発生を検出し、そうした各々の発生に続い
    て第２の事前選択された拡張文字を挿入するステップを
    更に含む、請求項１に記載の複数の通信セッション制御
    方法。
  5. 【請求項５】 前記データのストリーム内に各選択され
    たコマンドシーケンスに続いて事前選択された終了文字
    を挿入するステップを更に含む、請求項１に記載の複数
    の通信セッション制御方法。
  6. 【請求項６】 少なくとも１つのモデムを介して互いに
    接続される２つのデータ処理端末の間で複数の通信セッ
    ションを制御するためのデータ処理システムであって、
    前記モデムがデータ転送モード及びコマンドモードを有
    し、 前記モデムが前記データ転送モードで作動する間、前記
    第１データ処理端末及び前記第２データ処理端末の間
    の、第１通信セッション中、前記モデムに前記第１デー
    タ処理端末からのデータのストリームを接続するための
    手段と、 選択されたコマンドシーケンスが続く事前選択された拡
    張文字を前記データのストリーム内に選択的に挿入する
    ための手段と、 前記モデムが前記データ転送モードで作動を続ける間、
    前記選択されたコマンドシーケンスに応じて前記第１デ
    ータ処理端末と前記第２データ処理端末の間に第２通信
    セッションを自動的に開始するための手段と、 から成るデータ処理システム。
  7. 【請求項７】 前記モデムが前記データ転送モードで作
    動を続ける間、データのストリーム内に選択されたセッ
    ション識別コマンドシーケンスが続く事前選択された拡
    張文字を選択的に挿入し、前記選択されたセッション識
    別コマンドシーケンスに続く前記データのストリーム内
    の選択されたデータが特定の通信セッションと自動的に
    関連付けられる手段を更に含む、請求項６に記載のデー
    タ処理システム。
  8. 【請求項８】 前記データのストリーム内に第２の選択
    されたコマンドシーケンスが続く事前選択された拡張文
    字を選択的に挿入するための手段と、 前記モデムが前記データ転送モードで作動を続ける間、
    前記第２の選択されたコマンドシーケンスに応じて前記
    第１データ処理端末と前記第２データ処理端末の間に特
    定の通信セッションを自動的に終了するための手段と、 を更に含む請求項６に記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項９】 選択されたコマンドシーケンスが続かな
    い前記データのストリーム内に前記事前選択された拡張
    文字の各々の発生を検出し、そうした各々の発生に続い
    て第２の事前選択された拡張文字を挿入するための手段
    を更に含む、請求項６に記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項１０】 前記データのストリーム内に各選択さ
    れたコマンドシーケンスに続いて事前選択された終了文
    字を挿入するための手段を更に含む、請求項６に記載の
    データ処理システム。
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CA2094406A1 (en) 1993-11-22
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DE69319791D1 (de) 1998-08-27
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