JPH0637671Y2 - 麺の冷却装置等における麺等の移送機構 - Google Patents

麺の冷却装置等における麺等の移送機構

Info

Publication number
JPH0637671Y2
JPH0637671Y2 JP1988021035U JP2103588U JPH0637671Y2 JP H0637671 Y2 JPH0637671 Y2 JP H0637671Y2 JP 1988021035 U JP1988021035 U JP 1988021035U JP 2103588 U JP2103588 U JP 2103588U JP H0637671 Y2 JPH0637671 Y2 JP H0637671Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
cage
noodles
bucket
comb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988021035U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01125090U (ja
Inventor
則明 藤掛
Original Assignee
株式会社トーキョーメンキ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トーキョーメンキ filed Critical 株式会社トーキョーメンキ
Priority to JP1988021035U priority Critical patent/JPH0637671Y2/ja
Publication of JPH01125090U publication Critical patent/JPH01125090U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0637671Y2 publication Critical patent/JPH0637671Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は麺等の移送機構、より詳細には、即席麺製造過
程における麺のように型崩れしやすいものを、一工程終
了後後続の工程に送り込む際等に採用し得る麺の冷却装
置等における麺等の移送機構に関するものである。
〔従来の技術〕
即席麺の製造工程について説明すると、圧延、蒸射、味
付け、計量切断等の工程を経た後、麺をフライヤーで油
揚げし、次いで常温にまで下げるために冷却装置で冷却
する。その際フライヤーから冷却装置への麺塊の移送
は、一般に、シュートを介してコンベアからコンベア
へ、あるいは、コンベアからゴンドラへ自然落下させ、
あるいは滑り落とすことによって行っている。また、機
械的に把取して移送する方法もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の移送方法によった場合、移送の際の衝撃が大
きく、油揚げ後の麺の場合には、その周囲が欠け、所謂
クズ麺が多量に生ずる。また、コンベアからコンベアへ
の移送の場合、麺を縦横に整列させることが困難であ
る。
そこで本考案は、移送の際に衝撃がなく、移送物を損傷
することなくスムーズに次工程に移送することができる
麺の冷却装置等における麺等の移送機構を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、冷却等の処理を行なうために内部を循環する
ゴンドラ式バケットを備えた装置において、前記バケッ
トは櫛歯状の載置部を有しており、前記装置の入口側と
出口側に、多数の櫛歯を並設した櫛状の受台を設置し、
前記入口側の受台には簀の子を添設すると共に、簀の子
上に供給された麺塊等を横一線に並べて前記受台上に供
給する押送手段を配備し、また、前記出口側の受台には
簀の子を添設すると共に、受台上の麺塊等を搬出するプ
ッシャー機構を配備し、前記各簀の子の下に、簀の子の
棒材間に位置し、且つ、前記棒材上に突出する押送突起
を多数列循環させる整列コンベアを設置して成る麺の冷
却装置等における麺等の移送機構、を以て上記課題を解
決した。上記各受台を傾斜させることにより、上記押送
手段及びプッシャー機構を省略することもできる。
〔作用〕
物品は押送突起によって整列させられつつ、受台上に供
給される。受台上に供給された物品は、ゴンドラ式バケ
ットが下方から非接触状態にて受台をすり抜ける際にバ
ケット上にすくい取られる。その際物品には力が加わら
ないので、損傷するおそれがない。また、逆に、ゴンド
ラ式バケットが上方から非接触状態にて受台をすり抜け
る際に、バケット上の物品は受台上に取り残される。そ
の際も物品に力が加わらないので、物品を損傷すること
はない。
〔実施例〕
本考案の好ましい実施例を図面に依拠して説明する。
図示した実施例は本考案に係る機構を即席麺製造ライン
に適用したもので、第1図は全体の構成図、第2図は冷
却装置の入口部の構成図、第3図はその平面図、第4図
はその出口部の構成図である。図中1は簀の子で、多数
の平行に配置された棒材(好ましくは丸棒)で構成さ
れ、その上にフライヤーにおいて油揚げされた麺2が供
給される。3は、簀の子1上に置かれた麺2を整列させ
ながら搬送する整列コンベアで、幅方向に定間隔置きに
渡された横棒4に、簀の子1の各棒材間に位置し、且
つ、棒材上に突出する押送突起5を備えて成る。これに
より簀の子1上に供給された複数の麺2は、棒材間を移
動する押送突起5によって、横一線にされながら押送さ
れることになる。6は櫛状の受台で、多数の櫛歯7を定
間隔置きに回転軸8に固定することにより回動可能に構
成され、水平状態にあるときに簀の子1と同高となるよ
うにしてある。受台6は、後述するゴンドラの種類によ
り、1つの場合と2つを向かい合わせた場合とがある
(図示した例は後者)。出口側に設置される受台6aの任
意の櫛歯7には、第4図に示されるように突出部9が設
けられ、そこに引張バネ10が張架される。引張バネ10
は、常時突出部9を引張ることにより、受台6aを水平状
態に維持する(その位置は図示せぬストッパーによって
規制される)。引張バネ10の引張力は、受台6a上に麺2
の1つ分の重量が加わっても影響を受けず、それ以上の
重量が加わったときに負けて伸びる強さに設定する。11
は軸12を中心に回転する押込アームで、押送突起5に押
送されて簀の子1と受台6とに掛かった状態の麺2a(第
2図)を、回転に伴って押送して受台6上の定位置に供
給するためのものである。13はゴンドラ式バケットで、
受台6に対し、非接触状態にて交錯して昇降する。ゴン
ドラ式バケット13は、多数の薄板14を支持材15に定間隔
置きに取り付けて成り、冷却装置16内を循環するチェー
ン17等に枢支される。18、19はゴンドラ式バケット13の
昇降軌道を規制するガイドレールで、入口側のガイドレ
ール18は下方を、また、出口側のガイドレール19は上方
をそれぞれ拡開してあり、支持材15が確実にガイドレー
ル18、19内に導かれるよう配慮してある。第4図におけ
る20、21は対置されたタイミングベルトで、ゴンドラ式
バケット13の揺動を防止し、以て、より確実に支持材15
をガイドレール19内に導き入れる。22はプッシャーで、
ゴンドラ式バケット13の下降に伴い、受台6上に取り残
されることになる冷却処理済みの麺2b(第4図)を押送
して、受台6aから、図示せぬカップシール機に延びる簀
の子23上に乗り移らせる。プッシャー22はクランク機構
24により、あるいは、シリンダーによって前後動する。
第1図に示された例では、プッシャー機構が二段に設置
されている。その作用については後述する。25は、整列
コンベア3同様押送突起26を備えたコンベアで、簀の子
23上の麺2bをカップシール機に搬送供給する。なお、第
2図における27はオーバーフローシュートである。第5
図及び第6図は受台を傾斜させたもので、6cは供給用の
受台であり、6dは取出し用の受台である。受台6cは上端
を整列コンベア3に添設してあり、整列コンベア3によ
って送られてくる麺2が直接滑り落ちるようになってい
る。受台6cの下端には、必要に応じて、麺2を定位置に
停止させるためのストッパーを設ける。受台6dは、ゴン
ドラ式バケット13のすり抜け部が傾斜していて、そこに
載った麺2が直ちに滑り落ちるようになっている。
上記構成において、フライヤーで油揚げされ簀の子1上
に供給された麺2は、整列コンベア3によって整列され
ながら押送され、簀の子1上を滑動して手前側の受台6
上へと搬送される。そこにおいて麺2は低速回転する押
込アーム11によって後方から押され、前後の受台6、6
上の中央に位置させられる。受台6cが傾斜したものであ
るときは、整列コンベア3から直接受台6cに滑り供給さ
れる。その際麺2が受台6、6上に2つ供給された場合
は、先のものが後のものに押されて受台6から落ち、オ
ーバーフローシュート27より回収される。次いで麺2
は、受台6、6の下方から櫛歯7間を非接触にてすり抜
けるゴンドラ式バケット13にすくい上げられ、その状態
で、冷却装置16内を時間をかけてジクザグに移動し、そ
の間に略常温にまで冷却される。冷却装置16から出たゴ
ンドラ式バケット13は、出口側の受台6a、6aを今度は上
方からすり抜けると、麺2bは受台6a、6aに受け止めら
れ、そこに取り残される。取り残された麺2bは、次のゴ
ンドラ式バケット13が到来する前に、プッシャー22の作
用で受台6a、6a上から搬出され、簀の子23上に供給され
る。もし受台6a、6a上の麺2bが搬出されずに次のゴンド
ラ式バケット13が到来したときは、麺2bを介して受台6
a、6aに荷重がかかり、受台6a、6bは引張バネ10に抗し
て下方に回動し、その上に乗っていた麺2bが落下する。
落下した麺2bはその下のゴンドラ式バケット13、即ち、
当該麺2bが乗っていたゴンドラ式バケット13に再び乗る
ことになる。そして、下段の受台6b、6bをすり抜ける際
に受台6b、6bに受け止められ、プッシャー22aによって
搬出されて回収される。受台をこのように二段に配備す
ることにより、上述のような誤動作の際の逃げとするこ
とができるだけでなく、異種の麺を交互に搬送し、受台
の部分で櫛い分けして別個にカップシール処理すること
にも利用できる。その際は受台6a、6aを、モーター、シ
リンダー、ロータリーアクチュエータ等を用いて、ゴン
ドラ式バケット13が通過する度に開閉動作させる。受台
6dが傾斜したものであるときは、ゴンドラ式バケット13
がすり抜けると同時に麺が滑り落ちる。
〔考案の効果〕
本考案は上述した通りであって、麺等の移送の際に一列
に整列させることができ、物品に力がかからないので、
何ら損傷することなくスムーズに移送することが可能な
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の全体構成図、第2図はそこに
おける入口部の構成図、第3図はその平面図、第4図は
出口部の構成図、第5図及び第6図は受台を傾斜させた
場合の入口部並びに出口部を示す図である。 符号の説明 1、23……簀の子 2、2a、2b……麺 3、25……コンベア 6、6a、6b、6c、6d……受台 11……押込アーム 13……ゴンドラ式バケット 16……冷却装置 18、19……ガイドレール 22、22a……プッシャー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却等の処理を行なうために内部を循環す
    るゴンドラ式バケットを備えた装置において、前記バケ
    ットは櫛歯状の載置部を有しており、前記装置の入口側
    と出口側に、多数の櫛歯を並設した櫛状の受台を設置
    し、前記受台に対して前記バケットが非接触状態にて通
    過可能になし、前記入口側の受台には棒材を並置して成
    る簀の子を添設すると共に、前記簀の子の前端部上に、
    回転して麺塊を前記受台上に供給する押込アームを配備
    し、また、前記出口側の受台には前記同様の簀の子を添
    設すると共に、受台上を往復するプッシャー機構を配備
    し、前記各簀の子の下に、簀の子の各棒材間に位置し且
    つ前記棒材上に突出する押送突起を多数列循環させる整
    列コンベアを設置して成る麺の冷却装置等における麺等
    の移送機構。
  2. 【請求項2】出口側のプッシャー機構を二段設置した請
    求項1記載の麺の冷却装置等における麺等の移送機構。
  3. 【請求項3】冷却等の処理を行なうために内部を循環す
    るゴンドラ式バケットを備えた装置において、前記バケ
    ットは櫛歯状の載置部を有しており、前記装置の入口側
    と出口側に、多数の櫛歯を並設した櫛状の受台を設置
    し、前記受台に対して前記バケットが非接触状態にて通
    過可能になし、前記入口側の受台の上端側及び前記出口
    側の受台の下端側に棒材を並置して成る簀の子を添設
    し、前記各簀の子の下に、簀の子の各棒材間に位置し且
    つ前記棒材上に突出する押送突起を多数列循環させる整
    列コンベアを設置して成る麺の冷却装置等における麺等
    の移送機構。
JP1988021035U 1988-02-19 1988-02-19 麺の冷却装置等における麺等の移送機構 Expired - Lifetime JPH0637671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988021035U JPH0637671Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 麺の冷却装置等における麺等の移送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988021035U JPH0637671Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 麺の冷却装置等における麺等の移送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01125090U JPH01125090U (ja) 1989-08-25
JPH0637671Y2 true JPH0637671Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31237909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988021035U Expired - Lifetime JPH0637671Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 麺の冷却装置等における麺等の移送機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637671Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612927U (ja) * 1979-07-09 1981-02-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01125090U (ja) 1989-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU708029B2 (en) Apparatus and method for flipping and positioning articles
US3068987A (en) Conveyor system
GB2090804A (en) Grouping articles before packaging
WO2000017053A9 (en) Food article loading head and method
WO1996021608A1 (en) Positive spacing conveyor apparatus
US6220424B1 (en) Method and apparatus for transferring items from a conveyor
EP0521428B1 (en) A device for forming piles of articles, particularly for automatic packaging plants
US3258103A (en) Continuous drier apparatus
US4554865A (en) Taco shell forming and cooking apparatus
US4510165A (en) Taco shell forming and cooking method
KR930006073B1 (ko) 계란을 용기에 수용하는 장치
JPH0637671Y2 (ja) 麺の冷却装置等における麺等の移送機構
EP0512651A1 (en) Apparatus for receiving or transferring, vertically transporting and delivering articles such as eggs
US4719849A (en) Food product cooker
JPH07285654A (ja) 物品の集合搬送装置
US4324326A (en) Discharge assembly for an oven
US2956520A (en) Candy cane forming machine
US2787361A (en) Lemon-turning conveyor
EP0588412A1 (en) Apparatus for transferring substantially spherical or ellipsoidal products, such as for instance eggs, fruit or vegetables
JPH0362498B2 (ja)
US3224162A (en) Egg handling and packing apparatus
JPH08172968A (ja) 卵移送装置
JPH0575476B2 (ja)
JPH0739852Y2 (ja) 選別供給装置
JPS63252823A (ja) 菓子の整列方法ならびに装置