JPH0637660Y2 - 撚り取り具 - Google Patents

撚り取り具

Info

Publication number
JPH0637660Y2
JPH0637660Y2 JP1990109221U JP10922190U JPH0637660Y2 JP H0637660 Y2 JPH0637660 Y2 JP H0637660Y2 JP 1990109221 U JP1990109221 U JP 1990109221U JP 10922190 U JP10922190 U JP 10922190U JP H0637660 Y2 JPH0637660 Y2 JP H0637660Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
twisting tool
emitting body
hooks
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990109221U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0465075U (ja
Inventor
利昭 宮前
Original Assignee
株式会社ミヤマエ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミヤマエ filed Critical 株式会社ミヤマエ
Priority to JP1990109221U priority Critical patent/JPH0637660Y2/ja
Publication of JPH0465075U publication Critical patent/JPH0465075U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0637660Y2 publication Critical patent/JPH0637660Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣の仕掛けにおいて、道糸とハリスとの間
に用いられる撚り取り具に関する。
〔従来の技術〕
従来の撚り取り具は第3図に示したように、金属製のリ
ング(イ)の直径方向の相対位置に二個のサルカン
(ロ)・(ハ)を取り付けてなるものである。そして、
一方のサルカン(ロ)には道糸(A)を結索する一方、
他方のサルカン(ハ)にはハリス(B)を結索すること
により、道糸とハリス間に生ずる撚りをなくすと同時
に、上記リング(イ)が通常ハリスの末端に取り付けら
れるオモリとは別に中間オモリとしての役割を果たすよ
うにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した撚り取り具は主に釣糸の撚りを
防ぐという単一の機能しか発揮しないので、例えば夜釣
りで公知の円柱状発光体を用いて集魚を行おうとすれ
ば、上記撚り取り具とは別に発光体専用のホルダーを取
付けなければならない。そのため、仕掛け自体が複雑且
つ大型化してしまい、釣り人にとってはその準備に煩雑
さ伴うという不都合がある。
本考案は、仕掛けを複雑化することなく、発光体による
集魚効果が得られる撚り取り具を提供することを目的と
したものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために本考案は、ループ状枠体を
二分する位置に内周側に向かってフック及びスプリング
付きフックを対設し、各フックの基端を跨ぐようにルー
プ状枠体に止め環をそれぞれ設け、各止め環にサルカン
をそれぞれ取り付ける一方、上記フック間に円柱状発光
体を弾発係止するという手段を用いた。
〔作用〕
上記の技術的手段において、一方のサルカンに道糸を結
索し、他方のサルカンにハリスを結索すれば、道糸とハ
リス間に生じる撚りがなくなり、またループ状枠体が通
常ハリスの末端に取り付けられるオモリとは別に中間オ
モリとしての役割を果たす。また円柱状発光体は仕掛け
に近い位置で発光することになり、夜釣り等で有効に集
魚する。そしてループ状枠体の内方に円柱状発光体が位
置するから仕掛け自体がコンパクトになる。さらにスプ
リング付きフックを伸ばすだけで円柱状発光体の取り付
け、取り外しが可能であるし、スプリングの付勢力によ
り各フックがループ状枠体に沿ってズレようとしても止
め環によって阻止される。
また全体として各フックを結ぶ線に対してほぼ対称形で
あるから、道糸の操作等により撚り取り具が上下して流
れの方向が変わっても、流れから受ける力がバランスす
るから、撚り取り具は回転しない。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従って更に具
体的に述べると、第1図において、1は金属製のループ
状枠体、2a・2bはその直径方向の相対位置に設けられた
フックであって、フック2aはスプリング2cを介して枠体
1に吊設され、フック2bはループ状枠体1に直接係止さ
れている。又、3は透明樹脂からなるカプセルであっ
て、公知の円柱状発光体4を収納する主体3aと、該主体
の下部開口3bに螺着される蓋体3cとからなるものであ
る。そして、カプセル3の両端に形成された通孔3d・3d
には、それぞれフック2a・2bが係止されている。
一方、ループ状枠体1には、上記各フック2a・2bを跨ぐ
ように線材を巻回して形成した止め環5をそれぞれ設
け、該止め環5には内部にベアリングを内装したサルカ
ン6・7を取り付けている。
尚、図中8はカプセル3の下部開口3bに装着された廻り
止め且つ防水用のOリングを示す。
次に、上例の本考案に係る撚り取り具を使用するに当た
っては、先ず、円柱状発光体4をカプセル3の主体3a内
に挿入し、蓋体3cを装着して該カプセル内に発光体4を
セットする。そして、カプセル3の下方の通孔3dにはフ
ック2bを係止する一方、上方の通孔にはスプリング2cを
伸長させて先端のフック2aを係止すれば、発光体4の入
ったカプセル3がスプリング2cにより引っ張られた状態
で当該枠体1内に架設支持される。
又、本考案の撚り取り具を仕掛けに使用する方法は従前
のものと同様に行えば良く。即ち、一方のサルカン6に
は道糸(A)を結索し、他方のサルカン7にはハリス
(B)を結索するのである。この場合、サルカン6・7
にはベアリング(図示せず)が内装されているので道糸
(A)とハリス(B)とは確実に断絶されており、一方
の撚れは他方に伝達されない。
従って、上記実施例においては、道糸(A)とハリス
(B)間の撚りをなくせると共に、ループ状枠体1を中
間オモリとして機能させることができ、また従来のよう
に別途に発光体のホルダー等を組み込むことなく仕掛け
に近い最適な位置で集魚効果が得られ、しかも仕掛け自
体がコンパクトになり、従来のこの種発光体使用の仕掛
けの準備に見られた煩雑さも解消できる。またスプリン
グ付きフック2aにより円柱状発光体の取り付け、取り外
しが簡単にできるし、止め環5により各フック2a・2bの
ズレを防止できる。さらに全体として各フック2a・2bを
結ぶ線に対してほぼ対称形であるから、道糸(A)の操
作等により撚り取り具が上下して流れの方向が変わって
も、流れから受ける力がバランスするから、撚り取り具
は回転せず、撚りそのものができにくい。
上記実施例において、スプリング2cは下方のフック2b側
に設けても差し支えない。
尚、本実施例では円柱状発光体4をカプセル3に収納す
る構成としたが、この他、第3図に示したように円柱状
発光体4自体を変形し、両端にそれぞれ舌部4aを延成し
て該舌部にフック2a・2bを係止するための通孔4bを設け
るようにしても良い。このようにすれば、カプセル3を
省略した簡易な構造にすることができる。
又、枠体1は上例のリング状に限定されるものではな
く、三角形や正方形など使用条件により任意の形状とす
るものである。
〔考案の効果〕
本考案の撚り取り具は、ループ状枠体を二分する位置に
内周側に向かってフック及びスプリング付きフックを対
設し、各フックの基端を跨ぐようにループ状枠体に止め
環をそれぞれ設け、各止め環にサルカンをそれぞれ取り
付ける一方、上記フック間に円柱状発光体を弾発係止し
たものであるから、道糸とハリス間の撚りをなくせると
共に、ループ状枠体を中間オモリとして機能させること
ができ、また従来のように別途に発光体のホルダー等を
組み込むことなく仕掛けに近い最適な位置で集魚効果が
得られ、しかも仕掛け自体がコンパクトになり、従来の
この種発光体使用の仕掛けの準備に見られた煩雑さも解
消できる。またスプリング付きフックにより円柱状発光
体の取り付け、取り外しが簡単にできるし、止め環によ
り各フックのズレを防止できる。さらに全体として各フ
ックを結ぶ線に対してほぼ対称形であるから、道糸の操
作等により撚り取り具が上下して流れの方向が変わって
も、流れから受ける力がバランスするから、撚り取り具
は回転せず、撚りそのものができにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の撚り取り具の一実施例を示す正面図、
第2図は円柱状発光体の変形例を示す斜視図、又第3図
は従来例を示す正面図である。 尚、図中1……枠体、2a・2b……フック、3……カプセ
ル、4……円柱状発光体、6・7……サルカン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ状枠体を二分する位置に内周側に向
    かってフック及びスプリング付きフックを対設し、各フ
    ックの基端を跨ぐようにループ状枠体に止め環をそれぞ
    れ設け、各止め環にサルカンをそれぞれ取り付ける一
    方、上記フック間に円柱状発光体を弾発係止したことを
    特徴とする撚り取り具。
JP1990109221U 1990-10-17 1990-10-17 撚り取り具 Expired - Lifetime JPH0637660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990109221U JPH0637660Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 撚り取り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990109221U JPH0637660Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 撚り取り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0465075U JPH0465075U (ja) 1992-06-04
JPH0637660Y2 true JPH0637660Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31856387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990109221U Expired - Lifetime JPH0637660Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 撚り取り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637660Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246704Y2 (ja) * 1986-05-14 1990-12-10
JPH01163970U (ja) * 1988-04-22 1989-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0465075U (ja) 1992-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7069687B2 (en) Case structure for housing fishing hook
US3105319A (en) Live bait harness
US3698119A (en) Fishing tackle
JPH0637660Y2 (ja) 撚り取り具
EP1264542A2 (en) Angling rig device
US3974587A (en) Detachably fastenable swivel device
US5915947A (en) Tippet dispenser
JPH06955Y2 (ja) 撚り取り具
KR200327156Y1 (ko) 연결고리
KR200162512Y1 (ko) 회전 낚시바늘용 연결구의 구조
JP2511543Y2 (ja) 烏賊針
JPS6035400Y2 (ja) 釣り用天秤
JPH0246704Y2 (ja)
GB2197571A (en) Device for attaching bait adjacent a hook
JP2002306023A (ja) 釣り針
JPH0538587Y2 (ja)
JPH0233678Y2 (ja)
JPH0246706Y2 (ja)
JPH0775499B2 (ja) 螺旋型ハリス連結具構造
KR200147611Y1 (ko) 릴낚시용 방울 협지구
JP2000272568A (ja) 釣竿の保持器具
KR200200554Y1 (ko) 낚시대부착용 스풀
KR200200555Y1 (ko) 낚시대부착용 스풀
KR200367180Y1 (ko) 낚시용 릴의 스풀
SU1041087A1 (ru) Донна удочка