JPH0637372B2 - プラスチック製容器入り薬剤 - Google Patents
プラスチック製容器入り薬剤Info
- Publication number
- JPH0637372B2 JPH0637372B2 JP59197434A JP19743484A JPH0637372B2 JP H0637372 B2 JPH0637372 B2 JP H0637372B2 JP 59197434 A JP59197434 A JP 59197434A JP 19743484 A JP19743484 A JP 19743484A JP H0637372 B2 JPH0637372 B2 JP H0637372B2
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- JP
- Japan
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- weight
- parts
- container
- plastic container
- polyoxyethylene
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、農業上、防疫上及び工場上で有害となる微生
物、虫類、雑草等を防除するのに有用なプラスチック製
容器入り薬剤を提供するものである。その目的とすると
ころは、製品の保存中に生ずる容器の変形を未然に防止
し、経時的に起る外観の変化を防ぎ、製品の商品価値を
向上させることにある。
物、虫類、雑草等を防除するのに有用なプラスチック製
容器入り薬剤を提供するものである。その目的とすると
ころは、製品の保存中に生ずる容器の変形を未然に防止
し、経時的に起る外観の変化を防ぎ、製品の商品価値を
向上させることにある。
(従来の技術) プラスチック製の容器は、その軽量性、割れにくさ、使
用後の後始末の容易性、例えば焼却が可能であるなどの
理由から、ガラス瓶に代って種々の分野の用品の包装に
広く使用されている。
用後の後始末の容易性、例えば焼却が可能であるなどの
理由から、ガラス瓶に代って種々の分野の用品の包装に
広く使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) このように多くの利点を有するプラスチック製容器も、
欠点として、内容物の変化、ガス及び液体蒸気の僅かな
透過性や特殊な溶剤による容器の腐蝕等があり、そのた
め容器の変形を引き起こしている。
欠点として、内容物の変化、ガス及び液体蒸気の僅かな
透過性や特殊な溶剤による容器の腐蝕等があり、そのた
め容器の変形を引き起こしている。
この防止のために、従来、容器の材質や溶剤の検討、目
付量の増量等を行ってきたが、いずれも原価的に割高に
なったり、例えば農薬の場合、これを植物に散布の際、
薬害の原因となったりして十分成功している例は少な
い。もちろん、すべての薬剤がプラスチック製容器を変
形させる訳ではなく、薬剤の種類、溶剤、界面活性剤、
補助剤等の選定により変形を防止している場合もある。
付量の増量等を行ってきたが、いずれも原価的に割高に
なったり、例えば農薬の場合、これを植物に散布の際、
薬害の原因となったりして十分成功している例は少な
い。もちろん、すべての薬剤がプラスチック製容器を変
形させる訳ではなく、薬剤の種類、溶剤、界面活性剤、
補助剤等の選定により変形を防止している場合もある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、プラスチック製容器の変形の甚だしいチ
オ又はジチオ燐酸エステルとポリオキシアルキレンアル
キルアリールエーテル又はアルキルアリールスルホン酸
塩を含む乳剤を封入した薬剤について、その容器の変形
について鋭意研究した結果、プラスチック製容器に薬剤
の一定量を入れたのちにできる上部空間の空気を窒素ガ
スで置換することにより、保存中におこる容器の「へこ
み」を防止できることを見出した。包装技術上、容器の
中に窒素ガスを封入することは食品などで内容物の酸化
による変質防止の目的で行われているが、プラスチック
製容器の変形防止の目的で窒素ガスを封入した例は見当
らない。
オ又はジチオ燐酸エステルとポリオキシアルキレンアル
キルアリールエーテル又はアルキルアリールスルホン酸
塩を含む乳剤を封入した薬剤について、その容器の変形
について鋭意研究した結果、プラスチック製容器に薬剤
の一定量を入れたのちにできる上部空間の空気を窒素ガ
スで置換することにより、保存中におこる容器の「へこ
み」を防止できることを見出した。包装技術上、容器の
中に窒素ガスを封入することは食品などで内容物の酸化
による変質防止の目的で行われているが、プラスチック
製容器の変形防止の目的で窒素ガスを封入した例は見当
らない。
本発明に用いるチオ又はジチオ燐酸エステルには次の化
合物が挙げられる。
合物が挙げられる。
0,0−ジメチル−0−(3−メチル−4−ニトロフェ
ニル)チオホスフェート(MEP)、 0,0−ジメチル−0−(3−メチル−4−メチルチオ
フェニル)チオホスフェート(MPP)、 0,0−ジエチル−0−(2−イソプロピル−4−メチ
ルピリミジル−6)チオホスフェート(ダイアジノ
ン)、 2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホス
ホリン−2−スルフィド(サリチオン)、 0,0−ジメチル−S−α−エトキシカルボニルベンジ
ルチオホスフェート(PAP)、 0,0−ジエチル−0−(5−フェニル−3−イソキサ
ゾール)チオホスフェート(イソキサチオン)、 0,0−ジメチル−0−(3,5,6−トリクロル−2
−ピリジル)チオホスフェート(クロルピリホスメチ
ル)、 0,0−ジメチル−S−(2−エチルスルフイニルイソ
プロピル)チオホスフェート(ESP)、 0,0−ジメチル−S−メチルカルバモイルメチルジチ
オホスフェート(ジメトエート)、 0,0−ジイソプロピル−S−ベンジルチオホスフェー
ト(IBP)、 0,0−エチル−S,S−ジフェニルジチオホスフェー
ト(EDDP)、 本発明に用いるポリオキシアルキレンアルキルアリール
エーテルを一般式で例示すると次の通りである。
ニル)チオホスフェート(MEP)、 0,0−ジメチル−0−(3−メチル−4−メチルチオ
フェニル)チオホスフェート(MPP)、 0,0−ジエチル−0−(2−イソプロピル−4−メチ
ルピリミジル−6)チオホスフェート(ダイアジノ
ン)、 2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホス
ホリン−2−スルフィド(サリチオン)、 0,0−ジメチル−S−α−エトキシカルボニルベンジ
ルチオホスフェート(PAP)、 0,0−ジエチル−0−(5−フェニル−3−イソキサ
ゾール)チオホスフェート(イソキサチオン)、 0,0−ジメチル−0−(3,5,6−トリクロル−2
−ピリジル)チオホスフェート(クロルピリホスメチ
ル)、 0,0−ジメチル−S−(2−エチルスルフイニルイソ
プロピル)チオホスフェート(ESP)、 0,0−ジメチル−S−メチルカルバモイルメチルジチ
オホスフェート(ジメトエート)、 0,0−ジイソプロピル−S−ベンジルチオホスフェー
ト(IBP)、 0,0−エチル−S,S−ジフェニルジチオホスフェー
ト(EDDP)、 本発明に用いるポリオキシアルキレンアルキルアリール
エーテルを一般式で例示すると次の通りである。
R−Ar−O−[(CH2)mO−]nH (式中、Rはアルキル基を、Arはフェニル基、ナフチ
ル基を、m,nは整数を示す。) これらの例として、ポリオキシエチレンオクチルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンイソオクチルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
等が挙げられる。
ル基を、m,nは整数を示す。) これらの例として、ポリオキシエチレンオクチルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンイソオクチルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
等が挙げられる。
また、アルキルアリールスルホン酸塩は 一般式 (R′−) nAr−SO3M で例示される。但し式中、R′はアルキル基を、Arは
フェニル基、ナフチル基を、Mは塩形成基を示す。 nは
整数を示す。
フェニル基、ナフチル基を、Mは塩形成基を示す。 nは
整数を示す。
これらの例として、ドデシルベンゼンスルホン酸、 ジプロピルナフタレンスルホン酸 ジブチルナフタレンスルホン酸、 ジオクチルナフタレンスルホン酸 等のナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アミン
塩が挙げられる。
塩が挙げられる。
また本発明の薬剤には前述の界面活性剤の他に、アニオ
ン系界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム、オレイ
ル硫酸ナトリウム、オレイン酸硫酸エステルナトリウ
ム、イセチオン酸硫酸エステルナトリウム等があり、非
イオン系界面活性剤としてポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールラウレート、ポリ
オキシエチレンソルビトールオレエート、トール油脂肪
酸ソルビトールエステルのポリオキシエチレン誘導体等
が挙げられる。これらの界面活性剤は混合して使用する
ことも出来る。
ン系界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム、オレイ
ル硫酸ナトリウム、オレイン酸硫酸エステルナトリウ
ム、イセチオン酸硫酸エステルナトリウム等があり、非
イオン系界面活性剤としてポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビトールラウレート、ポリ
オキシエチレンソルビトールオレエート、トール油脂肪
酸ソルビトールエステルのポリオキシエチレン誘導体等
が挙げられる。これらの界面活性剤は混合して使用する
ことも出来る。
有機溶剤としては、ベンゼン、キシレン、トルエン等の
芳香族炭化水素、ケトン系溶剤、アルコール系溶剤、脂
肪族炭化水素系溶剤が用いられる。
芳香族炭化水素、ケトン系溶剤、アルコール系溶剤、脂
肪族炭化水素系溶剤が用いられる。
次に、本発明に用いるプラスチック製容器は、通常、ブ
ロー成形法によって工業的に生産される容器で、材質は
ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリエステル、塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ナイロン等がある。
ロー成形法によって工業的に生産される容器で、材質は
ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリエステル、塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ナイロン等がある。
プラスチック製容器の容積は、例えば農薬に通常用いら
れるものは100cc、300cc、500cc、1、5
、及び18等があるが、本発明に係る薬剤の容積、
大きさは特に問題としない。
れるものは100cc、300cc、500cc、1、5
、及び18等があるが、本発明に係る薬剤の容積、
大きさは特に問題としない。
次に本発明のプラスチック製容器入り薬剤の製造方法
は、プラスチック製容器に、有効成分、溶剤、界面活性
剤等を加えて溶解後均一に混合し過した乳剤を充てん
機を用いて、一定量容器に充てんした後、上部の空間部
に窒素ガスを直接ノズルから封入する簡単な方法でよ
い。空間部の空気を吸収除去した後、窒素ガスを封じこ
めば完璧であるが、上層部に空間の約1/2以上が窒素で
置換されていれば、本発明の目的である容器の変形は防
止できる。
は、プラスチック製容器に、有効成分、溶剤、界面活性
剤等を加えて溶解後均一に混合し過した乳剤を充てん
機を用いて、一定量容器に充てんした後、上部の空間部
に窒素ガスを直接ノズルから封入する簡単な方法でよ
い。空間部の空気を吸収除去した後、窒素ガスを封じこ
めば完璧であるが、上層部に空間の約1/2以上が窒素で
置換されていれば、本発明の目的である容器の変形は防
止できる。
(実施例) 次に、実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
(実施例1) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にサリチオン27重
量部、キシレン63重量部、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル3重量部、ドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウム塩5重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル2重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入れ、
次いで窒素ガスを送入し容器に残留する空気と置換す
る。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にサリチオン27重
量部、キシレン63重量部、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル3重量部、ドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウム塩5重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル2重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入れ、
次いで窒素ガスを送入し容器に残留する空気と置換す
る。
(実施例2) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、EDDP30重
量部、キシレン55重量部、、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル3重量部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸カルシウム塩9重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル3重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入
れ、以後実施例1と同様にする。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、EDDP30重
量部、キシレン55重量部、、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル3重量部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸カルシウム塩9重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル3重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入
れ、以後実施例1と同様にする。
(実施例3) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、IBP50重量
部、キシレン40重量部、、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル2.5重量部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム塩5.5重量部、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル2重量部を均一に溶解した乳剤500cc
を入れ、以後実施例1と同様にする。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、IBP50重量
部、キシレン40重量部、、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル2.5重量部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム塩5.5重量部、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル2重量部を均一に溶解した乳剤500cc
を入れ、以後実施例1と同様にする。
(実施例4) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、IBP27重量
部、IBP27重量部、キシレン34重量部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル2.4重量部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム塩7.2重量部、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル2.4重量部を均一に
溶解した乳剤500ccを入れ、以後実施例1と同様にす
る。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)に、IBP27重量
部、IBP27重量部、キシレン34重量部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル2.4重量部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム塩7.2重量部、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル2.4重量部を均一に
溶解した乳剤500ccを入れ、以後実施例1と同様にす
る。
(比較例1) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にサリチオン27重
量部、キシレン50重量部、メタノール5重量部、ジメ
チルホルムアミド8重量部、ポリオキシエチレンひまし
油6重量部、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロ
ックポリマー3重量部、ジオクチルスルホサクシネート
ナトリウム塩1重量部を均一に溶解した乳剤500ccを
入れ、ついで窒素ガスを送入し容器に残留する空気と置
換する。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にサリチオン27重
量部、キシレン50重量部、メタノール5重量部、ジメ
チルホルムアミド8重量部、ポリオキシエチレンひまし
油6重量部、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロ
ックポリマー3重量部、ジオクチルスルホサクシネート
ナトリウム塩1重量部を均一に溶解した乳剤500ccを
入れ、ついで窒素ガスを送入し容器に残留する空気と置
換する。
(比較例2) 500cc用プラスチック製容器(内容積555cc,材
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にEDDP30重量
部、キシレン55重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル10重量部、トリデシルベンジルアンモニウムク
ロライド5重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入
れ、以後比較例1と同様にする。
質ポリエチレン、ナイロン二重層)にEDDP30重量
部、キシレン55重量部、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル10重量部、トリデシルベンジルアンモニウムク
ロライド5重量部を均一に溶解した乳剤500ccを入
れ、以後比較例1と同様にする。
(作用) 本発明の窒素ガス充てんによるプラスチック製容器の変
形防止のメカニズムについての解明は十分ではないが、
次の如く推定される。
形防止のメカニズムについての解明は十分ではないが、
次の如く推定される。
(1)薬剤に対する空気と窒素の反応性の違い。
薬剤の有効成分、界面活性剤、溶剤、その他の成分等の
中には、僅かずづ酸化分解するものがある。空気中の酸
素が分解反応に消化されるため、容器内の減圧がすす
み、容器の「へこみ」をもたらすが窒素で置換すること
により酸化分解−減圧を防止することができ、容器の変
形を防止できる。
中には、僅かずづ酸化分解するものがある。空気中の酸
素が分解反応に消化されるため、容器内の減圧がすす
み、容器の「へこみ」をもたらすが窒素で置換すること
により酸化分解−減圧を防止することができ、容器の変
形を防止できる。
(2)プラスチック製容器に対する空気と窒素の反応性
の違い。
の違い。
容器自体に対しても窒素の方が空気より、酸化、腐蝕等
の影響が少ないため、容器の変質、変形が防止できる。
の影響が少ないため、容器の変質、変形が防止できる。
(発明の効果) 本発明の窒素ガス封入薬剤は、その包装容器であるプラ
スチック製容器が長期間に亘って変形が見られない。次
に、その効果を試験例を挙げて説明する。
スチック製容器が長期間に亘って変形が見られない。次
に、その効果を試験例を挙げて説明する。
(試験例) (1)供試容器 農薬に用いられる500cc用プラスチ
ック容器(内容積555cc)、材質:ポリエチレン
(カルプ、登録商標名、カルプ工業(株))、ナイロン二
重層56±1g (2)窒素ガス封入要領 各薬剤を500cc用プラスチック製容器に充てん後(1
薬剤につき5本) (イ)窒素ガス封入品:ガスを20秒容器口元から送入 (ロ)窒素ガス1/2封入品:真空トラップを用いて空間
容積の1/2を窒素で置換 いずれも封入後にキャップで密封した。
ック容器(内容積555cc)、材質:ポリエチレン
(カルプ、登録商標名、カルプ工業(株))、ナイロン二
重層56±1g (2)窒素ガス封入要領 各薬剤を500cc用プラスチック製容器に充てん後(1
薬剤につき5本) (イ)窒素ガス封入品:ガスを20秒容器口元から送入 (ロ)窒素ガス1/2封入品:真空トラップを用いて空間
容積の1/2を窒素で置換 いずれも封入後にキャップで密封した。
(3)保存条件:室温放置30日及び60日(3月〜4
月) (4)変形率:容器の胴中心部の外径を測定して次式に
より変形率を算出した。
月) (4)変形率:容器の胴中心部の外径を測定して次式に
より変形率を算出した。
尚、変形率7%以下では肉眼で変形と感じない。
(5)結果:第1表に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】チオ又はジチオ燐酸エステルとポリオキシ
アルキレンアルキルアリールエーテル及びアルキルアリ
ールスルホン酸塩から選ばれる1種以上の界面活性剤を
含む乳剤をプラスチック製容器に入れ、空間部の空気1/
2以上を窒素ガスで置換することを特徴とするプラスチ
ック製容器入り薬剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197434A JPH0637372B2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | プラスチック製容器入り薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197434A JPH0637372B2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | プラスチック製容器入り薬剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176408A JPS6176408A (ja) | 1986-04-18 |
JPH0637372B2 true JPH0637372B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=16374445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59197434A Expired - Lifetime JPH0637372B2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | プラスチック製容器入り薬剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637372B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03121030U (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-11 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134024A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-09 | Azuma Kaken Kk | Fumigating method and packed drug for fumigating |
JPS57156401A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-27 | Nippon Tokushu Noyaku Seizo Kk | Solubilization type preparation for tree trunk injection and prevention of tree withering |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59197434A patent/JPH0637372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6176408A (ja) | 1986-04-18 |
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