JPH0636874A - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
- Publication number
- JPH0636874A JPH0636874A JP19234092A JP19234092A JPH0636874A JP H0636874 A JPH0636874 A JP H0636874A JP 19234092 A JP19234092 A JP 19234092A JP 19234092 A JP19234092 A JP 19234092A JP H0636874 A JPH0636874 A JP H0636874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- heating chamber
- vertical axis
- waveguide
- axis rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱室内へムラのないマイクロ波の供給が行
える電子レンジを提供することを目的とする。 【構成】 被加熱物を収容する加熱室３と、マイクロ波
を前記加熱室３に導く導波管２と、前記加熱室３と導波
管２との結合孔４に配置される垂直軸回転アンテナ７
と、前記垂直軸回転アンテナ７の上部に取り付けられる
水平アンテナ８とを備え、前記水平アンテナ８は、中心
位置からλ／４以上両側に延出する複数のアンテナ単体
８ａが、その中心位置で、しかもそれぞれが異なる角度
において重ね合わされた際の平面形状を有する構成の電
子レンジ。
える電子レンジを提供することを目的とする。 【構成】 被加熱物を収容する加熱室３と、マイクロ波
を前記加熱室３に導く導波管２と、前記加熱室３と導波
管２との結合孔４に配置される垂直軸回転アンテナ７
と、前記垂直軸回転アンテナ７の上部に取り付けられる
水平アンテナ８とを備え、前記水平アンテナ８は、中心
位置からλ／４以上両側に延出する複数のアンテナ単体
８ａが、その中心位置で、しかもそれぞれが異なる角度
において重ね合わされた際の平面形状を有する構成の電
子レンジ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、導波管から加熱室内
にマイクロ波を導入するためのアンテナ構造に関する。
にマイクロ波を導入するためのアンテナ構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】導波管からのマイクロ波を効率良く加熱
室内に供給するために、従来においては、図４に示すよ
う、加熱室１０と導波管１２との結合孔１３部分に垂直
軸回転アンテナ１５を設けている。一方マグネットロン
より放射されるマイクロ波の導波管１２内の電界強度
は、マイクロ波が伝播する方向と直交する方向において
は導波管１２の中心軸に対して対象となるが、伝播する
方向と平行な方向では電界強度が変化してしまう。
室内に供給するために、従来においては、図４に示すよ
う、加熱室１０と導波管１２との結合孔１３部分に垂直
軸回転アンテナ１５を設けている。一方マグネットロン
より放射されるマイクロ波の導波管１２内の電界強度
は、マイクロ波が伝播する方向と直交する方向において
は導波管１２の中心軸に対して対象となるが、伝播する
方向と平行な方向では電界強度が変化してしまう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、垂直軸回転ア
ンテナ１５の場合、図４に示すように、垂直軸回転アン
テナ１５に伝播したマイクロ波ｍａ，ｍｂもどうしても
電界強度差を持つものとなり、加熱室１０内にマイクロ
波ＭＡ，ＭＢというように電界強度差、すなわち、ムラ
のある状態で供給され、これによって加熱ムラが発生し
てしまうこととなった。そこで垂直軸回転アンテナに水
平アンテナを結合するようなことも考えられているが、
現状においては満足なものは得られていない。
ンテナ１５の場合、図４に示すように、垂直軸回転アン
テナ１５に伝播したマイクロ波ｍａ，ｍｂもどうしても
電界強度差を持つものとなり、加熱室１０内にマイクロ
波ＭＡ，ＭＢというように電界強度差、すなわち、ムラ
のある状態で供給され、これによって加熱ムラが発生し
てしまうこととなった。そこで垂直軸回転アンテナに水
平アンテナを結合するようなことも考えられているが、
現状においては満足なものは得られていない。
【０００４】この発明は上記の問題点に鑑みてなしたも
ので、加熱室内へムラのないマイクロ波の供給が行える
電子レンジを提供することを目的とする。
ので、加熱室内へムラのないマイクロ波の供給が行える
電子レンジを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明においては、電
子レンジを、被加熱物を収容する加熱室と、マイクロ波
を前記加熱室に導く導波管と、前記加熱室と導波管との
結合孔に配置される垂直軸回転アンテナと、前記垂直軸
回転アンテナの上部に取り付けられる水平アンテナとを
備え、前記水平アンテナは、中心位置からλ／４以上両
側に延出する複数のアンテナ単体が、その中心位置で、
しかもそれぞれが異なる角度において重ね合わされた際
の平面形状を有する構成とした。
子レンジを、被加熱物を収容する加熱室と、マイクロ波
を前記加熱室に導く導波管と、前記加熱室と導波管との
結合孔に配置される垂直軸回転アンテナと、前記垂直軸
回転アンテナの上部に取り付けられる水平アンテナとを
備え、前記水平アンテナは、中心位置からλ／４以上両
側に延出する複数のアンテナ単体が、その中心位置で、
しかもそれぞれが異なる角度において重ね合わされた際
の平面形状を有する構成とした。
【０００６】
【作用】この発明によれば、垂直軸回転アンテナに伝播
されたマイクロ波がアンテナ単体に伝播された後加熱室
内に放射され、これにより電界強度差がないマイクロ波
が加熱室内に与えられる。
されたマイクロ波がアンテナ単体に伝播された後加熱室
内に放射され、これにより電界強度差がないマイクロ波
が加熱室内に与えられる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図１はこの発明の電子レンジの主要部分の構成を示す断
面図、図２は要部の断面図、図３は水平アンテナの平面
図である。
図１はこの発明の電子レンジの主要部分の構成を示す断
面図、図２は要部の断面図、図３は水平アンテナの平面
図である。
【０００８】これらの図において符号１はマグネットロ
ンであり、２はマグネットロン１からのマイクロ波が伝
播される導波管、３は加熱室、４は導波管２内の端部と
加熱室３内とを結合する結合孔、さらに５はその結合孔
４部分に設けられるアンテナである。
ンであり、２はマグネットロン１からのマイクロ波が伝
播される導波管、３は加熱室、４は導波管２内の端部と
加熱室３内とを結合する結合孔、さらに５はその結合孔
４部分に設けられるアンテナである。
【０００９】そして、上記アンテナ５は、垂直軸回転ア
ンテナ７と、その上部に取り付けられる水平アンテナ８
とからなり、水平アンテナ８は、図３に示すように、中
心位置からλ／４以上両側に延出する３枚のアンテナ単
体８ａそれぞれが中心位置で、しかもそれぞれが異なる
角度において重ね合わされた際の平面形状を有する構成
としている。
ンテナ７と、その上部に取り付けられる水平アンテナ８
とからなり、水平アンテナ８は、図３に示すように、中
心位置からλ／４以上両側に延出する３枚のアンテナ単
体８ａそれぞれが中心位置で、しかもそれぞれが異なる
角度において重ね合わされた際の平面形状を有する構成
としている。
【００１０】このような構成により、電界強度差がある
マイクロ波が垂直軸回転アンテナ７に伝播された場合
も、水平アンテナ８のアンテナ単体８ａの方向がマイク
ロ波の伝播方向と一致する際にはアンテナ単体８に一端
伝播された後加熱室３内に放射され、このようにアンテ
ナ単体８ａから放射されるマイクロ波は電界分布の変化
により電界強度差がほとんどなくされている。
マイクロ波が垂直軸回転アンテナ７に伝播された場合
も、水平アンテナ８のアンテナ単体８ａの方向がマイク
ロ波の伝播方向と一致する際にはアンテナ単体８に一端
伝播された後加熱室３内に放射され、このようにアンテ
ナ単体８ａから放射されるマイクロ波は電界分布の変化
により電界強度差がほとんどなくされている。
【００１１】水平アンテナ８が一枚のアンテナ単体８ａ
のみからなる場合はその方向がマイクロ波の伝播方向と
一致する機会が少ないが、この発明では水平アンテナ８
が３枚のアンテナ単体８ｃによって構成されているの
で、垂直軸回転アンテナ７に伝播されたマイクロ波はほ
とんどがアンテナ単体８ｃに伝播された後加熱室３内に
放射される。このようにして電界強度差がないマイクロ
波が加熱室３内に与えられることにより、加熱ムラが回
避される。
のみからなる場合はその方向がマイクロ波の伝播方向と
一致する機会が少ないが、この発明では水平アンテナ８
が３枚のアンテナ単体８ｃによって構成されているの
で、垂直軸回転アンテナ７に伝播されたマイクロ波はほ
とんどがアンテナ単体８ｃに伝播された後加熱室３内に
放射される。このようにして電界強度差がないマイクロ
波が加熱室３内に与えられることにより、加熱ムラが回
避される。
【００１２】
【発明の効果】この発明によれば、垂直軸回転アンテナ
に伝播されたマイクロ波がアンテナ単体に伝播された後
加熱室内に放射され、これにより電界強度差がないマイ
クロ波が加熱室内に与えられ、その結果、加熱ムラが防
止される。
に伝播されたマイクロ波がアンテナ単体に伝播された後
加熱室内に放射され、これにより電界強度差がないマイ
クロ波が加熱室内に与えられ、その結果、加熱ムラが防
止される。
【図１】この発明の電子レンジの主要部の断面図。
【図２】この発明の電子レンジの要部拡大断面図。
【図３】この発明において用いる水平アンテナの平面
図。
図。
【図４】従来例を示す拡大断面図。
２ 導波管 ３ 加熱室 ４ 結合孔 ５ アンテナ ７ 垂直軸回転アンテナ ８ 水平アンテナ ８ａ アンテナ単体
Claims (1)
- 【請求項１】 被加熱物を収容する加熱室と、マイクロ
波を前記加熱室に導く導波管と、前記加熱室と導波管と
の結合孔に配置される垂直軸回転アンテナと、前記垂直
軸回転アンテナの上部に取り付けられる水平アンテナと
を備え、前記水平アンテナは、中心位置からλ／４以上
両側に延出する複数のアンテナ単体が、その中心位置
で、しかもそれぞれが異なる角度において重ね合わされ
た際の平面形状を有するものである電子レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19234092A JPH0636874A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19234092A JPH0636874A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子レンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636874A true JPH0636874A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16289650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19234092A Pending JPH0636874A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子レンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636874A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008166090A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波加熱装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5676190A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High frequency heater |
| JPS5920992A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-02 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
| JPH03163793A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 高周波加熱装置 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP19234092A patent/JPH0636874A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5676190A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High frequency heater |
| JPS5920992A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-02 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
| JPH03163793A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 高周波加熱装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008166090A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波加熱装置 |
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