JPH0636313U - ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ

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JPH0636313U
JPH0636313U JP7024792U JP7024792U JPH0636313U JP H0636313 U JPH0636313 U JP H0636313U JP 7024792 U JP7024792 U JP 7024792U JP 7024792 U JP7024792 U JP 7024792U JP H0636313 U JPH0636313 U JP H0636313U
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JP
Japan
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container
sensor
operating
permanent magnet
permanent magnets
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Pending
Application number
JP7024792U
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English (en)
Inventor
直弘 金万
和彦 堀越
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 GISの容器内部の動作部の動作状態を、容
器に動作部を引き出すためのガスシールドを設けること
なく、非接触で検出することができる位置検出センサを
得る。 【構成】 ガス絶縁開閉装置の容器の全部または一部を
非磁性体で形成し、該容器の内部に収納された動作部と
連動する可動体に永久磁石を取り付け、該永久磁石を容
器の前記非磁性体部分に対向させ、この永久磁石に対向
する前記容器の非磁性体部分の外側部分に前記永久磁石
の磁界を検出するセンサを設け、該センサの出力により
前記動作部の位置検出を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置(以下「GIS」という)の容器内部の動作部の 位置を検出するセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
GISは、容器内部にSF6 ガスを充填し、遮断器、断路器、その他の電気機 器を収納している。これら電気機器のうち遮断器、断路器等の開閉器は開閉動作 を行わせるための動作部を有しており、この動作部の動作状態をGISの容器外 部から監視する必要がある。このための機構について、図4、図5を用いて説明 をする。 図4において、1はGISの容器で、内部にSF6 ガスを充填している。2は 、開閉器の操作機構に連結された動作部で、その一端がガスシール11を通して 容器外部へ引き出され、レバー3により駆動部4に連結される。12は補助開閉 器で、レバー3に連結されたカム13と、このカム13により開閉させられるス イッチ14,15とからなる。
【0003】 この構成により、駆動部4の駆動により動作部2が動作させられると、その動 作ストロークに伴い、開閉器の主回路が切り換えられる。この主回路の動作と連 動して補助開閉器のスイッチ14,15が、図5に示すとおりのON−OFF動 作を行う。一方のスイッチ14は主回路がOFFからONへ切り換わる時点t3の 直前の時点2でONからOFFへ切り換わり、他方のスイッチ15は時点t3の直 後の時点t4でOFFからONへ切り換わる。 この補助開閉器の各スイッチ14,15のON−OFF動作により、動作部2 が連結された開閉器の開閉状態の監視が行える。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上の例においては、動作部2がSF6 ガスを充填した容器1を貫通するため 、ガスシールド11が必要となる。これに対し最近は、GISに対する信頼性向 上・メンテナンスフリー化等の要望が高まり、レバー3、駆動部4を全てGIS 容器1内部に収納して、ガスシールド11を省略しようとする操作器密封構造が 試行されている。 しかしながら、この操作器密封構造は、開閉状態検出のための補助開閉器を設 ける場合には、補助開閉器を容器外部に引き出す部分にやはりガスシールドが必 要となり、信頼性向上・メンテナンスフリー化には対応できない。
【0005】 また、従来の補助開閉器においては、図5における主回路の切り換え時点t3と a接点、b接点の切り換え時点t2または時点t4との間の時間T1、T2を規定し ているのみであるので、動作部2がなんらかの不具合により、動作ストロークの 途中の時点t1〜時点t2または時点t3〜時点t4の間で停止した場合には、開閉状態 の異常検出はできなかった。 本考案は、GISの容器内部の動作部の動作状態を、容器に動作部を引き出す ためのガスシールドを設けることなく、非接触で検出することができる位置検出 センサを得ることを目的とするものである。また、さらに本考案は、動作部の動 作途中での停止事故を検出できる位置検出センサを得ることを目的とするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、ガス絶縁開閉装置の容器の全部または一部 を非磁性体で形成し、該容器の内部に収納された動作部と連動する可動体に永久 磁石を取り付け、該永久磁石を容器の前記非磁性体部分に対向させ、この永久磁 石に対向する前記容器の非磁性体部分の外側部分に前記永久磁石の磁界を検出す るセンサを設け、該センサの出力により前記動作部の位置検出を行う。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、動作部の動作に伴い永久磁石が移動をし、この永久磁石が センサに接近しまた離れることによりセンサは出力を変化する。この動作は、非 磁性体の容器を通して非接触で行われるため、動作部の動作状態を検出するため に容器に引き出し部を設ける必要がなくなり、GISの信頼性の向上・メンテナ ンスフリー化が実現できる。
【0008】
【実施例】
本考案の位置検出センサを、開閉器の操作機構を動作させる動作部に適用した 実施例を、図1〜図3を用いて説明する。 図1は、GIS容器1の一部の内部断面を示す。容器1はアルミ・ステンレス 等の非磁性体にて構成され、内部にSF6 ガスを充填すると共に電気機器を収納 している。動作部2は、一端がレバー3により駆動部4に連結され、他端は、図 示しない開閉器の操作機構に連結されている。そして、駆動部4には2個の永久 磁石5,6を取り付けた可動部7が取り付けられる。永久磁石5,6は、容器1 の内面に近接した位置に配置される。以上のものは全て容器1の内部に収納され ている。 そして、永久磁石5,6と対向する容器1の外面に、3個の磁気形のセンサ8 ,9,10が等間隔に配置される。センサ8〜10はそれぞれ永久磁石5,6が 接近すると出力をONとし、離れるとOFFとするものである。
【0009】 図1は駆動部4が不動作の状態を示し、動作部2が連結された開閉器の主回路 はOFFである。ここで、駆動部4が動作すると、動作部2は図示上方へ移動し 開閉器の主回路をONにする。この動作における永久磁石5,6とセンサ8〜1 0の出力の関係を図2と図3に示す。図2は、動作ストロークに伴う主回路とセ ンサ8〜10のON−OFF動作の関係を示すタイミング図で、図3は、センサ 8〜10と永久磁石5,6との時点毎の位置関係を説明する図である。また、各 センサの内、8はb接点、9はa接点、10はc接点として動作するものである 。
【0010】 図1の駆動部4が不動作の状態の時点t1では、図3に示すように、永久磁石5 がセンサ8と対向し、永久磁石6がセンサ10と対向している。したがって、図 2の主回路が開放されている時点t1では、センサ8(b接点)がON、センサ1 0(c接点)がON、センサ9(a接点)がOFFとなる。 次に、駆動部4が動作すると、動作部2のストロークに伴い各永久磁石5,6 が移動をする。時点t2から時点t3となると、永久磁石5がセンサ10から離れ、 c接点がOFFとなるが、b接点はON、a接点はOFFのままである。
【0011】 さらに、動作部2のストロークが進んで時点t4から主回路がOFFからONに 切り換わる時点t5となると、永久磁石5がセンサ8から離れ、b接点がOFFと なる。この時点t5では全センサ8〜10がOFFとなる。 以下同様にして、時点t6から時点t7となると、永久磁石6がセンサ9に接近し て、a接点がONとなり、b接点とc接点はOFFのままである。最後に時点t8 から時点t9へ進んで開閉器の主回路が投入されると、永久磁石6がセンサ10に 接近しc接点がONとなる。この結果主回路の投入時点で、a接点がON、b接 点がOFF、c接点がONとなる。
【0012】 以上説明したように本考案によれば、容器からの引き出し部分を設けることな く容器内部の動作部の位置検出を行うことができる。したがって、容器に動作部 を引き出すためのガスシールドを必要としなくなり、GISの信頼性向上・メン テナンスフリー化が可能となる。 また、動作部のストロークの両端のみでONとなるc接点を設けたため、動作 部が動作ストロークの途中で停止した場合には、このc接点のOFF状態が継続 することを検知して、異常状態を検出できるものである。
【0013】 なお、上記実施例においては、GISの容器は、全体がアルミ・ステンレス等 の非磁性体にて構成されたものとしているが、永久磁石とセンサが対向する部分 とその近傍を非磁性体とすることによっても本考案は所期の動作を行うものであ る。したがって、この部分のみをアルミ・ステンレス等の非磁性体にて構成し、 容器のその他の部分は鉄等の磁性体で構成してもよいものである。 なおこの場合、非磁性体と磁性体との間にガスシールドを設ける必要が生じる こともあるが、この場合のガスシールドは、動作部のガスシールドと異なり静止 部分に対するガスシールドであるから、信頼性向上・メンテナンスフリー化の支 障とはならない。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、GISの容器内部に収納された電気機器の動作部の位置検出 を、引き出し部を設けることなく実現できるので、動作部に対するガスシールド が省略でき、GISの信頼性向上・メンテナンスフリー化が可能となる。 また、動作部の動作位置両端でONとなるセンサを設けることにより、動作部 が動作ストローク途中で停止したことを検出することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のGISの側面断面図。
【図2】図1の主回路とセンサのタイミング図。
【図3】図1のセンサと永久磁石との位置関係を説明す
る展開図。
【図4】従来のGISの側面断面図。
【図5】図4の主回路とセンサのタイミング図。
【符号の説明】
1…容器 2…動作部 3…レバー 4…駆動部 5,6…永久磁石 7…可動部 8,9,10…センサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置の容器の全部または一
    部を非磁性体で形成し、該容器の内部に収納された動作
    部と連動する可動体に永久磁石を取り付け、該永久磁石
    を容器の前記非磁性体部分に対向させ、この永久磁石に
    対向する前記容器の非磁性体部分の外側部分に前記永久
    磁石の磁界を検出するセンサを設け、該センサの出力に
    より前記動作部の位置検出を行うことを特徴とするガス
    絶縁開閉装置用位置検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記可動体に取り付ける永久磁石を2個
    とし、前記容器外部のセンサを3個とし、前記各永久磁
    石と各センサの配置関係を、該3個のセンサの1番目の
    センサが、前記永久磁石の一方により動作部のストロー
    クの一方でON他方でOFFとなり、2番目のセンサ
    が、前記永久磁石の他方により動作部のストロークの一
    方でOFF他方でONとなり、3番目のセンサが、前記
    2つの永久磁石により動作部のストロークの両端部でO
    N両端の間でOFFとなるような位置関係に配置される
    ことにより、前記1番目と前記2番目のセンサの出力に
    より動作部の動作位置を検出し、前記3番目のセンサの
    出力により動作部がストローク途中で停止したことを検
    出することを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装
    置用位置検出センサ。
JP7024792U 1992-10-08 1992-10-08 ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ Pending JPH0636313U (ja)

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JP7024792U JPH0636313U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ

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JP7024792U JPH0636313U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ

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JPH0636313U true JPH0636313U (ja) 1994-05-13

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JP7024792U Pending JPH0636313U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ガス絶縁開閉装置用位置検出センサ

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