JPH01161633A - 高電圧開閉器の動作位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガス絶縁開閉装置（以下ＧｉＳと略称する）
にお゛ける断路開閉器、接地開閉器など密閉容器に収納
された高電圧開閉器の主接触子の開閉動作位置の検出装
置に関する。

〔従来の技術〕

ＧｉＳにおいては、遮断器、断路器、接地開閉器等の高
電圧光電部が絶縁ガスを包蔵した密閉容器中に収蔵され
て、主接触子が閉路状態にあるか。

閉路状態にあるかを外部から目視できない。そこで、上
記状態を知るための動作位置検出装置が知られている。

第３図は従来装置を示す要部の破砕断面図であｊｊｌＪ
、ＧｉＳの密閉容器１内には所定のガス圧の絶縁ガス１
０が封入されるとともに、例えばガス区分用の絶縁スペ
ーサ９によシ絶縁支持された大電流導体８に連結された
一対の筒状の固定接触子３および４と、両回定接触子３
および４に油動接触して回路を形成する棒状の可動接触
子５とからなる主接触子２が収納されておシ、図示しな
い駆動装置により動作する駆動軸６と、この駆動軸６Ｖ
Ｃ連結されて’ｉ］動接触接触子５の軸方向に駆動する
絶縁操作棒７とにより、主接触子２の開閉が行われる。

このように構成された開閉器の開閉状態の検出装置とし
ては、密閉容器１の主接触子２に対向する位置に監視窓
４０を設けて可動接触子５が図に示すような開路状態に
あるか、あるいは固定接触子４側に引込んだ開路状態に
あるかを目視によシ点検する方法、および、駆動軸６の
回動によりオン・オフ制御される例えばリミットスイッ
チ等の補助開閉器５１と、この補助開閉器５１に気密端
子５３ｔ−介して４ｍ接続されて、そのオン・オフ状態
を表示する振示器５２とからなる動作位置検出装置５０
を設けて主接触子２の開路状態。

閉路状態を検出できるようにしたものなどが知られてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

監視窓４０ｔ−設ける従来方法においては、開閉器を操
作する度毎に監視窓４０をのぞきに行く不便性がある。

また、駆動軸６の回動を検知する従来装置５０において
は、駆動軸６の動作を可動接触子５の動作とみなして開
路状態および閉路状態ｔ−衣示するので、絶縁操作棒７
が破損したシ、あるいは絶縁操作棒７と口］動接触子５
との結合状態に異常が生じた場合には、可動接触子５が
所望の動作をしていないにも拘らず動作したかの如き誤
表示がなされる危険性があシ、この状態で他の機器を動
作させた場合には大事故を誘発する可能性がある。

この発明の目的は、可動接触子の動作を検出することに
より、誤動作、誤表示の危険性が排除され、各相独立し
て一路状態および閉路状態を検出できる信頼性の高い動
作位置検出装置ｆを得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するために、この発明によれは、絶縁
ガスが封入された密閉容器内に絶線支持された高電圧開
閉器の開閉状態を可動接触子の移動量によって検出する
ものであって、前記可動接触子のピストン運動によって
容積が変化するガス室と、前記密閉容器の外部に配され
た透明な筒状体からなりその両端部が前記カス室および
密閉容器に連通管によ多連結されたシリンダ部、ならび
Ｋこのシリンダ部内に配され前記可動接触子のピストン
運動によってシリンダ部に生ずるガス流を駆動源として
その位置を変えるピストン板からなる位置検出器とを備
えたものとする。

〔作用〕

上記手段において、高電圧開閉器の開閉操作に伴う可動
接触子のピストン運動によって各版が変化するカス室が
ガス流の発生源となシ、このガス室と密閉容器とに連通
するよう密閉容器の外側に配された位置検出器のシリン
ダ部にガス流を発生芒せるので、シリンダ部内に配され
たピストン板がこのガスｉｔ駆動源としてシリンダ部の
軸方向にその位置ｔ−変えるので、その位置を目視点検
するか、あるいは近接スイッチ等の検出回路によって位
置検出を行うことＫより、開閉器の一路状態および開路
状態を可動接触子の移動量に比例した情報として検知す
ることが可能となシ、駆動軸の回動を可動接触子の移動
量とみなす従来装置における龜表示の危険性が排除され
る。

〔実施的〕

以下この発明を実施列に基づいて説明する。

第１図はこの発明の実施汐ｌｌ装置を示す安部の破砕断
面図であシ、以下従来装置と同じ部分には同一参照符号
を付すことによシ詳細な説明を省略する。図において、
１１は（５）定接触子４側の大電流導体内に形成された
シリンダ状のガス室である。

１５は密閉容器１の外部に設けられた位置検出器であり
、透明な合成樹脂やガラス管等で形成されたシリンダ部
１６およびシリンダ部１６内をその軸方向に滑動司ｎ目
に形成されたピストン板１７とで構成される。シリンダ
部１６はその一方端が連通管によシ密閉容器１に連結さ
れ、その他方端は連通管１９ｔ−介して絶縁スベーｖ９
にあらかじめ形成された連通孔１４に気密に連結され、
連通孔１４が絶縁性チューブ１３’ｅ−介してガス室１
１に連結される。また、ガス室１１は密閉容器１との間
に通気孔１１Ａを備え、主接触子２が閉路状態にあって
可動接触子５の地部がＡ位置にあるとき、ガス至１１は
通気孔１１Ａを介して密閉容器１に連通し、絶縁ガス１
０の封入圧に保持される。また、シリンダ部１６もその
一方端が密閉容器１に連通しており、この状態ではピス
トン板１７の両側のガス圧が互いに等しくなるので、こ
の状態でピストン板１７はａ位置にセットされる。さら
に、絶縁性チューブ１６および絶縁スペーサ中の連通孔
１４には常時絶縁ガスとしての例えばＳＦ、ガスが所定
の封入圧を保持して存在し、かつ絶縁性チューブ１６に
よってその径路が等電位面に沿った方向に延長されてい
るので、十分に高いｉｌｔ電圧性能が保持される。

上述のように構成嘔れた実施例装置において、遮断指令
に基づいて駆動軸６が駆動され、Ｅｌｌ接接触子５地部
がＢ位置に向かってビス・トン運動を開始すると、通気
孔１１Ａは１」動接触子によって塞がれ、ガス室１１円
の絶縁ガスは位置検出器１９側に押し出されるので、ピ
ストン板１７はこのガス流を駆動源として図のｂ位置に
同かつて移動し、可動接触子５の地部がＢ位置に達して
主接触子２が閉路状態となった時、ピストン板１７はｂ
位置に達して停止する。また逆に、投入指令に基づいて
駆動軸６が駆動され、可動接触子５の地部がＢ位置から
Ａ位置に向かうピストン運動を開始すると、シリンダ部
１６に密閉容器１側から絶縁ガス１０が吸い込まれ、こ
れに伴なってピストン板１７がｂ位置からａ位置に同か
つて移動し、主接触子２が閉路状態となった時点でピス
トン板１７はａ位置に停止する。したがって、ピストン
板１７がａ位置にあるかｂ位置にあるかを目視点検する
ことによシ司動接触子５の位置、いいかえれは開閉器の
開閉状態を知ることができる。なお、絶縁操作棒７の破
壊等によって駆動軸６の回動に追随してＥｌｌ接接触子
５ピストン運動が生じなかった場合、位置検出器１５は
動作しないので、駆動軸乙の動作を可動接触子５の動作
とみなす従来装置で問題となった誤表示は回避されて、
これが原因で重大事故が発生する危険性が排除される。

第２図はこの発明の異なる実施ガを示す破砕断面図でめ
シ、位置検出器２５がシリンダ部１６およびピストン板
１７からなる位置検出部の他に、ピストン板１７の近接
を感知して動作する一対の近接スイッチ２１および２２
と、この近接スイッチ２１および２２によって作動する
表示器２３とからなる位置検出回路を備えた点が前述の
実施例と異なっており、ピストン板１７の位置を離れた
場所にある制御室等で監視できる利便性が得られる。

なお前述の各実施例装置の説明にあたシ、１つの主接触
子２を示す図面を用いたが、実用装置においては高電圧
開閉器が単相器である場合には２組の動作位置検出装置
を、三相器である場合には６組の動作位置検出装置を用
い、各相それぞれ独立して可動接触子の動作位置を検出
するよう構成される。

〔発明の効果〕

この発明は前述のように、高電圧開閉器の開閉燥作によ
る可動接触子のピストン運動によシ容槓が変化するガス
室と、このガス室と密閉容器とに筒状の両端部が連通ず
るシリンダ部およびピストン板からなる位置検出器とで
動作位置検出装置を構成した。その結果、可動接触子の
ピストン運動によってシリンダ部に生ずるガス流が駆動
源となってピストン板の位置を可動接触子の移動量に比
的して変化させることが可能となシ、ピストン板の位置
を監視することによって可動接触子の移動量、すなわち
高電圧開閉器の開閉状態を直接動ることができ、したが
って駆動軸の動きを可動接触子の動きとみなす従来装置
において問題となった絶縁操作棒の破損に起因する誤表
示やこれによって誘起される事故等が排除され、構造が
簡素で信頼性の高い高電圧開閉器の動作位置検出装置を
提供することができる。また、高電圧開閉器の各相生接
触子ごとに独立して動作位置を木目細かく監視できる利
点が得られる。

【図面の簡単な説明】

５ｇ１図はこの発明の実施例装置を示す破砕断面図、＠
２図は異なる実施例を示す破砕断面図、第３図は従来装
置を示す破砕断面図である。 １・・・密閉容器、２・・・主接触子、３，４・・・固
定接触子、５・・・可動接触子、６・・・駆動軸、７・
・・絶縁操作棒、９・・・絶縁スペーサ、１０・・・絶
縁ガス、１１・・・ガス室、１１Ａ・・・通気孔、１３
・・・絶縁性チューブ、１４・・・連通孔、１５，２５
・・・位置検出器、１６・・・シリンダ部、１７・・・
ピストン板、２１．２２・・・近接スイッチ、２３・・
・表示器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）絶縁ガスが封入された密閉容器内に絶縁支持された
   高電圧開閉器の開閉状態を可動接触子の移動量によって
   検出するものであって、前記可動接触子のピストン運動
   によって容積が変化するガス室と、前記密閉容器の外部
   に配された透明な筒状体からなりその両端部が前記ガス
   室および密閉容器に連通管により連結されたシリンダ部
   、ならびにこのシリンダ部内に配され前記可動接触子の
   ピストン運動によってシリンダ部に生ずるガス流を駆動
   源としてその位置を変えるピストン板からなる位置検出
   器とを備えたことを特徴とする高電圧開閉器の動作位置
   検出装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、位置検
   出器がピストン板の近接を感知して動作する位置検出回
   路を有することを特徴とする高電圧開閉器の動作位置検
   出装置。