JPH0636179B2 - 部品図の図面自動作成方法 - Google Patents

部品図の図面自動作成方法

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JPH0636179B2
JPH0636179B2 JP62163698A JP16369887A JPH0636179B2 JP H0636179 B2 JPH0636179 B2 JP H0636179B2 JP 62163698 A JP62163698 A JP 62163698A JP 16369887 A JP16369887 A JP 16369887A JP H0636179 B2 JPH0636179 B2 JP H0636179B2
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伸孝 伊東
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] CADシステムにおいて、機械製図の第三角法に対応し
て正面図・平面図・右側面図など(以下各図面と呼ぶ)
の投影図を、CAD図面上で「ビュー」と呼ぶ局所座標
系の属性を付加して製図する方法がある。また、こうし
て製図された図に、名称・図番・設計者名を記入する表
題欄付きの図面枠(以下図枠と呼ぶ)を付加して、正式
図面とするCADの運用方法がある。ビュー属性を付加
することによって、NC情報の抽出、アイストメーズ
(斜視図)をCADシステムから作成することが容易に
なる。本発明は二次元図形として部品図の図面をビュー
と図枠のついてCAD図面として作成する方法に関し、 処理仮定でビュー属性をつけるため、面図に座標値変換
を行ってから、ビュー座標系属性の設定後の図面をCA
Dシステムに登録しておく部品図の図面自動作成方法を
提供することを目的とし、 属性情報・組図情報を登録管理するデータベースを有す
るCADシステムにおける部品図の図面作成方法におい
て、部品図を構成するセグメントデータを、正面図を構
成するセグメントデータと、側面図を構成するセグメン
トデータと、平面図を構成するセグメントデータとに分
離し、データベースの各領域に格納する手段と、正面図
・側面図・平面図の各図面ごとのセグメントデータを各
図面に設定されたビュー座標系に対応した座標値に変換
する手段と、部品図の図枠表題欄に図番を付与する手段
とで構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は二次元図形として部品図の図面を自動作成する
方法に関する。
CADシステムにおいて自動設計された部品図図面を基
礎として、製造時データ図面を効率良く作成するため種
々研究が進められたが、手作業を要する部分が多く、時
間短縮することが要望された。
[従来の技術] CADシステムにおいて二次元図形として部品図の図面
を自動作成するとき、オペレータ操作により第5図に示
すブロック図に従い行っていた。即ち属性情報・組図情
報を登録・管理するデータベースからグラフィックデ
ィスプレイに組図図形を表示する。オペレータはと示
すように組図の中から作成する部品を指示する。また
においてその図番を指示する。次に指示された部品につ
きにおいて属性情報・組図情報から部品図を自動作成
する。において自動作成された部品図を構成するセグ
メントデータをシステム内記憶装置の所定領域に格納す
る。において領域に図番を付与し、において図面フ
ァイルに登録する。次に数値制御などによる製造時のデ
ータ図面とするためオペレータが指示し、図面ファイル
から取り出した各図面ににおいて各面図ごとに座標系
を付与する。において図面に図枠を付与し、におい
て図枠の表題欄・シンボルなどの記入を行う。
[発明が解決しようとする問題点] 第5図による方法では、においてファイルから取り出
した図面は、第6図に示すように正面図、その右に側面
図、下方に下面図が描いてあるが、数値制御などによる
製造時のデータ図面とするために必要な面図ごとのビュ
ー座標系が設定されてない。また正式図面とするための
図枠が付けられていないことのため、これら付与作業は
各側面図・下面図であることを確認しながらオペレータ
が1つずつビュー属性・図枠・表題欄への図面番号記入
などの付加情報を付けて行く必要がある。金型設計にお
いては部品図作成の数が多いため、それらに1つずつ付
与して行くオペレータの修正工数は膨大になる。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、処理過程で座標値
変換を行ってから、座標系の設定後の図面を登録してお
く部品図の図面自動作成方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明の原理構成を示す図である。第1図にお
いて、(1)はCADシステム操作装置、(2)はオペレー
タ、は属性情報・組図情報を登録管理するデータベー
ス、(3)はセグメントデータを分離格納する手段、(4)は
座標値変換手段、(5)は図番付与手段、は図面ファイ
ルを示す。
属性情報・組図情報を登録管理するデータベースを有
するCADシステムにおける部品図の図面作成方法にお
いて、本発明は下記の構成としている。即ち、 部品図を構成するセグメントデータを、正面図を構成す
るセグメントデータと、側面図を構成するセグメントデ
ータと、平面図を構成するセグメントデータとに分離
し、データベースの各領域に格納する手段(3)と、正面
図・側面図・平面図の各面図ごとのセグメントデータを
各面図に設定されたビュー座標系に対応した座標値に変
換する手段(4)と、部品図の図枠表題欄に図番を付与す
る手段(5)とで構成する。
[作用] 第1図において、オペレータ(2)はCADシステム操作
装置(1)を操作し、データベースから組図を得てその
中で部品を作成するものを指示する。
次に図番をキーボードなどにより指示入力して、部品図
とするための正面図・側面図・平面図の各セグメントデ
ータを自動作成し、CADデータベースに分離格納す
る。以上は従来と同様な動作である。次にブロック3に
おいて、部品図を構成するセグメントデータを、正面図
・側面図・平面図の各面図に分離し、所定のCADデー
タベース領域に格納する。ブロック4において各面図ご
とに例えば「左手の法則」に準拠するビュー座標系に対
応したビュー座標系座標値への変換を行う。
次にブロック5において図番をキーイン入力により付与
し、の図面ファイルに登録する。
[実施例] 本発明の実施例の説明前に、各図面の座標変換について
説明する。三次元立体形状を平面上に正確に表すには三
角法による正投影図配置の方法が広く用いられている。
一般に三次元立体形状をデカルト座標系に、その正面が
X−Y平面と平行になるように配置したとき、右側面・
左側面はZ−Y平面、平面・下面はX−Z平面と平行で
ある。
一方、三次元座標値データを形状情報として有するCA
Dで、表示が二次元しか出来ない場合、例えば形状正面
の投影図をX−Y座標系で表示するなら、右側面図・左
側面図・平面図・下面図はそれぞれの投影面上での座標
値を、X−Y座標系に変換して配置する必要がある。こ
こでは前提条 次に第3図は第1図におけるブロック4〜6がCADシ
ステムの中央処理装置の動作として、そのフローチャー
トを示す。ステップにおいて、部品図を構成するセグ
メントデータを正面図・右側面図・平面図に分離し、同
右方の図に示すように所定領域に格納する。そしてステ
ップにおいて、各面図ごとに座標系に対応した座標値
変換を行う。各面図に右方の図に示すように座標系軸を
示してある。ステップにおいて、各面図領域における
データを全てチェイン処理する。ステップにおいて、
各面図領域の先頭アドレスにポインタを付与する。ステ
ップにおいて、一部品図における図面ポインタ−セッ
トを行う。次にステップにおいて図枠を図面ファイル
から呼んでくる。ステップにおいて図枠図面に製造デ
ータ用座標系の設定を行う。ステップにおいて各座標
系に合わせ、各面図データを各々書込んでいく。ステッ
プにおいて図番を付与する。
第4図は、第6図に示す図に対応して、本発明により処
理して得た図を示す。
[発明の効果] このようにして本発明によると、座標系に対応して座標
値を変換する手段を使用することにより、処理動作が自
動化されている。そしてオペレータが手作業で行ってい
た付与作業がなくなったため、部品の設計から製造まで
に大幅な時間短縮が可能となると共に信頼性も向上でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示す図、 第2図は本発明における座標値変換の説明図、 第3図は本発明の実施例として示す第1図における動作
フローチャート、 第4図は本発明により処理した部品図の例を示す図、 第5図は従来の作成方法を示す図、 第6図は第5図による部品図の例を示す図である。 (1)……CADシステム操作装置 (2)……オペレータ (3)……セグメントデータを分離格納する手段 (4)……座標変換手段 (5)……図番付与手段 ……属性情報・組図情報を登録管理するデータベース ……図面ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】属性情報・組図情報を登録管理するデータ
    ベースを有するCADシステムにおける部品図の部面
    作成方法において、 部品図を構成するセグメントデータを、正面図を構成す
    るセグメントデータと、側面図を構成するセグメントデ
    ータと、平面図を構成するセグメントデータとに分離
    し、データベースの各領域に格納する手段(3)と、 正面図・側面図・平面図の各面図ごとのセグメントデー
    タを各面図に設定されたビュー座標系に対応した座標値
    に変換する手段(4)と、 部品図の図枠表題欄に図番を付与する手段(5)とで構成
    すること を特徴とする部品図の図面自動作成方法。
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JP2754880B2 (ja) * 1990-08-07 1998-05-20 凸版印刷株式会社 作図装置
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