JPH0636068U - ストロ−使用のための練習用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はストロ−使用のための練習用具、特に
幼児がストロ−を使用することを学ぶための練習用具に
関する。 【構成】ストロ−を使用練習用具が最上部の乳首と一体
に形成された吸引部、中間の係合部、及び底部のソケッ
ト部で構成され、キャップが吸引部の係合部と係合する
中心穴を有し、乳首をキャップおよびキャップ下のソケ
ット部から上に突出し、ソケットにストロ−を挿入し、
びんをキャプ下に取り付け、ストロ−をびん内に固定す
る。乳首２２は、上向きにテ−パ−された内部円錐状穴
を有し、外周が対応する内部円錐状穴の径でラベルされ
ている。ソケットも円錐状穴を有して、異なるストロ−
寸法を受け入れることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、本考案はストロ−使用のための練習用具、特に幼児がストロ−を使 用することを学ぶための練習用具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

幼児が哺乳びんを用いる場合、その頭部を吸引して、びんからミルク等を吸い 出す。通常、哺乳びんは幼児の口に向かって下向きに傾ける。しかしながら、幼 児が座ることができる場合、両親は、幼児が食事を摂るのにストロ−を使うこと を訓練させようとする。通常のストロ−は幼児が使うのに容易でもなく安全でも ないため、幼児がストロ−を使うのを練習するためのストロ−使用練習用具が必 要となる。図４は、従来のストロ−使用練習用具を示す。この従来の用具は、カ バ−３０が取り付けられたびん３３で構成されている。カバ−３０には、ストロ −３２を通すための穴３１が形成されている。この従来用具によって、幼児はス トロ−を吸うのを練習することができる。しかしながら、ストロ−が滑って幼児 の喉を傷つけることがある。さらに、ストロ−３２の径が一定であるため、異な る年齢の幼児には適さないことがある。

【０００３】 したがって、本考案は、実施例に詳細に述べる方法によって上記の欠点を解消 することを目的とする。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案者は、この様な欠点を改良すべく種々検討した結果、安全で、各種のス トロ−径を有するストロ−使用練習用具を提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の要旨は、ストロ−を使用するための練習用具であって、びん３６、該 びん３６に取りつけられ、その上に中心穴を形成することによって、その周囲に フラップ面１２を形成したキャップ手段１０と、第１の円板部２５、第１の円板 部２５の上部の第２の円板部２６、これらによって形成された中間の環状の凹部 ２１、前記第１の円板部２５から下向きに突き出たソケット部２４と前記第２の 円板部２６から上向きに突き出て前記のソケット部２４と連通する乳首２２によ って構成される吸引手段２０、及び、該吸引手段２０の前記ソケット部に挿入さ れ、残余を前記びん３６の内部にあるストロ−３５によって構成され、前記キャ ップ手段１０の上部フラップ面１２が前記吸引手段２０の環状凹部２１と係合す ることによって、前記吸引部２０を前記キャップ部１０に固定することからなる ストロ−使用のための練習用具である。

【０００６】 本考案について詳細に説明する。 本考案に係るストロ−使用練習用具は、中心穴を有するキャップが取り付けら れるびん、その中心穴においてキャップと係合する吸引手段、および上記吸引手 段と係合して残りの部分がびん内部にあるストロ−で構成されている。

【０００７】 吸引手段は、第１の円板部、その上方に第２の円板部を有して、それらの間に 環状の凹部を形成し、前記第２の円板部から上方に突き出て、上向きにテ−パ− がついてその吸引端で終わる第１の円錐上穴を有する乳首と、前記第１の円板部 から下向きに突き出て、異なる寸法のストロ−を受入れられるように上向きにテ −パ−のついた第２の円錐穴を有するソケット部を有する。第１の円錐状穴の周 囲には、第１の円錐状穴に対応する径を示すラベルを有する。第１の円錐状穴は 第２の円錐状穴と連通するため、乳首の吸引端もストロ−と連通する。ユ−ザ− は、所定のラベルの所で切断することによって、吸引端の径を変更／増加するこ とができる。

【０００８】 図面について説明すると、図１は本考案にかかる使用練習用具の分解組立図で あり、図２は本考案にかかる使用練習用具の断面図、図３はその斜視図である。 図１および２において、ストロ−使用練習用具は、キャップ手段１０、吸引手 段２０、ストロ−３５、およびびん３６で構成されている。 キャップ手段は、中心穴１１とその周囲に形成された上部フラップ面１２を有 する。

【０００９】 吸引手段は、第１の円板部２５、その上部の第２の円板部２６、その間に形成 された環状凹部２１、第２の円板部２６から上向きに突き出た乳首２２、および 第１の円板部から下向きに突き出たソケット２４によって一体的に形成されてい る。乳首２２は、上向きにテ−パ−がつき、その中に第１の円錐状穴２２０を形 成する円錐状の外周、およびその上部に吸引端２０２を有する。

【００１０】 第１の円錐状穴２２０も上向きにテ−パ−がついている。第１の円錐状穴２２ ０の外周の長さ方向部分に沿って、その中の対応する径を示すラベル２３を有す る。ユ−ザ−は、所定のラベル２３の所で切断することによって、吸引端２０２ の径を変更／増加することができる。

【００１１】 ソケット２４は、その内部に、これも異なるストロ−寸法を受入れるために上 向きにテ−ペ−のついた第２の円錐状穴２４０を有する。第２の円錐状穴２４０ は、第１の円錐状穴２２０と連通している。 図２において、キャップ１０の上部フラップ面１２が吸引手段２０の環状凹部 ２１内に受け入れられ、ストロ−３５が吸引手段２０のソケット２４に挿入され 、ストロ−３５を中に入れた状態でキャップ手段１０がびん３６に取り付けられ る。 吸引手段２０はゴムのような柔軟な材料で作られているため、第２の円板 部２６をキャップ手段１０のフラップ面１２に押込むことができ、それによって フラップ面１２が環状凹部２１内に固定される。組立品の外観を図３に示す。

【００１２】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案においては、びん、キャップ、吸引手段およびス トロ−の組立が容易であり、又、吸引手段の第1の円盤部に上向きにテ−パ−が 付いた乳首を設けてあるので従来のように幼児が喉を傷つけることはなく、更に 、テ−パ−を有するのでその径を種々変更することが出来る等の効果を有する。

【００１３】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案にかかるストロ−使用練習用具の分解組
立図

【図２】本考案にかかるストロ−使用練習用具の断面図

【図３】本考案にかかるストロ−使用練習用具の斜視図

【図４】従来のストロ−使用練習用具

【符号の説明】

１０ キャップ手段 １１ 中央穴 １２ フラップ面 ２０ 吸引手段 ２０２ 吸引端 ２１ 環状凹部 ２２ 乳首 ２２０ 円錐状穴 ２３ ラベル ２４ ソケット ２５ 第１円板部 ２６ 第２円板部 ３５ ストロ− ３６ びん

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ストロ−を使用するための練習用具であっ
   て、 びん３６、 びん３６に取りつけられ、その上に中心穴を形成するこ
   とによって、その周囲にフラップ面１２を形成したキャ
   ップ手段１０、 第１の円板部２５、第１の円板部２５の上部の第２の円
   板部２６、これらによって形成された中間の環状の凹部
   ２１、前記第１の円板部２５から下向きに突き出たソケ
   ット部２４、および、前記第２の円板部２６から上向き
   に突き出て前記のソケット部２４と連通する乳首２２に
   よって構成される吸引手段２０、 この吸引手段２０の前記ソケット部に挿入され、残余を
   前記びん３６の内部にあるストロ−３５によって構成さ
   れ、 前記キャップ手段１０の上部フラップ面１２が前記吸引
   手段２０の環状凹部２１と係合することによって、前記
   吸引部２０を前記キャップ部１０に固定することからな
   るストロ−使用のための練習用具。
2. 【請求項２】前記乳首２２が円錐状の外周および内部に
   第１の円錐状穴２２０を有し、双方が上向きのテ−パ−
   を有し、前記外周がその長さ方向部分に沿って前記第１
   の円錐状穴２２０の対応する径を示す異なる径２３でラ
   ベルされている請求項第１項記載のストロ−使用のため
   の練習用具。
3. 【請求項３】上記ソケット部２４が、異なるストロ−径
   を受入れるために上向きにテ−パ−された第２の円錐状
   穴２４０を有する請求項第１項記載のストロ−使用のた
   めの練習用具。