JPH0636045Y2 - エレベータの自動監視装置 - Google Patents

エレベータの自動監視装置

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JPH0636045Y2
JPH0636045Y2 JP7273588U JP7273588U JPH0636045Y2 JP H0636045 Y2 JPH0636045 Y2 JP H0636045Y2 JP 7273588 U JP7273588 U JP 7273588U JP 7273588 U JP7273588 U JP 7273588U JP H0636045 Y2 JPH0636045 Y2 JP H0636045Y2
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JP
Japan
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lighting
monitoring device
elevator
memory
car
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JP7273588U
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JPH01176665U (ja
Inventor
博幸 奥田
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はエレベータの自動監視装置、特に乗かご内照明
の交換期の通報を中央監視装置に通報するエレベータの
自動監視装置に関する。
<従来の技術> エレベータの乗かご内照明の交換期の通報を行う装置
が、特開昭58−162480号公報及び特公昭56−25433号公
報に開示されている。第2図は特開昭58−162480号公報
に開示されている装置の構成を示すブロツク図であり、
制御電源10間に、乗かご内照明の点灯でONとなり、消灯
でOFFとなる接点20と、この接点20のONの回数、即ち乗
かご内照明の点灯回数を計数する度数計40とが、互いに
直列に接続されている。また、接点20及び度数計40の接
続点と、制御電源10及び度数計40の接続点間に、接点20
のON時間、即ち乗かご内照明の点灯時間を測定する積算
時間計50が接続されている。
さらに、度数計40の出力端子が、第1の比較器6の入力
端子と発報装置8の入力端子に接続され、第1の比較器
6の出力端子が発報装置8の入力端子に接続されてい
る。同様に、積算時間計50の出力端子が、第2の比較器
7と発報装置8の入力端子に接続され、第2の比較器7
の出力端子が発報装置8の入力端子に接続されている。
乗かご内照明の点灯回数が、度数計40で計数され、その
出力信号4aが予め設定された所定値に達したことが第1
の比較器6で判定され、出力信号4aが所定値に達する
と、第1の比較器6の出力信号6aの論理値が“H"とな
る。また、乗かご内照明の点灯時間が、積算時間計50で
測定され、その出力信号5aが予め設定された時間に達し
たことが第2の比較器7で判定され、出力信号5aが設定
時間に達すると、第2の比較器7の出力信号7aの論理値
が“H"となる。
発報装置8は、前述の度数計40の出力信号4a、第1の比
較器6の出力信号6a、積算時間計50の出力信号5a及び第
2の比較器7の出力信号7aが入力され、発報装置8は出
力信号6a或は出力信号7aの論理値が“H"となると、自動
的に電話ダイヤルを行い電話回線9を介して、度数計40
の出力信号4aと積算時間計50の出力信号5aとを、保守会
社に通報する。
このように、電話回路9を介して通報される度数計40の
出力信号4aと、積算時間計50の出力信号5aに基づいて、
保守会社では乗かご内照明が交換期に達したか否かを判
断し、交換期に達したと判断すると、保守員が現場に出
向いて乗かご内照明を交換する。
<考案が解決しようとする課題> 前述した提案に係る方式では、乗かご内照明の交換期の
判断をするために、自動監視装置として作動する発報装
置8の他に、度数計40、積算時間計50、第1の比較器6
及び第2の比較器7を設ける必要がある。さらに、乗か
ご内照明の点灯・消灯に同期して作動する接点20が必要
であり、この接点20を取出すために、エレベータによつ
ては大掛りな改造を行わねばならない。
このため、提案に係る方式を設けるためには、新たな機
器を組み込み、エレベータの電気回路自体をも変更する
必要が生じ、かなりの改造コストを要するという難点が
ある。
本考案は、前述したようなこの種のエレベータの自動監
視装置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は
新たな機器の組み込み或はエレベータの電気回路の変更
を必要とせず、自動監視装置によつて乗かご内照明の交
換期を予測する演算が行われ、現地作業が大幅に削減さ
れ改造コストも低減されるエレベータの自動監視装置を
提供することにある。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するために、本考案はエレベータの乗か
ご内照明の点灯信号を記憶する第1のメモリが具備され
たエレベータの制御盤に接続され、この制御盤の制御状
態を監視し、必要な情報を中央監視装置に送出するエレ
ベータの自動監視装置において、前記第1のメモリの点
灯信号が取り込み記憶される第2のメモリと、この第2
のメモリに記憶される点灯信号に基づいて、乗かご内照
明の交換期を予測する判定値を演算する演算手段と、こ
の演算手段で得られた判定値に基づいて、乗かご内照明
が交換期に達しているか否かの判定を行なう判定手段
と、この判定手段で乗かご内照明が交換期に達している
と判定されると、前記中央監視装置に判定通報を伝送す
る伝送手段とを有する構成となつている。
<作用> 本考案では、エレベータの制御盤に自動監視装置が接続
され、制御盤の第1のメモリに記憶されている点灯信号
に基づいて、制御盤のMPUによつて乗かご内照明の点灯
及び消灯が行われる。この場合、制御盤と自動監視装置
との間では、常時信号の授受が行われ、第1のメモリの
点灯信号は、自動監視装置の第2のメモリに取り込まれ
る。
自動監視装置では、第2のメモリに取り込んだ点灯信号
に基づいて、MPUによつてソフトタイマを作動させ、こ
のソフトタイマの作動によつて乗かご内照明の点灯回数
と点灯時間とを算出する。そして、自動監視装置の演算
手段によつて、これらの点灯回数と点灯時間に基づい
て、乗かご内照明の交換期を予測する判定値が演算さ
れ、判定手段によつて演算された判定値に基づいて、乗
かご内照明が交換期に達しているか否かの判定が行われ
る。この判定手段によつて、乗かご内照明が交換期に達
していると判定されると、自動監視装置の伝送手段から
中央監視装置に判定通報が伝送される。
<実施例> 以下、本考案の実施例を第1図を用いて詳細に説明す
る。
ここで、第1図は本考案の実施例の構成を示すブロツク
図である。
第1図に示すように、エレベータの乗かご1内に乗かご
内照明1aが設けられ、この乗かご内照明1aを点灯及び消
灯させるためのリレー接点2bが、エレベータの制御盤2
に設けられている。この制御盤2には、リレー接点2bを
駆動するリレー2a、リレー2aを駆動するための出力バツ
フア接点2cも設けられている。
さらに制御盤2には、エレベータの運行及び乗かご内照
明1aの制御をするMPU2f、エレベータの運行状態とこれ
に対応する乗かご内照明1aの点灯信号が記憶されるメモ
リ2e、MPU2fからの乗かご内照明1aの制御信号により、
出力バツフア接点2cをON−OFF制御する出力バツフア2g
及びメモリ2eの記憶内容を外部に出力する通信ポート2d
が設けられている。そして、MPU2fとメモリ2e、出力バ
ツフア2g及び通信ポート2d間は、バスを介して互いに接
続されている。
一方、エレベータの自動監視装置3には、自動監視装置
3の動作を制御するMPU3f、自動監視装置3のプログラ
ムの制御情報とメモリ2eから取り込まれたエレベータの
制御情報が記憶されるメモリ3e、メモリ2eに記憶されて
いるエレベータの運行及び乗かご内照明1aに関するエレ
ベータの制御情報を、通信ポート2dを介してメモリ3eに
取り込む通信ポート3d1及び自動監視装置3からの出力
信号を、通信回線4を介して中央監視装置5に出力する
通信ポート3d2が設けられている。そして、MPU3fと通信
ポート3d1、メモリ3e及び通信ポート3d2間は、バスを介
して互いに接続され、通信ポート2d、3d1間が信号線で
接続されている。
このような構成の実施例において、メモリ2eが第1のメ
モリを構成し、メモリ3eが第2のメモリを構成し、演算
手段及び判定手段はMPU3fに設けられ、通信ポート3d2
伝送手段を構成している。
次に、本考案の実施例の動作を説明する。
エレベータの動作に伴つて、メモリ2eに記憶されている
乗かご内照明1aの点灯信号が、MPU2fによつて読み出さ
れ、この点灯信号に基づいて、MPU2fから制御信号が発
せられて出力バツフア2gが駆動され、出力バツフア接点
2cがON−OFF制御される。
この出力バツフア接点2cのON−OFF制御によつて、リレ
ー2aが駆動されるので、リレー接点2bがON−OFF制御さ
れ、このリレー接点2bのON−OFF制御によつて乗かご内
照明1aが点灯され或は消灯される。
前述のようにメモリ2eに記憶されている点灯信号は、制
御盤2と自動監視装置3間での信号の授受に際して、通
信ポート2dから自動監視装置3の通信ポート3d1を介し
てメモリ3eに転送されて記憶される。このようにして、
メモリ3eに記憶された乗かご内照明1aの点灯信号が、MP
U3fで読み出され、MPU3fによつて自動監視装置3内でソ
フトタイマが、乗かご内照明1aの点灯でONとされ、乗か
ご内照明1aの消灯でOFFとなるように制御駆動される。
また、MPU3fではこのソフトタイマのON−OFF動作の回数
から乗かご内照明1aの点灯回数を、ソフトタイマのON時
間から乗かご内照明1aの点灯時間を演算し、これらの演
算値がメモリ3eに記憶される。さらに、MPU3fによつ
て、これらの演算値に基づいて乗かご内照明1aの交換期
を予測する判定値が演算され、演算された判定値によつ
て乗かご内照明が交換期に達しているか否かの判定が行
われる。
そして、判定値が予め設定されている判定基準値に達し
ていて、乗かご内照明1aが交換期に達していると判定さ
れると、自動監視装置3からは通信ポート3d2を介して
中央監視装置5に、交換警報が伝送される。この交換警
報を受信した中央監視装置5では、乗かご内照明1aが交
換期に達したことを正確に知ることが出来、保守員が現
場に出向いて乗かご内照明1aは効率よく交換される。
このように、実施例によると既設の制御盤2をそのまま
利用し、自動監視装置3以外の機器を用いずに構成さ
れ、乗かご内照明の作動接点の取出しのための改造も不
要で、現場作業が少なく低い改修コストで、乗かご内照
明1aの交換時期を正確に検知することが出来る。また、
自動監視装置3の演算手段が、乗かご内照明1aの点灯回
数及び点灯時間に基づいて判定値を演算し、予め設定さ
れた基準により判定手段がこの判定値に基づく判定をし
て、乗かご内照明1aの交換時期が精度よく判定される。
<考案の効果> 以上詳細に説明したように、本考案によると、乗かご内
照明の交換時期を、事前に精度よく検知して通報するエ
レベータの自動監視装置が、既設の設備を利用して低改
修コストで得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示すブロツク図、第2
図は従来提案されている自動監視装置の構成を示すブロ
ツク図である。 1……乗かご、1a……乗かご内照明、2……制御盤、2a
……リレー、2b……リレー接点、2c……出力バツフア接
点、2d……通信ポート、2e……メモリ、2f……MPU、2g
……出力バツフア、3……自動監視装置、3d1……通信
ポート、3d2……通信ポート、3e……メモリ、3f……MP
U、4……通信回線、5……中央監視装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの乗かご内照明の点灯信号を記
    憶する第1のメモリが具備されたエレベータの制御盤に
    接続され、この制御盤の制御状態を監視し、必要な情報
    を中央監視装置に送出するエレベータの自動監視装置に
    おいて、前記第1のメモリの点灯信号が取り込み記憶さ
    れる第2のメモリと、この第2のメモリに記憶される点
    灯信号に基づいて、乗かご内照明の交換期を予測する判
    定値を演算する演算手段と、この演算手段で得られた判
    定値に基づいて、乗かご内照明が交換期に達しているか
    否かの判定を行う判定手段と、この判定手段で乗かご内
    照明が交換期に達していると判定されると、前記中央監
    視装置に判定通報を伝送する伝送手段とを有することを
    特徴とするエレベータの自動監視装置。
JP7273588U 1988-06-02 1988-06-02 エレベータの自動監視装置 Expired - Lifetime JPH0636045Y2 (ja)

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JPH01176665U JPH01176665U (ja) 1989-12-15
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