JPH0635883U - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0635883U JPH0635883U JP7307692U JP7307692U JPH0635883U JP H0635883 U JPH0635883 U JP H0635883U JP 7307692 U JP7307692 U JP 7307692U JP 7307692 U JP7307692 U JP 7307692U JP H0635883 U JPH0635883 U JP H0635883U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- water
- hole
- water conduit
- refrigerator
- Prior art date
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- Pending
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウレタンの洩れが生じない導水管貫通部を具
える冷蔵庫を得る。 【構成】 導水管１０が貫通する底板１ａに導水管１０
の直径にほぼ等しい直径の透孔１ｃを穿設し、これを囲
繞する凸条１ｄを設ける。導水管１０に鍔１０ａを一体
に形成してその下面に上記凸条１ｄの内側又は外側に接
する凸条１０ｂを設ける。導水管１０を透孔１ｃに上方
から挿入して対向する凸条を接触させ、透孔１ｃで保持
する。
える冷蔵庫を得る。 【構成】 導水管１０が貫通する底板１ａに導水管１０
の直径にほぼ等しい直径の透孔１ｃを穿設し、これを囲
繞する凸条１ｄを設ける。導水管１０に鍔１０ａを一体
に形成してその下面に上記凸条１ｄの内側又は外側に接
する凸条１０ｂを設ける。導水管１０を透孔１ｃに上方
から挿入して対向する凸条を接触させ、透孔１ｃで保持
する。
Description
【０００１】
本考案は冷蔵庫の除霜水を機外に導く導水管の封止構造に関する。
【０００２】
従来この種冷蔵庫においては、図１の冷蔵庫の縦断面図に示すように、本体１ に冷凍室２、冷蔵室３及び野菜室４が仕切壁５を設けて上方より順次配設され、 各室には冷気吹出口が設けられ、前面を複数の扉６で覆われている。冷凍室２の 後部には冷却室７が設けられ、同室７内には図示されていないファン、エバポレ ータ８、除霜ヒータ９が順次配設され、底部には露受皿が設けられて導水管１０ の上端が開口し、その下端は本体１背面下部に設けた機械室１１の上部に開口し ている。機械室１１の底部はベース板１２で形成され、この上にコンプレッサ１ ３が取付けられている。 上記コンプレッサ１３、エバポレータ８及び図示していないコンデンサと膨張 弁により冷凍サイクルが構成され、エバポレータ８は低温に、コンデンサは高温 になる。ファンとエバポレータ８により作られた冷気は冷気吹出口から出て各室 を冷却して冷却室７に戻り、再び冷却されて循環することにより各室を所定の温 度に保つ。この循環により庫内の水分がエバポレータ上に霜となって付着し、熱 伝達を悪くするので定期的に除霜ヒータ９に通電して除霜水とし、導水管１０に より機械室１１に導いている。この導水管１０の下方には、除霜水を溜める蒸発 容器１４が配設され、その下方にコンプレッサ１３が位置している。 図３は導水管１０の下端部を示したもので、図示されているように、本体１の 底板１ａに導水管１０が貫通する上方に膨出したバーリング孔１ｂを穿設し、導 水管１０には鍔１０ａを一体に設け、バーリング孔１ｂを囲繞してシール材１５ を塗布し、導水管１０を貫通させてシール材１５に鍔１０ａを押しつけて貫通部 を封止し、本体１の内側に断熱材となるウレタンを注入して発泡させていた。し かしながら、シール材１５の塗り方、量などにより発泡ウレタンがバーリング孔 １ｂから洩れて外観を損ない、補修を必要とするおそれがあった。
【０００３】
本考案は上記従来例の問題点に鑑みなされたもので、発泡ウレタンの洩れが生 じない導水管貫通部の構造を提供することを目的としている。
【０００４】
上記目的を達成する為本考案に於いては、エバポレータに生成する霜を溶かし て除霜水とし、同除霜水を導水管により本体下部に導いて除霜水蒸発装置により 蒸発させてなる冷蔵庫において、上記導水管が貫通する底板には同導水管の直径 にほぼ等しい直径の透孔を穿設すると共にこれを囲繞する凸条を設け、上記導水 管には鍔を一体に形成すると共にその下面に上記凸条の内側又は外側に接する凸 条を設け、導水管を透孔に上方から挿入して対向する凸条を当接させてなり、上 記導水管の鍔が一つの凸条を具え、上記底板は上記凸条の内外に接する二つの凸 条を具えてなり、更に上記凸条が互いに接する少なくとも一対の傾斜平面を具え てなることを特徴としている。
【０００５】
上記構成によれば、導水管はその鍔に設けた凸条と底板に設けた凸条を接して 透孔に保持される。
【０００６】
以下、本考案の冷蔵庫の実施例を従来例と共通な技術は省略して図２により説 明する。図２は導水管１０の下端部を示したもので、導水管１０が貫通する底板 １ａには導水管１０の直径にほぼ等しい直径の透孔１ｃを穿設すると共にこれを 囲繞する凸条１ｄを設け、上記導水管１０には鍔１０ａを一体に形成すると共に その下面に上記凸条１ｄの内側又は外側に接する凸条１０ｂを設け、導水管１０ を透孔１ｃに上方から挿入して対向する凸条を接触させ、透孔１ｃで保持してい る。この凸条の数は単数でも複数でもよく、好ましくは導水管の鍔は一つの凸条 を具え、底板は上記凸条の内外に接する二つの凸条を具える。さらに、上記凸条 が互いに接する少なくとも一対の傾斜平面を具えていてもよい。
【０００７】 本考案は上記のように構成されているので、鍔１０ａの凸条１０ｂと底板１ａ の凸条１ｄの接触によりウレタン液の流出が阻止される。阻止性能はは凸条の数 を増やして接触部を多くする程、又接触部を平面として液の流れ方向の全長を大 にするほど向上する。
【０００８】
以上述べたように、本考案にあっては導水管１０の鍔１０ａに凸条１０ｂを設 け、底板１ａに導水管１０の直径にほぼ等しい直径の透孔１ｃを穿設すると共に 、凸条１０ｂに接する凸条１ｄを設けたので、凸条を接触させた状態で透孔が導 水管１０を保持し、ウレタン発泡の際に貫通部を封止して外部への洩れを解消し するので、外観が美麗になると共に補修の必要をなくすという効果を奏すること が出来る。
【図１】本考案及び従来例による冷蔵庫の断面図であ
る。
る。
【図２】本考案による要部の断面図である。
【図３】従来例による要部の断面図である。
１ 本体 １ａ 底板 １ｃ 透孔 １ｄ 凸条 １０ 導水管 １０ａ 鍔 １０ｂ 凸条
Claims (3)
- 【請求項１】 エバポレータに生成する霜を溶かして除
霜水とし、同除霜水を導水管により本体下部に導いて除
霜水蒸発装置により蒸発させてなる冷蔵庫において、上
記導水管が貫通する底板には同導水管の直径にほぼ等し
い直径の透孔を穿設すると共にこれを囲繞する凸条を設
け、上記導水管には鍔を一体に形成すると共にその下面
に上記凸条の内側又は外側に接する凸条を設け、導水管
を透孔に上方から挿入して対向する凸条を当接させてな
ることを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 上記導水管の鍔が一つの凸条を具え、上
記底板は上記凸条の内外に接する二つの凸条を具えてな
ることを特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 上記凸条が互いに接する少なくとも一対
の傾斜平面を具えてなることを特徴とする請求項１及び
２の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307692U JPH0635883U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307692U JPH0635883U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635883U true JPH0635883U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13507885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307692U Pending JPH0635883U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635883U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018204798A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP7307692U patent/JPH0635883U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018204798A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2021167724A (ja) * | 2017-05-30 | 2021-10-21 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2022181220A (ja) * | 2017-05-30 | 2022-12-07 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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