JPH063576U - 空圧工具の消音アタッチメント - Google Patents

空圧工具の消音アタッチメント

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JPH063576U
JPH063576U JP4284392U JP4284392U JPH063576U JP H063576 U JPH063576 U JP H063576U JP 4284392 U JP4284392 U JP 4284392U JP 4284392 U JP4284392 U JP 4284392U JP H063576 U JPH063576 U JP H063576U
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exhaust port
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pneumatic tool
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充孝 奥田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音装置を空圧工具の排気口を覆う状態に装
着することにより、ノイズの低減と潤滑油の飛散防止を
図ることができる、空圧工具の消音アタッチメントの提
供を目的とする。 【構成】 圧縮空気のエネルギーを利用して機械的仕事
を行い、用済み後の前記圧縮空気を排気口より排出する
空圧工具において、前記空圧工具の排気口から排出され
る排気をシーリング状態にてこの排気口部分を覆うよう
に装着される装着部と、この装着部に連通し前記排気口
から排出された排気を消音部材に導入してノイズ低減を
行う消音部とを有する構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空圧工具の発生する排気音および駆動音等を低減するためのノイズ低 減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧縮空気の持つエネルギーを利用し、工具としての機械的な仕事を行う空圧工 具は、油圧を用いるそれに比べその可搬性の良さや取扱の簡便さなどにより工場 の製造現場などにおいて多く用いられている。これらの場合において、エネルギ ー源として用いられる圧縮空気は、用済み後においては当該空圧工具に設けられ た排気口より、直接に、大気中に放出される構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば空圧工具でリベッティングやハンマリング等の作業を行 う場合、当該空圧工具の排気口から排気音や駆動音等の大きなノイズが漏れ出し てうるさく、また、空圧工具内の潤滑油が、排出される排気に混じって飛散して 辺りを汚したりすることがあり、その作業性がよくないという問題があった。 本考案はこのような問題点に鑑みて創案されたものであり、消音装置を空圧工 具の排気口を覆う状態に装着することにより、ノイズの低減と潤滑油の飛散防止 を図ることができる、空圧工具の消音アタッチメントの提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は圧縮空気のエネルギーを利用して機械的仕事を行い、用済み後の前記 圧縮空気を排気口より排出する空圧工具の消音を図るものであり、その目的を達 成するための手段として、前記空圧工具の排気口から排出される排気をシーリン グ状態にてこの排気口部分を覆うように装着される装着部、たとえば空圧工具の シリンダ外周面の、排気口を覆う位置に嵌合させる形で装着される装着部と、こ の装着部に連通し前記排気口から排出された排気を消音部材、たとえばガラス繊 維の綿状体からなる消音部材に導入することによりノイズ低減を行う消音部とを 有する構成とするものである。
【0005】
【作 用】
本考案に係る消音アタッチメントを、空圧ハンマー等の空圧工具の排気口部分 に、当該排気が外部に漏れ出ないようにシーリング状態を保って覆うように装着 する。これにより、前記排気口より排出される排気は消音部に導かれ、この消音 部内に充填されている消音部材によってノイズが低減されて外部に放出される。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る消音アタッ チメントの一部を切り欠いた状態の外観斜視図であり、図2は前記消音アタッチ メントを、空圧工具として周知の空圧ハンマーに取り付けた状態の断面図である 。 図2において、1は空圧ハンマーであり、この空圧ハンマー1はシリンダ2内 にピストン3を有し、気管4,4・・から断続的に供給される圧縮空気と、ツー ル5を係止するコイルスプリング6の弾性力によってピストン3の前方への打ち 出しと後退とを連続的に行うことによりツール5を振動させ、このツール5に当 接させた図示しないワークをハンマリング可能としたものである。 このような空圧ハンマー1は、前記シリンダ2の略中央部に、前記気管4,4 ・・と直接に連通する、用済みの圧縮空気を外部に排出するための複数の排気口 7,7・・が形成されている。このような空圧ハンマーにおいては、圧縮空気の 排気音や前記ピストン3の打撃音等のノイズが排気口7,7・・より漏れ出し、 また、シリンダ2内部の潤滑油がこの排気口7,7・・より飛散しやすい構造と なっている。
【0007】 8は、空圧ハンマー1のシリンダ2外周の、前記排気口7,7・・を覆うよう に当該空圧ハンマー1の前方より嵌め込まれる消音アタッチメントであり、この 消音アタッチメント8は、略円筒形の形状をなす鋼材からなり、前記装着部とし ての嵌合部9と連結部10および消音部11より構成されている。図1はこの消 音アタッチメント8の消音部11を外した状態で、その一部を切り欠いて示した 外観斜視図である。図において、この消音アタッチメント8の内周面には複数の 凹条溝12〜15が形成され、この凹条溝12〜15のそれぞれにはゴム製のO リング16〜19が埋め込まれており、図2に示すように、空圧ハンマー1にこ の消音アタッチメント8を嵌め込んで装着したときに、Oリング16〜19がシ リンダ2の外周面に密着して消音アタッチメント8の装着時におけるガタつきを 防ぐとともに、前後のOリング16,17と18,19間に設けられている嵌合 部9の凹み部分20によって形成される空間21のシーリング状態を保持するよ うになっている。 22(図1)は嵌合部9の後端部に複数個成形されているナット孔であり、嵌 合部9の外周面よりこのナット孔22に、図示しないボルトをシリンダ2の外周 面に届くまで螺入させることにより、消音アタッチメント8を空圧ハンマー1に 固定することが可能となっている。
【0008】 10は前記嵌合部9と前記消音部11とを連結する中空の連結部であり、この 連結部10は、その管路の途中で2方向に枝別れしており、さらに、この枝別れ した先端部の内壁23,24はテーパー螺子加工が施されている。そしてこの部 分に、図2に示す消音部11が螺入されて取り付けられるようになっている。こ の場合、前記枝別れした先端部の内壁23,24の両方に消音部11を取り付け てもよく、また、いずれか一方のみに消音部11を取り付け、片方を塞ぐように してもよい。 この消音部11は、多数の小孔11a,11a・・が形成された筐体11b中 に、消音部材として、この実施例においてはガラス繊維で形成された綿状体11 cが充填されている。そして、空圧ハンマー1の前記排気口7,7・・から排出 された用済みの圧縮空気を、前記連結部10を介してこの消音部11に導入する ことによりノイズの低減と潤滑油の飛散防止を図るものである。
【0009】 本考案の消音アタッチメント8は以上のように構成されているが、この消音ア タッチメント8を使用する場合には、先ず、空圧ハンマー1からツール5を取り 外し、この部分より消音アタッチメント8の嵌合部9を空圧ハンマー1に嵌め込 み、嵌合部9のOリング16,17と18,19の間に空圧ハンマー1の排気口 7,7・・部分が来るように消音アタッチメント8を位置づける。この位置にお いて、消音アタッチメント8の嵌合部9に形成されたナット孔22より、図示し ないボルトを空圧ハンマー1のシリンダ2外周面に向けて強くねじ込むことによ り、この消音アタッチメント8は空圧ハンマー1に固定される。これにより、空 圧ハンマー1の排気口7,7・・は消音アタッチメント8のOリング16〜19 間にシーリングされた状態になる。 この状態において空圧ハンマー1を駆動すると、排気口7,7・・より排出さ れた用済みの圧縮空気はシーリングされた空間21から連結部10内を通過して 消音部11に導入され、この消音部11内に充填された消音部材としてのガラス 繊維の綿状体11cによってノイズが低減されて、消音部11の筐体11bに形 成された小孔11a,11a・・より外部に放出される。また、空圧ハンマー1 のシリンダ2内の潤滑油も前記過程を経てガラス繊維の綿状体11cにからめ捕 られるので、従来のように外部に飛散することがなくなる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明のように本考案によれば、空圧工具の排気口部分を、排気が外部に漏 れないようにシーリング状態で覆い、この排気口より排出される排気を消音部材 を有する消音部を介して排出するようにしたので、空圧工具より発生するところ の排気口から漏れる排気音および駆動音等のノイズを大幅に低減でき、また、排 気とともに外部に放出される潤滑油の飛散を防止しうる消音アタッチメントを実 現することができる。これにより、空圧工具を使用する場合の作業性を向上させ ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る消音アタッチメントの一部を切り
欠いた状態に示した外観斜視図である。
【図2】本考案に係る消音アタッチメントを、空圧工具
として周知の空圧ハンマーに取り付けた状態の断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・空圧ハンマー 20・凹み部 2・・シリンダ 21・空間 3・・ピストン 22・ナット孔 4・・気管 7・・排気口 8・・消音アタッチメント 9・・嵌合部 10・連結部 11・消音部 11a・小孔 11b・筐体 11c・ガラス繊維の綿状体 12〜15・凹状溝 16〜19・Oリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気のエネルギーを利用して機械的
    仕事を行い、用済み後の前記圧縮空気を排気口より排出
    する空圧工具において、 前記空圧工具の排気口から排出される排気をシーリング
    状態にてこの排気口部分を覆うように装着される装着部
    と、この装着部に連通し前記排気口から排出された排気
    を消音部材に導入してノイズ低減を行う消音部とを有す
    ることを特徴とする空圧工具の消音アタッチメント。
JP1992042843U 1992-06-22 1992-06-22 空圧工具の消音アタッチメント Expired - Lifetime JP2586848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH063576U true JPH063576U (ja) 1994-01-18
JP2586848Y2 JP2586848Y2 (ja) 1998-12-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006062067A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Yoshiokagumi:Kk 空気動工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440558U (ja) * 1977-08-26 1979-03-17

Patent Citations (1)

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