JPH0635763U - 深海投入管 - Google Patents
深海投入管Info
- Publication number
- JPH0635763U JPH0635763U JP1397291U JP1397291U JPH0635763U JP H0635763 U JPH0635763 U JP H0635763U JP 1397291 U JP1397291 U JP 1397291U JP 1397291 U JP1397291 U JP 1397291U JP H0635763 U JPH0635763 U JP H0635763U
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- JP
- Japan
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- sea
- deep
- pipe
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CO2 深海投入管やマンガン塊回収配管など
に有利に適用できる深海投入管に関する。 【構成】 海面に浮かぶ洋上基地から海底に向って鉛直
方向に垂下された構造物の水深方向に、所定間隔で取り
付けられた浮体を有する深海投入管。
に有利に適用できる深海投入管に関する。 【構成】 海面に浮かぶ洋上基地から海底に向って鉛直
方向に垂下された構造物の水深方向に、所定間隔で取り
付けられた浮体を有する深海投入管。
Description
【0001】
本考案は深海投入管に関し、特にCO2 深海投入配管やマンガン塊回収配管等 に有利に適用できる深海投入管に関する。
【0002】
洋上基地から海底に向って鉛直方向に数千m布設されるCO2 深海投入管は、 洋上基地から海底に向って組み付けられたラーメン架構に取り付けられている。
【0003】
海面から深海に向って数千mにおよぶ構造物の重量は50〜100トンにもな る。この重量を洋上基地から吊り下げるためにはその取付部は非常に大きな強度 部材を必要とし、従ってコスト高となる。 一方、洋上基地も50〜100トンの浮力が必要となり、大型化し、コスト高 となる。
【0004】 本考案は上記技術水準に鑑み、従来技術におけるようなコスト高となる不具合 を解消した深海投入管を提供しようとするものである。
【0005】
本考案は海面に浮かぶ洋上基地から海底に向って鉛直方向に垂下された構造物 の水深方向に、所定間隔で取り付けられた浮体を有する深海投入管である。
【0006】 すなわち、本考案の深海投入管は海面から海底に向って鉛直に延びる管状構造 物において、水深方向のある間隔毎にその間隔内の構造物重量にほぼ等しい浮力 を有す浮体を取りつけたものである。
【0007】 また、本考案の深海投入管の変形として、海面から海底に向って鉛直にのびる 管状構造物において、約1000m以深の管状構造物部材を耐腐食性を有する軽 量なホースとし、最深部にホースを伸張するに必要なウェイトをつけるようにし てもよい。勿論、この場も約1000mの深さまでは通常の管状構造物を用い、 配管の重量軽減のため浮体を有している。
【0008】
ある間隔毎に取り付けた浮体の浮力は、区間内構造物の重量を軽減する。従っ て、区間単位で構造物重量をほぼゼロにできるので、洋上基地吊り下げ部での重 量もほぼゼロになる。
【0009】 一般に海流は200m〜1000mの深さにおいて、複雑な動きをしているが 約1000m以深ではほとんどないと云われている。従って、約1000mより 深い偏流のない域において、軽量なホースを用いることにより洋上基地への吊下 げ重量の軽減が計れる。
【0010】
(例1) 本考案の第1実施例を図1、図2によって説明する。図1は全体図、図2はそ の一部拡大図である。 CO2 深海投入の洋上基地1には海底に向って鉛直方向数千mの投入管2を敷 設している。この投入管2にはある間隔毎にその間の投入管2の重量にほぼ等し い浮力を有する中空円筒形状の浮体3が取り付けられている。浮体3の位置決め は投入管2の外周に固定されている浮力受けフランジ4による。10は海面を示 す。
【0011】 (例2) 本考案の第2実施例を図3によって説明する。 この実施例はCO2 海洋投棄の場合を示すが、図3において、1は洋上基地、 2は投入管、3は浮体、14は接続部、5はホース、6はウェイトを示し、10 は海面を表わす。
【0012】 洋上基地1から投入管2を経てCO2 を海底に投棄するに際し、CO2 は海面 10より3000m以上の深さに投棄する必要がある。この深さの距離の投入管 2をSUS等の配管で敷設すると、その重量は50〜100トンにも達する。こ のため重量軽減の目的で前記第1実施例と同様に投入管2の途中に浮体3を設け 重量軽減を計っている。
【0013】 一方、海面10の下では通常200m〜1000mの範囲で海流が複雑に動い ているが、約1000m以深ではほとんど動きがないといわれている。このため 、約1000m以深では耐腐食性の軽量な塩化ビニルや気密性を有する布などで 作られたホース5が接続部14で投入管2に接続され、最深部にはホース5を伸 張するためのウェイト6が取付いており、ホース5は海底へ向けほゞ鉛直に伸び ている。
【0014】 なお、この第2実施例での浮体3の形状はドーナツ状のものとして示している が、潮流等の流れの影響で投入管2が曲がらないように、図4及びそのV−V矢 視断面図である図5に示すように、例えば浮体13の横断面形状を流線型に形成 し、流れ方向に常に向くように投入管2の外周に回動でき、かつ、方向安定板1 5を有するようにしてもよい。
【0015】
1)投入管のある間隔毎に取り付けた浮体の浮力により投入管の間隔毎の重量を ほゞゼロにすることで、投入管は全長にわたり、間隔単位で重量がほゞゼロにな る。このため下部投入管の重量が上部投入管に加わることがなく、従って洋上基 地と投入管の取り付け部においても、ほゞゼロの管重量となり、従来の50〜1 00トンにも及ぶ重量を吊り下げるような強度部材が不必要となる。 更に洋上基地もその重量をささえる必要がなくなるので、その分、浮力を小さ く設計できるのでコスト低減となる。 2)約1000m以深の投入管を耐腐食性の軽量なホースにすることにより投入 管の総重量を軽減することができる。このため投入管途中に設ける浮体の数を減 らすことができ、投入管支持構造も簡素化でき大巾なコストダウンとなる。又、 投入管の施工工数を大巾に低減することができるばかりでなく、洋上基地のコス トを低減できる等の効果がある。
【図1】本考案の第1実施例のCO2 深海投入管の全体
図。
図。
【図2】本考案の第1実施例の投入管の拡大図。
【図3】本考案の第2実施例のCO2 深海投入管の全体
図。
図。
【図4】本考案の浮体の一変形図。
【図5】図4のV−V矢視断面図。
1…洋上基地 2…投入管 3,13…浮体 4…浮力受けフランジ 5…ホース 6…ウェイト 10…海面 14…接続部 15…方向安定板
Claims (1)
- 【請求項1】 海面に浮かぶ洋上基地から海底に向って
鉛直方向に垂下された構造物の水深方向に、所定間隔で
取り付けられた浮体を有する深海投入管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1397291U JPH0635763U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 深海投入管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1397291U JPH0635763U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 深海投入管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635763U true JPH0635763U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=11848140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1397291U Pending JPH0635763U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 深海投入管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635763U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529848A (en) * | 1975-07-15 | 1977-01-25 | Hitachi Ltd | Contact amplifying device |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP1397291U patent/JPH0635763U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529848A (en) * | 1975-07-15 | 1977-01-25 | Hitachi Ltd | Contact amplifying device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970128 |