JPH0635623A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH0635623A
JPH0635623A JP4214626A JP21462692A JPH0635623A JP H0635623 A JPH0635623 A JP H0635623A JP 4214626 A JP4214626 A JP 4214626A JP 21462692 A JP21462692 A JP 21462692A JP H0635623 A JPH0635623 A JP H0635623A
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JP
Japan
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information recording
reproducing apparatus
system controller
plaintext
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JP4214626A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Okumura
紀義 奥村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗号化回路の着脱を可能にすることによっ
て、機密保持が必要な場合のみ暗号化を可能にすると共
に、接続する暗号化回路の種類の選択により、機密保持
の安全確実性を一層向上させる。 【構成】 システムコントローラに接続部を設け、この
接続部によって暗号化回路を着脱可能にする。 【効果】 暗号化回路を着脱可能としているので、光デ
ィスク等への記録または読み出しを暗号化することが可
能な情報記録再生装置を、低コスト化することができ、
しかも、同じ情報記録再生装置で使用する暗号化回路
も、各種のものが選択できるので、暗号文書の機密保持
の安全性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データを暗号化して
光ディスクや磁気ディスク、磁気テープ等の情報記憶媒
体に記録/再生を行う情報記録再生装置に係り、特に、
暗号化回路の着脱を可能にすることによって、機密保持
が必要な場合のみ暗号化を可能にすると共に、使用する
暗号化回路の種類を選択することにより、機密保持の安
全確実性を一層向上させた情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや磁気ディスク、磁気テープ
等の情報記憶媒体を使用する情報記録再生装置において
は、記録された情報の機密保持が問題になる。すなわ
ち、この種の情報記録再生装置は、通常多くの人が共用
するので、記録された重要な情報が、本人の知らない間
に読み出されてしまう、という可能性がある。
【0003】そのため、従来から情報の機密保持対策、
いわゆるセキュリティ対策が要求されている。特に、光
ディスクの場合には、メディア1枚当りの記憶容量が、
例えば628メガバイトのように、磁気フロッピーの1
メガバイトに比べて数百倍であり、しかも、持ち運びが
可能であるから、セキュリティ対策の必要性が極めて高
い。
【0004】光ディスク装置は、光磁気ディスク,光ピ
ックアップ,機構部,各種制御部,ドライブコントロー
ラ,システムコントローラ等から構成されている。次
に、従来の一般的な光ディスク装置の一例を示す。
【0005】図2は、従来の光ディスク装置について、
その要部構成の一例を示す機能ブロック図である。図に
おいて、1は光磁気ディスク、2は電磁石、3はマグネ
ット制御部、4はローディング機構部、5はスピンドル
モータ、6は機構制御部、7はサーボ制御部、8はアク
チュエータ、9は光ピックアップ、10は位置センサ、
11は速度センサ、12はリニアモータ、13はアクセ
ス制御部、14はレーザ駆動回路、15は信号処理回
路、16は変調回路、17は復調回路、18はアドレス
検出部、19は録再制御部、20はドライブコントロー
ラ、21はシステムコントローラ、22はエラー検出訂
正制御部、23は上位装置を示す。
【0006】この図2に示すように、光ディスク装置
は、上位装置23と接続されて、いわゆる電子ファイリ
ングシステムを構成する場合が多い。そこで、従来か
ら、光ディスクへの記録時に、データを暗号化処理して
記録する方法が用いられている(例えば「ネットワーク
・セキュリティを守る暗号認証技術」、NTT技術ジャ
ーナル、1990,Vol.9,p60〜p63)。
【0007】すなわち、暗号化の必要性や、暗号化方式
の技術については、従来から公知である。このような暗
号化の方法としては、一般に、上位装置23であるホス
トコンピュータに設けられたソフトウエアによって行わ
れる。
【0008】まず、読み出し時には、光ディスク装置か
ら暗文を、ホストコンピュータに読み込む。その後、ホ
ストコンピュータ上の暗号化ソフトウエアによって、暗
文を平文に戻す。ところが、この方法では、次のような
2点が問題になる。
【0009】まず、ソフトウエア処理では、そのスピー
ドが遅くなってしまう。また、ホストコンピュータ上の
不正プログラムによって、暗号化方式や暗号鍵が盗まれ
る可能性があるので、機密保持が損なわれる恐れがあ
る。このような問題を解決する一つの方法として、ハー
ドウアエを使用する情報記録再生装置も知られている。
【0010】図3は、従来の暗号化機能を備えた情報記
録再生装置について、その要部構成の一例を示す機能ブ
ロック図である。図において、31は光ディスク装置、
32は暗号化装置、33はホストコンピュータ、34は
周辺装置、35と36はSCSI回路(スモール・コン
ピュータ・システム・インターフェース)を示す。
【0011】従来の暗号化機能を備えた情報記録再生装
置では、この図3に示すように、光ディスク装置31
に、SCSI回路36を介して暗号化装置32を接続す
る。また、暗号化装置32は、他のSCSI回路35を
介して、ホストコンピュータ33と接続される。
【0012】暗号化の処理は、次のようにして行われ
る。ホストコンピュータ33からの平文のデータは、S
CSI回路35を通して暗号化装置32へ与えられる。
【0013】暗号化装置32では、SCSI回路35上
の平文のデータを取り出して暗号化処理し、暗文のデー
タをSCSI回路36を通して光ディスク装置31へ与
え、光ディスクに記録する。
【0014】このハードウエアを使用する従来の暗号化
処理、すなわち、暗号化機能を備えた情報記録再生装置
では、次のような2つの不都合がある。第1に、暗号化
装置32は、SCSI回路35,36を通して、暗文や
平文のデータを取り出すので、そのためのハードウエア
であるSCSIコントロールICや、SCSIコネクタ
などのハードウエアが必要となり、コストが高くなるの
で、暗号化機能を備えた情報記録再生装置の普及の妨げ
となる。
【0015】第2に、光ディスク装置31の動作終了後
に、暗号化装置32の動作が開始されるので、その分だ
け処理スピードが低下する。このような不都合を解決す
る一つの方法として、暗号化装置を光ディスク装置に内
蔵させた装置が提案されている。
【0016】このように、光ディスク装置に、暗号化処
理に必要な暗号化装置を内蔵させれば、ハードウエアの
必要性の問題は解決されるが、第2の問題、すなわち、
光ディスク装置31の動作終了後に、暗号化装置32の
動作が開始されるので、その分だけ処理スピードが低下
する、という問題は未解決である。
【0017】この問題に対しては、暗号化装置を着脱自
在に構成することによって、必要なときのみ暗号化装置
の使用を可能にした光ディスク装置が提案されている
(特開平2−110861号公報)。光ディスク装置
に、暗号化装置(暗号化多項式保持部)を着脱自在に構
成すれば、上述の2つの問題は解決されるが、次のよう
な新たな問題が生じる。
【0018】新たな問題の第1は、光ディスクは、持ち
運び可能な点が、利点の一つとされているが、持ち出し
た先に、記録時と同じ暗号化装置が設けられていなけれ
ば、読み出すことができないことである。すなわち、暗
号化したデータが、正確に読み出せなければ、折角暗号
化しても活用することができず、暗号化自体が無意味に
なるので、利便性に欠ける恐れがあった。
【0019】新たな問題の第2は、光ディスク装置に、
暗号化装置が取り付けられているかどうか、また、暗号
化装置が取り付けられている場合に、現在の記録あるい
は読み出し動作が、暗文であるか平文であるかについ
て、迅速かつ正確に知ることができない。そのため、暗
文として記録すべき情報が、誤って平文として記録され
る可能性があり、この場合には、第三者が容易に読み出
すことができるので、機密保持上の安全性が損なわれる
恐れがある。
【0020】以上のように、暗号化処理のための従来技
術は、いずれも一長一短があり、機密保持の安全性と使
用の利便性との両立が困難であると共に、低コスト化に
も不向きである、という不都合があった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
情報記録再生装置において生じるこのような不都合を解
決し、高い機密保持の安全性と使用の利便性とを両立さ
せると共に、低コスト化をも可能にした情報記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
システムコントローラを具備し、情報記憶媒体への記録
または読み出しを暗号化して行う情報記録再生装置にお
いて、前記システムコントローラに接続部を備え、該接
続部によって暗号化回路を着脱可能とした構成である。
【0023】第2に、上記第1の情報記録再生装置にお
いて、システムコントローラは、内部にスイッチを備
え、接続部に暗号化回路が取り付けられていないとき、
システムコントローラは、その内部のスイッチを閉じ
て、暗文入力線と平文出力線とを接続すると共に、平文
入力線と暗文出力線とを接続するように構成している。
【0024】第3に、上記第1の情報記録再生装置にお
いて、アクセスランプあるいはメディア・インランプ等
の表示手段を備え、接続部に暗号化回路が取り付けられ
ているときと、暗号化回路が取り付けられていないとき
とで、前記表示手段の点灯状態を異ならせるように構成
している。
【0025】
【作用】この発明では、光ディスク媒体等の情報記憶媒
体への記録または読み出しを暗号化して行う情報記録再
生装置において、システムコントローラに接続部を設け
て暗号化回路を着脱可能にしている。したがって、光デ
ィスク媒体等への記録または読み出しを暗号化すること
が可能な情報記録再生装置の低コスト化が実現されると
共に、同一の情報記録再生装置で使用する暗号化回路の
種類を任意に選択することができるので、データの機密
保持の安全性が一層向上される(請求項1の発明)。
【0026】また、システムコントローラの内部にスイ
ッチを設けて、接続部に暗号化回路が取り付けられてい
ないときは、システムコントローラが、その内部のスイ
ッチを閉じて、暗文入力線と平文出力線とを接続すると
共に、平文入力線と暗文出力線とを接続するように構成
している。したがって、平文の記録/読み出しを確実に
行うことが可能となり、通常の情報記録再生装置として
機能させることができる(請求項2の発明)。
【0027】さらに、アクセスランプあるいはメディア
・インランプ等の表示手段を設け、接続部に暗号化回路
が取り付けられているときと、取り付けられていないと
きとで、前記表示手段の点灯状態を異ならせるように構
成している。そのため、情報記録再生装置の表示手段を
見るだけで、暗号化回路が取り付けられているか否か、
また、現在の動作が暗文処理であるか平文処理である
か、を迅速かつ正確に判断することができる。したがっ
て、暗文と平文との記録/読み出しを取り違える等のミ
スを防止することができると共に、機密保持の安全性も
向上される(請求項3の発明)。
【0028】
【実施例1】次に、この発明の情報記録再生装置につい
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、主として、請求項1と請求項2の発
明に対応しているが、請求項3の発明にも対応してい
る。
【0029】図1は、この発明の情報記録再生装置につ
いて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。図における符号は図3と同様であり、また、41
はシステムコントローラ、42は第1のスイッチ、43
は第2のスイッチ、44はドライブコントローラバス、
45は接続部、46は暗号化回路、47は暗号鍵部、4
8は暗文入力線、49は暗文出力線、50は平文出力
線、51は平文入力線を示す。
【0030】この図1に示したシステムコントローラ4
1は、光ディスク装置や光磁気ディスク装置等の各部を
総合的に制御する機能を有しており、ホストコンピュー
タ33とは、SCSI35で接続されている。また、ド
ライブコントローラバス44を介して、図示されないド
ライブコントローラを動作させる。なお、光ディスク装
置や光磁気ディスク装置等の全体構成は、先の図3に示
した従来の情報記録再生装置と同様である。
【0031】この発明の情報記録再生装置では、システ
ムコントローラ41に、第1のスイッチ42と、第2の
スイッチ43とが設けられている。さらに、接続部45
も設けられている。そして、この接続部45によって、
システムコントローラ41と暗号化回路46との接続が
可能になる。
【0032】この図1では、接続部45に4本の接続線
が設けられている場合を示しているが、この本数の増減
が可能であることはいうまでもない。暗号化回路46
は、接続部45のこれら4本の接続線、すなわち、暗文
入力線48,暗文出力線49,平文出力線50,平文入
力線51によって、システムコントローラ41と接続さ
れる。
【0033】また、暗号化回路46には、暗号鍵部47
が接続されている。この場合に、接続部45に暗号化回
路46が接続されているときは、システムコントローラ
41内の第1のスイッチ42と、第2のスイッチ43と
は、共に開放状態となる。
【0034】そして、平文のデータが平文入力線51に
加えられると、暗号化回路46は、暗号鍵部47の暗号
鍵に従った暗号化回路46に特有の方法でデータの処理
を行い、暗文出力線49から暗文のデータとして出力し
てシステムコントローラ41へ戻す。システムコントロ
ーラ41は、ドライブコントローラを動作させて、暗号
化されたデータを記憶させる。
【0035】また、読み出し時には、記録時と逆の手順
を行って、暗号化されたデータを平文化する。これに対
して、接続部45に暗号化回路46が接続されていない
ときは、システムコントローラ41内の第1のスイッチ
42と、第2のスイッチ43とは、共に閉じられた状態
になる。
【0036】したがって、システムコントローラ41
は、暗文のデータは暗文のまま、平文のデータは平文の
まま、それぞれ処理することができる。すなわち、暗号
化回路46が接続されていない場合には、暗号化処理を
行わなくても、記録/再生が行えるので、通常の光ディ
スク装置等と同様の動作が可能である。
【0037】以上のように、この発明の情報記録再生装
置では、増加する部品は、接続部45や、第1と第2の
スイッチ42,43のように、構成が簡単で低コストの
部品だけである。他方、図3に示した従来の情報記録再
生装置では、高価なSCSIコントローラが必要である
から、コストアップは免がれない。すなわち、この発明
によれば、第1に、コストの低減化が顕著である。
【0038】第2に、必要に応じて、暗号化回路46を
装着できるので、全ての暗号化光ディスク装置が、暗号
化回路を内蔵する必要もない。しかも、システムコント
ローラ41等の構成は、特に暗号化処理を行わない通常
の情報記録再生装置と、共通化が可能であるから、共用
部品の使用によって生産性も向上される。
【0039】そのため、この発明の情報記録再生装置
は、暗号化処理を行わない通常の情報記録再生装置に比
べて、大差がない程度のコストダウンが可能となり、情
報記録再生装置の普及に貢献できる。したがって、情報
記録再生装置のコストの低減化が実現される。
【0040】第3に、暗号化回路46、あるいは暗号鍵
部47を取り外して保管すれば、情報記憶媒体に暗号化
されて記録された暗文を、平文にして読み出したり、平
文を暗号化して記録することが不可能になる。
【0041】その結果、高い機密保持安全性が得られ
る。第4に、暗号化回路46と暗号鍵部47とを、別々
に保管すれば、機密保持安全性がより一層向上される。
【0042】第5に、暗号鍵部47の暗号鍵を変えるこ
とによって、暗文と平文との間の交互変換が不可能にな
る。第6に、暗号化回路46の暗号化の方式を、例え
ば、公知のFEAL方式やDES方式とすることも可能
である。この第5や第6の特徴によっても、機密保持安
全性がより一層向上される。
【0043】
【実施例2】次に、この発明の情報記録再生装置につい
て、他の実施例を説明する。この実施例は、請求項3の
発明に対応している。この第2の実施例では、暗号化回
路が取り付けられているときと、取り付けられていない
ときとで、アクセスランプあるいはメディア・インラン
プ等の表示手段の点灯状態が異なるように表示する。
【0044】一般に、情報記録再生装置には、記録また
は読み出し動作の実行中を示すためのアクセスランプ等
の表示手段が設けられている。このアクセスランプ等
は、記録または読み出し動作の実行中のみ、点灯され、
非実行中は、消灯状態にされる。
【0045】また、光ディスク装置には、光ディスク等
の情報記憶媒体が装着されているか否かを示すためのメ
ディア・インランプ等の表示手段も設けられている。こ
のメディア・インランプ等は、情報記憶媒体が装着され
ているときのみ、点灯され、非装着時には、消灯状態に
される。
【0046】このような既存の表示手段を利用して、暗
号化回路が取り付けられている場合には、例えば、アク
セスランプ等を一定周期で点滅させる。この場合には、
記録または読み出し動作の実行中は、アクセスランプ等
は点灯状態にするか、従来と同様に、各動作の作動時に
点灯状態にする。このような点灯状態の組み合せ方は任
意であり、記録または読み出し動作の実行中または非実
行中と区別できればよい。
【0047】あるいは、メディア・インランプ等を一定
周期で点滅させる。このメディア・インランプ等は、情
報記憶媒体が装着されているときのみ、点灯され、非装
着時には、消灯状態にされるので、同様に、暗号化回路
が取り付けられているを知らせることができる。このよ
うに、既存の表示手段を利用すれば、特に、表示手段を
追加する必要はない。
【0048】また、複数種類の暗号化回路を使用する場
合には、その種類の判断も可能なように、例えば、アク
セスランプ等に2色発光の発光ダイオードを使用し、発
光色を変えることによって、暗号化回路が取り付けられ
ていること、およびその種類の情報を表示する。メディ
ア・インランプ等についても、同様に2色発光の発光ダ
イオードを使用することができる。
【0049】以上のように、暗号化回路が取り付けられ
ている場合と、取り付けられていない場合とで、アクセ
スランプやメディア・インランプ等の表示手段の点灯状
態を異ならせることによって、単に、記録または読み出
し動作の実行中、あるいは記憶媒体の装着中だけでな
く、暗号化回路の有無についても知ることができる。し
たがって、現在実行中の記録または読み出し動作が、暗
文であるか平文であるかを知ることが可能になり、機密
保持を必要とする情報を誤って平文で記録する等の操作
ミスを未然に防止することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明では、情報記憶媒体への
記録または読み出しを暗号化して行う情報記録再生装置
において、システムコントローラに接続部を設け、暗号
化回路を着脱可能としている。したがって、光ディスク
等の情報記憶媒体への記録または読み出しを暗号化する
ことが可能な情報記録再生装置を、低コスト化すること
ができ、また、同じ情報記録再生装置で使用する暗号化
回路も、各種のものが選択できるので、暗号文書の機密
保持の安全性が向上される。
【0051】請求項2の発明では、暗号化回路が取り付
けられていないときは、システムコントローラの内部の
スイッチを閉じて、暗文入力線と平文出力線とを接続す
ると共に、平文入力線と暗文出力線とを接続している。
したがって、この場合には、通常の情報記録再生装置と
同様に、平文の記録または読み出しが可能になる。
【0052】請求項3の発明では、アクセスランプある
いはメディア・インランプ等の表示手段を設け、暗号化
回路が取り付けられている間は、取り付けられていない
ときと異なる点灯状態にしている。したがって、情報記
録再生装置の外見上から、暗号化回路が取り付けられて
いることを知ることが可能となり、暗文と平文とを取り
違えて、記録や読み出しを行うことが防止されると共
に、暗号文書の機密保持の安全性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録再生装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】従来の光ディスク装置について、その要部構成
の一例を示す機能ブロック図である。
【図3】従来の暗号化機能を備えた情報記録再生装置に
ついて、その要部構成の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
31 光ディスク装置 32 暗号化装置 33 ホストコンピュータ 34 周辺装置 35 SCSI 36 SCSI 41 システムコントローラ 42 第1のスイッチ 43 第2のスイッチ 44 ドライブコントローラバス 45 接続部 46 暗号化回路 47 暗号鍵部 48 暗文入力線 49 暗文出力線 50 平文出力線 51 平文入力線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムコントローラを具備し、情報記
    憶媒体への記録または読み出しを暗号化して行う情報記
    録再生装置において、 前記システムコントローラに接続部を備え、 該接続部によって暗号化回路を着脱可能としたことを特
    徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報記録再生装置において、 システムコントローラは、内部にスイッチを備え、 接続部に暗号化回路が取り付けられていないとき、シス
    テムコントローラは、その内部のスイッチを閉じて、暗
    文入力線と平文出力線とを接続すると共に、平文入力線
    と暗文出力線とを接続することを特徴とする情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の情報記録再生装置において、 アクセスランプあるいはメディア・インランプ等の表示
    手段を備え、 接続部に暗号化回路が取り付けられているときと、暗号
    化回路が取り付けられていないときとで、前記表示手段
    の点灯状態を異ならせることを特徴とする情報記録再生
    装置。
JP4214626A 1992-07-20 1992-07-20 情報記録再生装置 Pending JPH0635623A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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