JPH0635422A - 情報表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】放映要求した情報を最初から視聴させることを
可能にするとともに、視聴される情報量を増加させる。 【構成】画像表示装置１から発信される放映要求された
情報の項目キーコード番号、及び視聴箇所番号と、複数
のディスク型記録媒体再生装置３の中から空いているデ
ィスク型記録媒体再生装置３の装置番号が登録され、こ
の項目キーコード番号数と、ディスク型記録媒体再生装
置の空き状態に基づいてディスク型記録媒体再生装置３
に放映要求された情報を再生し、視聴箇所の画像表示装
置１に送信する制御を行うよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、視聴箇所から放映要求
された情報をディスク型記録媒体再生装置により再生
し、これをその視聴箇所の画像表示装置に送信、表示さ
せるシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】情報の記録、保存、再生の３機能を備え
るＶＴＲ（ビデオ・テープレコーダ）と、コンバータ付
きテレビ受像機、もしくはモニター・テレビ受像機とを
組み合わせて閉回路を形成し、特定の利用者に特定の画
像情報を提供するＣＣＴＶ型システムは、各種の産業
や、教育関係に多用されている。

【０００３】かかるＣＣＴＶ型システムをホテル内に設
置した例を、図６に基づいて説明すると、図６（Ａ）に
示すように、客室内に設けたテレビ４１には、ホテル管
理センター４２に設けたＶＴＲ４３から放送設備４４を
介し、図６（Ｂ）に示す初期メニュー画面４５が表示さ
れる。この初期メニュー画面４５には、項目キーコード
番号としてアルファベット文字を付した「Ａ．ホテルに
ついて」、「Ｂ．観光案内」、「Ｃ．観光案内」、・・
・が多数表示され、「Ａ．ホテルについて」のホテル情
報項目には、「ホテル内施設のご案内」、「避難につい
て」、・・・「ルームサービスのご案内」のホテル情報
が含まれ、「Ｂ．観光案内」のホテル情報項目には、
「清水寺」、「金閣寺」、・・・「平安神宮」のホテル
情報が含まれ、「Ｃ．観光案内」のホテル情報項目に
は、「東寺」、「寂光院」、・・・「鞍馬寺」のホテル
情報が含まれている。

【０００４】そして、赤外線を放射する公知のリモート
型チャンネル操作器をテレビ４１に向けて項目Ａの選択
操作をすると、ＶＴＲ４３から項目Ａの画像情報が放送
設備４４を介して送信され、図６（Ｃ）に示すように、
項目Ａに含まれる「客室内設備の使い方」、「レストラ
ンのご案内」、・・・、「避難について」、の各ホテル
情報が連続して循環表示される。なお、図５（Ｃ）は項
目Ａのホテル情報が循環表示される状態を示し、図中符
号４７はテレビ画面に現在表示されている画面、４６は
客が要求した画面を示す。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】この表示システムによ
れば、項目Ａを選択すると、テレビ画面には現在表示さ
れている「客室内設備のご案内」４７、「レストランの
ご案内」、「ルームサービスのご案内」のホテル情報を
順次表示した後に始めて、客が要求したホテル情報画面
「ホテル内施設のご案内」４６が表示される関係上、要
求したホテル情報が放映開始される迄「レストランのご
案内」、「ルームサービスのご案内」の放映終了迄の待
ち時間を強要され、また、要求した情報を得るのに時間
がかかるため、項目キーコード内に含まれる情報量を増
やせないという問題がある他、情報放映要求時に常時、
再生し続けるため、ハード、ソフト共に寿命が短くなる
問題もある。

【０００６】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、要求した情報を最初
から視聴させることを可能にするとともに、視聴する情
報量を増加させることが出来る情報表示システムを提供
するにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の情報表示システ
ムは、複数の視聴箇所に配設され、それぞれ項目キーコ
ード番号を付した各情報を有する初期メニュー画面が表
示されるとともに、放映要求された情報の項目キーコー
ド番号、及び視聴箇所番号を発信し、放映要求した情報
を受信する画像表示装置と、項目キーコード番号を入力
されて放映要求された情報を再生するとともに、この情
報の再生終了を示す信号を空きを示す信号として発信す
る複数のディスク型記録媒体再生装置と、画像表示装置
から発信される項目キーコード番号、及び視聴箇所番号
を入力される一方、ディスク型記録媒体再生装置から送
信されて来る再生情報を放映要求した視聴箇所の画像表
示装置に送信する送信装置と、制御手段とを備え、入力
された項目キーコード番号、視聴箇所番号、及び空き状
態のディスク型記録媒体再生装置の装置番号が登録さ
れ、項目キーコード番号数と、ディスク型記録媒体再生
装置の空き状態とに基づいて放映要求された情報のみを
ディスク型記録媒体再生装置に再生させる制御を行うよ
う構成したものである。

【０００８】

【作用】視聴箇所から放映要求された情報の項目キーコ
ード番号と、放映要求した視聴箇所番号とが送信装置を
介して制御手段に入力される。制御手段では、放映要求
されている情報のキーコード番号数と、ディスク型記録
媒体再生装置の空き状態とに基づいてディスク型記録媒
体再生装置を稼動し、放映要求された情報を再生し、送
信装置を介して要求のあった視聴箇所の画像表示装置に
送信する。

【０００９】

【実施例】以下に本発明のシステムの詳細を、添付した
図面に示す一実施例に基づいて説明する。図１（Ａ）は
本発明のシステムをホテル情報の表示に適用した一実施
例のブロック図、図１（Ｂ）はテレビ画面に表示された
ホテル情報の一部分を示す初期メニュー画面、図２は制
御装置の機能ブロック図、図３は同一の項目キーコード
番号欄のウエイティング・エリアに待機ジョブとして登
録されたウエイティング・エリア・ファイルを模式的に
示す図、図４は異なる項目のキーコード番号欄のウエイ
ティング・エリアに待機ジョブとして登録されたウエイ
ティング・エリア・ファイルを模式的に示す図である。

【００１０】図１（Ａ）において、客室１１乃至ｎｎに
設けた画像表示装置、即ち、コンバータ付きテレビ（Ｃ
ＣＴＶ型）、もしくはモニター・テレビ１、１・・の画
面には、制御装置５のメモリに格納された初期メニュー
画面６が表示され、これには、図１（Ｂ）に示すよう
に、各ホテル情報毎に項目キーコード番号１、２、・・
Ｎを付された「１．ホテル内施設のご案内」、「２．避
難について」、・・「６．清水寺」、・・「１１．東
寺」・・・等が表示されている。

【００１１】さらに、このコンバータ付きテレビ１、１
・・は、客室に居る人がコンバータに向けた図示しない
公知の赤外線式リモート型操作器により、項目キーコー
ド番号１、２・・・Ｎのうちから放映要求する項目キー
コード番号の選択操作をすると、これをコンバータの図
示しない受信器が検出し、これにより、このキーコード
番号と、これを要求した客室番号とを制御信号１ａとし
て、テレビ共聴ライン８を経由し、送信装置２を介して
ＣＰＵ４に送信し、また、ＣＰＵ４から、送信要求され
たホテル情報のチャンネルをコンバータに選択指示させ
る制御信号１ｂを送信装置２を介して受信する。コンバ
ータから発信されて来る制御信号を送信装置２を介して
入力される制御装置５のＣＰＵ４の出力側には、客室数
よりも少ない、例えば、２０台（装置番号Ｎｏ．１乃至
Ｎｏ．２０）のレーザーディスク再生装置３、３・・が
接続され、その再生信号の出力側が送信装置２に接続さ
れている。

【００１２】また、制御装置５内のＣＰＵ４に接続され
たメモリは、客室から要求されたホテル情報の項目キー
コード番号、及び要求した客室番号や、レーザーディス
ク再生装置によるホテル情報の再生終了の際、そのピッ
ク・アップがホーム・ポジション復帰時に発信される信
号をＣＰＵ４に入力し、これに基づいて空き有りを検知
し、これにより、その空きレーザディスク再生装置の装
置番号を登録するジョブ管理ファイル４Ｂと、レーザー
ディスク再生装置に空きの無い状態時に、同一の、もし
くは、それぞれ異なるホテル情報の項目キーコード番号
が入力されると、これらを稼動中のレーザーディスク再
生装置が空く迄待機ジョブとして登録させるために、同
一のホテル情報の項目キーコード番号欄の各ウエイティ
ング・エリアに、もしくは、それぞれ異なるホテル情報
の項目キーコード番号欄の各ウエイティング・エリアに
待機番号を付した上、要求した客室番号とともに登録さ
れるウエイティング・エリア・ファイル４Ｃを備えてい
る。

【００１３】さらに、このメモリには、要求されたホテ
ル情報の項目キーコード番号数、及びレーザーディスク
再生装置の空き状態に基づいてレーザーディスク再生装
置に要求されたホテル情報を再生させる制御を実行させ
るとともに、レーザーディスク再生装置により再生した
ホテル情報が何チャンネルの周波数帯にのるかを放映要
求した客室に向けて送信し得るよう送信装置２を制御す
るジョブ管理プログラムが格納されている。なお、図１
（Ａ）の符号７・・は分岐器を示す。

【００１４】図２は制御装置の機能ブロック図を示すも
ので、以下にこの装置５のジョブ管理を実行するジョブ
管理部４Ａの制御機能の詳細を説明する。（１）各コン
バータから送信されてくる放映要求されたホテル情報の
項目キーコード番号、及びこのコード番号を発信した客
室番号を示す制御信号を入力されると、これらのデータ
をジョブ管理ファイル４Ｂに登録するとともに、レーザ
ーディスク再生装置の装置番号Ｎｏ．１乃至Ｎｏ．２０
のうちから、空きレーザーディスク再生装置の装置番号
を空いた順に登録する入力管理を行う。

【００１５】（２）ホテル情報の放映要求有りを判別し
た場合に、空きレーザーディスク再生装置の台数ｘと、
要求されたホテル情報数ｙとを比較し、ｘ＞ｙの場合に
ウエイテイング（待機）する必要無しと判別し、次に、
要求されたホテル情報数ｙを再生するに足りる台数だけ
のレーザーディスク再生装置が空いているか否かを判別
し、空いていれば、ジョブ管理ファイル４Ｂからホテル
情報の項目キーコード番号を読み出し、空き順に登録し
た空きレーザーディスク再生装置に項目キーコード番号
のホテル情報を送信させる制御を行う。

【００１６】（３）上述したホテル情報数ｙと、空きレ
ーザーディスク再生装置の台数ｘとを比較し、ｘ＜ｙと
判別される場合、即ち、ウエイティングの必要ありと判
別される場合には、要求されたホテル情報の項目キーコ
ード番号が全て同一であるか否かを判断し、そして、同
一の項目キーコード番号数が２０を超えている場合に
は、図３に示すように、これらの再生ジョブを待機ジョ
ブとして、ウエイティング・エリア・ファイル４Ｃにお
けるホテル情報の該当する項目キーコード番号欄の各ウ
エイティング・エリアに要求のあった客室番号、及び待
機番号「Ｗａ．１」、「Ｗａ．２」、・・・「Ｗａ．
Ｌ」・・を付して登録し、レーザーディスク再生装置に
空きが出来たと判断すれば、各ウエイティング・エリア
から待機ジョブを登録順に読み出し、待機番号から１を
減算し、０になれば、レーザーディスク再生装置にキー
コード番号を送出するジョブ選択制御を行う。

【００１７】また、それぞれ異なるホテル情報が要求さ
れている場合には、図４に示すように、これらを待機ジ
ョブとして、ウエイティング・エリア・ファイル４Ｃの
各該当する項目キーコード番号欄のウエイティング・エ
リアに、要求した客室番号、及び待機番号を付して登録
するとともに、レーザーディスク再生装置に空き有りを
判別すれば、同様に読み出し、待機番号から１を減算
し、０になれば、そのホテル情報の項目キーコード番号
に対応するホテル情報をレーザーディスク再生装置に再
生させるよう制御する。なお、同一の項目キーコード番
号数が２０以下の場合も同様に、ウエイティング、エリ
ア・ファイル４Ｃの該当する同一の項目キーコード番号
欄の各ウエイティグ・エリアに客室番号、待機番号を登
録する。

【００１８】（４）レーザーディスク再生装置に要求さ
れるホテル情報を再生させて送信する際に、ジョブ管理
ファイル４Ｂに登録した要求ホテル情報の項目キーコー
ド番号と、客室番号とを読み出し、要求した項目キーコ
ード番号のホテル情報を再生するレーザーディスク再生
装置の送信側を、このホテル情報を要求した客室番号の
テレビに送信するよう送信装置２の回線を接続する出力
制御を行う。

【００１９】このように構成されたシステムの作用を、
図５に示す動作フローチャートを参照しながら説明す
る。いま、レーザーディスク再生装置のうちＮｏ．１乃
至Ｎｏ．５が空いている状態で、客室１１から「１．ホ
テル内施設のご案内」、客室１２から「２．避難につい
て」、客室１３から「観光案内」の「６．清水寺」のホ
テル情報の放映が要求されると、客室番号と、ホテル情
報の項目キーコード番号、即ち、「１１−１」、「１２
−２」、「１３−６」が制御装置５に入力され（ステッ
プＳ１）、ジョブ管理ファイル４Ｂに客室番号１１、１
２、１３と、ホテル情報の項目キーコード番号１、２、
６とが登録される。

【００２０】空きレーザーディスク再生装置の台数５
と、要求されたホテル情報数３との比較から、ウエイテ
ィングの必要無しと判別し（ステップＳ２）、次に、要
求されたホテル情報数３を再生する台数のレーザーディ
スク再生装置が空いていると判別される（ステップＳ
３）。この場合、ウエイティング・エリア・ファイル４
Ｃに待機ジョブとして登録することなく、空いた順に登
録された空きレーザーディスク再生装置Ｎｏ．１乃至Ｎ
ｏ．３に要求のあった項目キーコード番号１、２、６の
ホテル情報を再生させる指令信号を送信し、放映する
（ステップＳ４）。なお、上述したステップ２で判別し
た空きレーザーディスク再生装置の台数が、ステップＳ
３で再生するに足りる空き台数が無いと判別される場合
には、後述するステップ５にジャンプする。

【００２１】次に、既に、客室番号３３乃至５３から要
求されたホテル情報の再生を２０台のレーザーディスク
再生装置で再生している状態時に、さらに、客室番号１
１、１２、・・３２の計２２箇所から同一のホテル情
報、例えば、項目キーコード番号２の「避難について」
の放映を要求されている場合について説明する。

【００２２】上述したようにステップＳ１でホテル情報
の放映要求有りを判別し、ステップＳ２で空きレーザー
ディスク再生装置の台数０、及び要求されたホテル情報
数２２の比較から、ウエイティングの必要有りと判別す
ると、要求されたホテル情報内の項目キーコード番号が
全て同一であるか否かを判別し（ステップＳ５）、全て
同一と判別すると、次に、項目キーコード番号数が２０
を超えているかどうかを判別する（ステップＳ６）。そ
して、図３に示すように、「避難について」のホテル情
報数が２２であるから、「避難について」のウエイティ
ング・エリア・ファイル４Ｃにおける項目キーコード番
号欄２の各ウエイティング・エリアに、客室番号と、待
機番号Ｗａ．１乃至Ｗａ．２２を付した２２個の再生ジ
ョブを待機ジョブとして登録し（ステップＳ７）、ウエ
イティングする（ステップＳ８）。

【００２３】そして、稼動中のレーザーディスク再生装
置が再生終了し、ジョブ管理ファイル４Ｂに空きレーザ
ーディスク再生装置の装置番号が登録され、空きありを
判別されると（ステップＳ９）、ウエイティング・エリ
アから呼び出した待機番号Ｗａ．１の待機番号１から１
を減算し（ステップＳ１０）、エリアの待機番号が０に
なったのを判別すると（ステップＳ１１）、ステップＳ
４で、空いているレーザーディスク再生装置に「避難に
ついて」のホテル情報の再生動作を行わせる。次に、ウ
エイティング・エリアの待機番号Ｗａ．２を呼び出し、
その待機番号２が０になるまでステップＳ９乃至Ｓ１１
を反復し、０になれば次の空きレーザーディスク再生装
置に「避難について」の再生動作を行わせる。以下、ス
テップＳ９乃至ステップＳ１１を反復し、ウエイティン
グ・エリアの待機番号Ｗａ．３乃至Ｗａ．２２の再生を
行う。

【００２４】そして、ここでも、該当するレーザーディ
スク再生装置が再生動作を開始する都度、要求のあった
客室番号のコンバータのチャンネルを、要求されたホテ
ル情報を再生するレーザーディスク再生装置の出力チャ
ンネルにするコンバータのチャンネル選択操作を送信装
置２に行わせ、要求されたホテル情報の放映を行う（ス
テップＳ４）。

【００２５】次に、上述したように、既に、客室番号３
３乃至５３から要求された任意のホテル情報の再生を２
０台のレーザーディスク再生装置が行っている時に、客
室番号１１、１２から、例えば、「３．客室内設備の使
い方」、「４．レストランのご案内」の異なるホテル情
報の放映が要求されている場合について説明する。ステ
ップＳ２でウエイティングせよと判断されると、図４に
示すように、ウエイティング・エリア・ファイル４Ｃに
おける該当する項目キーコード番号欄３、４の各ウエイ
ティング・エリアに客室番号と、待機番号Ｗａ．１、Ｗ
ａ．２とを待機ジョブとして登録し（ステップ１２）、
ステップＳ８でレーザーディスク再生装置が空く迄ウエ
イティングする。

【００２６】そして、レーザーディスク再生装置に空き
ができると（ステップＳ９）、上述したステップＳ１
０、Ｓ１１を反復し、各ウエイティング・エリアに登録
させた待機ジョブを読み出し、空いているレーザーディ
スク再生装置に項目キーコード番号を送信し、要求され
たホテル情報を再生する。なお、ステップＳ６で要求さ
れたホテル情報数が２０以下であると判別される場合に
は、ステップ１２へジャンプし、要求されたホテル情報
の項目キーコード番号欄のウエイティング・エリアに、
待機番号と、客室番号とを登録する処理を行う。

【００２７】また、既に、客室番号３３乃至５３から要
求されたホテル情報の再生を２０台のレーザーディスク
再生装置が行っている時に、例えば、「３．客室内設備
の使い方」の同一のホテル情報数が１０で、「７．金閣
寺」、「８．銀閣寺」、「１１．東寺」のホテル情報が
混在して放映要求される場合には、ステップＳ５で同一
のホテル情報の番号無しと判別され、ステップＳ１２に
ジャンプし、ウエイティング・エリア・ファイル４Ｃの
該当する項目キーコード番号欄のウエイティング・エリ
アに、客室番号と、待機番号を付して登録する。

【００２８】なお、本実施例で述べたレーザーディスク
に代えて、コンパクト・ディスクや、ＣＤ−ＲＯＭや、
磁気ディスク等のディスク状記録媒体を用い得ることは
言う迄もない。また、本実施例のシステムは学校、研修
所等の学習に適用し得ることは勿論である。

【００２９】

【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、視聴
箇所に設置した画像表示装置から発信される放映要求情
報の項目キーコード番号、視聴箇所番号、及び空いてい
るディスク型記録媒体再生装置の装置番号を入力される
とともに、放映要求情報の項目キーコード番号数とディ
スク型記録媒体再生装置の空き状態に基づいてディスク
型記録媒体再生装置を稼動し、放映要求された情報のみ
を再生させる制御を行うよう構成してあるので、最初か
ら放映要求した情報だけを視聴することが出来、このた
め待ち時間をとらせることがない上、従来のように何ら
待ち時間の増加を配慮することなく情報量を増やせるこ
とが可能となり、情報表示システムの利用者に与える利
便性が大となる効果を奏するものである。

【００３０】また、放映要求の際に放映要求された情報
のみを再生させるものであるから、ハード、ソフトの劣
化を少なくすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 （Ａ）は本発明のシステムをホテル情報の表
示に適用した一実施例のブロック図、（Ｂ）はテレビ画
面に表示されたホテ情報の一部分を示す初期メニュー画
面である。

【図２】 上記実施例における制御装置の機能ブロック
図である。

【図３】 同一の項目キーコード番号欄のウエイティン
グ・エリアに待機ジョブとして登録されたウエイティン
グ・エリア・ファイルを模式的に示す図である。

【図４】 異なる項目のキーコード番号欄のウエイティ
ング・エリアに待機ジョブとして登録されたウエイティ
ング・エリア・ファイルを模式的に示す図である。

【図５】 上記実施例のシステムの動作フローチャート
である。

【図６】 （Ａ）は従来のホテル情報表示システムのブ
ロック図、（Ｂ）はテレビ画面に表示されたホテル情報
の初期メニュー画面、（Ｃ）は反復表示されるホテル情
報と、現在表示されている画面と、客が見ようとするホ
テル情報画面との関係を示す図である。

【符号の説明】

１ 客室１１乃至ｎｎに設置されたコンバータ付きテレ
ビ、２ 送信装置、３レーザーディスク再生装置、４
ＣＰＵ、４Ａ ジョブ管理部、４Ｂ ジョブ管理ファイ
ル、４Ｃ ウエイティング・エリア・ファイル、５ 制
御装置、６テレビ１に表示されたホテル情報の初期メニ
ュー画面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の視聴箇所に配設され、それぞれ項
   目キーコード番号を付した各情報を有する初期メニュー
   画面が表示されるとともに、放映要求された情報の項目
   キーコード番号、及び視聴箇所番号を発信し、放映要求
   した情報を受信する画像表示装置と、上記項目キーコー
   ド番号を入力されて放映要求された情報を再生するとと
   もに、該情報の再生終了を示す信号を空きを示す信号と
   して発信する複数のディスク型記録媒体再生装置と、上
   記画像表示装置から発信される項目キーコード番号、及
   び視聴箇所番号を入力される一方、ディスク型記録媒体
   再生装置から送信されて来る再生情報を、放映要求した
   視聴箇所の画像表示装置に送信する送信装置とを備え、
   入力された上記項目キーコード番号、視聴箇所番号、及
   び空き状態のディスク型記録媒体再生装置の装置番号が
   登録され、項目キーコード番号数と、ディスク型記録媒
   体再生装置の空き状態とに基づいて放映要求された情報
   のみをディスク型記録媒体再生装置に再生させる制御を
   行うことを特徴とする情報表示システム。