JPH0635282Y2 - フラッシュライト装置 - Google Patents

フラッシュライト装置

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JPH0635282Y2
JPH0635282Y2 JP1989071441U JP7144189U JPH0635282Y2 JP H0635282 Y2 JPH0635282 Y2 JP H0635282Y2 JP 1989071441 U JP1989071441 U JP 1989071441U JP 7144189 U JP7144189 U JP 7144189U JP H0635282 Y2 JPH0635282 Y2 JP H0635282Y2
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JP
Japan
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electrodes
pair
xenon lamp
case
diver
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Application number
JP1989071441U
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JPH0310402U (ja
Inventor
隆司 大野
茂 木本
Original Assignee
赤井電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、携帯が容易で、水中および水面に浮かべてダ
イバー等の位置を表示するフラッシュライト装置に関す
るものである。
(従来の技術) スキューバダイビングのダイバーは、自己の位置を表示
しまたは他人の注意を喚起するために、ナイフのグリッ
プエンドでエアータンクを強く叩いて警告音を発生させ
ている。また、水中ライトを携帯するならば、水中ライ
トを自己の操作で点滅させる等で位置表示および注意を
喚起することも考えられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、近年スキューバダイビングがスポーツとして
一般に普及し、技術的に未熟なダイバーも多い。そこ
で、特に透明度の悪い水中に潜る場合には、ダイバー相
互で位置確認ができることが望ましい。しかしながら、
従来のエアータンクを叩いて音を発生させる手段では、
潜水中常に警告音を発生させることは実際的でない。そ
して、水中ライトによる照射は、水中ライトの指向性に
より光線の方向がずれると他のダイバーからは認識でき
ない。
また、水面下で遊泳するダイバーの位置を、水面上から
確認することも、従来の手段ではできない。
本考案は、上述したごとき事情に鑑みてなされたもの
で、水中および水面に浮かべると、高輝度光を点滅発光
させて位置を表示するフラッシュライト装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案のフラッシュライ
ト装置は、小型で携帯できる水密構造のケース内に、キ
セノンランプと駆動用電源と前記キセノンランプを点滅
発光させる点滅駆動回路とこの点滅駆動回路をON/0FF制
御するスイッチ回路とを収納し、前記キセノンランプに
臨んで前記ケースの側壁を透明部材で形成し、前記ケー
スの外部に露出して一対の電極を離して配置し、前記一
対の電極間を仕切るように凸部を設け、前記電極間の抵
抗値の減少を前記スイッチ回路で検出すると前記点滅駆
動回路をONとするように構成されている。
また、装置の比重を1未満とし、装置の重心より下側に
前記一対の電極を配置しても良い。
(作用) 装置がダイバーに携帯されて水中に浸され、または水面
に浮かばされると、ケースの外部に露出して配置された
一対の電極間の抵抗値が海水等により減少する。この抵
抗値の減少をスイッチ回路で検出し、点滅駆動回路をON
させてキセノンランプより高輝度光を点滅発光させる。
しかも、一対の電極間を仕切るように凸部を設けている
ので、装置を水から引き上げたときに、凸部の水切り作
用により電極間の抵抗値を減少させる海水が分断され易
く、水上でキセノンランプの点滅発光をすみやかに停止
し得る。
また、装置の比重を1未満とし、電極を下側につけるな
らば、ダイバーとロープでつないだ本装置を水面に浮か
せることで、水面下で遊泳するダイバーの位置を水面上
に表示し得る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図を参照して
説明する。第1図は、本考案のフラッシュライト装置の
一実施例の一部切り欠き外観図であり、第2図は、第1
図の電極の配置を示す図であり、第3図は、本考案のフ
ラッシュライト装置で用いられる一例の回路図である。
第1図および第2図において、ポリカーボネイト等の耐
圧耐衝撃性を有する樹脂材で、小型で携帯できる水密構
造のケース1が形成される。そして、このケース1は、
透明樹脂からなる上側ケース2と不透明樹脂からなる下
側ケース3とがネジ構造によりパッキング4を挾持して
開閉自在に組み付けられる。さらに、透明な上側ケース
1に臨んでキセノンランプ5が配置され、反射板6でケ
ース1内が上側空間と下側空間に仕切られる。なお、上
側ケース2の下側空間の側壁を形成する部分には、適宜
に不透明塗料7が塗布される。そして、下側空間内に、
駆動用電源としての電池8と回路基板9が収納される。
また、下側ケース3には、外部に露出させて一対の電極
10,10′が例えば10mm程度離して配置され、これらの電
極10,10′間を仕切るように分離帯のごとく凸部11が設
けられる。さらに、下側ケース3には、本装置をダイバ
ーにベルトで装着しまたはロープでつなげるように、ベ
ルト孔12が設けられる。そして、本装置は、全体として
比重が1未満であり、下側ケース3が下側となって水面
に浮かぶように設計され、一対の電極10,10′は、下側
ケース3に重心より下側で配置される。
次に、第3図に基づいて回路について簡単に説明する。
回路基板9には、点滅駆動回路としての公知のフラッシ
ュライト回路20と、一対の電極10,10′間の抵抗値の減
少を検出してフラッシュライト回路20をONさせるスイッ
チ回路21が搭載される。
まず、電池8の電圧がNPNトランジスタ22のコレクタに
与えられるとともに一方の電極10に与えられる。他方の
電極10′は、抵抗23を介してトランジスタ22のベースに
接続されるとともに、別の抵抗24を介して電池8の負の
電極に接続される。そこで、一対の電極10,10′間の抵
抗値と抵抗24による分圧電圧の変化によって、トランジ
スタ22がON/OFFされるスイッチ回路21が形成される。
そして、このスイッチ回路21の出力が、コンデンサ25で
平滑化されるとともに、フラッシュライト回路20に与え
らえる。スイッチ回路21のON状態で、PNPトランジスタ2
6とトランス27によって自励発振がなされ、この発振に
よりトランス27に生成される脈流電圧が単巻昇圧トラン
ス28で高電圧に昇圧される。さらに、昇圧された高電圧
がダイオード29で整流されるとともにコンデンサ30で平
滑化され、その直流高電圧がキセノンランプ5の両端電
極に印加される。また、直流高電圧が印加される抵抗31
とコンデンサ32およびツェナーダイオード33の時定数回
路により間欠的にトリガ昇圧トランス34に電流が流さ
れ、キセノンランプ5の放電リング35に高電圧が印加さ
れて高輝度光がキセノンランプ5から点滅発光される。
なお、ツェナーダイオード33に代えて、所定電圧でブレ
ークオーバーする2端子サイリスタやダイアックを用い
ても良い。
かかる構成によれば、本装置をベルト等によってダイバ
ーに装着すれば、ダイバーが水中にある間は、一対の電
極10,10′が海水等に浸され、一対の電極10,10′間の抵
抗値は海水等によって例えば数百KΩ以下にまで減少し
てトランジスタ22がONとなり、スイッチ回路21がON状態
となる。そこで、フラッシュライト回路20がONされ、キ
セノンランプ5から高輝度光が点滅発光される。したが
って、水中での本装置を装着するダイバーの位置を、点
滅発光により他のダイバーが容易に確認できる。
そして、ダイバーが水中から出て来れば、凸部11によっ
て電極10,10′間の水切りがなされて一対の電極10,10′
間の抵抗値を減少させる海水が分断されて抵抗値が増大
し、すみやかにフラッシュライト回路20がOFFされて、
キセノンランプ5の点滅発光が停止される。
また、本装置をダイバーに装着することなく、長いロー
プで本装置とダイバーをつなぎ、本装置を水面に浮かば
せて用いても良い。水面に浮かんだ本装置は、電極10,1
0′が海水に浸されてキセノンランプ5は点滅発光され
る。したがって、点滅発光する本装置の位置の確認か
ら、その水面下にダイバーが遊泳していることが表示さ
れる。
なお、上記実施例の回路で、電池8とトランジスタ22の
間に直列にメインスイッチを介装して、このメインスイ
ッチをOFFとした不使用時に、電極10,10′が海水等に晒
されても点滅発光しないように構成しても良い。また、
淡水中でも充分に使用できることは勿論である。さら
に、本装置を船舶用救命ボートや救命浮き等に備えて、
非常事態における位置表示用標識として用いても良い。
(考案の効果) 本考案のフラッシュライト装置は、以上説明したように
構成されているので、以下に記載されるような効果を奏
する。
請求項1記載のフラッシュライト装置においては、本装
置が海水等に浸されると、高輝度光が点滅発光するの
で、本装置を装着するダイバーの位置を他のダイバーが
容易に認識することができ、水中での事故防止等に有益
である。しかも、点滅発光を駆動させるスイッチ操作が
不要であり、使用性が良い。さらに、本装置を海水等か
ら引き上げれば、凸部により電極間の水切りが良く、点
滅発光が直ちに停止し、不要な点滅発光を少なくでき
る。
また、請求項2記載のフラッシュライト装置において
は、ダイバーとロープでつないだ本装置を海面に浮かべ
ることで、その周辺の水面下にダイバーが遊泳している
ことを表示でき、水面上からダイバーの位置が容易に確
認できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のフラッシュライト装置の一実施例の
一部切り欠き外観図であり、第2図は、第1図の電極の
配置を示す図であり、第3図は、本考案のフラッシュラ
イト装置で用いられる一例の回路図である。 1:ケース、2:上側ケース、 3:下側ケース、4:パッキング、 5:キセノンランプ、8:電池、 10,10′:電極、11:凸部、 20:フラッシュライト回路、 21:スイッチ回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型で携帯できる水密構造のケース内に、
    キセノンランプと駆動用電源と前記キセノンランプを点
    滅発光させる点滅駆動回路とこの点滅駆動回路をON/OFF
    制御するスイッチ回路とを収納し、前記キセノンランプ
    に臨んで前記ケースの側壁を透明部材で形成し、前記ケ
    ースの外部に露出して一対の電極を離して配置し、前記
    一対の電極間を仕切るように凸部を設け、前記電極間の
    抵抗値の減少を前記スイッチ回路で検出すると前記点滅
    駆動回路をONとするように構成したことを特徴とするフ
    ラッシュライト装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフラッシュライト装置にお
    いて、装置の比重を1未満とし、装置の重心より下側に
    前記一対の電極を配置したことを特徴とするフラッシュ
    ライト装置。
JP1989071441U 1989-06-19 1989-06-19 フラッシュライト装置 Expired - Lifetime JPH0635282Y2 (ja)

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JP1989071441U JPH0635282Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 フラッシュライト装置

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JPH0310402U JPH0310402U (ja) 1991-01-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2817546B2 (ja) * 1992-09-28 1998-10-30 日本精機株式会社 ステップモータ式計器の原点復帰機構

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JPS6036072U (ja) * 1983-08-17 1985-03-12 株式会社 タセツク 集魚灯

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