JPH0635279Y2 - 弦楽器自動演奏装置用の押弦部材 - Google Patents
弦楽器自動演奏装置用の押弦部材Info
- Publication number
- JPH0635279Y2 JPH0635279Y2 JP20059586U JP20059586U JPH0635279Y2 JP H0635279 Y2 JPH0635279 Y2 JP H0635279Y2 JP 20059586 U JP20059586 U JP 20059586U JP 20059586 U JP20059586 U JP 20059586U JP H0635279 Y2 JPH0635279 Y2 JP H0635279Y2
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- JP
- Japan
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- string
- elastic member
- pressing member
- adhesive
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本考案は、弦を押圧する位置を変えることで音程を変え
るようにした弦楽器を演奏する弦楽器自動演奏装置に用
いられる押弦部材に関する。
るようにした弦楽器を演奏する弦楽器自動演奏装置に用
いられる押弦部材に関する。
（２）従来の技術 従来より、ギター等の弦を押圧する位置を変えることで
音程を変えるようにした弦楽器（例えばギター）を、機
械装置により演奏するようにした弦楽器自動演奏装置が
公知となっている。これ等の弦楽器自動演奏装置では、
音程を変えるために、弦を押圧する位置を変える押弦機
構が設けられている。
音程を変えるようにした弦楽器（例えばギター）を、機
械装置により演奏するようにした弦楽器自動演奏装置が
公知となっている。これ等の弦楽器自動演奏装置では、
音程を変えるために、弦を押圧する位置を変える押弦機
構が設けられている。
このような押弦機構では、消音等の演奏技術においても
人間に近い演奏ができるようにするために、人間の指に
近い硬度の弾性部材を押圧部材の先端部に設け、この弾
性部材によって弦を指板に押圧するようにしている。
人間に近い演奏ができるようにするために、人間の指に
近い硬度の弾性部材を押圧部材の先端部に設け、この弾
性部材によって弦を指板に押圧するようにしている。
（３）考案が解決しようとする問題点 そのために従来は、金属製の押圧部材の先端部に弾性部
材を接着により取り付けるようにしているが、この接着
力が充分に得られないために、演奏中に弾性部材が取れ
てしまうという問題点があった。
材を接着により取り付けるようにしているが、この接着
力が充分に得られないために、演奏中に弾性部材が取れ
てしまうという問題点があった。
（４）問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、先端部外
周に溝部（112）が形成された柱状の押圧部材（69）
と、押圧部材（69）と同径の弾性部材（70）とを有し、
押圧部材（69）の先端部に弾性部材（70）を接合して溝
部（112）に接着剤を充填すると共に、弾性部材（70）
の外周部にも接着剤を塗布することによって、押圧部材
（69）の先端部に弾性部材（70）を取付け、弾性部材
（70）によって弦を押圧するように構成されている。
周に溝部（112）が形成された柱状の押圧部材（69）
と、押圧部材（69）と同径の弾性部材（70）とを有し、
押圧部材（69）の先端部に弾性部材（70）を接合して溝
部（112）に接着剤を充填すると共に、弾性部材（70）
の外周部にも接着剤を塗布することによって、押圧部材
（69）の先端部に弾性部材（70）を取付け、弾性部材
（70）によって弦を押圧するように構成されている。
（５）実施例 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第１図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を用いた押弦機構を示す正面図である。第２図は、第
１図におけるＡ−Ａ線断面図である。
材を用いた押弦機構を示す正面図である。第２図は、第
１図におけるＡ−Ａ線断面図である。
第１図において、ギター１がネック部をネックホールド
バー61で固定することにより、押弦機構60に取付けられ
る。押弦機構60及びネックホールドバー61は共に左手フ
レーム62（第２図参照）に固定され、左手フレーム62は
ギター１を支えるベーズプレート（図示せず）に固定さ
れている。
バー61で固定することにより、押弦機構60に取付けられ
る。押弦機構60及びネックホールドバー61は共に左手フ
レーム62（第２図参照）に固定され、左手フレーム62は
ギター１を支えるベーズプレート（図示せず）に固定さ
れている。
押弦機構60は、アルミフレーム63にパネル64を取り付け
た中空の構造体を有する。アルミフレーム63には３個の
透明アクリル板66がネジ止めされている（第１図参
照）。アクリル板66には、ギター１の弦６の本数に合わ
せて縦に６個の貫通孔67が設けられ、それぞれにケーブ
ルホルダー68がネジ止めされている。６個の貫通孔67内
には、金属製の円柱状プッシュロッド69が摺動自在に挿
入されている（第２図参照）。
た中空の構造体を有する。アルミフレーム63には３個の
透明アクリル板66がネジ止めされている（第１図参
照）。アクリル板66には、ギター１の弦６の本数に合わ
せて縦に６個の貫通孔67が設けられ、それぞれにケーブ
ルホルダー68がネジ止めされている。６個の貫通孔67内
には、金属製の円柱状プッシュロッド69が摺動自在に挿
入されている（第２図参照）。
ケーブルホルダー68はワイヤーケーブル80を固定保持
し、プッシュロッド69はワイヤー芯81にネジ止め固定さ
れる。プッシュロッド69の先端部には、後述するように
してネオプレーンスポンジ70が取付けられている。プッ
シュロッド69とネオプレーンスポンジ70は、ワイヤー芯
81により第１図の左側から押圧され、右方向に摺動して
弦６をギター１に押し付ける。
し、プッシュロッド69はワイヤー芯81にネジ止め固定さ
れる。プッシュロッド69の先端部には、後述するように
してネオプレーンスポンジ70が取付けられている。プッ
シュロッド69とネオプレーンスポンジ70は、ワイヤー芯
81により第１図の左側から押圧され、右方向に摺動して
弦６をギター１に押し付ける。
プッシュロッド69の先端部は、第３図（ａ）に示すよう
に、外周面にＶ字状の溝112が形成されている。プッシ
ュロッド69の先端部に、第３図（ｂ）に示すように、ネ
オプレーンスポンジ70を接合して溝112に接着剤を充填
すると共に、ネオプレーンスポンジ70の外周部にも接着
剤を塗布することによって、プッシュロッド69の先端部
にネオプレーンスポンジ70が取付けられる。
に、外周面にＶ字状の溝112が形成されている。プッシ
ュロッド69の先端部に、第３図（ｂ）に示すように、ネ
オプレーンスポンジ70を接合して溝112に接着剤を充填
すると共に、ネオプレーンスポンジ70の外周部にも接着
剤を塗布することによって、プッシュロッド69の先端部
にネオプレーンスポンジ70が取付けられる。
このように、溝112に接着剤を充填すると共に、ネオプ
レーンスポンジ70の外周部にも接着剤を塗布するように
したので、ネオプレーンスポンジ70の外周部に塗布され
てネオプレーンスポンジ70を固定する接着剤が、狭窄部
（即ち溝112）で固定されるので、ネオプレーンスポン
ジ70をプッシュロッド69の先端部に強固に固定すること
ができる。また、溝112に接着剤を充填するようにした
ので、柱状のプッシュロッド69の表面に接着剤を塗布す
る場合に比較して、接着剤と溝112との接着面積が大き
くなり、溝112と接着剤が強固に接着される効果も得ら
れる。
レーンスポンジ70の外周部にも接着剤を塗布するように
したので、ネオプレーンスポンジ70の外周部に塗布され
てネオプレーンスポンジ70を固定する接着剤が、狭窄部
（即ち溝112）で固定されるので、ネオプレーンスポン
ジ70をプッシュロッド69の先端部に強固に固定すること
ができる。また、溝112に接着剤を充填するようにした
ので、柱状のプッシュロッド69の表面に接着剤を塗布す
る場合に比較して、接着剤と溝112との接着面積が大き
くなり、溝112と接着剤が強固に接着される効果も得ら
れる。
（６）考案の効果 以上で説明したように本考案は、押圧部材（69）の先端
部に弾性部材（70）を接合して溝部（112）に接着剤を
充填すると共に、弾性部材（70）の外周部にも接着剤を
塗布することによって、押圧部材（69）の先端部に弾性
部材（70）を取付けるようにしたので、弾性部材（70）
を押圧部材（69）の先端部に強固に接着することがで
き、これにより演奏中に弾性部材が取れてしまうという
問題を解決することが可能となる。
部に弾性部材（70）を接合して溝部（112）に接着剤を
充填すると共に、弾性部材（70）の外周部にも接着剤を
塗布することによって、押圧部材（69）の先端部に弾性
部材（70）を取付けるようにしたので、弾性部材（70）
を押圧部材（69）の先端部に強固に接着することがで
き、これにより演奏中に弾性部材が取れてしまうという
問題を解決することが可能となる。
第１図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を用いた押弦機構を示す正面図、 第２図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を示す第１図のＡ−Ａ線断面図である。 第３図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を示す斜視図である。 １……ギター ６……弦 60……押弦機構 65……電球 66……アクリル板 69……プッシュロッド 70……ネオプレーンスポンジ 80……ワイヤー芯 112……Ｖ字状溝
材を用いた押弦機構を示す正面図、 第２図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を示す第１図のＡ−Ａ線断面図である。 第３図は、本考案による弦楽器自動演奏装置用の押弦部
材を示す斜視図である。 １……ギター ６……弦 60……押弦機構 65……電球 66……アクリル板 69……プッシュロッド 70……ネオプレーンスポンジ 80……ワイヤー芯 112……Ｖ字状溝
Claims (1)
- 【請求項１】先端部外周に溝部（112）が形成された柱
状の押圧部材（69）と、該押圧部材（69）と同径の弾性
部材（70）とを有し、前記押圧部材（69）の先端部に前
記弾性部材（70）を接合して前記溝部（112）に接着剤
を充填すると共に、前記弾性部材（70）の外周部にも前
記接着剤を塗布することによって、前記押圧部材（69）
の先端部に前記弾性部材（70）を取付け、該弾性部材
（70）によって弦を押圧することを特徴とする弦楽器自
動演奏装置用の押弦部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20059586U JPH0635279Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 | 弦楽器自動演奏装置用の押弦部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20059586U JPH0635279Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 | 弦楽器自動演奏装置用の押弦部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107494U JPS63107494U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0635279Y2 true JPH0635279Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31163249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20059586U Expired - Lifetime JPH0635279Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 | 弦楽器自動演奏装置用の押弦部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635279Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-30 JP JP20059586U patent/JPH0635279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63107494U (ja) | 1988-07-11 |
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