JPH06351245A - 直流無停電電源装置 - Google Patents
直流無停電電源装置Info
- Publication number
- JPH06351245A JPH06351245A JP5156186A JP15618693A JPH06351245A JP H06351245 A JPH06351245 A JP H06351245A JP 5156186 A JP5156186 A JP 5156186A JP 15618693 A JP15618693 A JP 15618693A JP H06351245 A JPH06351245 A JP H06351245A
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- voltage
- load
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変換効率が高く、環境汚損の心配のない小型
化された直流無停電電源装置を実現する。 【構成】 商用交流電源1を入力して直流変換する整流
平滑回路2と、この整流平滑回路2の直流出圧を所定の
供給電圧に変換して負荷に供給すると共に第2のDC−
DCコンバータ4と電気二重層コンデンサ5に所定の電
圧を供給する第1のDC−DCコンバータ3と、平常時
は待機状態にしておき第1のDC−DCコンバータ3か
ら負荷への供給電圧が設定電圧より低下したときは、電
気二重層コンデンサ5からの直流電圧を変換して負荷に
供給する第2のDC−DCコンバータ4によって構成し
た。
化された直流無停電電源装置を実現する。 【構成】 商用交流電源1を入力して直流変換する整流
平滑回路2と、この整流平滑回路2の直流出圧を所定の
供給電圧に変換して負荷に供給すると共に第2のDC−
DCコンバータ4と電気二重層コンデンサ5に所定の電
圧を供給する第1のDC−DCコンバータ3と、平常時
は待機状態にしておき第1のDC−DCコンバータ3か
ら負荷への供給電圧が設定電圧より低下したときは、電
気二重層コンデンサ5からの直流電圧を変換して負荷に
供給する第2のDC−DCコンバータ4によって構成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、OA機器,FA機
器,通信装置等において使用されている直流無停電電源
装置に関するものである。
器,通信装置等において使用されている直流無停電電源
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の直流無停電電源装置の一例は図2
に示す通りである。図2において、商用交流電源11は
整流平滑回路12において直流変換され、リップルを平
滑化された直流電力として整流平滑回路12から出力さ
れる。DC−DCコンバータ13は整流平滑回路12か
らの直流電力を入力して所定の直流電圧に変換したうえ
でDC−DCコンバータ14に供給すると共に、蓄電池
15を浮動充電する。また、DC−DCコンバータ14
はDC−DCコンバータ13から入力した直流電力を所
定の供給電圧に変換して負荷に供給するが、商用交流電
源11や整流平滑回路12,DC−DCコンバータ13
に供給支障が生じた場合には、蓄電池15から入力した
直流電力を所定の供給電圧に変換して負荷に供給する。
に示す通りである。図2において、商用交流電源11は
整流平滑回路12において直流変換され、リップルを平
滑化された直流電力として整流平滑回路12から出力さ
れる。DC−DCコンバータ13は整流平滑回路12か
らの直流電力を入力して所定の直流電圧に変換したうえ
でDC−DCコンバータ14に供給すると共に、蓄電池
15を浮動充電する。また、DC−DCコンバータ14
はDC−DCコンバータ13から入力した直流電力を所
定の供給電圧に変換して負荷に供給するが、商用交流電
源11や整流平滑回路12,DC−DCコンバータ13
に供給支障が生じた場合には、蓄電池15から入力した
直流電力を所定の供給電圧に変換して負荷に供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の直流無停電電源装置においては整流平滑回路12に2
つのDC−DCコンバータ13と14を直列接続して構
成しているので、直流電源装置としての総合変換効率は
この2つのDC−DCコンバータ13と14におけるそ
れぞれの変換効率の積に整流平滑回路11の変換効率を
乗じたものである。従って、平常時における直流無停電
電源装置としての総合変換効率は、2つのDC−DCコ
ンバータ13と14の変換効率の積に比例するので高効
率化には限度があり、また、蓄電池15によって停電補
償用電源を構成しているので小型化にも制限があった。
さらに、蓄電池15には極板材料として重金属が使用さ
れているので、蓄電池寿命がつきて新品と交換する場合
には極板材料の処分について環境問題が発生する恐れが
あった。この発明は、上述した従来の直流無停電電源装
置の欠点を除去するためになされたものであって、総合
変換効率が高くて小型化が可能であり、かつ、環境汚染
問題の発生しない直流無停電電源装置を提供することを
目的とするものである。
の直流無停電電源装置においては整流平滑回路12に2
つのDC−DCコンバータ13と14を直列接続して構
成しているので、直流電源装置としての総合変換効率は
この2つのDC−DCコンバータ13と14におけるそ
れぞれの変換効率の積に整流平滑回路11の変換効率を
乗じたものである。従って、平常時における直流無停電
電源装置としての総合変換効率は、2つのDC−DCコ
ンバータ13と14の変換効率の積に比例するので高効
率化には限度があり、また、蓄電池15によって停電補
償用電源を構成しているので小型化にも制限があった。
さらに、蓄電池15には極板材料として重金属が使用さ
れているので、蓄電池寿命がつきて新品と交換する場合
には極板材料の処分について環境問題が発生する恐れが
あった。この発明は、上述した従来の直流無停電電源装
置の欠点を除去するためになされたものであって、総合
変換効率が高くて小型化が可能であり、かつ、環境汚染
問題の発生しない直流無停電電源装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、この発明による直流無停電電源装置は、商用交
流電源を直流変換して平滑化する整流平滑回路と、この
整流平滑回路の直流出力を入力して負荷への電圧を出力
すると共に並列接続された第2のDC−DCコンバータ
と電気二重層コンデンサに所定の電圧を出力する第1の
DC−DCコンバータと、前記第1のDC−DCコンバ
ータから負荷への供給電圧が設定電圧より低下したとき
は、この第1のDC−DCコンバータに代って負荷へ直
流電力を供給する電気二重層コンデンサと第2のDC−
DCコンバータによって構成した。
ために、この発明による直流無停電電源装置は、商用交
流電源を直流変換して平滑化する整流平滑回路と、この
整流平滑回路の直流出力を入力して負荷への電圧を出力
すると共に並列接続された第2のDC−DCコンバータ
と電気二重層コンデンサに所定の電圧を出力する第1の
DC−DCコンバータと、前記第1のDC−DCコンバ
ータから負荷への供給電圧が設定電圧より低下したとき
は、この第1のDC−DCコンバータに代って負荷へ直
流電力を供給する電気二重層コンデンサと第2のDC−
DCコンバータによって構成した。
【0005】
【作用】平常時における第2のDC−DCコンバータの
出力電圧は第1のDC−DCコンバータが負荷へ供給す
る電圧より低く設定してあるので、負荷へ直流電力を供
給することなしに待機状態になっている。第1のDC−
DCコンバータから負荷への供給電圧が設定電圧より低
下すると、第2のDC−DCコンバータは電気二重層コ
ンデンサを電源として第1のDC−DCコンバータに代
って負荷に所定の供給電圧に変換した直流電力を供給
し、負荷への供給電力の瞬断を避ける。
出力電圧は第1のDC−DCコンバータが負荷へ供給す
る電圧より低く設定してあるので、負荷へ直流電力を供
給することなしに待機状態になっている。第1のDC−
DCコンバータから負荷への供給電圧が設定電圧より低
下すると、第2のDC−DCコンバータは電気二重層コ
ンデンサを電源として第1のDC−DCコンバータに代
って負荷に所定の供給電圧に変換した直流電力を供給
し、負荷への供給電力の瞬断を避ける。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、この発明による直流無停電電源装
置の構成を示すブロック図である。図1において、商用
交流電源1を入力した整流平滑回路2は、交流電力を直
流変換したうえで直流分に含まれるリップル分を平滑化
した直流電力を第1のDC−DCコンバータ3へ供給す
る。整流平滑回路2からの直流電力を入力した第1のD
C−DCコンバータ3は所定の供給電圧に変換したうえ
で負荷へ直接電力を供給すると共に、第2のDC−DC
コンバータ4とこれと並列接続されている電気二重層コ
ンデンサ5に所定の直流電圧で供給する。第2のDC−
DCコンバータ4は電気二重層コンデンサ5と共に第1
のDC−DCコンバータ3によって直流電圧を印加され
ているが、平常時における出力電圧は第1のDC−DC
コンバータ3から負荷への供給電圧より僅かに低く設定
しておくことにより待機状態になっており、負荷に直流
電力を供給しない。従って、直流無停電電源装置として
の平常時における総合変換効率は、整流平滑回路2と第
1のDC−DCコンバータ3の変換効率の積であって第
2のDC−DCコンバータ4の変換効率は含まないの
で、従来方式の場合よりも総合変換効率が向上する。
ら説明する。図1は、この発明による直流無停電電源装
置の構成を示すブロック図である。図1において、商用
交流電源1を入力した整流平滑回路2は、交流電力を直
流変換したうえで直流分に含まれるリップル分を平滑化
した直流電力を第1のDC−DCコンバータ3へ供給す
る。整流平滑回路2からの直流電力を入力した第1のD
C−DCコンバータ3は所定の供給電圧に変換したうえ
で負荷へ直接電力を供給すると共に、第2のDC−DC
コンバータ4とこれと並列接続されている電気二重層コ
ンデンサ5に所定の直流電圧で供給する。第2のDC−
DCコンバータ4は電気二重層コンデンサ5と共に第1
のDC−DCコンバータ3によって直流電圧を印加され
ているが、平常時における出力電圧は第1のDC−DC
コンバータ3から負荷への供給電圧より僅かに低く設定
しておくことにより待機状態になっており、負荷に直流
電力を供給しない。従って、直流無停電電源装置として
の平常時における総合変換効率は、整流平滑回路2と第
1のDC−DCコンバータ3の変換効率の積であって第
2のDC−DCコンバータ4の変換効率は含まないの
で、従来方式の場合よりも総合変換効率が向上する。
【0007】次に、第1のDC−DCコンバータ3から
負荷への供給電圧が設定電圧より低下したときは、電気
二重層コンデンサ4からの直流電力を第2のDC−DC
コンバータ4において所定の供給電圧に変換して負荷に
供給する。なお、停電補償用には蓄電池に代えて電気二
重層コンデンサを使用しているので、廃棄に伴う環境へ
の影響などの心配はない。
負荷への供給電圧が設定電圧より低下したときは、電気
二重層コンデンサ4からの直流電力を第2のDC−DC
コンバータ4において所定の供給電圧に変換して負荷に
供給する。なお、停電補償用には蓄電池に代えて電気二
重層コンデンサを使用しているので、廃棄に伴う環境へ
の影響などの心配はない。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る直流無停電電源装置は、整流平滑回路,第1のDC−
DCコンバータ,第2のDC−DCコンバータおよび電
気二重層コンデンサによって構成したものであり、平常
時においては商用交流電源を整流平滑回路を介して第1
のDC−DCコンバータから負荷に電力を供給し、異常
時には電気二重層コンデンサを電源として第2のDC−
DCコンバータから負荷に電力を供給する。従って、直
流無停電電源装置としての総合変換効率は、平常時にお
いては整流平滑回路と第1のDC−DCコンバータの変
換効率の積であって第2のDC−DCコンバータの変換
効率とは無関係であるので、従来方式の場合よりも変換
効率を向上させることができる。また、蓄電池を使用し
ていないので装置を小型化できると共に、廃棄時におけ
る環境汚損の心配もない。
る直流無停電電源装置は、整流平滑回路,第1のDC−
DCコンバータ,第2のDC−DCコンバータおよび電
気二重層コンデンサによって構成したものであり、平常
時においては商用交流電源を整流平滑回路を介して第1
のDC−DCコンバータから負荷に電力を供給し、異常
時には電気二重層コンデンサを電源として第2のDC−
DCコンバータから負荷に電力を供給する。従って、直
流無停電電源装置としての総合変換効率は、平常時にお
いては整流平滑回路と第1のDC−DCコンバータの変
換効率の積であって第2のDC−DCコンバータの変換
効率とは無関係であるので、従来方式の場合よりも変換
効率を向上させることができる。また、蓄電池を使用し
ていないので装置を小型化できると共に、廃棄時におけ
る環境汚損の心配もない。
【図1】この発明による直流無停電電源装置の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】従来の直流無停電電源装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
1 商用交流電源 2 整流平滑回路 3,4 DC−DCコンバータ 5 電気二重層コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 商用交流電源を入力して直流変換し、平
滑化した直流電力を出力する整流平滑回路と、 前記整流平滑回路から入力した直流電圧を所定の供給電
圧に変換して負荷に供給すると共に、第2のDC−DC
コンバータおよびこの第2のDC−DCコンバータと並
列接続した電気二重層コンデンサに所定の電圧に変換し
た直流電圧を供給する第1のDC−DCコンバータと、 前記第1のDC−DCコンバータから負荷への供給電圧
が設定電圧より低下したときは、前記第2のDC−DC
コンバータを介して負荷へ直流電力を供給する電気二重
層コンデンサと、 平常時における出力電圧を第1のDC−DCコンバータ
から負荷への供給電圧より低く設定しておくことによっ
て待機状態にしておき、前記第1のDC−DCコンバー
タから負荷への供給電圧が設定電圧より低下したとき
は、前記電気二重層コンデンサからの直流電圧を所定の
供給電圧に変換して負荷に供給する第2のDC−DCコ
ンバータと、 によって構成したことを特徴とする直流無停電電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156186A JPH06351245A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 直流無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156186A JPH06351245A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 直流無停電電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06351245A true JPH06351245A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15622252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156186A Pending JPH06351245A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 直流無停電電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06351245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024288A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Fujitsu Ltd | 電源装置および電源制御方法 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP5156186A patent/JPH06351245A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024288A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Fujitsu Ltd | 電源装置および電源制御方法 |
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