JPH0635050U - 車輌内装板用リテーナ座 - Google Patents

車輌内装板用リテーナ座

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JPH0635050U
JPH0635050U JP7261492U JP7261492U JPH0635050U JP H0635050 U JPH0635050 U JP H0635050U JP 7261492 U JP7261492 U JP 7261492U JP 7261492 U JP7261492 U JP 7261492U JP H0635050 U JPH0635050 U JP H0635050U
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plate
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昌典 篠田
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高島屋日発工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リテーナの取付フランジが台座プレートの外
表面に全面接着されてリテーナの自由度が損なわれた
り、ドアの開閉操作時に接着部分が離れて異音を発生す
ることのない量産容易な車輌内装板用リテーナ座を提供
すること。 【構成】 クリップ導入路2とこれに続くリテーナ係合
孔3とが開設された台座プレート4の脚端に取付用フラ
ンジ部5を連設した車輌内装板用リテーナ座において、
台座プレート4の外表面にリテーナ係合孔3を囲んで適
数個の小隆起6を配設したもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車などの車輌のドアトリムの裏面周縁に所要の間隔をおいて取 付けられる車輌内装板用リテーナ座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリップ導入路とこれに続くリテーナ係合孔とが開設された台座プレートの脚 端に取付用フランジ部を連設した車輌内装板用リテーナ座は実開昭61ー150 509号公報などにより広く知られているところであるが、従来のこの種車輌内 装板用リテーナ座は、台座プレートの外表面が平板面であるため、ドアトリムの 裏面周縁に所要の間隔をおいて取付けられた後にこのドアトリムの裏面に他部材 を接着するための接着剤が付着すると、リテーナ係合孔に係合されたリテーナの フランジ面がこの接着剤により台座プレートの外表面に全面接着され、リテーナ の自由度が損なわれて車輌に組み付ける際にリテーナ本来の機能が充分発揮され ないばかりか、このような車輌内装板用リテーナ座を使用したドアトリムが組み 付けられたドアを開閉するとき接着部分が離れてこれが異音を発生させるという 問題がある。
【0003】 このような問題点を解決するため従来はドアトリムの裏面に他部材を接着する ときは、接着剤を使用する前に予め台座プレートの外表面にマスキングを施して いるが、このようなマスキング作業は多くの手数を要するうえにコスト高となる という問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、リテーナのフランジ面が台座 プレートの外表面に全面接着されてリテーナの自由度が損なわれたり、ドアの開 閉操作時に接着部分が離れて異音を発生することがない量産容易な車輌内装板用 リテーナ座を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の車輌内装板用リテーナ座は、ク リップ導入路とこれに続くリテーナ係合孔とが開設された台座プレートの脚端に 取付用フランジ部を連設した車輌内装板用リテーナ座において、前記台座プレー トの外表面にリテーナ係合孔を囲む小隆起を適数個配設したことを特徴とするも のである。
【0006】
【作用】
このような車輌内装板用リテーナ座は、従来のこの種車輌内装板用リテーナ座 と同様、例えば自動車のドアトリムの裏面周縁に取付用フランジ部をもって所要 の間隔をおいて取付けて台座プレートに開設されているクリップ導入路を通じて リテーナ係合孔にリテーナを係合させておき、ドア内面に設けた係合孔にリテー ナを差込み係合させてドアトリムをドア内面に組付ければよい。
【0007】
【実施例】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 1は金属板材をプレス成形したリテーナ座本体であって、該リテーナ座本体1 はクリップ導入路2とこれに続くリテーナ係合孔3とが開設された台座プレート 4に続く脚枠部の脚端に取付用フランジ部5を連設したもので、該台座プレート 4の外表面には前記リテーナ係合孔3に係合されるリテーナ11の取付フランジ 12に接触するよう膨出される小隆起6がリテーナ係合孔3を囲んで適数個配設 されている。
【0008】 小隆起6は図1に示す第1の実施例のように半球状であってもビード状であっ てもよいが、リテーナ係合孔3に係合されるリテーナ11の取付フランジ12と 円滑に接触するようにその頂部を弧状としておくことが好ましく、また、台座プ レート4の外表面に誤って付着される接着剤の厚みが通常は0.5mm未満である ので、小隆起6の高さは0.5mm〜2.0mm好ましくは0.5mm〜1.0mm程度 とする。さらに、小隆起6の数はリテーナ11が傾いて取付けられることがない ようにリテーナ係合孔3を囲んで3〜8個程度とする。
【0009】 このように構成されたものは、例えば、自動車のドアトリム21の裏面周縁に 取付用フランジ部5をもって所要の間隔をおいて取付けて台座プレート4に開設 されているクリップ導入路2を通じてリテーナ係合孔3にリテーナ11を係合さ せておき、ドア内面に設けた係合孔にリテーナ11を差込み係合させてドアトリ ム21をドア内面に組付け使用するためのものであることは従来のこの種車輌内 装板用リテーナ座と同様である。
【0010】 ところが、本考案では台座プレート4の外表面にリテーナ係合孔3を囲んで小 隆起6が適数個配設されているので、クリップ導入路2を通じてリテーナ係合孔 3に係合されるリテーナ11はその取付フランジ12が台座プレート4の外表面 に直接密接することなく該台座プレート4の外表面にリテーナ係合孔3を囲んで 膨出されている適数個の小隆起6の頂部に取付フランジ12が当接されることと なり、台座プレート4の外表面に接着剤31が付着しているときでも取付フラン ジ12が接着剤31に接してリテーナ11が接着されることがない。このため、 リテーナ11の取付フランジ12が台座プレート4の外表面に全面接着されてリ テーナ11の自由度が損なわれたり、ドアの開閉操作時に接着部分が離れて異音 を発生することは完全に解消できることとなる。しかも、小隆起6はリテーナ座 本体1を成形する型に小隆起6に相当する細工を施しておくだけでよいから安価 に量産できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上の説明からも明らかなように、台座プレートの外表面にリテーナ 係合孔を囲む小隆起を適数個配設しておくことにより、台座プレートの外表面に 誤って接着剤が付着した場合でも台座プレートの外表面に対するリテーナの接着 をなくすことができて作業性を高めることができるうえに、台座プレートの外表 面にリテーナが接着されたときのようにリテーナの自由度が損なわれたり、ドア の開閉操作時に接着部分が離れて異音を発生することを完全に解消できる。また 、ドアトリムの裏面に他部材を接着させておく場合、接着のための接着剤が台座 プレートの外表面に付着しないように予め台座プレートの外表面にマスキングし ておく必要がないので、マスキングおよびマスキング除去などの面倒な手数を省 くことができ作業性を高めることができる。 従って、本考案は従来の問題点を一掃した車輌用内装基板として、その実用的 価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図2】本考案の第2の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図3】本考案を用いたドアトリムの要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 クリップ導入路 3 リテーナ係合孔 4 台座プレート 5 取付用フランジ部 6 小隆起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップ導入路(2) とこれに続くリテー
    ナ係合孔(3) とが開設された台座プレート(4) の脚端に
    取付用フランジ部(5) を連設した車輌内装板用リテーナ
    座において、前記台座プレート(4) の外表面にリテーナ
    係合孔(3) を囲む小隆起(6) を適数個配設したことを特
    徴とする車輌内装用リテーナ座。
  2. 【請求項2】 小隆起(6) の高さが0.5mm〜2.0mm
    である請求項1に記載の車輌用内装基板。
JP1992072614U 1992-10-19 1992-10-19 車輌内装板用リテーナ座 Expired - Fee Related JP2594192Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173420U (ja) * 1984-10-22 1986-05-19

Patent Citations (1)

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JPS6173420U (ja) * 1984-10-22 1986-05-19

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