JPH06350299A - 挿入部品検査装置 - Google Patents

挿入部品検査装置

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JPH06350299A
JPH06350299A JP5138215A JP13821593A JPH06350299A JP H06350299 A JPH06350299 A JP H06350299A JP 5138215 A JP5138215 A JP 5138215A JP 13821593 A JP13821593 A JP 13821593A JP H06350299 A JPH06350299 A JP H06350299A
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JP
Japan
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color
color image
insertion part
clinch
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Pending
Application number
JP5138215A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Ueda
陽一郎 上田
Yasushi Mizuoka
靖司 水岡
Masanori Yasutake
正憲 安武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5138215A priority Critical patent/JPH06350299A/ja
Publication of JPH06350299A publication Critical patent/JPH06350299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入部品のリード挿入状態をプリント基板の
半田面から自動検査する挿入部品検査装置において、安
価で簡易な照明にて挿入部品の有無等を高精度に検査す
る。 【構成】 カラー画像を撮像するカラーCCDカメラ4
と、カラーCCDカメラ4により撮像されたカラー画像
を色座標変換手段9と色抽出手段10にて色座標変換し
て色抽出することにより任意の対象のみを抽出するカラ
ー画像処理装置8と、カラー画像処理装置8により抽出
された対象の状態を判定する認識判定装置5と、検査対
象の情報を記憶してある記憶装置7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に挿入さ
れた挿入部品のリードが適正状態で挿入されているか否
かを検査する挿入部品検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化に伴いプリント
基板へ電子部品を実装し、リフロー炉により半田付けを
行う工程が主流になってきており、実装された電子部品
の状態を検査するための検査装置も多数開発されてい
る。
【0003】しかし、依然として従来のアキシャル部品
やラジアル部品をプリント基板に挿入し、フロー炉を使
用して半田付けを行うという工程が多くの生産事業場で
行われている。
【0004】こうした工法では、部品をリード挿入穴へ
挿入した際、先ずリードの突出長さを所定寸法に揃える
ためにリードの先端部を切断し、次いでリード突出部を
斜めに曲げて部品を仮固定した後、基板を反転して半田
付け処理している。
【0005】この場合にリード挿入穴へ正しくリードが
挿入されていなかったり、リード挿入穴からのリードの
突出長さが不十分であったりすると、その部品は実装不
良となる。またリード突出部が確実に曲げられていない
と、半田付け処理に際して基板を反転させると、リード
がリード挿入穴から抜けて部品が基板から脱落すること
がある。
【0006】そこで、半田付け処理に先立ち、基板のリ
ード挿入穴へ実装すべき部品のリードが適正状態で挿入
されているか否かを検査することが必要となるが、従来
挿入部品の有無検査に関しては大半が人手に頼っている
のが現実である。
【0007】しかしながら目視による検査は限界にきて
おり、高精度な挿入部品検査装置の開発が待たれてお
り、近年いくつかの方法が考案されている。
【0008】以下、図7を参照しながら従来の挿入部品
検査装置について説明する。
【0009】図7は特開平3−202757号公報に開
示されている従来のカラー画像方式による挿入部品検査
装置を示す。
【0010】図7において、21は被検査対象であるプ
リント基板、22はプリント基板21を撮像するカラー
CCDカメラ、23、24、25はそれぞれ波長の違う
円環状の照明手段、26は画像処理部、27はティーチ
ングテーブル、28は判定部、29は撮像コントロー
ラ、30はX,Yテーブルコントローラ、31はX,Y
テーブル、32は制御装置である。
【0011】このような構成要素からなる挿入部品検査
装置について、以下その構成要素間の関係とその動作に
ついて説明する。
【0012】まず、撮像コントローラ29によってそれ
ぞれ波長の違う円環状照明手段23、24、25の光量
をそれらの合成光が白色になるように調節する。円環状
照明手段23、24、25によって照明されたプリント
基板21はティーチングテーブル27の情報に基づいて
X,Yテーブルコントローラ30によりコントロールさ
れたX,Yテーブル31の動作により適切な検査位置に
移動され、カラーCCDカメラ22によって撮像され
る。そして、カラーCCDカメラ22の信号を処理する
画像処理部26にて画像の処理を行い、判定部28にて
良・不良が判定される。なお、制御装置32は装置の一
連の制御を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
目視による検査では、検査ミスの発生や作業者による検
査結果の違いが生じるという問題があった。
【0014】また、一般的な白黒カメラによる検査装置
では、挿入部品のリードの輝度分布がプリント基板上の
ランドやパターンの輝度分布と同等になる場合があり、
そのためリード部とランド部を完全に分離してリード部
のみを抽出することは難しく、挿入部品の有無等を高精
度に検査する検査装置を開発することは困難であるとい
う問題があった。
【0015】さらに、従来例のようなカラー画像方式の
挿入部品検査装置では、上記のように照明手段が複雑に
なり、そのため特に照明の初期調整の難しさや装置全体
のコストアップを来すという問題があり、また照明方法
に頼った方式であるために、被検査対象であるプリント
基板上のリードやランドの輝度レベルの変化に弱いとい
う問題があった。
【0016】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、安価
で簡易な照明手段にて挿入部品の有無やリードの状態等
を高精度に検査することができる挿入部品検査装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板のリード
挿入穴に対する挿入部品のリード挿入状態を基板の半田
面から自動検査する挿入部品検査装置であって、カラー
画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された
カラー画像を色座標変換して色抽出することにより任意
の対象のみを抽出するカラー画像処理手段と、カラー画
像処理手段により抽出された対象の状態を判定する認識
判定手段と、検査対象の情報を記憶してある記憶手段と
を備えたことを特徴とする。
【0018】好適にはカラー画像処理手段がプリント基
板上のランド部を抽出し、認識判定手段が抽出されたラ
ンド部の切れ目を摘出するとともにその方向を測定し、
記憶手段に記憶してある挿入部品の情報から挿入部品の
有無判定及びリードのクリンチ方向を測定するようにさ
れ、又は若しくはそれに加えて、カラー画像処理手段が
プリント基板上のクリンチマークを抽出し、認識判定手
段が抽出されたクリンチマークを識別し、識別されたク
リンチマークから挿入部品のリードの状態を判定するよ
うにされる。
【0019】
【作用】本発明によれば、カラー画像処理技術を用いる
ことによりプリント基板上のランド部を他から分離して
抽出することができ、それによりランド部の切れ目の有
無及び方向を識別することで挿入部品のリードの状態を
検査でき、またリードの状態を検査することで挿入部品
の有無を判定できる。
【0020】また、プリント基板上にクリンチマークが
ある物に対しては、同様にクリンチマークを他から分離
して抽出することができ、クリンチマークを識別するこ
とで挿入部品のリードの長さ検査ができ、さらに識別さ
れたクリンチマークの位置と上記ランドの切れ目の方向
とを比較することで、リードの方向が正しいか否かの確
認ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例の挿入部品検査装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1に本実施例の挿入部品検査装置の構成
を示す。図1において、1は被検査対象であるプリント
基板、2は挿入部品のリードである。3は被撮像物を照
明するための照明手段、4はプリント基板1を撮像する
カラーCCDカメラである。
【0023】5は認識判定装置、6は制御装置、7は検
査データを記憶してある記憶装置である。8はカラー画
像処理装置であり、色座標変換手段9と色抽出手段10
にて構成されている。11はプリント基板1を移動及び
位置決め可能に支持するX,Yテーブル、12はX,Y
テーブルコントローラである。
【0024】このような構成要素からなる挿入部品検査
装置について、以下その構成要素間の関係とその動作に
ついて説明する。
【0025】画像を取り込む撮像手段としてのカラーC
CDカメラ4が接続されているカラー画像処理装置8
は、色座標変換手段9にて画像信号を色座標変換し、色
抽出手段10にて予め検査のための情報が記憶してある
記憶装置7の情報にしたがって、図2に示すように、輝
度及び色度に対するしきい値l1、l2、i1、i2、
q1、q2を設定し、目的の対象のみを抽出して2値化
する。この対象物が抽出された2値化画像を認識判定装
置5が受け取り、図3、図4に示すように、認識判定処
理を行い、結果を制御装置6へ出力する。
【0026】図3は挿入部品の有無及びそのリード方向
検査の動作フローを示し、図4は挿入部品のリード及び
その周辺のプリント基板を示す。
【0027】図3、図4において、まずステップ#1で
検査データが記憶されている記憶装置7の挿入部品の情
報に基づいて検査エリアAが設定される。次いでステッ
プ#2で予め設定しておいた色抽出しきい値にしたがっ
てプリント基板1上のランド部Lのみが抽出され、2値
化される。さらにステップ#3で認識判定装置5におい
てリード2によるランド部Lの切れ目の有無およびその
方向が識別され、ステップ#4の検査判定では同一部品
の他のリード2の状態も考慮して最終的な挿入部品の有
無判定及び各々のリード2の方向を出力する。
【0028】次に、本発明の他の実施例における検査動
作について説明する。この実施例はクリンチマークが付
与されている場合の例であり、図5は挿入部品の有無及
びそのリード方向検査の動作フローを示し、図6は挿入
部品のリード及びその周辺のプリント基板を示す。
【0029】図5、図6において、まずステップ#11
で検査データが記憶されている記憶装置7の挿入部品の
情報に基づいて検査エリアAが設定される。次いでステ
ップ#12a、12bで、予め設定しておいた色抽出し
きい値にしたがってプリント基板1上のランド部L及び
クリンチマークCが別個に抽出され、2値化される。
【0030】さらにステップ#13a、13bで認識判
定装置5においてランド部Lの抽出像に対してはリード
2によるランド部Lの切れ目の有無およびその方向が識
別され、クリンチマークCの抽出像に対してはくぼみの
有無およびその長さ等が識別される。次に、ステップ#
14の検査判定では同一部品の他のリード2の状態も考
慮して、最終的な挿入部品の有無判定及び各々のリード
2の方向、さらにクリンチマークCのくぼみの長さから
クリンチされたリード2の長さ、およびランド部Lの切
れ目方向とクリンチマークCの位置関係からリード2の
方向の正誤判定を出力する。
【0031】
【発明の効果】本発明の挿入部品検査装置によれば、以
上のように、カラー画像処理技術を用いることによりプ
リント基板上のランド部を他から分離して抽出し、ラン
ドの切れ目の有無及び方向を識別することで挿入部品の
有無およびリードの状態を検査でき、またプリント基板
上にクリンチマークがある物に対しては、同様にクリン
チマークを他から分離して抽出・識別することで挿入部
品のリードの長さ検査ができ、さらに識別されたクリン
チマークの位置と上記ランドの切れ目の方向とを比較す
ることで、リードの方向が正しいか否かの確認ができ、
従って挿入部品を使用したプリント基板の製造工程にお
いて従来大半が人手に委ねられていた検査工程の自動化
を、簡易な照明手段を用いた安価な装置で実現でき、高
品位な生産を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挿入部品検査装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるランド部を抽出するための特
性図を示し、(a)は明度ヒストグラム、(b)は色度
図である。
【図3】同実施例における挿入部品検査動作のフローチ
ヤートである。
【図4】同実施例における挿入部品のリードと周辺部の
説明図である。
【図5】本発明の他の実施例における挿入部品検査動作
のフローチヤートである。
【図6】同実施例における挿入部品のリードと周辺部の
説明図である。
【図7】従来例の挿入部品検査装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 リード 3 照明手段 4 カラーCCDカメラ 5 認識判定装置 7 記憶装置 8 カラー画像処理装置 9 色座標変換手段 10 色抽出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板のリード挿入穴に対する挿入部品の
    リード挿入状態を基板の半田面から自動検査する挿入部
    品検査装置であって、カラー画像を撮像する撮像手段
    と、撮像手段により撮像されたカラー画像を色座標変換
    して色抽出することにより任意の対象のみを抽出するカ
    ラー画像処理手段と、カラー画像処理手段により抽出さ
    れた対象の状態を判定する認識判定手段と、検査対象の
    情報を記憶してある記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る挿入部品検査装置。
  2. 【請求項2】 カラー画像処理手段がプリント基板上の
    ランド部を抽出し、認識判定手段が抽出されたランド部
    の切れ目を摘出するとともにその方向を測定し、記憶手
    段に記憶してある挿入部品の情報から挿入部品の有無判
    定及びリードのクリンチ方向を測定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の挿入部品検査装置。
  3. 【請求項3】 カラー画像処理手段がプリント基板上の
    クリンチマークを抽出し、認識判定手段が抽出されたク
    リンチマークを識別し、識別されたクリンチマークから
    挿入部品のリードの状態を判定するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の挿入部品検査装置。
JP5138215A 1993-06-10 1993-06-10 挿入部品検査装置 Pending JPH06350299A (ja)

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JP5138215A JPH06350299A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 挿入部品検査装置

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JP5138215A JPH06350299A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 挿入部品検査装置

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JPH06350299A true JPH06350299A (ja) 1994-12-22

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ID=15216780

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JP5138215A Pending JPH06350299A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 挿入部品検査装置

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JP (1) JPH06350299A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486410B1 (ko) * 2002-04-29 2005-04-29 주식회사 미르기술 회로기판 검사장치용 자동티칭방법
JP2006194607A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Omron Corp 基板検査装置並びにそのパラメータ設定方法およびパラメータ設定装置

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KR100486410B1 (ko) * 2002-04-29 2005-04-29 주식회사 미르기술 회로기판 검사장치용 자동티칭방법
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