JPH063490U - イオン水生成器のph制御機構 - Google Patents

イオン水生成器のph制御機構

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JPH063490U
JPH063490U JP4833992U JP4833992U JPH063490U JP H063490 U JPH063490 U JP H063490U JP 4833992 U JP4833992 U JP 4833992U JP 4833992 U JP4833992 U JP 4833992U JP H063490 U JPH063490 U JP H063490U
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JP
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voltage adjustment
applied voltage
water
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ionized water
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JP4833992U
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々 村 和 幸 野
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン水生成器において簡単な回路構成によ
り確実にPHを制御する機構。 【構成】 電解槽3で生成したアルカリイオン水を測定
槽5でPHセンサーによりPHを検出して、制御部6は
PH検出データを電圧調節データに換算して印加電圧調
節部7へ送出する。印加電圧調節部では電圧調節部によ
ってTr1,Tr2,Tr3がON/OFFして、レギュ
レータ2の負荷抵抗R0に並列接続されるR1,R2,R3
の接続をON/OFFし、電解槽に印加するV0をPH
のフィードバック量に応じて可変する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生成されるイオン水のPHを電解槽の印加電圧を調節することによ り、コントロールするイオン水生成器のPH制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の水道水はPH7前後の中性水であり、これに対して、飲料水や食品加工 水はPH8からPH10程度のアルカリイオン水を用いるのが良いとされている 。 図4は従来のアルカリイオン水生成器の構成図である。
【0003】 電解槽100に流入した水道水は、電極101、102に電源回路103の2 次側の電圧切換スイッチの切替えによって設定され印加される電圧により電解が 行われる。(なお、トランス後段の整流回路は図示していない)。
【0004】 電解により生成されたアルカリイオン水のPHを、測定槽104内の導電度か らフィードバックセンサ105により判断検出して、制御部106へ送り、制御 部106はPH補正値を電解槽100の印加電圧調節データに換算して、電圧調 節部107へ指示し、電圧調節部107は電源回路103の切替スイッチを切替 えて印加電圧を調節することで、生成水のPHをコントロールしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来例においては、生成されたアルカリイオン水の PHを補正する電圧調節部107の切替スイッチによる調節ステップが大まかで あり、特に、使用開始からのPH変動に追随対応する電圧調節が難しいという問 題があった。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な回路構成で、印加電圧 をn段ステップ可変する印加電圧調節により使用開始からのPH変動に対応でき るイオン水生成器のPH制御機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、水を電気分解して、アルカリイオン水と酸性水を生 成するイオン水生成器において、生成されたいずれか一方のイオン水のPHを検 出する検出部と、該検出の検出値からフィードバックする電圧調節データを出力 する制御部と、前記電圧調節データによって電解槽に印加する電圧のn段切替え により自動的に可変調節する印加電圧調節部を備えたことを特徴とするイオン水 生成器のPH制御機構を備えている。 また、水を電気分解して、アルカリイオン水と酸性水を生成するイオン水生成 器において、制御部に記憶するPHの時間変化データに対応する電解槽の印加電 圧調節データによって、電解槽印加電圧を自動的に可変調節する印加電圧調節部 を備えてことを特徴とするイオン水生成器のPH制御機構を備えている。
【0008】
【作用】
上記構成とすることにより、電解槽で生成されたアルカリイオン水のPHを検 出部で検出して、制御部が検出データによるPHのフィードバック量を電圧調節 データに換算して印加電圧調節部へ送出する。 あるいは、この電圧調節データを電解槽の慣習データとしてデータ記憶部に記 憶して、以降は記憶データを印加電圧調節部へ送出するようにしてもよい。 印加電圧調節部では電圧調節データによる、印加電圧出力回路の負荷抵抗値の n段切り替えにより、電解槽への印加電圧出力をn段ステップで可変調節するの で、簡単な回路構成でPHのフィードバック量に対応した、電解槽の印加電圧調 節が可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図に基づいて説明する。 図1は本発明の一実施例によるイオン水生成器のPH制御機構の構成図である 。
【0010】 図1において、1は電源トランス、ダイオードブリッジ、平滑コンデンサで構 成する整流回路であり、2は安定用のレギュレータである。抵抗R0,RLはレギ ュレータ2の出力電圧を分割する分割負荷であり、ダイオードD1,D2はレギ ュレータ2の保護用ダイオードであり、コンデンサC1,C2はバイパス用であ る。
【0011】 3は電解槽であり電極A、Bによって電解を行う。4はレギュレータ2の出力 電圧を電解と洗浄時に極性反転して、電極A、Bに印加するための極性半転リレ ーである。5は生成したアルカリイオン水のPH、温度を検出するための測定槽 であり、サーミスタによる温度検出データ、フィードバックによるPH検出デー タが制御部へ送られる。
【0012】 6は制御部(CPU)であり、システムの検出データによりフィードバック制 御を行う。 制御部6からの電圧調節データをスイッチングするトランジスタTr1,Tr2 ,Tr3と、印加電圧指定用抵抗R1,R2,R3により印加電圧調節部7を構成し ている。
【0013】 図2はPHと印加電圧の特性曲線図である。
【0014】 つぎに、各図を参照して動作を説明する。 電解槽3で生成されたアルカリイオン水の温度とPHを、測定槽5で温度は温 度センサー(サーミスタ)により、PHはフィードバックセンサーによる導電度 の判断検出により検出し温度データは別処理される。PHの検出データは制御部 6へ送られ標準値と比較されて、差のデータから電解槽3の電極A,Bに印加す る電圧を調節するためのフィードバック量に換算した電圧調節データを印加電圧 調節部7へ送出する。
【0015】 ここで、電解槽3の電極A,Bに極性反転リレー4を介して印加するレギュレ ータ2の出力電圧Vは、分割負荷抵抗R0/RLに比例するので、出力電圧V0は 抵抗R0を変えればそれに応じて変化する。
【0016】 従って、制御部6からの電圧調節データを、“1”をH、“0”をLとして、 いま、“1,1,1”と出力されたとすれば、印加電圧調節部7のTr1,Tr2 ,Tr3が全てONとなり、印加電圧指定用抵抗R1,R2,R3に電流が流れ、R 1 ,R2,R3は抵抗R0に並列接続されたことになる。
【0017】 この場合の全体の抵抗値R0´は次式(1)で示され、 R0´=R0123/〔R01(R2+R3)+R23(R0+R1)〕(式 1) R0´は最小となり、レギュレータ2のV0は次式(2)で示され、 V0=(1+RL/R0Vrep (但し、V rep=1.25V)(式2) V0は最大となる。つぎに、“0,0,0”という電圧調節データが送出され た場合は、Tr1,Tr2,Tr3がOFFしてR1,R2,R3はオープンとなり、 R0 =R0´であるからR0´は最大となり、V0は最小となる。
【0018】 通常、イオン水生成器のPHは電解槽に同一電圧を印加して連続使用すると、 図2に示すように、使用開始時(t0)から時間の経過に従ってPHは下降カー ブを描く。 そこで、使用開始時(t0)の最大PH時にはTr1,Tr2,Tr3をOFF、 つまり“0,0,0”にして最小のV00に設定し、PH下降点t1時には電圧調 節データを“0,0,1”と送出して、Tr3をONしR3をショートにして1ス テップ上昇したV01を出力する。次のPH下降点t2時には“0,0,1”と送 出してTr2,Tr3をONし、R2,R3をショートにして2ステップ上昇したV 02 を出力する。最後にPH値が安定化するt3時には、“1,1,1”を送出し てTr1,Tr2,Tr3をOFFし、定常のV0を出力する。
【0019】 このようにして、PH検出データによるフィードバックデータに対応して、印 加電圧V0を徐々に上げて、検出PHが一定になるt3時点で印加電圧をV0に固 定すれば、ほぼ安定したPHのアルカリイオン水、酸性水を得ることができる。 なお、制御部6でPH表示して常時モニターすればより監視が容易になる。 また、本実施例では印加電圧調節ステップをR1,R2,R3による3ステップ として説明したが、これをn個のRを設定してステップ数を増やせばさらに効果 的な補正が可能である。 つまり、R1,R2,R3についてそれぞれの抵抗に歪みをもたせ、(1/2) RL,(1/4)RL,(1/8)RLとすることにより(0,0,0)〜(1, 1,1)の8ステップ制御をすることができる。印加電圧指定用抵抗をm個にす れば2mステップの制御が可能となる。
【0020】 次に、本考案の第2の実施例について説明する。 図3は本考案の第2の実施例であり、制御部6にデータ記憶部8を追加し、P H値のフィードバック処理を省略するものである。
【0021】 イオン水生成器の使用開始時には、前実施例で説明したように、図2のような PHカーブを描くので、例えばto 時からPH値の安定するt3 時迄のPH値変 化カーブに対応する印加電圧調節データと、時間データをあらかじめ慣習データ としてデータ記憶部8に格納しておく。
【0022】 使用開始時のt0時に、制御部6はデータ記憶部8のデータを取り込み、電圧 調節データ、“0,0,0”をTr1,Tr2,Tr3に送出して最小のV0を出力 する。次にt1時、“0,0,1”を送出して、次のステップのV01を出力する 。ついで、t2時に、“0,1,1”を送出してV02を出力させ、最後にPHの 安定するt3時に“1,1,1”を送出して定常のV0を出力固定する。
【0023】 このような本実施例においては、簡単な回路構成により、リレー・メイク等の 電力消費を削減し、また、制御部(CPU)に過大な負担を強いることなく、P Hの効果的な補正を行うことが可能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、生成されたいずれか一方のイオン水のPH を検出する検出部と、検出データからフィードバックする電圧調節データを出力 するか、または、予めデータ記憶部に記憶した電圧調節データを出力する制御部 と、その電圧調節データによって電解槽に印加する電圧を、負荷抵抗値のn段切 り替えにより自動的な可変調節する印加電圧調節部を備えたので、簡単な回路構 成で効果的なPH補正を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるイオン水生成器のPH
制御機構の構成図である。
【図2】PH対印加電圧の特性曲線を示す図である。
【図3】本考案の第2の実施例によるイオン水生成器の
PH制御機構の構成図である。
【図4】従来のイオン水生成器の構成図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2 レギュレータ 3 電解槽 4 極性反転リレー 5 測定槽 6 制御部 7 印加電圧調節部 8 データ記憶部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を電気分解して、アルカリイオン水と
    酸性水を生成するイオン水生成器において、生成された
    いずれか一方のイオン水のPHを検出する検出部と、該
    検出の検出値からフィードバックする電圧調節データを
    出力する制御部と、前記電圧調節データによって電解槽
    に印加する電圧のn段切替えにより自動的に可変調節す
    る印加電圧調節部を備えたことを特徴とするイオン水生
    成器のPH制御機構。
  2. 【請求項2】 水を電気分解して、アルカリイオン水と
    酸性水を生成するイオン水生成器において、 制御部に記憶するPHの時間変化データに対応する電解
    槽の印加電圧調節データによって、電解槽印加電圧を自
    動的に可変調節する印加電圧調節部を備えてことを特徴
    とするイオン水生成器のPH制御機構。
JP4833992U 1992-06-17 1992-06-17 イオン水生成器のph制御機構 Pending JPH063490U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4740080B2 (ja) * 2006-09-26 2011-08-03 三洋電機株式会社 空気除菌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4740080B2 (ja) * 2006-09-26 2011-08-03 三洋電機株式会社 空気除菌装置

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