JPH06348887A - 帳票及び帳票文字読取り装置 - Google Patents
帳票及び帳票文字読取り装置Info
- Publication number
- JPH06348887A JPH06348887A JP5130953A JP13095393A JPH06348887A JP H06348887 A JPH06348887 A JP H06348887A JP 5130953 A JP5130953 A JP 5130953A JP 13095393 A JP13095393 A JP 13095393A JP H06348887 A JPH06348887 A JP H06348887A
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- Japan
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- sample
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手書き文字の認識において、標準認識辞書だ
けでは認識困難な個人差のある文字の認識率を向上させ
る。 【構成】 帳票1上に認識対象文字記入枠4の他に、サ
ンプル文字記入枠3を設ける。この記入枠3内には予め
記入者が手書きでサンプル的に文字を記入しておく。こ
の記入文字が何を示し、またこのサンプル文字枠3の帳
票上のどこに位置しているかを示すために、バーコード
2にそれ等情報含めておく。実際の文字認識に先立ちこ
のサンプル文字記入枠3内の記入サンプル文字を読取っ
て特徴抽出し、これにより文字認識率を向上させる。
けでは認識困難な個人差のある文字の認識率を向上させ
る。 【構成】 帳票1上に認識対象文字記入枠4の他に、サ
ンプル文字記入枠3を設ける。この記入枠3内には予め
記入者が手書きでサンプル的に文字を記入しておく。こ
の記入文字が何を示し、またこのサンプル文字枠3の帳
票上のどこに位置しているかを示すために、バーコード
2にそれ等情報含めておく。実際の文字認識に先立ちこ
のサンプル文字記入枠3内の記入サンプル文字を読取っ
て特徴抽出し、これにより文字認識率を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帳票及び当該帳票の文字
読取装置に関し、特に帳票上の手書き文字を認識する光
学的文字読取り装置及びその文字読取りに好適な帳票に
関するものである。
読取装置に関し、特に帳票上の手書き文字を認識する光
学的文字読取り装置及びその文字読取りに好適な帳票に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】帳票上に書かれた手書き文字を光学的に
読取って判別する従来の光学文字読取り装置の構成を図
4のブロック図に示す。図において、画像入力回路10
は図示せぬイメージセンサから入力された画像に対し、
光電変換,量子化を行う。前処理回路11では、光電変
換,量子化後の画像データにノイズ除去,スムージング
を施す。フォーマットデータ14には、読取り対象領域
や文字種など文字の読取りに必要な条件が予め規定され
ている。
読取って判別する従来の光学文字読取り装置の構成を図
4のブロック図に示す。図において、画像入力回路10
は図示せぬイメージセンサから入力された画像に対し、
光電変換,量子化を行う。前処理回路11では、光電変
換,量子化後の画像データにノイズ除去,スムージング
を施す。フォーマットデータ14には、読取り対象領域
や文字種など文字の読取りに必要な条件が予め規定され
ている。
【0003】切出し回路15では、フォーマットデータ
14に従い、読取り対象領域として指定された帳票上の
座標から認識対象文字が切出される。正規化回路16は
切出し回路15により切出された文字の位置や大きさの
正規化を行う。特徴抽出回路15によりこの正規化され
た文字から構造的な部分特徴が求められる。
14に従い、読取り対象領域として指定された帳票上の
座標から認識対象文字が切出される。正規化回路16は
切出し回路15により切出された文字の位置や大きさの
正規化を行う。特徴抽出回路15によりこの正規化され
た文字から構造的な部分特徴が求められる。
【0004】座標認識辞書18には、特徴抽出回路17
で求められた構造的部分特徴に対して、文字毎に認識結
果を決定するための特徴の配置,組合わせ,つながり等
の情報が予め登録されている。文字判定回路19は特徴
抽出回路17で求められた構造的部分特徴と標準認識辞
書18とを突合わせて文字単位の判定結果を出力する。
で求められた構造的部分特徴に対して、文字毎に認識結
果を決定するための特徴の配置,組合わせ,つながり等
の情報が予め登録されている。文字判定回路19は特徴
抽出回路17で求められた構造的部分特徴と標準認識辞
書18とを突合わせて文字単位の判定結果を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光学文字読取り装置の
読取り対象帳票に記入される文字は、同じ文字てあって
も各個人に癖があり、帳票毎に各々筆跡が異なる。光学
文字読取り装置では、このような不特定多数の人間が記
入した帳票上の文字が読取りの対象となり、標準認識辞
書だけでは個人差のある手書き文字に対応できない。
読取り対象帳票に記入される文字は、同じ文字てあって
も各個人に癖があり、帳票毎に各々筆跡が異なる。光学
文字読取り装置では、このような不特定多数の人間が記
入した帳票上の文字が読取りの対象となり、標準認識辞
書だけでは個人差のある手書き文字に対応できない。
【0006】また、標準認識辞書を学習させ文字の判定
を緩和させた場合、類似した文字に誤読しやすくなると
いう欠点がある。さらに、標準認識辞書のボリュームも
大きくなるだけでなく、文字の判定に要する時間も比例
して長くなる。
を緩和させた場合、類似した文字に誤読しやすくなると
いう欠点がある。さらに、標準認識辞書のボリュームも
大きくなるだけでなく、文字の判定に要する時間も比例
して長くなる。
【0007】本発明の目的は、標準認識辞書だけでは認
識することが十分できない個人差のある手書き文字の認
識率を向上可能な帳票を提供することである。
識することが十分できない個人差のある手書き文字の認
識率を向上可能な帳票を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、当該帳票を用いて個
人差のある手書き文字の認識を良好に行うことが可能な
文字読取り装置を提供することである。
人差のある手書き文字の認識を良好に行うことが可能な
文字読取り装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による帳票は、認
識対象文字を書くための手書き文字枠と、この手書き文
字の少なくとも一つを例示的に書くためのサンプル文字
枠と、このサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情
報及び当該サンプル文字に対応する文字コード情報を含
むバーコードとを有することを特徴とする。
識対象文字を書くための手書き文字枠と、この手書き文
字の少なくとも一つを例示的に書くためのサンプル文字
枠と、このサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情
報及び当該サンプル文字に対応する文字コード情報を含
むバーコードとを有することを特徴とする。
【0010】本発明による文字読取装置は、認識対象文
字を書くための手書き文字枠と、この手書き文字の少な
くとも一つを例示的に書くためのサンプル文字枠と、こ
のサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情報及び当
該サンプル文字に対応する文字コード情報を含むバーコ
ードとを有する帳票の文字読取装置であって、前記バー
コードを切出してこのバーコードに含まれる前記位置情
報及び文字コード情報を読取る読取り手段と、この読取
られた位置情報に基づいて前記サンプル文字枠内の文字
を読取りその特徴部分を抽出する特徴抽出手段と、この
抽出された特徴部分と前記読取り手段により読取られた
文字コード情報とを対応して一時的に格納する格納手段
と、を含み、この格納手段の格納内容を参照しつつ前記
帳票上の認識対象文字の読取り識別を行うようにしたこ
とを特徴とする。
字を書くための手書き文字枠と、この手書き文字の少な
くとも一つを例示的に書くためのサンプル文字枠と、こ
のサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情報及び当
該サンプル文字に対応する文字コード情報を含むバーコ
ードとを有する帳票の文字読取装置であって、前記バー
コードを切出してこのバーコードに含まれる前記位置情
報及び文字コード情報を読取る読取り手段と、この読取
られた位置情報に基づいて前記サンプル文字枠内の文字
を読取りその特徴部分を抽出する特徴抽出手段と、この
抽出された特徴部分と前記読取り手段により読取られた
文字コード情報とを対応して一時的に格納する格納手段
と、を含み、この格納手段の格納内容を参照しつつ前記
帳票上の認識対象文字の読取り識別を行うようにしたこ
とを特徴とする。
【0011】本発明による他の文字読取装置は、認識対
象文字を書くための手書き文字枠と、この手書き文字の
少なくとも一つを例示的に書くためのサンプル文字枠
と、このサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情報
及び当該サンプル文字に対応する文字コード情報を含む
バーコードとを有する帳票の文字読取装置であって、前
記帳票を読取って量子化を行う画像入力手段と、前記画
像入力手段の画像から前記バーコードを選択的に切出す
バーコード切出し手段と、この切出されたバーコードか
ら前記位置情報及び文字コード情報を読取るバーコード
認識手段と、前記画像入力手段の画像から前記認識対象
文字を切出すと共に前記位置情報に基づいて前記サンプ
ル文字をも切出す文字切出し手段と、これ等切出された
認識対象文字及びサンプル文字の各特徴部分を抽出する
特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段により抽出され前記
サンプル文字の特徴部分と前記バーコード認識手段によ
り認識された前記文字コード情報とを対応して一時的に
格納するテンポラリ辞書と、文字認識のための標準認識
辞書と、前記標準認識辞書及び前記テンポラリ辞書とを
参照しつつ前記認識対象文字の判定を行う文字判定手段
と、を含むことを特徴とする。
象文字を書くための手書き文字枠と、この手書き文字の
少なくとも一つを例示的に書くためのサンプル文字枠
と、このサンプル文字枠の帳票上の位置を示す位置情報
及び当該サンプル文字に対応する文字コード情報を含む
バーコードとを有する帳票の文字読取装置であって、前
記帳票を読取って量子化を行う画像入力手段と、前記画
像入力手段の画像から前記バーコードを選択的に切出す
バーコード切出し手段と、この切出されたバーコードか
ら前記位置情報及び文字コード情報を読取るバーコード
認識手段と、前記画像入力手段の画像から前記認識対象
文字を切出すと共に前記位置情報に基づいて前記サンプ
ル文字をも切出す文字切出し手段と、これ等切出された
認識対象文字及びサンプル文字の各特徴部分を抽出する
特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段により抽出され前記
サンプル文字の特徴部分と前記バーコード認識手段によ
り認識された前記文字コード情報とを対応して一時的に
格納するテンポラリ辞書と、文字認識のための標準認識
辞書と、前記標準認識辞書及び前記テンポラリ辞書とを
参照しつつ前記認識対象文字の判定を行う文字判定手段
と、を含むことを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】図1は本発明の帳票の実施例を示す図であ
る。帳票1上には予め定められた手書き文字記入枠4内
に認識対象文字(本例では商品の数量を示す数字として
いる)が記入される。この帳票の特徴部分は、予め定め
られた帳票上の所定位置にバーコード2とサンプル文字
記入枠3とを少くとも1組(本例では3組)印刷されて
いる点である。
る。帳票1上には予め定められた手書き文字記入枠4内
に認識対象文字(本例では商品の数量を示す数字として
いる)が記入される。この帳票の特徴部分は、予め定め
られた帳票上の所定位置にバーコード2とサンプル文字
記入枠3とを少くとも1組(本例では3組)印刷されて
いる点である。
【0014】このサンプル文字記入枠3内には、認識対
象文字記入枠4内に書かれるべき文字がサンプル的に同
一人により予め書込まれるものであり、このサンプル文
字記入枠3と対応するバーコード2は、この対応サンプ
ル文字記入枠3の帳票上の位置を示す位置情報と、当該
文字記入枠3内のサンプル文字を示す文字コードとを含
んでいるものとする。
象文字記入枠4内に書かれるべき文字がサンプル的に同
一人により予め書込まれるものであり、このサンプル文
字記入枠3と対応するバーコード2は、この対応サンプ
ル文字記入枠3の帳票上の位置を示す位置情報と、当該
文字記入枠3内のサンプル文字を示す文字コードとを含
んでいるものとする。
【0015】このサンプル文字記入枠3内に、帳票上に
文字を書く人が予めサンプル的に文字を記入しておくも
のであり、このサンプル文字としては、癖があって文字
認識が難しいと思われるものを選定する様にしておくの
である。
文字を書く人が予めサンプル的に文字を記入しておくも
のであり、このサンプル文字としては、癖があって文字
認識が難しいと思われるものを選定する様にしておくの
である。
【0016】後述する文字読取り装置では、このサンプ
ル文字記入枠3内のサンプル文字を抽出してその特徴を
予め求め、対応バーコード2の文字コードと共に対にし
て別のテンポラリ的辞書へ一時的に格納しておき、帳票
1上の認識対象文字を読取り判定する際にこのテンポラ
リ辞書を参照するようにするものである。
ル文字記入枠3内のサンプル文字を抽出してその特徴を
予め求め、対応バーコード2の文字コードと共に対にし
て別のテンポラリ的辞書へ一時的に格納しておき、帳票
1上の認識対象文字を読取り判定する際にこのテンポラ
リ辞書を参照するようにするものである。
【0017】尚、図1の例では、バーコード2とサンプ
ル文字記入枠3との組を、予め帳票1上の所定箇所に印
刷しているが、図2に示す如く、別にバーコード2とサ
ンプル文字記入枠3とをシールとして印刷しておき、帳
票1上に貼り付けても良いものである。
ル文字記入枠3との組を、予め帳票1上の所定箇所に印
刷しているが、図2に示す如く、別にバーコード2とサ
ンプル文字記入枠3とをシールとして印刷しておき、帳
票1上に貼り付けても良いものである。
【0018】図3は図1に示した帳票を用いて文字読取
りを行う本発明の実施例の文字読取り装置のブロック図
であり、図4と同等部分は同一符号により示している。
りを行う本発明の実施例の文字読取り装置のブロック図
であり、図4と同等部分は同一符号により示している。
【0019】本発明による光学文字読取り装置は、図4
の従来構成に対して更に、帳票単位で手書き文字に対応
できるテンポラリ辞書20と、そのテンポラリ辞書20
にサンプル文字を登録するための手段としてのバーコー
ド切出し回路12及びバーコード認識回路13を有する
ことを大きな特徴としている。
の従来構成に対して更に、帳票単位で手書き文字に対応
できるテンポラリ辞書20と、そのテンポラリ辞書20
にサンプル文字を登録するための手段としてのバーコー
ド切出し回路12及びバーコード認識回路13を有する
ことを大きな特徴としている。
【0020】以下、サンプル文字枠3内のサンプル文字
から文字認識を行うための特徴を取出し、テンポラリ辞
書20に登録する処理について説明する。画像入力回路
10はイメージセンサから入力した画像に対し、バーコ
ード及び文字認識に適した画像になるように光電変換,
量子化を行う。
から文字認識を行うための特徴を取出し、テンポラリ辞
書20に登録する処理について説明する。画像入力回路
10はイメージセンサから入力した画像に対し、バーコ
ード及び文字認識に適した画像になるように光電変換,
量子化を行う。
【0021】バーコード切出し回路12は画像入力回路
10により入力された画像からバーコードを切出し、そ
の位置情報をバーコード認識回路13に伝える。このバ
ーコード認識回路13はバーコードの位置情報をもとに
バーコードの幅を求めバーコードを認識する。そして、
認識したバーコードの情報をサンプル文字枠の相対位置
情報とサンプル文字コードに分離し、前者は切出し回路
15へ、後者はテンポラリ辞書20へ夫々渡す。
10により入力された画像からバーコードを切出し、そ
の位置情報をバーコード認識回路13に伝える。このバ
ーコード認識回路13はバーコードの位置情報をもとに
バーコードの幅を求めバーコードを認識する。そして、
認識したバーコードの情報をサンプル文字枠の相対位置
情報とサンプル文字コードに分離し、前者は切出し回路
15へ、後者はテンポラリ辞書20へ夫々渡す。
【0022】前処理回路11は画像入力回路10により
光電変換,量子化された後のサンプル文字の画像データ
に対し、孤立点ノイズを取除くためにフィルタを用いて
ノイズ除去を行う。また、スムージングにより、量子化
画像の凹凸をなくす。
光電変換,量子化された後のサンプル文字の画像データ
に対し、孤立点ノイズを取除くためにフィルタを用いて
ノイズ除去を行う。また、スムージングにより、量子化
画像の凹凸をなくす。
【0023】切出し回路15はバーコード認識回路13
からのサンプル文字記入枠の相対位置情報に従い、サン
プル文字を切出す。正規化回路16は切出し回路15に
より切出されてきたサンプル文字に対し、標準的なサイ
ズになるように位置や大きさの正規化を行う。
からのサンプル文字記入枠の相対位置情報に従い、サン
プル文字を切出す。正規化回路16は切出し回路15に
より切出されてきたサンプル文字に対し、標準的なサイ
ズになるように位置や大きさの正規化を行う。
【0024】特徴抽出回路17により、正規化された文
字から文字判定に用いる構造的な部分特徴が求められ
る。ここで求められたサンプル文字の特徴は、バーコー
ド認識回路13で認識されたサンプル文字データを表す
コードと共にテンポラリ辞書20に登録される。
字から文字判定に用いる構造的な部分特徴が求められ
る。ここで求められたサンプル文字の特徴は、バーコー
ド認識回路13で認識されたサンプル文字データを表す
コードと共にテンポラリ辞書20に登録される。
【0025】次に、通常の認識対象文字について説明す
る。認識対象文字はサンプル文字と同様に画像入力回路
10,前処理回路11により光電変換,量子化,ノイズ
除去,スムージンク等の画像処理が行われる。
る。認識対象文字はサンプル文字と同様に画像入力回路
10,前処理回路11により光電変換,量子化,ノイズ
除去,スムージンク等の画像処理が行われる。
【0026】切出し回路15では、フォーマットデータ
14からの帳票上の読取対象領域や文字種等の読取に必
要な情報により、認識対象文字が切出される。
14からの帳票上の読取対象領域や文字種等の読取に必
要な情報により、認識対象文字が切出される。
【0027】正規化回路16により正規化が行われ、特
徴抽出回路17により文字判定に用いられる構造的な部
分特徴が求められる。
徴抽出回路17により文字判定に用いられる構造的な部
分特徴が求められる。
【0028】標準認識辞書18には、文字毎に認識結果
を決定するための特徴の配置,組合わせ,つながり等の
情報が予め登録してある。文字判定回路19では特徴抽
出回路17で求められた認識対象文字の構造的特徴と先
ずテンポラリ辞書20とが突合わせられ、文字単位の判
定結果が出力される。不読以外の判定結果が得られた場
合には、それを文字判定回路19の最終判定結果とす
る。文字判定結果が不読になった場合には、標準認識辞
書18を用いて再度判定処理が行われる。
を決定するための特徴の配置,組合わせ,つながり等の
情報が予め登録してある。文字判定回路19では特徴抽
出回路17で求められた認識対象文字の構造的特徴と先
ずテンポラリ辞書20とが突合わせられ、文字単位の判
定結果が出力される。不読以外の判定結果が得られた場
合には、それを文字判定回路19の最終判定結果とす
る。文字判定結果が不読になった場合には、標準認識辞
書18を用いて再度判定処理が行われる。
【0029】本発明の光学文字読取り装置では、帳票に
対する認識処理の最初でバーコードサーチが行われ、サ
ンプル文字のテンポラリ辞書20への登録に必要な情報
がバーコードから入力される。次に、サンプル文字の特
徴がテンポラリ辞書20に登録されて学習され、以降の
認識に適用される。以後は、標準認識辞書18とテンポ
ラリ辞書20とを用いて文字の認識処理が行われるので
ある。
対する認識処理の最初でバーコードサーチが行われ、サ
ンプル文字のテンポラリ辞書20への登録に必要な情報
がバーコードから入力される。次に、サンプル文字の特
徴がテンポラリ辞書20に登録されて学習され、以降の
認識に適用される。以後は、標準認識辞書18とテンポ
ラリ辞書20とを用いて文字の認識処理が行われるので
ある。
【0030】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明の帳票によれ
ば、認識対象文字以外にその文字をサンプル的に手書き
したサンプル文字を、予め帳票上に所定位置に設けられ
たサンプル文字記入枠内に手書きできるようにしたの
で、このサンプル文字記入枠内のサンプル文字の特徴
を、文字読取り装置が実際の文字認識に先立って抽出し
て記憶しておくことで、不特定多数の人が記入した大量
の帳票であっても、個人差のある手書き文字の認識率を
向上させ得るという効果がある。
ば、認識対象文字以外にその文字をサンプル的に手書き
したサンプル文字を、予め帳票上に所定位置に設けられ
たサンプル文字記入枠内に手書きできるようにしたの
で、このサンプル文字記入枠内のサンプル文字の特徴
を、文字読取り装置が実際の文字認識に先立って抽出し
て記憶しておくことで、不特定多数の人が記入した大量
の帳票であっても、個人差のある手書き文字の認識率を
向上させ得るという効果がある。
【0031】また、このサンプル文字の特徴登録には、
標準認識辞書とは別のテンポラリ辞書を用いるために、
当該標準認識辞書に対して何等影響を与えることがな
く、更に、テンポラリ辞書は容量を小さくできるため
に、この容量の小さなテンポラリ辞書を標準認識辞書よ
り先に活用することで、文字判定時間も短縮される。
標準認識辞書とは別のテンポラリ辞書を用いるために、
当該標準認識辞書に対して何等影響を与えることがな
く、更に、テンポラリ辞書は容量を小さくできるため
に、この容量の小さなテンポラリ辞書を標準認識辞書よ
り先に活用することで、文字判定時間も短縮される。
【0032】バーコードに書込まれた位置情報により、
サンプル文字を見つけてその特徴をテンポラリ辞書へ登
録するので、サンプル文字の記入枠を帳票上に所望の位
置に設定することができ、帳票レイアウトの制限が少な
い。
サンプル文字を見つけてその特徴をテンポラリ辞書へ登
録するので、サンプル文字の記入枠を帳票上に所望の位
置に設定することができ、帳票レイアウトの制限が少な
い。
【0033】更にはまた、サンプル文字登録用のバーコ
ードシールを用いれば、必要なサンプル文字の追加が可
能となり、柔軟な対応ができるものである。
ードシールを用いれば、必要なサンプル文字の追加が可
能となり、柔軟な対応ができるものである。
【図1】本発明による帳票の実施例のレイアウトを示す
図である。
図である。
【図2】本発明に用いるサンプル文字登録用バーコード
シールを示す図である。
シールを示す図である。
【図3】本発明の実施例の文字読取り装置のブロック図
である。
である。
【図4】従来の文字読取り装置のブロック図である。
1 帳票 2 バーコード 3 サンプル文字記入枠 4 認識対象文字記入枠 10 画像入力回路 11 前処理回路 12 バーコード切出し回路 13 バーコード認識回路 14 フォーマットデータ 15 切出し回路 16 正規化回路 17 特徴抽出回路 18 標準認識辞書 19 文字判定回路 20 テンポラリ辞書
Claims (3)
- 【請求項1】 認識対象文字を書くための手書き文字枠
と、この手書き文字の少なくとも一つを例示的に書くた
めのサンプル文字枠と、このサンプル文字枠の帳票上の
位置を示す位置情報及び当該サンプル文字に対応する文
字コード情報を含むバーコードとを有することを特徴と
する帳票。 - 【請求項2】 認識対象文字を書くための手書き文字枠
と、この手書き文字の少なくとも一つを例示的に書くた
めのサンプル文字枠と、このサンプル文字枠の帳票上の
位置を示す位置情報及び当該サンプル文字に対応する文
字コード情報を含むバーコードとを有する帳票の文字読
取装置であって、 前記バーコードを切出してこのバーコードに含まれる前
記位置情報及び文字コード情報を読取る読取り手段と、 この読取られた位置情報に基づいて前記サンプル文字枠
内の文字を読取りその特徴部分を抽出する特徴抽出手段
と、 この抽出された特徴部分と前記読取り手段により読取ら
れた文字コード情報とを対応して一時的に格納する格納
手段と、 を含み、この格納手段の格納内容を参照しつつ前記帳票
上の認識対象文字の読取り識別を行うようにしたことを
特徴とする帳票文字読取装置。 - 【請求項3】 認識対象文字を書くための手書き文字枠
と、この手書き文字の少なくとも一つを例示的に書くた
めのサンプル文字枠と、このサンプル文字枠の帳票上の
位置を示す位置情報及び当該サンプル文字に対応する文
字コード情報を含むバーコードとを有する帳票の文字読
取装置であって、 前記帳票を読取って量子化を行う画像入力手段と、 前記画像入力手段の画像から前記バーコードを選択的に
切出すバーコード切出し手段と、 この切出されたバーコードから前記位置情報及び文字コ
ード情報を読取るバーコード認識手段と、 前記画像入力手段の画像から前記認識対象文字を切出す
と共に前記位置情報に基づいて前記サンプル文字をも切
出す文字切出し手段と、 これ等切出された認識対象文字及びサンプル文字の各特
徴部分を抽出する特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段により抽出され前記サンプル文字の特
徴部分と前記バーコード認識手段により認識された前記
文字コード情報とを対応して一時的に格納するテンポラ
リ辞書と、 文字認識のための標準認識辞書と、 前記標準認識辞書及び前記テンポラリ辞書とを参照しつ
つ前記認識対象文字の判定を行う文字判定手段と、 を含むことを特徴とする帳票文字読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5130953A JPH06348887A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 帳票及び帳票文字読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5130953A JPH06348887A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 帳票及び帳票文字読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348887A true JPH06348887A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15046505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5130953A Withdrawn JPH06348887A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 帳票及び帳票文字読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348887A (ja) |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP5130953A patent/JPH06348887A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |