JPH0634871Y2 - シルバースキン除去装置 - Google Patents

シルバースキン除去装置

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JPH0634871Y2
JPH0634871Y2 JP1990126108U JP12610890U JPH0634871Y2 JP H0634871 Y2 JPH0634871 Y2 JP H0634871Y2 JP 1990126108 U JP1990126108 U JP 1990126108U JP 12610890 U JP12610890 U JP 12610890U JP H0634871 Y2 JPH0634871 Y2 JP H0634871Y2
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達司 上島
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コーヒー粉とシルバースキンとが混在する処
理対象物を、コーヒー粉とシルバースキンとに選別する
篩選別装置を設け、この篩選別装置の選別作用面の上方
にシルバースキン吸引除去用の吸揚筒を配置すると共
に、シルバースキンを前記吸揚筒に吹き寄せる風を前記
選別作用面上に供給する送風手段を設けたシルバースキ
ン除去装置に関する。
〔従来の技術〕
上記シルバースキン除去装置において、従来、第6図に
示すように、吸揚筒(20a)は吸引口(A)の付近に寄
せられたシルバースキンを吸揚筒(20a)が備える吸引
力のみによって吸揚げるようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、吸揚筒によるシルバースキンの吸引除去が確実に
行われるようにするには、吸揚筒の吸引力が吸揚筒の吸
引口付近に寄せられたシルバースキンに確実に作用する
ように、吸揚筒の吸引口下端を篩選別装置の選別作用面
に充分接近させる必要が生じていた。
この場合、選別作用面に対して吸引口が極接近するた
め、吸揚筒の吸引力が、吸引口付近にシルバースキンと
共に寄せられたコーヒー粉のうちの、特に微粒のものと
強く作用する。従って、通常のコーヒー粉と共に選別取
出しすればそのコーヒー粉と同一用途に用いることので
きるものでありながら、シルバースキンと共に吸引除去
されてしまうと単なる廃棄物になってしまう微粒のコー
ヒー粉の量が比較的多くなり、年間に通じてみれば膨大
な量のコーヒー微分が無駄に廃棄されてしまうという、
ロスが生じていた。
本考案の目的は、シルバースキンの除去を確実に行える
とともに、吸揚筒の吸引によるコーヒー粉の損失を極力
抑制できるシルバースキン除去装置を、簡単な構造で提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるシルバースキン除去装置は、上記の目的達
成のために、処理対象物をコーヒー粉とシルバースキン
とに選別する篩選別装置を設け、この篩選別装置の選別
作用面の上方にシルバースキン吸引除去用の吸揚筒を配
置するとともに、その吸揚筒に向けて前記選別作用面上
のシルバースキンを吹き寄せるための風を供給する送風
手段を設け、さらに、下記[イ]〜[ホ]に記載の構成
を備えたことである。
[イ]前記選別作用面は、コーヒー粉とシルバースキン
とが混在する処理対象物中からコーヒー粉を篩い落し分
離する篩い選別面部分と、前記処理対象物中からシルバ
ースキン吸引排出して分離する吸引選別面部分とを一連
の平面上に構成してある。
[ロ]前記吸揚筒は、前記選別作用面のうちの吸引選別
面部分の上面側に位置し、その下端の吸引口が、前記吸
引選別面部分との間に所定間隔を隔てる状態で配設され
ている。
[ハ]前記送風手段は、その吹き寄せ風の送風方向が、
前記選別作用面の上面側で選別作用面に沿い、かつ、シ
ルバースキンが前記吸引選別面部分上の吸揚筒の存在箇
所に向けて吹き寄せられるように設定されている。
[ニ]前記吸揚筒の吸引口よりも吹き寄せ風の送風方向
上手側位置には、前記吸引口よりも下方に向けて、前記
吹き寄せ風に対する障壁部材を設けてある。
[ホ]前記障壁部材の下方への延出端と前記吸引選別面
との間には、前記吹き寄せ風の通過にともなって障壁部
材背面側のシルバースキンに揚力を与え得る程度の設定
間隔を形成してあるとともに、前記障壁部材背面側にお
ける前記吸引口下端の所定間隔は、吸揚筒による吸引力
と、前記障壁部材背面側で作用する揚力との合力が、吸
引口下側おけるシルバースキンにはそれに作用する重力
よりも大きく、かつ、コーヒー粉にはそれに作用する重
力よりも小さな浮揚力として作用する程度に寸法設定さ
れている。
〔作用〕
上記技術手段を講じたことによる作用は次の通りであ
る。
a.選別作用面を篩い選別面部分と吸引選別面部分との組
合せで構成し、吸揚筒を吸引選別面部分の上面側にする
とともに、送風手段の吹き寄せ風の送風方向を、前記選
別作用面の上面に沿い、かつ、篩い選別面部分上のシル
バースキンが前記吸引選別面部分上の吸揚筒の存在箇所
に向けて吹き寄せられるように設定することにより、多
量のコーヒー粉とシルバースキンとが混在する処理対象
物を、篩い選別面部分での篩い分けによる篩い選別作用
と、吹き寄せ風によるシルバースキンの吹き寄せで風を
利用した風選別処理を行うことができる。
b.篩い選別と風選別とが行われたのちの処理対象物のう
ち、シルバースキンを大量に含む処理対象物が、吸引選
別面部分に達すると、ここでは、吸揚筒の吸引口の上手
側で、吸引口よりも下方に向けて設けられた障壁部材を
用い、かつ、その障壁部材の下端と吸引選別面との間の
間隙、及び前記吸引口と吸引選別面部分との間隙を利用
した、吸引による選別が行われる。
つまり、前記障壁部材の下端と吸引選別面との間の間隙
は、前記吹き寄せ風の通過にともなって障壁部材背面側
のシルバースキンに揚力を与え得る程度の設定間隙であ
り、かつ、前記吸引口と吸引選別面との間隙は、吸揚筒
による吸引力と、前記障壁部材背面側で作用する揚力と
の合力が、吸引口下側おけるシルバースキンにはそれに
作用する重力よりも大きく、かつ、コーヒー粉にはそれ
に作用する重力よりも小さな浮揚力として作用する程度
の間隙であるから、吹き寄せ風の揚力、及び吸揚筒の吸
引力を、コーヒー粉に対してはあまり作用させず、比重
の小さいシルバースキンに対して有効に作用させること
ができる。
〔考案の効果〕
従って、処理対象物からのシルバースキンの除去を、篩
い選別と、風による選別と、吸引風を利用した比重選別
との有効利用によって効率よく行えるものでありなが
ら、吸揚筒の吸引口と選別面との間隙、及び、吸引口と
障壁部材の相対位置、並びに下方延出端の選別作用面に
対する間隙設定を行うだけの簡単な構造で、コーヒー微
粉の吸引による損失を極端抑制することができるとい
う、この種装置としてきわめて有用な利点がある。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図に示すように、ホッパー(1)及び粉砕装置
(2)等を備えた粉砕装置部、篩選別装置(3)及びシ
ルバースキン回収装置(4)等を備えたシルバースキン
除去装置部とにより、コーヒー粉砕装置を構成してあ
る。このコーヒー粉砕装置は、焙煎済みのコーヒー豆を
ホッパー(1)に投入することにより、予め調節設定し
た挽き度合に粉砕され、かつ、シルバースキンが除去さ
れたコーヒー微粉に処理されて取出し口(5)から排出
されるものであり、詳しくは次の如く構成してある。
すなわち、粉砕装置部を構成するに、コーヒー豆をホッ
パー(1)に投入すると、電磁振動供給機(6)がホッ
パー(1)の内部豆を単位時間に設定量ずつ送出す定量
送りによって粉砕装置(2)に供給し、粉砕装置(2)
に上下複数段に架設してある複数個の粉砕ローラ(7)
・・がベルト式伝動機構(8)を介して電動モーター
(M1)により回動駆動され、ホッパー(1)からのコー
ヒー豆を予め設定された挽き度合の粒子に粉砕すると共
に電磁振動排出機(9)に下降搬送し、この排出機
(9)が粉砕装置(2)からの粉砕処理物を単位時間に
設定量ずつ排出する定量送りによって篩選別装置(3)
の投入口(10)に落下供給するようにしてある。
シルバースキン除去装置部を構成するに、粉砕装置部か
らの粉砕処理物を篩選別装置(3)によりコーヒー粉と
シルバースキンとに選別し、シルバースキンを回収装置
(4)によって回収し、コーヒー粉を取出し口(5)か
ら排出するように構成してある。
すなわち、篩選別装置(3)は第1図及び第2図に示す
ように、前記投入口(10)を一端側に、かつ、前記取出
し口(5)を他端側に夫々備えた木製篩枠(11)により
選別室(R)を形成し、この選別室(R)に選別作用面
(12)を形成する第1スクリーン(13)、第2スクリー
ン(14)及びステンレス板(15),(16)、流し板(3
0)並びに、選別室(R)を閉じて処理対象物の選別室
外への飛散を防止する樹脂蓋板(17)を篩枠(11)に付
設することによって形成してある。そして、篩枠(11)
を偏芯回転部(18a)にて支持する回転支軸(18)にベ
ルト式伝動機構(19)を介して電動モータ(M2)を連動
させて、このモータ(M2)が篩選別装置(3)を駆動し
て選別作用面(12)に篩運動させるように構成すること
により、かつ、選別作用面(12)が投入口(10)に供給
された処理対象物を一端側で受止めてこれに作用するよ
うに構成することにより、さらには、選別作用面(12)
が取出し口(5)側ほど低レベルに位置する傾斜面を形
成して処理対象物の取出し口(5)側への流下を可能に
していることにより、篩選別装置(3)は粉砕装置部か
ら粉砕処理物を選別作用面(12)により取出し口(5)
側に流下移動させながらコーヒー粉とシルバースキンと
に篩選別し、コーヒー粉のうち、粒子が比較的小さいも
のは第1スクリーン(13)又は第2スクリーン(14)の
落とし孔(図示せず)から流し板(30)に落下させて流
し板(30)上を取出し口(5)に流下させ、粒子が比較
的大きいものは選別作用面(12)の上を取出し口(5)
に流下させるようにしてある。
第1図乃至第3図に示すように、前記選別作用面(12)
は、コーヒー粉とシルバースキンとが混在する処理対象
物中からコーヒー粉を篩い落し分離する篩い選別面部分
(12b)と、前記処理対象物中からシルバースキンを吸
引排出して分離する吸引選別面部分(12a)とを一連の
平面上に設けて構成されている。前記選別作用面(12)
のうち、ステンレス板(16)で構成される吸引選別面部
分(12a)の2箇所の上方に各別に配置した2本の吸揚
筒(20a),(20b)を、支持ステー(21)を介して篩枠
(11)に取付けると共にシルバースキンに作用するよう
に構成し、選別作用面(12)の上方に配置して篩枠(1
1)に架設した複数本の送風パイプ(22a),(22b),
(22c)、及び、篩枠(11)の一方の側枠部に設けた排
風口(22d)をシルバースキンに作用する吹き寄せ風(F
1),(F2),(F3)を選別作用面(12)上に供給する
ように構成することにより、篩選別装置(3)が選別し
たシルバースキンの除去を可能にしてある。
すなわち、全ての送風パイプ(22a),(22b)及び(22
c)は篩枠(11)の第2図の如き側枠部内送風路(2
3)、篩枠(11)の側枠部に形成してある一対の送風口
(24),(24)、及び篩選別装置(3)の篩運動を屈曲
によって許容するように可撓性を有した送風ダクト(2
5)を介して風供給されるように送風ブロワ(B)に接
続すると共に、このブロワ(B)から供給される風をパ
イプ軸芯方向に並列する複数個の送風孔(26)・・から
吹き寄せ風(F1)又は(F2)として排出するように構成
してある。一部の送風パイプ(22a)はシルバースキン
を一方の吸揚筒(20a)に吹き寄せる方向に、かつ、一
部の送風パイプ(22b)はシルバースキンを他方の吸揚
筒(20b)に吹き寄せる方向に夫々送風するように構成
してある。送風パイプ(22a)及び(22b)の送風孔(2
6)・・のうち吸揚筒(20a)又は(20b)が存在する側
のパイプ端とは反対のパイプ端側に位置するもの、及
び、一部の送風パイプ(22c)はシルバースキンを吸引
選別面部分(12a)のうちの吸揚筒(20a)又は(20b)
から比較的外れた箇所に吹き寄せる方向に送風するよう
に構成してある。排風口(22d)は側枠部内送風路(2
3)等を介して送風ダクト(25)から風が供給され、供
給された風を選別作用面(12)上にシルバースキンに作
用する吹き寄せ風(F3)として供給するように構成して
ある。この吹き寄せ風(F2)及び(F3)によって吸揚筒
(20a)又は(20b)から比較的離れた作用面部分箇所に
寄せられたシルバースキンは吸引選別面部分(12a)に
沿っての流下移動により、吸揚筒(20a)又は(20b)の
吸引作用箇所に至るのである。
吸揚筒(20a)及び(20b)は篩選別装置(3)の篩運動
を屈曲によって許容するように可撓性を有した吸揚ダク
ト(27)を介してシルバースキン回収装置(4)に接続
してある。第4図に示すように、吸揚筒(20a)及び(2
0b)に吸引選別面部分(12a)に向かって延出する障壁
部材(28)を備えてあると共に、第5図に示すように、
送風パイプ(22a)又は(22b)から供給されて吸揚筒
(20a)又は(20b)の吸引口(A)の直下に位置する箇
所に向かう吹き寄せ風(F1)が障壁部材(28)に衝突
し、障壁部材(28)の延出端(28a)と吸引選別面部分
(12a)との間隙(C)から吸引口直下箇所に流入して
上昇流になり、吸引選別面部分(12a)上やその近くに
位置するシルバースキン及びコーヒー微粉のうち、シル
バースキンとコーヒー微粉との比重差のために、コーヒ
ー微粉に対しては十分な揚力付与をしないがシルバース
キンに対しては吸揚筒(20a)又は(20b)の吸引力が充
分に及ぶところのレベルまで上昇するに促る揚力を付与
するところの間隙に前記間隙(C)を設定してある。
また、前記障壁部材(28)背面側における前記吸引口
(A)下端と吸引選別面部分(12a)との間隙(D)
は、吸揚筒(20a),(20b)による吸引力と、前記障壁
部材(28)背面側で作用する揚力との合力が、吸引口
(A)下側おけるシルバースキンにはそれに作用する重
力よりも大きく、かつ、コーヒー粉にはそれに作用する
重力よりも小さな浮揚力として作用する程度の所定寸法
に設定されている。
つまり、吸揚筒(20a)及び(20b)はシルバースキン回
収装置(4)による吸引力によってシルバースキンを吸
引するように、かつ、このシルバースキン吸引をするに
当たり、送風パイプ(22a)乃至(22c)による吹き寄せ
風(F1)及び(F2)と、吸引選別面部分(12a)での流
下とによって吸引口(A)の付近に寄せられとともに、
前記間隙(C)から流下した上昇風によって吸引口
(A)のレベルやその近くのレベルに上昇したシルバー
スキンに対して吸引作用することにより、コーヒー微粉
の吸引を回避しながら行うように構成してある。
吸揚筒(20a)及び(20b)は篩枠(11)に対して上下に
位置調節できるように取付けてある。障壁部材(28)は
取付けネジ孔(29)の長孔形状の作用により、吸揚筒
(20a)又は(20b)に対して上下に取付位置調節できる
ように構成してある。すなわち、各部材の製作誤差、吹
き寄せ風(F1)や吸揚筒(20a)及び(20b)の作用力等
に応じて吸揚筒(20a)及び(20b)の篩枠(11)に対す
る取付位置調節、及び、障壁部材(28)の吸揚筒(20
a)又は(20b)に対する取付位置調節をすることによ
り、前記吸引口(A)及び前記間隙(C)を所望通り作
用するところの適切な吸引選別面部分(12a)に対する
高さや間隙に調節するようにしてある。
尚、第2図及び第4図に示すステンレス製傾斜板(31)
は風で吹き寄せられたコーヒーの粉とシルバースキンの
分離を簡易的に行うものである。
〔別実施例〕
障壁部材(28)を上記実施例の如く吸揚筒(20a)及び
(20b)とは別部品に形成すると、吸揚筒(20a)及び
(20b)の吸引口(A)の吸引選別面部分(12a)に対す
る高さを一定に維持しながら障壁部材(28)と吸引選別
面部分(12a)との間隙(C)の調節ができて有利であ
るが、吸揚筒(20a)及び(20b)と一体部品に形成して
実施してもよい。
送風パイプ(22a),(22b)に替え、篩枠(11)の側枠
部に送風化を形成し、篩枠(11)から直接に送風する等
の構成を採用してもよい。従って、これらを送風手段
(22a),(22b)と総称する。
本考案は、コーヒー粉砕装置の他、シルバースキンの除
去処理を専用とする除去装置にも適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るシルバースキン除去装置の実施例を
示し、第1図はコーヒー粉砕装置全体の概略図、第2図
は篩選別装置の断面図、第3図は篩選別装置の平面図、
第4図は吸揚筒の斜視図、第5図は吸揚筒の一部切欠側
面図である。第6図は従来吸揚筒の側面図である。 (3)……篩選別装置、(12)……選別作用面、(12
a)……吸引選別面部分、(12b)……篩い選別面部分、
(20a),(20b)……吸揚筒、(22a),(22b)……送
風手段、(28)……障壁部材、(28a)……延出端、
(A)……吸引口、(C)……設定間隙、(D)……所
定間隔、(F1〜F3)……吹き寄せ風。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象物をコーヒー粉とシルバースキン
    とに選別する篩選別装置(3)を設け、この篩選別装置
    (3)の選別作用面(12)の上方にシルバースキン吸引
    除去用の吸揚筒(20a),(20b)を配置するとともに、
    その吸揚筒(20a),(20b)に向けて前記選別作用面
    (12)上のシルバースキンを吹き寄せるための風(F1〜
    F3)を供給する送風手段(22a),(22b)を設け、さら
    に、下記[イ]〜[ホ]に記載の構成を備えたシルバー
    スキン除去装置。 [イ]前記選別作用面(12)は、コーヒー粉とシルバー
    スキンとが混在する処理対象物中からコーヒー粉を篩い
    落し分離する篩い選別面部分(12b)と、前記処理対象
    物中からシルバースキンを吸引排出して分離する吸引選
    別面部分(12a)とを一連の平面上に構成してある。 [ロ]前記吸揚筒(20a),(20b)は、前記選別作用面
    (12)のうちの吸引選別面部分(12a)の上面側に位置
    し、その下端の吸引口(A)が、前記吸引選別面部分
    (12a)との間に所定間隔(D)を隔てる状態で配設さ
    れている。 [ハ]前記送風手段(22a),(22b)は、その吹き寄せ
    風(F1〜F3)の送風方向が、前記選別作用面(12)の上
    面側で選別作用面(12)に沿い、かつ、シルバースキン
    が前記吸引選別面部分(12a)上の吸揚筒(20a),(20
    b)の存在箇所に向けて吹き寄せされるように設定され
    ている。 [ニ]前記吸揚筒(20a),(20b)の吸引口(A)より
    も吹き寄せ風(F1〜F3)の送風方向上手側位置には、前
    記吸引口(A)よりも下方に向けて、前記吹き寄せ風
    (F1〜F3)に対する障壁部材(28)を設けてある。 [ホ]前記障壁部材(28)の下方への延出端(28a)と
    前記吸引選別面(12a)との間には、前記吹き寄せ風(F
    1〜F3)の通過にともなって障壁部材(28)背面側のシ
    ルバースキンに揚力を与え得る程度の設定間隙(C)を
    形成してあるとともに、前記障壁部材(28)背面側にお
    ける前記吸引口(A)下端の所定間隔(D)は、吸揚筒
    (20a),(20b)による吸引力と、前記障壁部材(28)
    背面側で作用する揚力との合力が、吸引口(A)下側お
    けるシルバースキンにはそれに作用する重力よりも大き
    く、かつ、コーヒー粉にはそれに作用する重力よりも小
    さな浮揚力として作用する程度に寸法設定されている。
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