JPH06348085A - プリンタの検査方法 - Google Patents

プリンタの検査方法

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JPH06348085A
JPH06348085A JP5138018A JP13801893A JPH06348085A JP H06348085 A JPH06348085 A JP H06348085A JP 5138018 A JP5138018 A JP 5138018A JP 13801893 A JP13801893 A JP 13801893A JP H06348085 A JPH06348085 A JP H06348085A
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JP
Japan
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toner
printer
inspection
light
mode
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Withdrawn
Application number
JP5138018A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikinori Kurata
実記徳 倉田
Shizuo Tsuchiya
静男 土屋
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】オペレーションパネルがなくてもプリンタの自
己検査が簡単に実行できるようにする。 【構成】プリンタの天井蓋が開かれて開閉検知スイッチ
7がオンすると装置側では自己検査モードに切り換わ
る。トナー収納槽を拔脱してトナー検知センサ1のコの
字形のトナー検出口6を露出させ、このトナー検出口6
に指を挿拔してトナー検知センサ1の出力信号Bをオン
/オフさせる。CPU3は、遮光カウンタ3bにより信
号Bのオン/オフを計数し、カウント値が、「0」〜
「11」なら通常動作、「12」〜「17」なら用紙を
使用するテスト印字動作、「18」〜「23」なら用紙
を使用しないテスト印字動作、「24」〜「29」なら
EEPROMのカウンタの初期化(リセット)、「3
0」以上なら通常動作が夫々指定されたと判別する。そ
して、プリンタの天井蓋が閉じられ開閉検知スイッチ7
がオフになると、上記判別に基づく処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体装置に備えられて
いる通常処理のためのスイッチやセンサ等を利用して外
部から自己検査の指示を入力できるプリンタの検査方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタのような電子機器におい
て、例えば印字の自己検査(テスト印字)を行う場合
は、保守又は検査要員が機器本体に備えられているオペ
レーションパネルにより所定のキー操作(通常、一般ユ
ーザが操作するはずのない特別な操作)を行って制御装
置にテスト印字を行うよう指示を与えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真プリンタ等では、画像形成処理を行うプリンタエンジ
ンの基板と、オペレーションパネル等が備えられホスト
コンピユータからデータを受け取って画像データを生成
しプリンタエンジンに画像形成動作の指示を行うインタ
フェースコントローラの基板とは、通常、別々の工程で
作成される。したがって、プリンタエンジンが動作可能
な状態に組み立てが完成しても、この動作を制御するイ
ンタフェースコントローラが合体されないと、プリンタ
エンジンを試動させてテスト印字等の自己検査を行うこ
とができない。このように、プリンタエンジン単体でテ
スト印字等の自己検査を行うことができないのでは、完
成したプリンタエンジンの良否の判定作業を迅速に行う
ことができない。また、専門の治具を備えて検査を行う
方法もあるが、検査の都度プリンタエンジンを治具に接
続するのは手数がかかり、これに要する時間は無視でき
ないものであり、いずれにしても制作工程の進行を阻害
しかねないという問題があった。
【0004】だからといって、プリンタエンジンのみで
テスト印字を行うためにプリンタエンジンに上述したと
同様の所定のキー操作を行う操作部を設けたのでは、た
とえテスト印字のみを指示する簡単な操作部であったと
しても、プリンタエンジンとインタフェースコントロー
ラとを組み立てゝ製品を完成させた後では不用になって
単にプリンタ全体のコストアップの要因になるだけのも
のになってしまう。
【0005】本発明は、上記従来の実情に鑑み、プリン
タ単体に特別に入力操作部を設けることなく自己検査を
実行させる方法を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
プリンタの自己検査方法の構成を述べる。先ず、スイッ
チ手段は、装置内部に配設され、例えば請求項3記載の
ように、自己検査のとき以外は通常の目的に使用され
る。同手段は、例えば、光センサ等からなる。次に、識
別手段は、上記スイッチ手段の断続状態を識別する。同
手段は、例えば、パルス検出回路、CPU(Central Pro
cessing Unit) 等からなる。さらに、記憶手段は、特定
の制御プログラムを記憶する。該制御プログラムは、例
えば請求項2記載のように、プリンタの自己検査処理を
行うプログラムである。同手段は、例えば、ROM(Rea
d Only Memory)等からなる。そして、処理手段は、上記
識別手段による識別結果に基づいて上記記憶手段に記憶
されている特定プログラムを実行する。同手段は、例え
ば、CPU、RAM(Random Access Memory)等からな
る。
【0007】
【作用】ゆえに、この発明は、装置内部に配設された例
えば通常の目的に使用されるスイッチ手段を外部から断
続状態に操作すると、この断続状態を識別手段が識別
し、この識別結果に基づいて、記憶手段に記憶されてい
る例えばプリンタの自己検査処理を行うプログラムが、
処理手段により実行されるものである。これにより、特
別な入力操作部を設けることなくプリンタに自己検査を
容易に実行させることができるようになる。
【0008】
【実施例】尚、本発明は、一般ユーザの手に触れること
のないスイッチング部材の機能を利用し、そのスイッチ
ング部材に対する保守又は検査要員のみがなし得る通常
の目的以外のオン/オフ操作によって、機器の自己検査
を行うようにするものである。
【0009】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら詳述する。図1は、その左方に、一実施例に係
わるプリンタのトナーの有無を検知するトナー検知セン
サの回路図を示し、その右方に、不図示のプリンタエン
ジン単体の制御部のブロック図を示す。
【0010】同図に示すように、トナー検知センサ1
は、制御ボード2のCPU(Central-Processing-Unit)
3に接続している。制御ボード2には、これも上記CP
U3に接続しているROM(Read-Only-Memory)4及びR
AM(Random-Access-Memory)5が配設されている。上記
ROM4にはプリンタの自己検査用のマイクロプログラ
ムが格納されている。また、RAM5には、CPU3が
行う演算の途中結果等が一時的に格納される。
【0011】同図に示すトナー検知センサ1は、コの字
形のトナー検出口6を有しており、そのコの字形の検出
口6を挟んで、発光ダイオード(LED)等からなる発
光素子1aとフォトトランジスタ等からなる受光素子1
bとが互いに対向して配設される。上記フォトトランジ
スタ1bは、LED1aからの光を遮断されるとコレク
タの出力(A点の電圧)がオン(“H”)になり、この
出力信号は増幅反転回路1cに入力する。増幅反転回路
1cは、この入力されたLED1aの“H”レベルの信
号を増幅且つ反転させ、これをセンス信号B(“L”)
として出力する。また、フォトダイオード1bは、LE
D1aからの光を受光するとコレクタの出力がオフ
(“L”)になり、増幅反転回路1cは、この“L”レ
ベルの信号を増幅且つ反転させ、これをセンス信号B
(“H”)として出力する。
【0012】即ち、トナー検知センサ1の検出口6が遮
光状態であればセンス信号Bはオフ(“L”)であり、
検出口6が透光状態であればセンス信号Bはオン
(“H”)である。このセンス信号Bは、CPU3の入
力ポート3aに入力する。
【0013】CPU3には、不図示のプリンタのルーフ
(天井蓋)の開閉を検知するルーフオープン検知スイッ
チ7が接続されている。CPU3は、常時、このルーフ
オープン検知スイッチ7の出力を監視しており、ルーフ
オープン検知スイッチ7の出力がオフ(ルーフが閉じて
いる)のときは、上記入力するセンス信号Bのオン/オ
フに基づいて後述するトナー収納槽のトナーの有無を判
断する。そして、ルーフオープン検知スイッチ7の出力
がオン(ルーフが開放されている)になると、検査モー
ドに移行する。
【0014】この検査モードでは、CPU3は、内蔵の
遮光カウンタ3bを用いて、トナー検知センサ1から入
力するセンス信号Bの変化を計数する。即ち、トナー検
知センサ1が遮光状態(オフ)から透光状態(オン)
に、又は透光状態(オン)から遮光状態(オフ)に変化
する都度、遮光カウンタ3bを「1」インクリメントす
る。そして、CPU3は、ルーフオープン検知スイッチ
7の出力がオフになる(ルーフが閉じられる)まで上記
遮光カウンタ3bによる計数を継続しその計数結果に基
づいて検査モードにおける処理内容を判断して実行す
る。
【0015】図2(a) は、プリンタ本体の上記トナー検
知センサ2に係わるトナー検知部分の構成を示す断面図
である。同図(a) に示すように、プリンタ本体基部10
には、図1に示したトナー検知センサ1が、コの字形の
検出口6を上に向けて取り付けられ、この上方からトナ
ー収納槽11が着脱自在に配設される。トナー収納槽1
1は、底部にトナー検知センサ1と嵌合する2つの凹部
が下向きに形成され、これら2つの凹部の互いに対向す
る面は透光性の窓12を形成する。
【0016】同図(b) は上記2つの凹部をトナー収納槽
11内部から見た斜視図である。同図(b) に示すよう
に、同図(a) の2つの凹部は、トナー収納槽11の内部
では2つの凸部を形成し、これら2つの凸部がトナー量
の被検出間隙13を形成している。
【0017】上記トナー収納槽11はトナー14を収容
しており、このトナー14は使用可能な分量が収容され
ている間は上記被検出間隙13内に残留して窓12の透
光を遮断する。そして、プリンタの使用に伴いトナー1
4の残量が一定水準以下になると、窓12の透光性が回
復する。
【0018】同図(a) に示すように、プリンタ本体10
にトナー収納槽11が装着されているときには、トナー
検知センサ1の検出口6内にトナー収納槽11の窓12
つまり被検出間隙13が嵌合している。したがって、ト
ナー14がトナー収納槽11内に使用可能な最低量以上
に収容されている間は、上記被検出間隙13に残留する
トナー14に遮断されてフォトトランジスタ1bはLE
D1aの光を受光できない。このため、トナー検知セン
サ1の出力はオフになっている。そして、トナー14の
残量が使用可能な最低量以下になるとLED1aの光が
窓12を介して上記被検出間隙13を透過し、この光を
フォトトランジスタ1bが受光する。このため、トナー
検知センサ1の出力はオンに変化する。
【0019】プリンタエンジン制御部では、同図(a) に
示すようにトナー収納槽11がプリンタ10に装着され
プリンタ10上部の不図示のルーフ(天井蓋)が閉じら
れてプリンタ10が可動状態になると、図1に示すCP
U3が上記トナー検知センサ1の出力レベルの監視を開
始する。そして、トナー検知センサ1が出力するセンス
信号Bがオフからオンに変化すると、トナー14の残量
が使用可能量以下になったと判断して、プリンタ10に
設けられた不図示のオペレーションパネルに、トナー収
納槽11を交換するよう表示報知する。
【0020】図3(a) に上記トナー検知センサ1に着脱
自在に嵌合して配設されるトナー収納槽11の構成例を
示す。同図(a) に示すトナー収納槽11は、画像形成部
と一体になって現像ユニット15を構成している。即
ち、画像形成部は、矢印A方向に回転可能な像担持体で
ある感光体ドラム16と、その周面に沿って配設された
帯電器17、現像器18およびクリーナ19等から成っ
ており、トナー収納槽11は現像器18と一体に構成さ
れている。
【0021】この現像ユニット15では、感光体ドラム
16の周面が帯電器17により一様に帯電し、この帯電
した周面に不図示の露光手段により画像情報に基づく露
光が施されて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像
器18によりトナー像化され、このトナー像が不図示の
転写器により用紙上に転写されて画像形成が行われる。
そして、感光体ドラム16上に残ったトナーはクリーナ
19により除去される。
【0022】上記現像器18は、トナー14を収納する
トナー収納槽11の他に、トナー収納槽11内のトナー
14を感光体ドラム16の周面まで搬送してトナー像を
形成する補給ロール20、現像ロール21、ブレード2
2等を備えている。更にトナー収納槽11内にはトナー
14を攪拌しつつ補給ロール20へ搬送する攪拌部材2
4が設けられている。この攪拌部材24は、プリンタ本
体側の駆動源から駆動力を伝達される不図示のギアに連
結された回転軸24aと、この回転軸24aに取り付け
られ回転軸24aの回転に伴って矢印B方向へ一定速度
で回転してトナー14を攪拌する攪拌部24bと、回転
軸24aの攪拌部24bとは反対側に取り付けられてい
る清掃部24cからなっている。この清掃部24cは、
ウレタンゴムシートやPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)フィルム等の可撓性部材からなり、被検出間隔1
3よりも多少広い幅を有し、攪拌部24bと共に回転し
ながら図2(a),(b) に示した被検出間隙13を一定時間
間隔で通過して、窓12の対向面を清掃する。これによ
って、トナー14の残量が使用可能量以下になったにも
かかわらず、窓12のトナー汚れによってトナー検知セ
ンサ1の光路が遮断されてこの結果「トナー有り」とし
て検知されてしまうことを予防する。
【0023】工場の組み立て工程において上記現像ユニ
ット15が未装着である場合、又は保守作業時に上記現
像ユニット15を取り除いた場合、トナー検知センサ1
は、同図(b) に示すように本体基部1上に露出する。こ
のときトナー検知センサ1のコの字形の検出口6に人の
指先25を挿入することによってもトナー検知センサ1
の光路を遮断することができる。したがって、保守又は
検査要員は、トナー収納槽11をプリンタ本体1から拔
脱した後、トナー検知センサ1の検出口6に指先25を
挿拔して、トナー検知センサ1の出力をオン/オフさせ
ることが可能である。
【0024】本実施例では、このようにトナー収納槽1
1をプリンタ本体1から拔脱した後において、保守又は
検査要員などの指先操作によりトナー検知センサ1をオ
ン/オフさせて、このオン/オフの回数を計数し、この
計数結果に基づいて自己検査の処理内容を判別するよう
にするものである。
【0025】図4に、上記計数結果と、その計数結果に
基づいてCPU3により判断される検査モードにおける
処理内容との関係を示すテーブルの一例を示す。このテ
ーブルは、図1に示すROM22又はRAM23内に設
けられる。
【0026】図4のテーブルに示すように、本実施例に
おける検査モードにおいては、遮光カウンタ3bの計数
結果に基づいて4つの処理内容が判別される。先ず、1
番目の判別は、遮光カウンタ3bのカウント値が「0」
〜「11」のときの処理内容であり、この範囲のカウン
ト値ではCPU3は、通常動作による処理が指定された
と判別する。これは、一般ユーザによるトナーセット
(現像ユニット15)の交換の際、トナーセットの着脱
がスムーズに行かないためにトナー検知センサ1が数回
オン/オフした場合、CPU3が誤って検査実行モード
に入ってしまうことを避けるために設けられた判別基準
である。
【0027】そして、次に、以下の検査実行モードにお
ける3つの処理が判別される。即ち、2番目の判別は、
遮光カウンタ3bのカウント値が「12」〜「17」で
あったときの処理内容であり、この範囲のカウント値で
はノーマルモード(用紙を使用する状態)のテストプリ
ント処理を指定されたと判別する。また、3番目の判別
は、遮光カウンタ3bのカウント値が「18」〜「2
3」であったときの処理内容であり、この範囲のカウン
ト値ではJAM−OFFモード(用紙を使用しない状
態)でのテストプリント処理を指定されたと判別する。
そして、4番目の判別は、遮光カウンタ3bのカウント
値が「24」〜「29」であったときの処理内容であ
り、この範囲のカウント値の場合は不図示のEEPRO
M(electrically erasable programmable ROM)の初期
化を指定されたと判別する。EEPROMには、指定さ
れた用紙サイズやこの指定に基づく用紙送りタイミン
グ、印字幅、印字長等各種の制御データとしてのプロセ
ス定数が記憶されていると共に、例えば保守開始時期を
知らせるメンテナンスカウンタ等のように、コントロー
ラと接続されていない場合にはフル状態のままリセット
されずに停止する各種のカウンタが内蔵されている。E
EPROMの初期化が指定されると、これらのカウンタ
の初期化(リセット)を行う。
【0028】最後に、5番目の判別は、遮光カウンタ3
bのカウント値が「30」以上の場合の処理内容であ
り、この範囲のカウント値では再び通常動作による処理
を指定されたと判別する。これは、遮光カウンタ3bの
カウント値が「12」以上になった後に、必要に応じて
検査実行モードを取り消して通常モードに復帰できるよ
うにするために設けられた判別基準である。
【0029】このような構成の本実施例におけるCPU
3により行われる検査モードの検知・判別処理の動作
を、以下、図5のフローチャートに従って説明する。な
お、この処理では、CPU3は、内蔵のフラグレジスタ
a及びbを使用する。また、この処理は、CPU3が、
ルーフの開放によりルーフオープン検知スイッチ7の出
力がオンになったことを知ることにより開始される。そ
して、この処理は、CPU3が、ROM4内から同図の
フローチャートに示すプログラムを読み出し、遮光カウ
ンタ3bを初期化(「0」クリア)し、その後、繰り返
し一定時間間隔でその読み出したプログラムを実行する
ことにより行われる。そして、ルーフが閉鎖されてルー
フオープン検知スイッチ7の出力がオフになると、同図
に示すプログラム実行結果(判別結果)に基づく処理、
即ち検査実行モードにおける各種の自己検査処理、又は
通常モードにおける通常処理が行われる。
【0030】図5のフローチャートにおいて、先ず、C
PU3は、図1に示すトナー検知センサ1が出力するセ
ンス信号Bを読み込んで、前回のセンス信号読込タイミ
ングで読み込んだセンス信号Bの出力レベルと比較し、
今回の出力レベルに変化があったか否か判別する(ステ
ップS1)。
【0031】そして、変化がなければ(S1がN(ノ
ー))、直ちに処理を終了する。一方、変化があれば
(S1がY(イエス))、遮光カウンタ3bを「1」イ
ンクリメントする(ステップS2)。これにより、トナ
ー検知センサ1の検出口6の状態が(図3(b) 参照)、
遮光から透光へ又は透光から遮光へ変化する毎に遮光カ
ウンタ3bがカウントアップされる。
【0032】続いて、上記遮光カウンタ3bの内容を調
べ、カウント値が「24」〜「29」になっているか否
か判別する(ステップS3)。これにより、図4の4番
目に示すEEPROMの初期化が指定されているか否か
が判別される。
【0033】そして、上記カウント値が「24」〜「2
9」でなければ(S3がN)、次に上記カウント値が
「18」〜「23」であるか否か判別する(ステップS
4)。これにより、図4の3番目に示すJAM−OFF
モードのテストプリントが指定されているか否かが判別
される。
【0034】ここで、上記カウント値が「18」〜「2
3」でなければ(S4がN)、次にさらに上記カウント
値が「12」〜「17」であるか否か判別する(ステッ
プS5)。これにより、図4の2番目に示すノーマルモ
ードのテストプリントが指定されているか否かが判別さ
れる。
【0035】そして、上記カウント値が「12」〜「1
7」でない場合は(S5がN)、次に上記カウント値が
「30」以上であるか否か判別し、「30」以上でなけ
れば(S6がN)、処理を終了する。これにより、遮光
カウンタ3bの値が「0」〜「11」の場合は何も行わ
れずに処理が終了する。即ち、図4の1番目に示した通
常動作が指定されていることが判別される。この場合、
CPU3は、この後ルーフが閉鎖されルーフオープン検
知スイッチ7の出力がオフになることによってプリンタ
が可動状態になったことを知ると、通常の処理を実行す
る。
【0036】上記ステップS5で、遮光カウンタ3bの
値が「12」〜「17」の場合は(S5がY)、ノーマ
ルモードのテストプリントが指定されていると判別し、
レジスタaを「1」にセットしてテストプリントモード
を設定した後(ステップS11)、処理を終了する。こ
れにより、この後ルーフが閉鎖され、プリンタが可動状
態になるとレジスタaのテストプリントモードを示すフ
ラグ「1」が読み出されてノーマルモードのテストプリ
ントが自動的に開始される(この場合、後述するレジス
タbにフラグは設定されていない)。
【0037】また、上記ステップS4で、遮光カウンタ
3bの値が「18」〜「23」であれば(S4がY)、
JAM−OFFモードのテストプリントが指定されてい
ると判別し、この場合は、レジスタbにフラグ「1」を
セットしてJAM−OFFモードを設定した後(ステッ
プS10)、さらに上記ステップS11に進む。これに
より、この後ルーフが閉鎖され、プリンタが可動状態に
なると、レジスタbのJAM−OFFモードを示すフラ
グ「1」と共にレジスタaのテストプリントモードを示
すフラグ「1」が読み出されてJAM−OFFモードの
テストプリントが自動的に開始される。
【0038】また、CPU3は、上記ステップS3で、
遮光カウンタ3bの値が「24」〜「29」であった場
合は(S3がY)、EEPROMの初期化を行う。ま
た、CPU3は、上記ステップS6で、遮光カウンタ3
bの値が「30」以上であった場合は(S6がY)、図
4の5番目に示す検査実行モードを解消した通常動作が
指定されていると判別し、この場合は、レジスタbのフ
ラグを消去(「0」クリア)してステップS10で設定
されていたJAM−OFFモードを解除し(ステップS
8)、続いてレジスタaのフラグを消去してステップS
11で設定されていたテストプリントモード解除して
(ステップS9)、処理を終了する。これにより、検査
モードが解除され、この後ルーフが閉鎖されてプリンタ
が可動状態になると、通常動作が行われる。
【0039】このように、遮光カウンタ3bの値が「1
2」〜「17」、「18」〜「23」又は「24」〜
「29」である場合に対応して、検査モードにおけるノ
ーマルモードのテストプリント、JAM−OFFモード
のテストプリント、又はEEPROMの初期化の3種類
の中のいずれの自己検査処理が指定されているかが判別
され、この判別に基づいた処理が実行される。
【0040】また、遮光カウンタ3bの値が「0」〜
「11」又は「30」以上であるときは通常動作の指定
であると判別されて、通常動作による処理が実行され
る。図6に、上記検査モードにおけるJAM−OFFモ
ードのテストプリントが設定される場合の例を取り上げ
て、その場合の動作のタイムチャートを示す。
【0041】同図は、(a) はルーフオープン検知スイッ
チ7の出力信号、(b) はセンス信号Bの読込タイミング
を示すクロック、(c) はトナー検知センサ1の出力信
号、(d)は遮光カウンタ3bのカウント値、(e) はテス
トプリントモード(レジスタaのフラグ)のオン/オフ
状態、及び(f) はJAM−OFFモード(レジスタbの
フラグ)のオン/オフ状態である。
【0042】同図において、時刻t0 で、ルーフオープ
ン検知スイッチ7が、ルーフが開かれたことを検知して
その出力信号を“L”から“H”に変化させると(同図
(a)参照)、CPU3は、直ちに遮光カウンタ3bの内
容(カウント値)を「0」クリアして(同図(d) 参照)
検査モードの処理を開始する。即ち、センス信号読込タ
イミングを示す一定周期のクロックCK0 、CK1 、・
・・(同図(b) 参照)が入力する毎に図5に示したプロ
グラムを実行する。
【0043】そして、クロックCK0 、CK1 、CK5
、CK6 の入力時のようにトナー検知センサ1の出力
信号B(同図(c) 参照)に変化がなければ、CPU3は
何も行わない(同図(d),(e),(f) 参照)。これにより、
図5のステップS1の動作が実行される。
【0044】一方、クロックCK2 、CK7 、CKi 、
CKi+3 、CKj 、CKj+3 の入力時のように、トナー
検知センサ1の出力信号Bが“L”(遮光)から“H”
(透光)に変化している場合、又はクロックCK4 、C
Ki+2 、CKj+1 、CKj+4等の入力時のように、トナ
ー検知センサ1の出力信号Bが“H”から“L”に変化
している場合には、CPU3は、遮光カウンタ3bのカ
ウント値を「1」インクリメントする。これにより、図
5のステップS2の動作が実行される。
【0045】そして、さらにクロックの入力毎に遮光カ
ウンタ3bのカウント値を調べ、遮光カウンタ3bのカ
ウント値が「12」になったときレジスタaを「1」
(オン)にセットして(同図(e) 参照)、テストプリン
トモードを設定する。これにより、図5のステップS5
及びS11の動作が実行される。
【0046】そして、さらに遮光カウンタ3bのカウン
ト値が「18」になったときにはレジスタbを「1」
(オン)に設定してJAM−OFFモードを設定する。
これにより、図5のステップS4及びS10の動作が実
行される。
【0047】このようにして、レジスタa及びbにフラ
グ「1」がセットされた後、上記遮光カウンタ3bのカ
ウントが時刻t1 でルーフが閉じられるまで継続して行
われ、その結果、カウント値が「20」(「30」未満
であるため検査モードは解除されない)となった時点で
ルーフが閉じられると、これをルーフオープン検知スイ
ッチ7が検知してその出力信号を“H”から“L”に変
化させる(同図(a) 参照)。このルーフオープン検知ス
イッチ7の出力信号が“L”になることにより、CPU
3は、遮光カウンタ3bの「1」インクリメント処理を
停止し、次にレジスタa及びbを参照し、それらのレジ
スタのフラグが共に「1」(オン)であることを知っ
て、JAM−OFFモードのテストプリントを実行す
る。
【0048】このテストプリント実行後、上記JAM−
OFFモードとテストプリントモードは解除される。
尚、本実施例では、テストプリントを一枚の用紙に行う
場合の例を示しているが、本発明はこれに限ることな
く、遮光カウンタの値によって複数枚の用紙にテストプ
リントさせるようにしてもよい。また、検査指示の入力
にトナー検知センサを利用する例を説明しているが、検
査指示の入力に利用するスイッチはトナー検知センサに
限るわけではなく、例えばカバー開閉検知スイッチ、部
材装着検知スイッチ、移動部材の位置検知スイッチ、リ
セットスイッチ、用紙通過検出スイッチ等装置内に設け
られていて一般のオペレータが直接手を触れることのな
いスイッチであれば、いずれのスイッチであっても利用
してよい。
【0049】尚また、本発明は、プリンタに限ることな
く、その他の電子機器においても、オペレーションパネ
ルとの接続が断たれている状態において自己検査を行う
場合に適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プリンタ単体に設けられている通常の目的に使用
される光センサ等のスイッチを操作してテスト印字等が
できるので、プリンタ単体で動作させるための特別の操
作入力装置を配設する必要がなく、したがって、コスト
の上昇を抑制できる。また、オペレーションパネルがな
くてもプリンタ単体のみでテスト印字等ができるので、
該プリンタ単体の製造工程内で良否の判定を行うことが
でき、したがって、工程を迅速に進行させることができ
る。また、通常では人手による操作をしないスイッチを
用いて操作入力するので、一般ユーザによるオペレーシ
ョンパネルの誤操作によって保守又は検査要員のみが知
っている所定のキー操作が結果的に自然解読されて不必
要な自己検査が開始されるという不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係わるトナー検知センサの回路図及
びプリンタエンジンの制御部のブロック図である。
【図2】(a) は上記トナー検知センサに係わるトナー検
知部分の断面図、(b) はその斜視図である。
【図3】(a) は上記トナー検知センサに着脱自在に配設
される現像ユニットの断面図、(b) は現像ユニットを拔
脱した後のトナー検知センサを示す図である。
【図4】遮光カウンタの計数結果と検査モードにおける
処理内容との関係を示すテーブルの一例を示す図であ
る。
【図5】本実施例の検査モードにおける検知・判別処理
の動作を説明するフローチャートである。
【図6】上記検査モードにおけるJAM−OFFモード
のテストプリントが設定される場合の動作を説明しりタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 トナー検知センサ 1a 発光素子(LED:発光ダイオード) 1b 受光素子(フォトトランジスタ) 1c 増幅反転回路 2 制御ボード 3 CPU 3a 入力ポート 4 ROM 5 RAM 6 トナー検出口 7 ルーフオープン検知スイッチ 10 プリンタ本体 11 トナー収納槽 12 透光窓 13 被検出間隙 14 トナー 15 現像ユニット 16 感光体ドラム 17 帯電器 18 現像器 19 クリーナ 20 補給ロール 21 現像ロール 22 ブレード 24 攪拌部材 24a 回転軸 24b 攪拌部 24c 清掃部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部に配設されたスイッチ手段と、 該スイッチ手段の断続状態を識別する識別手段と、 特定の制御プログラムを記憶する記憶手段と、 前記識別手段による識別結果に基づいて前記記憶手段に
    記憶されている特定プログラムを実行する処理手段と、 を有することを特徴とするプリンタの検査方法。
  2. 【請求項2】 前記特定のプログラムは、プリンタの自
    己検査処理を行うプログラムであることを特徴とする請
    求項1記載のプリンタの検査方法。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、自己検査のとき以
    外は通常の目的に使用されているスイッチ手段であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のプリンタの検査方
    法。
JP5138018A 1993-06-10 1993-06-10 プリンタの検査方法 Withdrawn JPH06348085A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8462374B2 (en) 2007-02-05 2013-06-11 Shandong New Beiyang Information Technology Co., Ltd. Printer control method, an apparatus and a printer using the method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8462374B2 (en) 2007-02-05 2013-06-11 Shandong New Beiyang Information Technology Co., Ltd. Printer control method, an apparatus and a printer using the method

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