JPH0634759Y2 - 揚種自動供給装置 - Google Patents

揚種自動供給装置

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JPH0634759Y2
JPH0634759Y2 JP1988009632U JP963288U JPH0634759Y2 JP H0634759 Y2 JPH0634759 Y2 JP H0634759Y2 JP 1988009632 U JP1988009632 U JP 1988009632U JP 963288 U JP963288 U JP 963288U JP H0634759 Y2 JPH0634759 Y2 JP H0634759Y2
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Japan
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seed
frying
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bucket
bottom plate
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JP1988009632U
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JPH01115440U (ja
Inventor
英夫 山田
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北沢産業株式式社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天ぷらを自動的に揚げる揚物機に使用し、生
エビ等の揚種を揚物機内に注入したコロモ液上に投入す
る揚種自動供給装置に関する。
(従来の技術) 従来、天ぷらを自動的に揚げる装置として、コロモ液を
ポンプで押し出してシャワー状のノズルから油槽内に注
入し、その注入されたコロモ液が固化する前に、野菜や
魚介類等の揚種をコロモ液内に投入するようにした揚物
機(実公昭51−28369号公報)が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の装置は、コロモ液の注入は自動的にな
されるものであるが、揚種は作業者が手作業にて注入さ
れたコロモ液の上に投入しなければならないものであっ
た。
このため、作業能率が悪く、しかも揚種の投入量にばら
つきが多く、特に高価な揚種、例えば生エビ等を使用す
る場合には、揚種量が少ないと不良品となり、逆に多過
ぎるとコスト高となって利益がなくなるという問題があ
った。
本考案は、このような問題に鑑み、自動的に能率良くし
かも定量の揚種を供給できる揚種自動供給装置の提供を
目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の如き問題点を解決し、所期の目的を達成するため
の本考案の要旨とするところは、底板が稍傾斜されて下
端側が開放され、バイブレータによって振動が与えられ
る揚種投入ホッパーと、該揚種投入ホッパーの傾斜方向
に交差する方向の回転軸に放射状に多数の掻き取り棒を
突出させた滑落規制手段と、前記ホッパーの底板の下端
開放部に配置され、周面に揚種収容凹部を有する回転ド
ラムと、該回転ドラム下に設けたシューターと、該シュ
ーターからの揚種を受け止め、かつ転回して排出するバ
ケットと、該バケット下に設けられ、揚種を油槽内に投
入させる投入ガイドとを備えてなる揚種自動供給装置に
存する。
(作用) この揚種自動供給装置は、バイブレータを作動させて揚
種投入ホッパーを振動させつつ滑落規制手段を作動させ
ることによって、ホッパーの底板上に揚種が1層状に並
べられた状態で下端側に送られる。ホッパーの下端で
は、回転ドラムが揚種収容部をホッパー側に開口させて
待機し、その間に所定個数の揚種が揚種収容部内に収容
される。次いで回転ドラムを回転させることによってシ
ューター上に揚種収容部内の揚種が落下され、これがシ
ューター上を滑落してバケットに受けられ、次いで、バ
ケットが転回されることによって、投入ガイドを通って
油槽内に投入される。このとき、バケットの転回とコロ
モ液の注入とのタイミングを合わせておくことによっ
て、注入されたコロモ液内に揚種が投入される。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面について説明する。
図中Aは、本考案にかかる揚種自動供給装置であり、B
はてんぷらを自動的に揚げる揚物機である。
揚物機Bは、加熱油槽1の一端側の油中に固定レールR
が水平に配置されており、複数の各搬送棒3,3,3…に前
方側の一端をそれぞれ溶接にて固着した複数のプレート
2,2,2…が当該レールR上をスライドする。当該プレー
ト2は、上方の所定位置にコロモ液注入ノズル6,6が下
向きにして多数配列され、レールR上を搬送棒3を介し
チェーン5で牽引されて水平に移動する際に、バルブV,
Vの開閉によってコロモ液注入ノズル6,6からシャワー状
にして油中に注入されるコロモ液Cを搬送する。
搬送棒3は、一対のスプロケット4,4に掛け廻された一
対の平行なチエーン5に支持されて移動させるようにし
ている。
揚種自動供給装置Aは、装置全体を支持する架台10を有
し、その架台10の上端部に揚種投入ホッパー11が備えら
れている。
この揚種投入ホッパー11は、揚物機B側に向けて稍傾斜
した底板12を有しており、その底板12は傾斜方向に向け
た溝を有する波板を使用しており、その底板12の底面が
バイブレータ13に支持されて強制的に振動されるように
している。また揚種投入ホッパー11はその底板12の下端
側が開放されている。
揚種投入ホッパー11内にはその下端部稍上側に滑落規制
手段14が収容されている。この滑落規制手段14は一端が
ニードル15によって回転自在に支持されるとともに他端
が架台10の上端から垂下された軸受16によって支持さ
れ、架台10上のモーター17によって回転される回転軸18
を有しており、その回転軸18に放射状に多数の掻き取り
棒19が突設されて構成されており、掻き取り棒19が揚種
投入ホッパー11の底板12傾斜方向の下側から上側に移動
する方向に回転され、底板12上の揚種Dが一定厚さの層
状となって滑落されるように規制するようにしている。
揚種投入ホッパー11の底板12の下端に対向させて回転ド
ラム20が備えられている。回転ドラム20は表面が平らな
円筒状に成形されており、その周面の一部に軸方向に並
べて多数の揚種収容凹部21が成形されている。この回転
ドラム20は揚種投入ホッパー11の底板12の下端縁に周面
を接近させ、これと平行に配置されて回転自在に支持さ
れており、架台10上に設置したパルスモータ22によりス
プロケット23a,23b及びチェーン24を介して間欠的に回
転されるようにしている。
回転ドラム20下にはシューター25が備えられている。こ
のシューター25は揚物機B側に向けて稍傾斜され、底面
がバイブレータ27により支持されているとともに前記揚
種収容凹部21に対応させた数の凹溝26が傾斜方向に向け
て形成されている。
シューター25の下端下にはその凹溝26に対応した数のバ
ケット28が備えられている。このバケット28はエアシリ
ンダ29によって往復回動される回動軸30上に支持されて
おり、全てが同時に転回されるようにしている。
バケット28下には各バケット28に対応させて投入ガイド
31が備えられており、バケット28が転回されることによ
ってその内部に収容された揚種Dが投入ガイド31の上端
開口から投入され、その内部を滑落して下端開口より加
熱油槽1内に投入されるようにしている。この各投入ガ
イド31はその下端が何れかのコロモ液注入ノズル6下に
向けて開口されており、コロモ液注入ノズル6から油中
に注入されたコロモ液C上にその固化前に投入されるよ
うにしている。
次に、この揚種自動供給装置Aの動作について説明す
る。
先ず、揚種投入ホッパー11内に例えば生エビからなる揚
種Dを投入し、装置を作動させる。揚種投入ホッパー11
内ではバイブレータ13によって底板12が振動されるとと
もに滑落規制手段14の掻き取り棒19が傾斜方向とは逆向
きに旋回されるため、掻き取り棒19と底板12との間隙に
応じて、例えば揚種D1個分の厚さの層状に並べられて下
端開放部に滑り落とされる。尚、この揚種Dの滑落はバ
イブレータ13の作動が停止されることによって停止され
るように予め傾斜を調節しておく。
揚種投入ホッパー11の下端部では、第4図に示すように
揚種収容凹部21の開口を揚種投入ホッパー11側に向けた
状態で回転ドラム20が一定時間だけ停止しており、その
停止時間だけバイブレータ13が作動して揚種Dの滑落が
継続され、一定量の揚種Dが揚種収容凹部21内に収容さ
れる。そして、回転ドラム20の回転開始と同時にバイブ
レータ13が停止され揚種Dの滑落が停止される。
回転ドラム20は揚種Dが収容された揚種収容凹部21が上
方に向かう方向に回転され、その1回転の旋回ににより
揚種収容凹部21内の揚種Dがシューター25上に投下さ
れ、揚種収容凹部21が再度揚種投入ホッパー11側に向い
た状態で停止し、バイブレータ13が再度作動されて揚種
Dが滑落される。
シューター25は常時バイブレータ27によって振動されて
おり、その振動によって上面に落下した揚種Dを滑落さ
せバケット28内に投入させる。
バケット28は回転ドラム20の回転に対して揚種Dがシュ
ーター25上を滑落し、バケット28に到達するまでの時間
だけ遅らせて間欠的に転回されるようにしており、この
転回によってバケット28内の揚種Dが投入ガイド31の上
端開口内に投入される。
この投入に同期させてコロモ液注入弁をコントロール
し、コロモ液Cに投入後に、プレート2上にある固化前
のコロモ液C上に揚種Dが投下されるようにしている。
揚種Dが投下されたコロモ液Cは搬送棒3によってプレ
ート2上を搬送され、加熱油槽中央部に送り出され、搬
送コンベア7によって油中に沈めた状態で他端側に送ら
れ揚げられる。
(考案の効果) 本考案の揚種自動供給装置は上述の如く構成され、揚種
投入ホッパー内に投入された揚種を振動と滑落規制手段
によって一定の層状に滑落させ、これを一定量づつ回転
ドラムの揚種収容凹部に受け、回転ドラムを回転させて
一定量づつ定量排出させるようにしたことによって、生
エビ等の特殊な揚種が正確に計量され、自動的に供給で
きることとなったものであり、人手を要することなく高
能率に一定した品質の天ぷらが大量に揚げられることと
なったものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は全体
の縦断側面図、第2図は揚種投入ホッパー部分の正面
図、第3図は回転ドラム部分の正面図、第4図は要部の
拡大断面図である。 A……揚種自動供給装置、B……揚物機、C……コロモ
液、D……揚種、6……コロモ注入ノズル、11……揚種
投入ホッパー、12……底板、13……バイブレータ、14…
…滑落規制手段、18……回転軸、19……掻き取り棒、20
……回転ドラム、21……揚種収容凹部、25……シュータ
ー、28……バケット、31……投入ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板が稍傾斜されて下端側が開放され、バ
    イブレータによって振動が与えられる揚種投入ホッパー
    と、該揚種投入ホッパーの傾斜方向に交差する方向の回
    転軸に放射状に多数の掻き取り棒を突出させた滑落規制
    手段と、前記ホッパーの底板の下端開放部に配置され、
    周面に揚種収容凹部を有する回転ドラムと、該回転ドラ
    ム下に設けたシューターと、該シューターからの揚種を
    受け止め、かつ転回して排出するバケットと、該バケッ
    ト下に設けられ、揚種を油槽内に投入させる投入ガイド
    とを備えてなる揚種自動供給装置。
JP1988009632U 1988-01-29 1988-01-29 揚種自動供給装置 Expired - Lifetime JPH0634759Y2 (ja)

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JPH01115440U JPH01115440U (ja) 1989-08-03
JPH0634759Y2 true JPH0634759Y2 (ja) 1994-09-14

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