JPH0634723A - 半導体評価解析装置 - Google Patents

半導体評価解析装置

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Publication number
JPH0634723A
JPH0634723A JP4194145A JP19414592A JPH0634723A JP H0634723 A JPH0634723 A JP H0634723A JP 4194145 A JP4194145 A JP 4194145A JP 19414592 A JP19414592 A JP 19414592A JP H0634723 A JPH0634723 A JP H0634723A
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JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
semiconductor device
electron
scanning
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4194145A
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English (en)
Inventor
Soichi Sasaki
壮一 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0634723A publication Critical patent/JPH0634723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子ビームをX方向又はY方向にのみにライ
ンスキャンさせ、半導体デバイス表面の情報を得て、自
動的に配線の位置を検出する。 【構成】 検出器8から得たコントラスト信号を増幅器
9に入力し、増幅信号から配線のエッジを検出する位置
検出器24へ信号を入力する。 【効果】 電子ビームを使用する電子ビームテスタの自
動化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被測定物である半導
体デバイスの位置を自動的に検出する半導体評価解析装
置(電子ビームテスタ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体評価解析装置の構成につい
て図4を参照しながら説明する。図4は、従来の半導体
評価解析装置を示す図であって、配線幅1μm以下の微
細な配線を測定するのに用いている電子ビームテスタの
ハードウェアの簡略化した図を示す。
【0003】図4において、1は電子銃、2は電子銃1
から出た電子ビームを細く絞るためのコンデンサレン
ズ、3は照射された電子ビームを振る(走査)ための偏
光コイル、4は照点合わせのための対物レンズ、5は被
測定物である半導体デバイス(半導体集積回路)、6は
半導体デバイス5から出てくる2次電子を引き出すため
の引き出し電極、7は半導体デバイス5から出てくる2
次電子のエネルギーを調整するためのエネルギーフィル
タである半球状グリッドである。
【0004】また、8は半球状グリッド7から出た2次
電子を検出する2次電子検出器、9は微弱な2次電子信
号を増幅するための増幅器、10は2次電子信号強度の
調整をする半球状グリッド7に半導体デバイス5の配線
の電位情報をフィードバックするためのフィードバック
回路、11はCRTに写し出す映像信号を走査させるた
めの偏向コイル、12は電子ビームを走査させるための
走査電源、13は倍率可変用の可変抵抗、14はSEM
像を表示するためのCRTである。
【0005】次に、前述した従来の半導体評価解析装置
の動作について説明する。まず、SEM像観察時の動作
について説明する。電子銃1から照射された電子ビーム
をコンデンサレンズ2で充分細く絞ったのち、テレビと
同じように2次元的偏向コイル3で電子ビームを走査さ
せる。この走査している電子ビームを被測定物の半導体
デバイス5に照射すると試料表面の状態を反映した2次
電子が半導体デバイス5から出てくる。
【0006】この2次電子信号を検出器8で検出し、微
弱な2次電子信号を蛍光物質で光に変換し、増幅器9内
部の光電子増倍管で増幅した電気信号へと変換する。増
幅器9から出てくる信号が映像信号となり、この信号を
画像表示するため電子ビームの走査と偏光コイル11の
走査を同期させるとCRT14にSEM像が表示され、
半導体デバイス5表面の像観察ができる。
【0007】次いで、半導体デバイス5上の配線の電圧
波形測定法について説明する。電子銃1から照射された
電子ビームをコンデンサレンズ2を通して細く絞る。こ
の時、電子ビームは像観察時のように走査はせず、偏光
コイル3でX座標、Y座標を任意の配線上の測定ポイン
トに手動で調整し、一点照射させる。この一点照射して
いる電子ビームを被測定物である半導体デバイス5上に
照射する。
【0008】一般的に配線電位が高い(5V)の場合、
発生する2次電子のエネルギが低くなり、逆に配線電位
が低い(−5V)の場合、発生する2次電子のエネルギ
が高くなる。この2次電子信号VPと基準信号VTHのレ
ベルが同じようになるため、フィードバック回路10で
半球状グリッド7の電圧を変化させる。この半球状グリ
ッド7の微少時間の電位変化量を積分することで、測定
配線の電圧波形を形成し時間的な電位の変化を測定する
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体評価解析
装置は以上のように構成されているので、装置を操作す
るオペレータ自身が電圧波形を測定する位置、X座標、
Y座標を手動で指示することが必要であった。このため
半導体デバイスの特性評価などの際、複数のチップに渡
り同じ箇所を測定する場合、最低でも一人の作業者が装
置の操作をしなければならないという問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体デバイスの内部配線の
位置座標を自動的に検出することができる半導体評価解
析装置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体評
価解析装置は、測定する配線の位置情報を得るためX方
向またはY方向にのみ電子ビームを半導体デバイスに照
射する電子ビーム照射手段、前記半導体デバイス表面の
電位コントラスト、形状コントラスト、材質コントラス
トの情報を得る二次電子検出手段、及びコントラストの
変化が現れる時間を検出して、その時間で電子ビームの
走査を止めさせる位置検出手段を備えたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、自動的に半導体デバイス
の配線の位置を認識することが可能になるため、装置の
自動化がなされる。このため人手を介さなくても測定で
きるので、半導体デバイスの評価を非常に効率的に行う
ことができる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1の構成について図
1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例
1を示す図であり、構成については従来装置とほぼ同じ
ものである。図1において、1は電子銃、2はコンデン
サレンズ、3は偏光コイル、15は入力側が増幅器9に
接続され、かつ出力側がCRT14に接続された位置検
出器である。
【0014】次に、本発明の実施例1の動作について図
2を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施例
1の電子ビームの走査時間と信号強度の関係を示す図で
ある。
【0015】まず、電子銃1によって照射された電子ビ
ームをコンデンサレンズ2で細く絞り込む。この電子ビ
ームは、偏向コイル3によりまずX方向またはY方向に
のみ走査させる(ラインスキャン)。このように走査さ
せた電子ビームを半導体デバイス5表面に照射し、出て
くる2次電子の信号を検出器8で検出する。
【0016】この時に出てくる2次電子信号強度は、試
料の幾何学的形状と材質に依存する。この状態を図2に
示す。ラインスキャンしているA−A’表面の幾何学形
状の影響として、パターン下部端付近では試料からの2
次電子が出にくいことから強度は小さくなり(影の効
果)、一方パターン上部のエッジ付近では、逆に信号強
度が大きくなる(エッジ効果)。また、配線Aは電源電
圧(5V)の電位で、配線BはGNDレベルだとすると
配線Aに比べて配線Bの信号強度は大きくなる。
【0017】このエッジ効果で現れる最初の信号強度の
強い時間をt1、次のエッジ効果で現れる信号強度の強
い時間をt2とし、t2−t1=dtとすると、配線の位
置はt1+1/2・dtの時間で走査を止めると、配線
Aの中心に電子ビームを照射する事が可能となる。
【0018】この作業を増幅器9から出力される映像信
号を位置検出器15によりエッジ効果による信号強度を
検出して偏光コイル3に位置情報を伝える。この位置情
報を偏光コイル3が受け、X方向またはY方向の走査を
一点照射に切り換える。一点照射にした後、電圧波形の
測定を開始する。この一連の動作を行う事で、自動的に
位置座標を検出し電圧波形を測定することができる。
【0019】実施例2.なお、上記実施例1では測定す
る位置座標と配線を決定するプログラムを組むことがで
きる。本プログラムの実施例を示すフローチャートを図
3に示す。図3は、この発明の実施例2の自動波形測定
プログラムを示すフローチャートである。
【0020】まず、CRT14に表示する倍率とチップ
上のどのエリアに被測定配線があるかを示すX座標及び
Y座標(以下(Xi,Yii=1〜jとする)のパラメータ
を設定し(ステップ21〜23)、コンピュータに認識
させる。
【0021】(Xi,Yi)の位置をよび出す。左から電
子ビームを走査させる場合この座標上に表示された配線
の左から何番目の配線の電圧波形を測定するかを設定す
る(ステップ24)。この設定によりエッジ効果により
変化している信号強度をスキップすることができる。
【0022】最後に電圧波形の測定をするサブルーチン
を起動させ自動的に波形を測定する。これを当初設定し
た(Xi,Yii=1〜jまで実行し(ステップ25〜2
9)、1〜jの各項目につき全て何番目の配線を測定す
るかを各々設定すると自動波形測定プログラムのソフト
ウェアができる。
【0023】このソフトウェアを各製品毎に作成する
と、特に開発品種の特性評価をする上で複数のチップの
電圧波形を効率的に測定することが可能となる。
【0024】実施例3.また、この方式を集束イオンビ
ーム装置に適用することで同じように加工位置を検出す
ることができる。つまり、配線加工のサブルーチンを作
成し、図3に示すフローチャートを実行することで自動
配線加工を行う事が可能になる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば電子ビ
ームを走査させるための偏光コイルに、コントラスト情
報による位置検出器を新たに構成したので、半導体デバ
イス内部の配線の位置を自動的に検出することができ、
その位置に電子ビームを自動的に照射することができる
ための内部波形測定の自動化ができ、作業時間の効率
化、省力化を図ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を示す図である。
【図3】この発明の実施例2の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】従来の半導体評価解析装置を示す図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 コンデンサレンズ 3 電子ビーム走査用の偏光コイル 4 対物レンズ 5 被測定物である半導体デバイス 6 引き出し電極 7 半球状グリッド 8 二次電子検出器 9 二次電子信号増幅器 10 フィードバック回路 11 映像信号走査用の偏光コイル 12 走査用電源 13 倍率変換用の可変抵抗 14 CRT 15 位置検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを水平又は垂直方向にのみ走
    査して被測定物である半導体デバイスに照射する電子ビ
    ーム照射手段、前記半導体デバイスから出てくる二次電
    子の電位コントラスト、形状コントラスト、材質コント
    ラストを検出する二次電子検出手段、及び走査時間とコ
    ントラストの関係に基づいて前記コントラストの変化が
    現れる点で前記電子ビームの走査を止めさせる位置検出
    手段を備えたことを特徴とする半導体評価解析装置。
JP4194145A 1992-07-21 1992-07-21 半導体評価解析装置 Pending JPH0634723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4194145A JPH0634723A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 半導体評価解析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4194145A JPH0634723A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 半導体評価解析装置

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JPH0634723A true JPH0634723A (ja) 1994-02-10

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ID=16319665

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JP4194145A Pending JPH0634723A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 半導体評価解析装置

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