JPH06346929A - 両方向クラッチ - Google Patents
両方向クラッチInfo
- Publication number
- JPH06346929A JPH06346929A JP5138398A JP13839893A JPH06346929A JP H06346929 A JPH06346929 A JP H06346929A JP 5138398 A JP5138398 A JP 5138398A JP 13839893 A JP13839893 A JP 13839893A JP H06346929 A JPH06346929 A JP H06346929A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprag
- curvature
- partial cylindrical
- centers
- cylindrical surfaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/08—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
- F16D41/084—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action the intermediate coupling members wedging by pivoting or rocking
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D2041/0603—Sprag details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
プラグの外表面を複数の部分円筒面で形成した両方向ク
ラッチにおいて、スプラグの設計の自由度を大きくす
る。 【構成】 スプラグ5の外表面に、部分円筒面7、7’
と部分円筒面8、8’を形成し、その曲率中心O1 、O
1 ’と曲率中心O2 、O2 ’を、それぞれスプラグ中心
線Aに対して左右方向に傾いてオフセットさせる。この
ように、曲率中心を中心線よりオフセットさせることに
より、所定のスプラグ空間(RO −Ri )でのスプラグ
の倒れ角ω、楔角α、スプラグ高さHを自由に設定する
ことができる。
Description
でクラッチがロック又はロック解除する両方向クラッチ
に関するものである。
人が特願昭63−38300号により提案したものがあ
る。この提案のクラッチは、図4及び図5に示すよう
に、嵌合する内輪1と外輪2の各対向面に、同芯で円筒
状の係合面3、4を形成し、その両係合面3、4の間
に、複数のスプラグ5と、その各スプラグ5を所定の間
隔で保持する保持器6とを組込んでいる。
の外表面が、曲率半径の異なる二つの部分円筒面11、
12で構成され、その両部分円筒面11、12の曲率中
心O3 、O4 を、スプラグ5が楔係合するようにオフセ
ットさせた形状としている。この構造では、保持器6を
両回転方向へ移動させることにより、両方向にスプラグ
5が楔係合し、又はその楔係合を解除することができ
る。
スプラグ5のカム面を構成した場合、その各部分円筒面
11、12の曲率中心O3 、O4 は、常にスプラグの左
右中心線Aの上に存在することになり、このため、スプ
ラグ5を設計する上においては、各部分円筒面11、1
2の曲率半径を変えることにより、係合面3、4に対す
るスプラグ5の楔角αとスプラグ高さHの関係が決定さ
れる。
は、図6に示すようにスプラグ5を直立させたときに、
スプラグ高さHが最小になるが、そのときのスプラグ高
さHは、各部分円筒面11、12の曲率半径をRとr、
各曲率中心O3 、O4 間の距離をZとした場合、次の式
で表わされる。
るためには、両係合面3、4とスプラグ5の間に所定の
隙間δが必要になり、このため、上記式において曲率半
径R、rが決定されると、必然的に曲率中心間の距離Z
の値も決められることになる。
内輪1と係合するスプラグ5の部分円筒面11の曲率半
径Rは、面圧の関係からその設定できる範囲が決められ
るため、他方の部分円筒面12の曲率半径rや、曲率中
心間の距離Z、及び楔角αも一定の範囲で決定されるこ
とになり、スプラグ5の設計の自由度が少なくなる。
任意に設定できる曲率半径の異なった二つの部分円筒面
を形成することができないため、図7に示すような一方
向クラッチのスプラグのように、スプラグの倒れ角ωや
スプラグ高さHを任意に設計することができず、設計の
上で制限があった。
し、スプラグの楔角やスプラグ高さを任意に設定でき、
設計の自由度の大きい両方向クラッチを提供することを
目的としている。
め、この発明は、スプラグの外表面に複数の部分円筒面
を形成し、その各部分円筒面の曲率半径を互いに異なら
せ、上記各部分円筒面の曲率中心をスプラグが円周方向
に傾斜したときに、軌道輪の両係合面と部分円筒面とが
楔係合するようにオフセットさせた構造としたのであ
る。
軌道輪の両係合面と楔係合するようにオフセットするこ
とにより、両係合面間におけるスプラグの倒れ角や楔
角、スプラグ高さを自由に設定することができる。ま
た、スプラグ中心線に対して対をなす部分円筒面を対称
形に形成することにより、両方向に噛み合いのできるス
プラグを形成できる。
している。なお、両方向クラッチとしての軌道輪や保持
器等の構造は、従来技術の項で述べたものと同じである
ため、その説明を省略し、ここでは、実施例の特徴部分
であるスプラグの構造について説明する。
ラグ5は、内輪1の係合面3に接する外表面が、曲率半
径R1 の部分円筒面7で形成され、外輪2の係合面4に
接する外表面が、曲率半径r1 の部分円筒面8で形成さ
れている。
2 は、それぞれスプラグ中心線Aから左右方向にずれ、
そのスプラグ中心線Aに対して傾いてオフセットされて
いる。
れぞれ曲率中心O1 、O2 を対称移動させた位置を曲率
中心O1 ’、O2 ’とし、その中心O1 ’、O2 ’から
それぞれ曲率半径R2 、r2 (ここでR1 =R2 、r1
=r2 )で部分円筒面7’、8’を形成し、この部分円
筒面7と7’、及び部分円筒面8と8’により、スプラ
グ中心線Aに対して対称形をなす対の部分円筒面を形成
している。
が、スプラグ5と内外輪1、2の両係合面3、4との間
の摩擦係数μに対して、tanα<μの関係を満たすよ
うに、スプラグ5の曲率半径R1 、R2 、r1 、r
2 と、両係合面3、4の半径Ri、RO 、中心間距離
Z、及び基準線eに対する線分fの傾き角θの値が設定
されている。
した状態で、スプラグ5の両係合面3、4の間にできる
ラジアル隙間δは、スプラグと両係合面間での滑りを防
止するような値に設定されている。
においては、図2のように内輪1が右方向に回転する
と、スプラグ5は左方向に傾き、両係合面3、4に部分
円筒面7、8が楔係合してロックする。
て外輪2に回転力が伝達され、内輪1と外輪2が一体で
右方向に回転する。
向に速く回転すると、その保持器6の動きによりスプラ
グ5が右方向に傾斜し、楔係合が解除される。
左方向に回転すると、スプラグ4が右方向に傾き、同様
にスプラグ5と両係合面3、4が楔係合してロックす
る。
円筒面7、7’と部分円筒面8、8’の曲率中心O1 、
O1 ’とO2 、O2 ’がそれぞれスプラグ中心線Aに対
して傾いてオフセットされるため、スプラグ空間(RO
−Ri )においてスプラグ5が楔係合できる作動範囲が
大きくなり、部分円筒面7と8、又は部分円筒面7’と
8’が、あたかも図7に示すような一方向クラッチのス
プラグのカム面21、22と同様の作用をすることにな
る。このため、所定のスプラグ空間(RO −Ri )での
スプラグの倒れ角ωや楔角α、スプラグ高さHの値を自
由に設定することが可能となり、設計の自由度が大きく
なる。
定でき、その中心線Aに対して部分円筒面7、7’と部
分円筒面8、8’が対称形に形成されているため、スプ
ラグ5は両回転方向で両係合面3、4に噛み合うことが
でき、両方向でロック及びロック解除するクラッチ構造
を簡単にかつコンパクトに形成することができる。
面の曲率中心O1 、O1 ’、O2 、O2 ’を共にスプラ
グ中心線Aに対して傾いてオフセットしたが、一方の部
分円筒面の曲率中心だけをスプラグ中心線Aから左右に
オフセットさせても、上記と同様の作用を得ることがで
きる。
を複数の部分円筒面で形成し、その各部分円筒面の曲率
中心を軌道輪の係合面と楔係合するようにオフセットし
たので、倒れ角や楔角、スプラグ高さを自由に設定する
ことができ、スプラグの設計の自由度を大きくすること
ができる。
グにより両回転方向でのロック及びロック解除ができる
ので、両方向クラッチを簡単な構造でコンパクトに形成
できる利点がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 内外に嵌合する2つの軌道輪の各対向面
に、同芯の円筒状係合面を形成し、その両係合面の間
に、複数のスプラグと、その各スプラグを円周方向に所
定の間隔で保持する保持器を設けた両方向クラッチにお
いて、上記スプラグの外表面に複数の部分円筒面を形成
し、その各部分円筒面の曲率半径を互いに異ならせ、上
記各部分円筒面の曲率中心をスプラグが円周方向に傾斜
したときに両係合面と部分円筒面とが楔係合するように
オフセットさせたことを特徴とする両方向クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138398A JPH06346929A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 両方向クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138398A JPH06346929A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 両方向クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06346929A true JPH06346929A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15221025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5138398A Pending JPH06346929A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 両方向クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06346929A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006145017A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-08 | Jtekt Corp | 一方向クラッチ用スプラグおよび一方向クラッチ |
CN102242778A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-11-16 | 王晓飞 | 电动车中置电机用离合器 |
JP2011528773A (ja) * | 2008-07-21 | 2011-11-24 | シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 切換可能な締結体型フリーホイールのための締結体、切換可能な締結体型フリーホイール及びクランクcvt伝動装置 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP5138398A patent/JPH06346929A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006145017A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-08 | Jtekt Corp | 一方向クラッチ用スプラグおよび一方向クラッチ |
JP2011528773A (ja) * | 2008-07-21 | 2011-11-24 | シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 切換可能な締結体型フリーホイールのための締結体、切換可能な締結体型フリーホイール及びクランクcvt伝動装置 |
CN102242778A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-11-16 | 王晓飞 | 电动车中置电机用离合器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050513 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070626 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |