JPH06345999A - 粉末被覆用組成物の硬化方法 - Google Patents

粉末被覆用組成物の硬化方法

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JPH06345999A
JPH06345999A JP6105144A JP10514494A JPH06345999A JP H06345999 A JPH06345999 A JP H06345999A JP 6105144 A JP6105144 A JP 6105144A JP 10514494 A JP10514494 A JP 10514494A JP H06345999 A JPH06345999 A JP H06345999A
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polyester resin
acid
resin
formula
group
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JP6105144A
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English (en)
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John Ridland
リッドランド ジョン
Brian S Jolly
スチーブン ジョリー ブライアン
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Tioxide Specialties Ltd
Original Assignee
Tioxide Specialties Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D167/00Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/934Powdered coating composition

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ポリエステル粉末被覆用組成物の
新規な硬化方法を提供する。 【構成】 ポリエステル樹脂を、式M3 〔(OR)
3 N〕4 またはO〔M(OR)3 N〕2 またはR1 〔O
M(OR)3 N〕x (式中、Mは、TiまたはZrを表
わし、Rは、2価の脂肪族基を表わし、xは、1〜4で
あり、そしてR1 は、飽和炭化水素または1個またはそ
れ以上のエーテル結合を含有する基を表わす)を有す
る、アルカノールアミンの有機チタン誘導体または有機
ジリコニウムを使用することによって硬化させる。 【効果】 硬化した被覆は望ましい物性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ポリエステル樹脂に基づいた粉
末被覆用組成物に関する。特に、本発明は、ある種の有
機チタンまたは有機ジルコニウムを使用してポリエステ
ル樹脂の粉末被覆用組成物を硬化させることに関する。
【0002】粉末にした熱硬化性組成物から成る被覆用
組成物を、高度に耐久性のある化粧仕上げ品を造るのに
使用することが増えている。そのような組成物は、通
常、粉末被覆用組成物として知られており、しばしば、
多価アルコールおよび多塩基酸の反応によって造ること
ができるポリエステル樹脂に基づいている。これらの樹
脂においては、アルコール:酸のモル比は、酸基よりも
ヒドロキシル基の過剰を含む樹脂〔ヒドロキシル基の多
い樹脂(hydroxyl−rich resin
s)〕、またはヒドロキシル基よりも酸基の過剰を含む
樹脂〔カルボキシル基の多い樹脂(carboxyl−
rich resins)〕、を造るのに調節すること
ができる。
【0003】カルボキシル基の多い樹脂は、しばしば、
イソシアヌレート例えばトリグリシジルイソシアヌレー
ト(TGIC)を用いて架橋することにより硬化させ、
外部の使用には理想的に適している耐久性のある被覆を
造ることができる。しかし、現在においては、トリグリ
シジルイソシアヌレートの使用を減少させることが望ま
れている。
【0004】エポキシ樹脂例えばビスフェノールAに基
づいた樹脂を用いるカルボキシル基の多い樹脂の架橋
は、しばしばハイブリッド樹脂(hybrid res
ins)と称されている樹脂を造ることが知られてい
る。しかし、これらの樹脂はトリグリシジルイソシアヌ
レートを用いる架橋によって造られる性質または外部耐
久性と同じ性質または外部耐久性を有していない。
【0005】また、良好な外部耐久性を有する被覆は、
ヒドロキシル基の多い樹脂をイソシアネートを用いて架
橋することにより造ることができる。これらのイソシア
ネートは、ポリエステルとの早すぎる反応を防ぐため
に、例えばカプロラクタムを用いてブロックしてもよ
い。しかし、現在においては、一般的に、被覆工業の内
部において、可能なときはカプロラクタムでブロックし
たイソシアネートの使用を避ける傾向にある。
【0006】本発明の目的は、ヒドロキシル基の多い樹
脂および/またはカルボキシル基の多い樹脂に適するポ
リエステル樹脂粉末被覆用組成物を硬化するための変法
を提供することであり、そして所望の性質を有する硬化
した被覆を提供することである。
【0007】本発明により、ポリエステル樹脂を、アル
カノールアミンの誘導体であり、かつ式M3 〔(OR)
3 N〕4 または式O〔M(OR)3 N〕2 または式R1
〔OM(OR)3 N〕x (各式中、Rは、2価の脂肪族
基を表わし、xは、1〜4であり、そしてR1 は、飽和
炭化水素基または1個またはそれ以上のエーテル結合を
含有する基を表わす)を有する、有機チタン化合物また
は有機ジルコニウム化合物の混合物と反応させることか
ら成る、粉末被覆組成物の硬化方法、が提供される。
【0008】本発明方法に使用できるポリエステル樹脂
は、ヒドロキシル基の多いポリエステル樹脂として記述
されているものであり、またカルボキシル基の多いポリ
エステル樹脂として記述されているものである。それら
は、多塩基カルボン酸またはこれらのエステル化可能な
誘導体およびポリオールから、任意の適当な既知方法に
よって造ることができる。
【0009】本発明のポリエステル樹脂の製造のために
有用な多塩基酸には、芳香族カルボン酸、脂環式カルボ
ン酸または脂肪族カルボン酸、例えばテレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸トリメリット酸、ピロメリット
酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸およびセバシン
酸、が包含される。また、これらの酸と一価アルコール
とのエステル例えばテレフタル酸ジメチル、または酸無
水物例えば無水フタル酸を、それらに相応する酸の代り
にポリエステルを製造するための反応体として使用する
ことができる。
【0010】適当な多価アルコールには、1,2−エタ
ンジオール(エチレングリコール)、1,2−プロパン
ジオール、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、ペンタエリトリトール、グリセロール、トリス
(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートおよびエトキシ
ル化ビスフェノールA(2,2−ビス〔4,4′−ヒド
ロキシエトキシフェニル〕プロパン)、が包含される。
【0011】好ましくは、ポリエステルは分枝されてお
り、かつ高融点を有している。
【0012】ポリエステルを製造するために使用する原
料のモル比は、ヒドロキシル基(ヒドロキシル基の多い
樹脂)またはカルボキシル基(カルボキシル基の多い樹
脂)のいずれかの過剰を確保するように選定する。典型
的には、市販されているヒドロキシル基の多い樹脂は、
20〜150mgKOH/gのヒドロキシル価(hyd
roxyl number)を有している。本発明を実
施するためには、好ましいヒドロキシル価は、15〜1
00mgKOH/gであり、更に好ましくは15〜60
mgKOH/gである。通常、そのような樹脂は、0〜
15mgKOH/gの酸価(acid number)
を有している。典型的には、本発明方法に使用される市
販のカルボキシル基の多い樹脂は、15〜100mgK
OH/g、好ましくは15〜60mgKOH/gの酸
価、および30mg以下のKOH/g、好ましくは10
mg以下のKOH/gのヒドロキシル価、を有してい
る。
【0013】ポリエステルおよびその他の重合体の共重
合体である樹脂も本発明を実施するのに有用であり、そ
のような共重合体には、カルボキシル基を含有するアク
リル系重合体の共重合体が包含される。
【0014】本発明方法に使用されるチタン化合物また
はジルコニウム化合物は、アルカノールアミンの全ての
遊導体であり、そしてこれの化合物の構造式は、以下に
説明される。
【0015】式M3 〔(OR)3 N〕4 (式中、Mは、
TiまたはZrである)を有する化合物は、テトラキス
(トリアルカノールアミン)トリチタネートまたはテト
ラキス(トリアルカノールアミン)トリジルコネート、
として知られている。次の式(I)および式(II)と
して示された構造式は、テトラキス(トリアルカノール
アミン)トリチタネートのために提案された。
【化1】
【化2】
【0016】式R1 〔OM(OR)3 N〕x を有する化
合物は、トリアルコールアミンと、一価アルコール、二
価アルコール、三価アルコールまたは四価アルコールの
いずれかとの、チタン誘導体またはジルコニウム誘導体
である。一価アルコール(x=1)のチタン誘導体の1
つの形は、次の式(III)によって例示されると考え
られる。ただし、化合物におけるこのクラスのいくらか
の化合物は、二量体構造または重合体構造を有している
と考えられている。
【化3】
【0017】二価アルコール、三価アルコールまたは四
価アルコールから誘導された均等の化合物は、より多く
錯雑な構造を有し、そして一般的にそれらの特定構造は
提案されていない。
【0018】式O〔Ti(OR)3 N〕2 を有する化合
物は、次の式(IV)に示された如きチタン−酸素−チ
タン結合(Ti−O−Ti)を含有している。しかし、
またTi−O−Ti結合を含有する多くの他の分子構造
も存在していると考えられている。
【化4】
【0019】本発明に使用する化合物において、Rは、
二価の基を表わす。好ましくは、Rは、−CH2 −CH
2 −または−CH(CH3 )CH2 −であり、そして有
機チタン化合物または有機ジルコニウム化合物は、それ
ぞれ、トリエタノールアミンの誘導体またはトリイソプ
ロパノールアミンの誘導体である。
【0020】式(III)において、R1 は、アルキル
基またはオキシアルキル基を表わし、それらは、好まし
くは、1〜8個の炭素原子、更に好ましくは、1〜6個
の炭素原子、を有している。最も好ましいR1 は、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル
またはエトキシエチルである。
【0021】また、本発明は、R1 が、二価、三価また
は四価のアルコールから誘導される化合物を使用するこ
とも含んでいる。これらの化合物を製造するために有用
であるアルコールには、二価アルコール、例えば1,2
−エタンジオール(エチレングリコール)、1,2−プ
ロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコールおよびポリプロピレ
ングリコール;三価アルコール、例えばグリセロール、
トリメチロールエタンおよびトリメチロールプロパン;
および四価アルコール例えばペンタエリトリトール、が
包含される。
【0022】全ての有機チタン化合物または有機ジルコ
ニウム化合物は、選ばれたアルカノールアミンとチタン
テトラアルコキサイドまたはジルコニウムテトラアルコ
キサイドとを、適当なモル比において反応させ、次いで
置換されたアルコールを除去することにより、容易に造
ることができる。例えば、4モルのトリエタノールアミ
ンと3モルのチタンテトライソプロポキシドとを反応さ
せ、次いで生成したイソプロピルアルコールを除去する
ことにより、式(I)または(II)(式中、Rは、−
CH2 −CH2 −を表わす)のテトラキス(トリエタノ
ールアミン)トリチタネートが製造される。1モルのト
リエタノールアミンと1モルのチタンテトライソプロキ
シドとを反応させることにより、式(III)(式中、
Rは、−CH2 −CH2 −を表わし、そしてR1 は、イ
ソプロピル基を表わす)の化合物が製造される。これ
は、二価アルコール、三価アルコールまたは四価アルコ
ールの適当量を添加し、次いで生成したイソプロピルア
ルコールを更に除去することにより、本発明に有用な他
の化合物に変換される。
【0023】テトラキス(トリエタノールアミン)トリ
チタネートを製造するための変法には、トリエタノール
アミンとチタンテトライソプロポキシドの混合物を、適
当な割合において、炭化水素溶剤例えばヘプタンの混合
液中において、製造することが含まれる。反応によって
生成したイソプロピルアルコールは、約50℃以下の温
度において、減圧下で混合物を加熱することにより除去
される。
【0024】本発明方法に使用される有機チタン化合物
または有機ジルコニウム化合物の量は、他の因子、ポリ
エステル樹脂の架橋の所望程度およびポリエステル樹脂
の性質、に依存する。一般的に、樹脂の重量に基づい
て、2〜10重量%が用いられ、好ましくはその量は5
〜8重量%である。
【0025】粉末被覆用組成物を硬化させる前に、有機
チタン化合物または有機ジルコニウム化合物とポリエス
テル樹脂とをよく混合する。典型的には、最初に、樹脂
および有機チタン化合物または有機ジルコニウム化合物
を、他の成分例えば顔料および流れ調整剤といっしょに
して、高強度ミキサー例えばヘンシェルミキサー(He
nschel mixer)中において、1種の粉末の
ように混合する。適当な顔料には、無機顔料例えば二酸
化チタンおよび酸化鉄、および有機顔料例えばカーボン
ブラックおよびフタロシアニンブルー、が包含される。
更に、無機エキステンダー(inorganic ex
tenders)例えば硫酸バリウムまたは炭酸カルシ
ウムを、顔料システムの1部として加えてもよい。流れ
調整剤として有用な化合物には、シリコーン類およびポ
リアクリレート例えばポリブチルアクリレートおよびブ
チル/エチルヘキシルアクリレート共重合体、が包含さ
れる。
【0026】次いで、混合された粉末は、通常、粉末被
覆用組成物に従来用いられているタイプの押出機例えば
ブス−コ−ニーダーPR44(Buss−Ko−Kne
ader PR44)に入れる。この押出機により、約
90℃〜120℃の温度において、混合された粉末から
半熔融塊(semi−molten mass)を生成
させ、そして押出された物を冷却してもろい固体を生成
させ、次いで、その固体を、適当な微粉砕機例えばピン
ミル(pin mill)中において微粉砕して粉末被
覆用組成物を製造する。通常、粉末被覆剤は、適用前に
ふるいにかけて大粒の粒子が存在しないことを確実にす
る。
【0027】使用においては、粉末被覆用組成物を、処
理すべき表面に、便利な任意の方法を用いて被覆する。
例えば、アルミニウムまたは鋼を処理するためには、通
例、静電噴霧法(electrostatic spr
aying)が使用される。なぜなら、この技術は、処
理し難い表面上でさえ極めて均一な被覆を造りだすから
である。極めて有用な他の技術は、摩擦電気噴霧法(t
riboelectric spraying)であ
る。
【0028】次いで、被覆された表面を充分に高温に加
熱して樹脂を融合させ、有機チタン化合物または有機ジ
ルコニウム化合物により、遊離のヒドロキシル基または
カルボキシル基を架橋させることにより硬化させる。樹
脂が硬化する温度は、ある程度まではその樹脂のガラス
転移温度および軟化点および架橋剤の反応性に依存する
が、一般的に、140℃〜220℃の範囲である。普
通、樹脂は、この範囲の温度において、5〜30分間、
更に通常は5〜20分間、加熱することによって充分に
硬化する。カルボキシル基の多い重合体のための典型的
な硬化計画は、160℃において15〜20分間、18
0℃において10〜20分間、または200℃において
6〜10分間である。ヒドロキシル基の多い樹脂のため
の典型的な硬化計画は、190℃において15〜20分
間、または200℃において10〜15分間である。
【0029】多くの既知試験を用いて仕上げられた被覆
の質を評価した。典型的には、メチルエチルケトンによ
るダブルラブ試験(double rub test)
を用いて硬化の程度を評価し、裏面衝撃試験(reve
rse impact test)および曲げ試験を用
いて、架橋の程度を確認し、そして被覆された表面の被
覆の保全性およびその結合性を評価した。また、仕上げ
られた被覆の色および光沢も硬化した樹脂の重要な性質
である。
【0030】本発明方法によって硬化した被覆は、これ
らの試験によって評価したときに許容される品質を有し
ていた。また、有機チタン化合物および有機ジルコニウ
ム化合物は、固体である活性架橋剤であり、かつ低揮発
性を有している。本発明を次の実施例によって例示す
る。
【0031】実施例1 空気駆動式攪拌機、温度計および冷却器を備えた1リッ
トルのガラス製フラスコ(fishbowl flas
h)中のテトライソプロポキシド(426.0g、1.
50モル)に、トリエタノールアミン(298.0g、
2.0モル)を加えた。得られた透明な黄色液体を、減
圧下で90℃にゆっくりと加熱し、イソプロパノール副
生成物を除去し、粘稠な樹脂を得た。それを冷却してチ
タン含量18.16重量%を有するガラス状固体を得
た。
【0032】実施例2 空気駆動式攪拌機、温度計および冷却器を備えた1リッ
トルのガラス製フラスコの中において、市販のヘプタン
混合液にチタンテトラエトキシド(456.1g)を溶
解させた溶液に、トリエタノールアミン(198.9
g、1.33モル)を加えた。得られた透明な黄色液体
を、減圧下で21℃〜50℃においてエタノール/ヘプ
タンをストリップ(stripped)し、粘稠な樹脂
を得た。それを冷却してチタン含量18.30重量%を
有するガラス状固体を得た。
【0033】実施例3 水(9.7g、0.54モル)およびトリエタノールア
ミン(157.8g、1.06モル)を混合し、それ
を、回転蒸発器フラスコ中のチタンテトライソプロポキ
シド(300.6g、1.06モル)に加えた。その混
合物を減圧下で加熱し、放出されたイソプロパノールを
除去し、チタン含量20.11重量%を有する砕けやす
い薄黄色(pale yellow)の固体を得た。
【0034】実施例4 回転蒸発器フラスコ中のチタンテトライソプロポキシド
(100.1g、0.35モル)に、トリエタノールア
ミン(70.1g、0.47モル)を加え、5分間混合
した。次いで、エチレングリコール(7.3g、0.1
2モル)を加え、生成物を5分間混合し、減圧下で加熱
し、イソプロパノールを除去し、チタン含量16.07
重量%を有する薄黄色の砕けやすい固体を得た。
【0035】実施例5 回転蒸発器フラスコ中のチタンテトライソプロポキシド
(200.0g、0.70モル)に、トリエタノールア
ミン(105.0g、0.70モル)を加え、5分間混
合し、次いで減圧下で加熱し、一定の生成物重量が達成
されるまでイソプロパノールを除去した。次いで、ジエ
チレングリコール(37.1g、0.35モル)を加
え、生成物を減圧下で再び加熱し、更にイソプロパノー
ルを除去し、黄色のガラス状固体を得た。
【0036】実施例6 実施例5の方法に従って、チタンテトライソプロポキシ
ド(100.0g、0.35モル)に、トリエタノール
アミン(52.6g、0.35モル)を加え、生成物を
減圧下で加熱してイソプロパノールを除去した。次い
で、グリセロール(10.9g、0.12モル)を加
え、生成物を減圧下で再び加熱し、イソプロパノールを
除去し、チタン含量17.92重量%を有する黄色の砕
けやすい固体を得た。
【0037】実施例7 実施例5の方法に従って、チタンテトライソプロポキシ
ド(100.1g、0.35モル)に、トリエタノール
アミン(52.6g、0.35モル)を加え、生成物を
減圧下で加熱してイソプロパノールを除去した。次い
で、モノプロピレングリコール(13.4g、0.18
モル)を加え、生成物を減圧下で再び加熱し、イソプロ
パノールを除去し、チタン含量17.85重量%を有す
る白色の砕けやすい固体を得た。
【0038】実施例8 回転蒸発器フラスコ中のチタンテトライソプロポキシド
(426.2g、1.5モル)に、溶融したトリイソプ
ロパノールアミン(286.9g、1.5モル)をゆっ
くり加えた。フラスコの内容物を5分間混合し、次い
で、減圧下で加熱してイソプロパノールを除去し、チタ
ン含量16.21重量%を有する白色固体を得た。
【0039】実施例9 回転蒸発器フラスコ中のテトライソプロポキシド(56
8.1g、2.0モル)に、トリエタノールアミン(2
98.1g、2.0モル)を加えた。フラスコの内容物
を10分間混合し、減圧下で加熱してイソプロパノール
を除去した。生成物は90℃において動きやすい黄色液
体であり、それを冷却してチタン含量19.99重量%
を有するガラス状固体を得た。
【0040】実施例10 空気駆動式攪拌機、冷却器および温度計を備えた2リッ
トルのガラス製フラスコ中において、n−プロパノール
にジルコニウムテトラ−n−プロポキサイド(431.
8g、1モル ジルコニウムプロポキサイド)を溶解さ
せた溶液と市販のヘプタン混合液を混合した。この混合
物に、トリエタノールアミンを滴下用ロートから加え、
還流させながら30分間攪拌した。冷却後、固体沈殿物
を濾過により回収し、乾燥させ、ジルコニウム含量3
1.15重量%を有する白色粉末を得た。
【0041】実施例11 回転蒸発器フラスコ中のテトライソプロポキサイド(7
67.7g、2.71モル)に、トリエタノールアミン
(540.3g、3.62モル)を加えた。フラスコの
内容物を15分間混合し、減圧下で最高温度130℃に
加熱することによりイソプロパノールを除去し、チタン
含量19.82重量%を有する砕けやすい黄色固体を得
た。
【0042】実施例12反応性試験1 ポリエステル樹脂に対する有機チタン架橋剤または有機
ジルコニウム架橋剤の反応性は、ゲル化時間試験を用い
て簡単に調べることができる。架橋剤7部をポリエステ
ル樹脂(第1表参照)93部と乳鉢および乳棒を用いて
粉砕した。この混合物の約0.7gを、サーモスタット
で調節された加熱アルミニウムブロックのくぼみ内に置
いた。温度は200℃に予めセットした。溶融した混合
物を木製のカクテルスティック(cocktail s
tick)で攪拌し、ゲル化〔溶融したスレッド(th
read)のスナップバック(snapback)〕が
起こる時間を秒で記録した。360秒以内にゲル化が起
こらないときは、360秒後の樹脂の外観を記録し、第
2表に示した。
【表1】 (注)(1) DSM樹脂によって供給された。 (2) Zeneca樹脂によって供給された。
【表2】
【0043】実施例13反応性試験2 また、次の第3表に示した簡単な被覆用配合物に対する
有機チタン架橋剤または有機ジルコニウム架橋剤の反応
性は、前記のゲル化時間試験を行うことによって調べる
ことができる。粉末は、樹脂、顔料、架橋剤および流れ
調整剤をいっしょにして粉砕し、120℃において30
分間加熱し、次いで冷却し、再び粉砕し、そしてふるい
(85メッシュ、180ミクロメーター)にかけること
により、造った。流れの簡単な指示は、ボンデライト7
11アルミニウムプレート(Bonderite 71
1 aluminium plates)上に粉末を引
落すことにより、そしてオーブン(oven)中で20
0℃において10分間硬化させることにより、得られ
た。次いで、被覆は、目視により1〜10(1=ガラス
状でなめらか、10=非常に粗い)の尺度で評価した。
それらの結果を第4表に示した。
【表3】
【0044】(注)(1) DSM樹脂によって供給された
Uralac P2400 またはUralacP2115 。 (2) Zeneca樹脂によって供給されたNeocrest P660 。 (3) Tioxide によって供給されたTiO2(RTC90) 。 (4) Monsantoによって供給されたModaflow。
【表4】
【0045】実施例14 粉末被覆用組成物に有機チタン架橋剤または有機ジルコ
ニウム架橋剤を使用することを次の方法によって例示し
た(第5表参照)。
【0046】ヒドロキシル基の多いポリエステル樹脂、
例えばUralac P2115、またはカルボキシル
基の多いポリエステル樹脂、例えばUralac P2
400またはNeocrest P660を、顔料、流
れ調整剤および本発明の架橋剤と、ヘンシェルミキサー
(Henschel mixer)中において、180
0rpmで5分間混合した。次いで、この粉末をバレル
温度(barreltemperature)105℃
を有するブス−コ−ニーダーPR44押出し機(Bus
s−Ko−Kneader PR extruder)
に送りこんだ。押出し物をピンミル(pin mil
l)を使用して微粉砕し、ふるいにかけて最大粉径75
マイクロメーターの粉末を得た。次いで、この粉末を、
ボンデライト711アルミニウムプレート(Bonde
rite 711 aluminium plate)
上に、約50ミクロメータの厚さに、90KVの電圧に
おいて静電噴霧した。次いで、これらのプレートを、硬
化を容易にするために、オーブンの中で180℃または
200℃において、10分間または20分間加熱した。
【0047】硬化は、広く用いられているMEK(メチ
ルエチルケトン)ダブル−ラブ法(double−ru
b method)を用いて評価した。また、耐衝撃法
試験も行った。
【表5】
【0048】(注):(1)TiOは、Tioxide
によって供給されたTioxideRTC4である。 (2)樹脂は、DSM樹脂によって供給されたUral
ac P2115またはUralac P2115、ま
たはZeneca樹脂より供給されたNeocrest
P660である。 (3)架橋剤は、本発明における実施例によって造った
有機チタン化合物である。トリグリシジルイソシアヌレ
ート(TGIC)は、比較のためにUralac P2
400を用いて試験した。 (4)Uralac P2400樹脂およびNeocr
est P660樹脂のために用いた流れ調整剤は、B
ASF A.G.によって供給されたAcronal
4Fである。これは、UralacP2400において
10重量%マスターバッチ(masterbatch)
として加えた。Uralac P2115のために用い
た流れ調整剤は、Harcros Chemical
Ltd.によって供給されたModaflowであり、
これは、Uralac P2115において10重量%
マスターバッチとして加えた。
【表6】
【表7】
【表8】
【0049】(注)(a)200ダブルラブに達する前
にアルミニウムパネルが露出する場合には、摩擦の回数
を記録した。200ダブルラブを行ってもアルミニウム
パネルが露出しない場合には、0〜5〔5は損害なし
(被覆または光沢の損失なし)〕の尺度で目視により評
価した。架橋してない被覆は、4〜6回のダブルラブに
よりアルミニウムは露出した。 (b)約50ミクロメーターの厚さのフィルムを、半球
状の鋼製プローブ(steel probe)(直径1
4mm)を使用して570mmを通して垂直に適用する
4.75kgの裏面衝撃試験(reverse imp
act)にかけた。各パネルは、割れの程度について0
〜5〔0は、割れ(cracking)/フレーキング
(flaking)がなく、そして5は、裏面が割れて
被覆が剥離する〕の尺度で目視により評価した。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂を、アルカノールアミ
    ンの誘導体であり、かつ式M3 〔(OR)3 N〕4 また
    は式O〔M(OR)3 N〕2 または式R1 〔OM(O
    R)3 N〕x (各式中、Rは、2価の脂肪族基を表わ
    し、xは、1〜4であり、そしてR1 は、飽和炭化水素
    基または1個またはそれ以上のエーテル結合を含有する
    基を表わす)を有する、有機チタン化合物または有機ジ
    ルコニウム化合物と反応させることから成る、粉末被覆
    用組成物の硬化方法。
  2. 【請求項2】 Rが、−CH2 −CH2 −または−CH
    (CH3 )CH−を表わす、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 R1 が、1〜8個の炭素原子を含有する
    アルキル基またはオキシアルキル基を表わす、請求項1
    または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1 が、メチル、エチル、n−プロピ
    ル、イソプロピル、n−ブチルまたはエトキシエチルで
    ある、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 R1 が、1,2−エタンジオール、1,
    2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、
    1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジ
    エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプ
    ロピレングリコール、グリセロール、トリメチロールエ
    タン、トルメチロールプロパン、またはペンタエリトリ
    トールから遊導された基を表わす、請求項1または2に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 ポリエステル樹脂が、テレフタル酸、イ
    ソフタル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット
    酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸またはセバシン
    酸のエステルである、請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 ポリエステル樹脂が、1,2−エタンジ
    オール、1,2−プロパンジオール、トリメチロールプ
    ロパン、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオ
    ール、1,4−ブタンジオール、ペンタエリトリトー
    ル、グリセロール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシ
    アヌレートまたはエトキシル化ビスフェノールAであ
    る、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ポリエステル樹脂が、20〜150mg
    KOH/gのヒドロキシル価を有するヒドロキシル基の
    多い樹脂である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ポリエステル樹脂が、0〜15mgKO
    H/gの酸価を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリエステル樹脂が、15〜100m
    gKOH/gの酸価を有するカルボキシル基の多い樹脂
    である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ポリエステル樹脂が、30mgKOH
    以下/gのヒドロキシル価を有する、請求項10に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 ポリエステル樹脂が、ポリエステルお
    よびカルボキシル基を含有するアクリル系重合体の共重
    合体である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 有機チタン化合物または有機ジルコニ
    ウム化合物が、ポリエステル樹脂の重量に基づいて2〜
    10重量%の量において存在する、請求項1〜12のい
    ずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 粉末被覆用樹脂を、140℃〜220
    ℃の範囲の温度において、5〜30分間硬化させる、請
    求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 有機チタン化合物がテトラキス(トリ
    エタノールアミン)トリチタネートであり、そして炭化
    水素溶媒中においてトリエタノールアミンおよびチタン
    テトライソプロポキシドを混合し、次いで、得られた混
    合物を50℃以下の温度において加熱することにより生
    成したイソプロピルアルコールを除去することによって
    製造する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 粉末被覆用組成物が硬化する前に、顔
    料および流れ調整剤を、ポリエステル樹脂および有機チ
    タン化合物または有機ジルコニウムと混合する、請求項
    1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ポリエステル樹脂を有機チタン化合物
    または有機ジルコニウム化合物と混合し、得られた混合
    物を押出し機に送りこみ、90℃〜120℃の温度にお
    いて押出し、冷却し、そして微粉砕する、請求項1〜1
    6のいずれか1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ポリエステル樹脂、およびアルカノー
    ルアミンの誘導体であり、かつ式M3 〔(OR)3 N〕
    4 または式O〔M(OR)3 N〕2 または式R1 〔OM
    (OR)3 N〕x (各式中、Rは、2価の脂肪族基を表
    わし、xは、1〜4であり、そしてR1 は、飽和炭化水
    素基または1個またはそれ以上のエーテル結合を含有す
    る基を表わす)を有する、有機チタン化合物または有機
    ジルコニウム化合物の混合物から成る、粉末被覆用組成
    物として使用するのに適した組成物。
JP6105144A 1993-05-19 1994-05-19 粉末被覆用組成物の硬化方法 Pending JPH06345999A (ja)

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