JPH0634555A - メロンの縞抽出装置 - Google Patents

メロンの縞抽出装置

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Publication number
JPH0634555A
JPH0634555A JP4214799A JP21479992A JPH0634555A JP H0634555 A JPH0634555 A JP H0634555A JP 4214799 A JP4214799 A JP 4214799A JP 21479992 A JP21479992 A JP 21479992A JP H0634555 A JPH0634555 A JP H0634555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
melon
color
stripes
brightness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4214799A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumitsu Toki
治光 十亀
Toshio Okamura
寿夫 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP4214799A priority Critical patent/JPH0634555A/ja
Publication of JPH0634555A publication Critical patent/JPH0634555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メロンのカラー画像から縞を抽出するように
し、もってカラー画像から縞評価のみならず色評価を含
めたメロン外観の多面的な評価を可能にすること。 【構成】カラーカメラ1が撮影するネット系メロンのカ
ラー画像を入力する(S1)。そのカラー画像の測定部
位を決定したのち、縞部を強調するために、その測定部
位におけるR画像とG画像との輝度差(R−G)を求め
る画像間演算を行う(S2)。次に、そのヒストグラム
のダイナミックレンジを拡大する(S3)。引き続き、
見易い画像を得るために、輝度演算を行う(S4)。そ
して、輝度演算の処理後の画像について、2値化処理を
行って縞を抽出する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネット系メロンをカラ
ーカメラで撮影し、そのカラー画像から縞(ネット)ま
たは表皮を抽出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネット系メロンでは、縞は外観品質とし
て重要なため、従来は検査員が目視により観察してその
評価を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の縞の評
価は検査員が目視により観察して行うので、その評価に
ばらつきが生ずる上に、評価には熟練を要するという問
題があり、その評価の高精度化、省力化のために画像処
理的な手法による解決が望まれていた。さらに、縞の評
価のみならず、色評価などを含めたメロン外観の多面的
な評価も望まれていた。
【0004】そこで、本発明は、メロンのカラー画像か
ら縞を抽出するようにし、もってカラー画像から縞評価
のみならず色評価などを含めたメロン外観の多面的な評
価を可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。すなわち、本発
明は、ネット系メロンをカラー撮影する撮像手段と、そ
の撮影したメロンのカラー画像を構成する所定の2つの
画像間でその輝度差を求める演算を行う画像間演算手段
と、その画像間演算済みの画像からメロンの縞を抽出す
る縞抽出手段と、を備えてなる。
【0006】
【作用】本発明は、ネット系メロンをカラー撮影したカ
ラー画像のR画像(赤画像)の輝度とG画像(緑画像)
の輝度との差は、メロンの縞の部分では大きく、その表
皮の部分では小さいという知見に基づくものである。
【0007】さらに本発明は、カラー画像のG画像の輝
度とB画像の輝度とは、その輝度レベルは異なるが波形
が非常に類似しているという知見に基づくものである。
【0008】そこで、本発明では、撮像手段がネット系
メロンをカラー撮影する。画像間演算手段は、その撮影
したメロンのカラー画像を構成する所定の2つの画像間
(例えばR画像とG画像との間)でその輝度差を求める
演算を行う。縞抽出手段は、その画像間演算済みの画像
からメロンの縞を抽出する。
【0009】以上のように本発明は、ネット系メロンの
カラー画像を構成する所定の2つの画像間でその輝度差
を求める演算を行い、その演算済みの画像からメロンの
縞を抽出するようにした。従って、本発明は、メロンの
カラー画像から縞を精度よく抽出でき、もってカラー画
像から縞評価のみならず色評価などを含めたメロン外観
の多面的な評価が可能となる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を説明する前に、本発明の原
理について図1〜図3を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、ネット系メロンをカラ
ーカメラで撮影し、その赤道部のラインにおけるR画像
(R信号)の輝度、G画像(G信号)の輝度、およびB
画像(B信号)の輝度についてそれぞれ求めると、例え
ば図3で示すような波形が得られる。
【0012】これらの各波形を観察すると、R画像の輝
度とG画像の輝度との差が、メロンの縞に相当する部分
で大きく、メロンの表皮に相当する部分では小さいこと
がわかる(図2参照)。また、これらR、G、B画像
は、図3で示すようにいずれもX方向の輝度レベルが左
右で低く、中央部で高くなっている。しかし、上述の輝
度差は、左右部や中央部などの位置に影響されず、メロ
ンの縞部で大きく、メロンの表皮部で小さい。
【0013】さらに、G画像の輝度とB画像の輝度とを
比較すると、その輝度レベルは異なるが波形が非常に類
似していることがわかる。
【0014】そこで、本発明は、このような知見に基づ
き、メロンのカラー画像から精度よく縞を抽出する技術
を確立したので、以下にその実施例を説明する。
【0015】図4は本発明実施例のブロック図であり、
図において、1は撮影評価対象であるネット系メロンの
側方に配置するカラーカメラである。このカラーカメラ
1は、カメラコントローラ2を介して画像処理装置3に
接続する。画像処理装置3はCPUやメモリなどからな
り、後述のように所定の画像処理を行う。画像処理装置
3は、画像出力装置として表示装置4を接続し、さらに
システムコントローラ5と接続する。
【0016】次に、このように構成する実施例の画像処
理例について、図5のフローチャートを参照して説明す
る。
【0017】まず、カラーカメラ1が撮影するネット系
メロンのカラー画像を入力する(S1)。次に、そのカ
ラー画像の測定部位を決定したのち、縞部を強調するた
めに、その測定部位におけるR画像とG画像との輝度差
(R−G)を求める画像間演算を行う(S2)。その結
果、図6で示すような輝度差(R−G)のヒストグラム
が得られる。
【0018】次に、そのヒストグラムのダイナミックレ
ンジを拡大すると(S3)、図7で示すようなヒストグ
ラムに変換される。
【0019】さらに、人が見易い画像を得るために、次
のような輝度演算を行う(S4)。
【0020】L=(R−G)×a ここで、Lは輝度演算後の輝度値、(R−G)はヒスト
グラム変換後の輝度差である。また、aは任意の設定値
であり、測定領域中の縞を識別するために、係数aをヘ
タ部分で「4」、表皮部で「2」とすれば、縞が識別し
やすくなる。
【0021】そして、輝度演算の処理後の画像につい
て、例えばしきい値を「200」にして2値化処理する
と(S5)、図8(B)で示すような縞が抽出された画
像が得られる。なお、8図(A)は、測定部位のR画像
である。
【0022】以上の処理により、本発明実施例では、メ
ロンのカラー画像から縞部を精度よく抽出できるので、
カラー画像から縞の評価のみならず、外観の色評価など
も行うことが可能になり、もってメロン外観の多面的な
評価が可能になる。
【0023】次に、本発明実施例の他の画像処理例につ
いて、以下に説明する。
【0024】この画像処理例は、上述したように、G画
像の輝度とB画像の輝度とは、その輝度レベルは異なる
が、両者の波形が非常に類似しているという知見に基づ
くものである。
【0025】すなわち、この画像処理例では、カラー画
像を入力後、B画像の輝度レベルをG画像の輝度レベル
に等しくするレベル操作を行い、次にR画像とレベル操
作を行ったB画像とからその輝度差(R−B)を求める
画像間演算を行う。このようにして求めた輝度差(R−
B)は、上述の輝度差(R−G)と同様に、メロンの縞
部で大きくその表皮部で小さい。そこで、演算した輝度
差について、図5のステップS3〜S5で示すような各
処理を行えば、上記の画像処理例と同様にメロンの縞を
精度よく抽出できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ネット
系メロンのカラー画像を構成する所定の2つの画像間で
その輝度差を求める演算を行い、その演算済みの画像か
らメロンの縞を抽出するようにした。従って、本発明
は、メロンのカラー画像から縞を精度よく抽出でき、も
ってカラー画像から縞評価のみならず色評価などを含め
たメロン外観の多面的な評価が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】R画像とG画像との輝度差が、メロンの縞に相
当する部分で大きく、メロンの表皮に相当する部分では
小さいことを説明するための図である。
【図3】ネット系メロンのカラー画像において、その赤
道部のラインにおけるR画像の輝度、G画像の輝度、お
よびB画像の輝度の一例を示す図である。
【図4】本発明実施例のブロック図を示す図である。
【図5】その実施例の画像処理例を示すフローチャート
である。
【図6】輝度差(R−G)のヒストグラムを示す図であ
る。
【図7】そのヒストグラムの輝度変換を行った図であ
る。
【図8】(A)は測定部位のR画像を示し、(B)は縞
を抽出後の2値画像である。
【符号の説明】
1 カラーカメラ 3 画像処理装置 4 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B07C 5/342 9244−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネット系メロンをカラー撮影する撮像手段
    と、 その撮影したメロンのカラー画像を構成する所定の2つ
    の画像間でその輝度差を求める演算を行う画像間演算手
    段と、 その画像間演算済みの画像からメロンの縞を抽出する縞
    抽出手段と、 を備えてなるメロンの縞抽出装置。
JP4214799A 1992-07-21 1992-07-21 メロンの縞抽出装置 Withdrawn JPH0634555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214799A JPH0634555A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 メロンの縞抽出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214799A JPH0634555A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 メロンの縞抽出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634555A true JPH0634555A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16661720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4214799A Withdrawn JPH0634555A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 メロンの縞抽出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0634555A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5624014A (en) * 1992-03-20 1997-04-29 Crasset; Dominique Device for actuating a clutch or a gear box or the like
JPWO2017168469A1 (ja) * 2016-03-28 2019-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 外観検査装置と外観検査方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5624014A (en) * 1992-03-20 1997-04-29 Crasset; Dominique Device for actuating a clutch or a gear box or the like
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005