JPH0634477U - 消毒用スプレーノズル - Google Patents

消毒用スプレーノズル

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JPH0634477U
JPH0634477U JP7373092U JP7373092U JPH0634477U JP H0634477 U JPH0634477 U JP H0634477U JP 7373092 U JP7373092 U JP 7373092U JP 7373092 U JP7373092 U JP 7373092U JP H0634477 U JPH0634477 U JP H0634477U
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JP
Japan
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nozzle
branch pipe
threaded portion
supply passage
shaped
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Pending
Application number
JP7373092U
Other languages
English (en)
Inventor
信重 真田
Original Assignee
株式会社真田製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 菜園、花壇等へ薬液を噴霧する場合に、広範
囲に噴霧させるか、或いは極小範囲に噴霧させるかを容
易に操作させる。 【構成】 ノズル4が有するノズル噴口4A、4Bの一
方をT型分岐管4eへ締め込み、T型バルブ4dをT型
分岐管4eに穿設された孔部4fに圧着させて孔部4f
を閉塞して薬液を係止したり、また締め込んだノズル噴
口4A、4Bの一方をT型分岐管4eから緩め、T型バ
ルブ4dを遊動可能な状態にして薬液を噴霧できるよう
にする。これにより一方のノズル噴口4A、4Bのみを
開放、閉塞することができるので、薬液を菜園、花壇等
の広範囲、或いは極小範囲に噴霧させるかを容易に操作
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は消毒用スプレーノズルに係わり、特に複数のノズルを備えた消毒用 スプレーノズルに関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から、菜園、花壇等を消毒する消毒用スプレーノズルがあり、この消毒用 スプレーノズルにはノズル噴口が二つのものがあり、この場合には広範囲に噴霧 するのに適している。 このような消毒用スプレーノズルは図4に示すようなノズル噴口54A、54 BとT型分岐管54aとから構成されるノズル54であり、ノズル54はパイプ 55を介してタンク等(図示せず)から送られてくる薬液を噴霧するものである 。
【0003】 このノズル噴口54A、54Bは、T型分岐管54aにOリング54bを介し て螺着されるノズル噴口54A、54Bの構成要素であるノズル虫52と、これ にノズルOリング53を介して螺着される噴口キャップ51とを有している。 しかし、このノズル54では、一方のノズル噴口54Aのみ或いはノズル噴口 54Bのみで使用することができず、一輪の花や菜園、花壇等の極小範囲だけを 噴霧させることができなかった。
【0004】
【目的】
本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、菜園、 花壇等へ薬液を噴霧する場合に、広範囲、或いは極小範囲に噴霧させるかを容易 に操作することができる消毒用スプレーノズルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案の消毒用スプレーノズルは、薬液を供給する 供給路と供給路より大きい径を有する螺合部とが形成されたT型分岐管及びT型 分岐管の螺合部に螺着される螺着部を有する二つのノズル噴口を備えた二頭口の 消毒用スプレーノズルであって、少なくとも一頭は螺着部と供給路との間に設置 され、螺着部が螺合部に対し完全に締め込まれたとき供給路を閉塞するT型バル ブと、螺着部に設けられ、螺着部が螺合部に対し緩められたとき供給路からノズ ル噴口への薬液の流れを許容する切り溝と、螺着部に嵌装され螺着部と螺合部と の間からの薬液の漏れを防止するOリングとを備えたものである。
【0006】
【作用】
ノズルが有するノズル噴口をT型分岐管へ締め込み、T型バルブをT型分岐管 に穿設された供給路に圧着させて供給路を閉塞して薬液を係止したり、また締め 込んだノズルのノズル噴口をT型分岐管から緩め、T型バルブを遊動可能な状態 にして、螺着部に設けられた切り溝を介してノズル噴口の噴孔へ供給し、薬液を 噴霧できるようにする。
【0007】 これにより複数のノズル噴口の一方を選択的に開放、閉塞することができるの で、薬液を菜園、花壇等の広範囲、或いは極小範囲に噴霧させるかを容易に操作 することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 本考案の消毒用スプレーノズルを用いた消毒用スプレーは図2に示すように、 薬液を貯水するタンク21と、タンク21の薬液を吸上げるポンプ22と、ポン プ22を往復運動することによりタンク21から送られてくる薬液を噴霧(スプ レー)するノズル4とを備えている。
【0009】 タンク21は厚さ0.6〜1.0mmの黄銅板またはステンレス板製で、黄銅 製のものはニッケル鍍金を施してある。このタンク21にはホース8が接続され ており、このホース8の先端にはノズル4等と連結させるためにニップル7が固 定されている。 ポンプ22はタンク21に備えられており、ロッドの先端にピストンを取り付 けたピストン・ポンプ、円筒型の単働プランジャを用いるプランジャ・ポンプま たは予め空気室の圧力を一定以上に高めておき、空気圧のみを利用して噴霧させ る空気ポンプが使用される。シリンダ、プランジャ、ピストンは黄銅、青銅製で 、シリンダにはニッケル鍍金が施される。ポンプ22には吸込弁、突出弁が備え てあるが、使用液が粘稠液や懸濁液等の農薬なので吸込弁、突出弁の材質は黄銅 や鋼が用いられる。ポンプ22により吸上げられた薬液は空気室内に入り、空気 の圧力によって大体一定の圧力でポンプ22の突出口に送られる。
【0010】 ノズル4はタンク21から送られてくる薬液を噴霧するもので、図1に示すよ うにパイプ5aに連結された分岐口が2方向のT型分岐管4eと、螺着部4aが 設けられ且つ螺着部4aに嵌装される液密用のOリング4cを介してT型分岐管 4eに設けられた螺合部4gに螺着されるノズル噴口4A、4Bとを有している 。
【0011】 T型分岐管4eの螺合部4g箇所は、螺合部4gより小さい径でT型分岐管4 eを貫通する供給路4fと、ノズル噴口4A、4Bの回動動作によってOリング 4cの箇所から薬液が洩れないような径を有する開口部4hとから形成されてい る。これによりOリング4cを開口部4hと密着した状態でノズル噴口4A、4 Bを回動させることができる。
【0012】 また螺着部4aには薬液の流通溝になる切り溝4bが形成され、更にT型分岐 管4eに穿設された供給路4fを閉塞させるためのT型バルブ4dが設置される 。これにより例えばノズル噴口4Aを緩めるとT型バルブ4dが遊動可能な状態 になり、パイプ5aから送られる薬液がT型バルブ4dをノズル噴口4Aの螺着 部4a側に移動させ、薬液は供給路4fから螺着部4aの切り溝4bに流れ込み 吐出孔2bに送られるので、薬液を噴霧することができる。一方、ノズル噴口4 Aを締め込むと、ノズル噴口4AとT型分岐管4eとでT型バルブ4dを圧着す るので、薬液は供給路4fから流出することができない。
【0013】 ノズル噴口4A、4Bは薬液を噴出させるためのノズル虫2と、このノズル虫 2に螺着される噴口キャップ1とを有している。ノズル虫2の噴口キャップ1と の螺着方向側には液密用のノズルOリング3と、噴霧を拡角する斜行切り欠き2 aと、薬液を吐出させる吐出孔2bとを備える。噴口キャップ1の先端中央には 大気中に噴射するための噴孔(図示せず)が形成されている。
【0014】 このようにノズル虫2や噴口キャップ1等で構成されるノズル噴口4A、4B を用いてパイプ5aから送られる薬液を一方のノズル噴口4Aのみから噴霧させ るには、もう一方のノズル噴口4Bを締め込み、ノズル噴口4Bのノズル虫2に 形成された螺着部4aに挿入されるT型バルブ4dを供給路4fに圧着させる。 これによりT型分岐管4eに穿設された供給路4fの片孔を確実に閉塞させるこ とができるので、菜園、花壇等の極小範囲だけに薬液を噴霧することができる。
【0015】 タンク21に接続されたホース8に固定されるニップル7とノズル4は、入れ 子式のパイプ5a、5bで伸縮自在に接続すると共に、この入れ子式のパイプ5 a、5bの接続部には液密シール5が設けられている。この液密シール5は、パ イプ5a上に摺動自在に設けられたパッキン5cと、グランド5dとを有し、パ ッキン5cはその両端にテーパー5g、5hが付けられ、少なくとも一端には切 り溝5iが設けられ、グランド5dはパッキン5cを介してパイプ5bのネジ部 5fに螺着され、液密シール手段を形成する。尚、パイプ5bの他端にはニップ ル7と螺着させるネジ部6が固定されている。
【0016】 以上のように構成された本考案の消毒用スプレーノズルの取扱について以下に 述べる。 菜園、花壇等に薬液を噴霧するには、図2に示すようにタンク21に備えられ たポンプ22の握り部22aを持ちピストン運動して、薬液をノズル4に供給す る。
【0017】 この時、菜園、花壇等の狭小範囲に薬液を噴霧する場合、例えば図3(a)に 示すようにノズル4のノズル噴口4Aを緩め、T型バルブ4dを遊動可能な状態 にして薬液を噴霧できるようにし、またノズル4のノズル噴口4Bを締め込み、 T型バルブ4dを供給路4fに圧着させ薬液を係止する。即ち、パイプ5aから 送られる薬液がノズル噴口4Aに送られると、遊動可能な状態のT型バルブ4d がノズル噴口4Aの螺着部4a側に移動するので、薬液は供給路4fから螺着部 4aの切り溝4bに流れ込み吐出孔2bに送られる。また、パイプ5aから送ら れる薬液がノズル噴口4Bに送られると、ノズル噴口4BとT型分岐管4eとで T型バルブ4dが圧着されているので、薬液は供給路4fから流出することがで きない。
【0018】 一方、菜園、花壇等の広範囲に薬液を噴霧する場合、図3(b)に示すように ノズル4のノズル噴口4A、4B共に緩め、T型バルブ4dを遊動可能な状態に して薬液を噴霧できるようにする。 こうして薬液はノズル4のノズル噴口4Aのみやノズル噴口4Bのみ、または ノズル噴口4A、4Bから容易に噴霧することができる。また噴口キャップ1は ノズル虫2に螺着されるが、T型分岐管4eに螺着されるノズル噴口4A、4B の角度をT型分岐管4eの軸線周りに調節することにより、噴霧方向を変化させ ることができる。更にまた、噴口キャップ1のネジを緩めると斜行切り欠き2a の効果がなくなるから噴射(ジェット)になり、更に遠くまで届くことになる。
【0019】 タンク21に接続されたホース8に固定されるニップル7とノズル4に介在さ れた入れ子式のパイプ5a、5bは、伸縮自在に接続され、その接続部には液密 シール5が設けられているので、グランド5dをネジ部5fから緩めれば、パイ プ5aはパイプ5d内で自由に摺動でき引き伸すことができる。 尚、本実施例においてはノズル噴口4A、4Bの両方に開放、閉塞させるため の機構を設けていたが、ノズル噴口4A、4Bの何れか一方にこの機構を設けて も同様の効果を得ることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案の消毒用スプレーノズルはノズル に備えたノズル噴口を締め込んだり、緩めたりするだけで、複数のノズル噴口の 任意の何れかを選択的に稼働状態にすることができるので、薬液を菜園、花壇等 の広範囲、或いは極小範囲に噴霧させるかを容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の消毒用スプレーノズルを示す詳細図。
【図2】本考案の消毒用スプレーノズルを用いた消毒用
スプレーの使用時の説明図。
【図3】本考案の消毒用スプレーノズルの作用を説明す
る図で、(a)はノズル噴口の一方を緩めた時の断面
図、(b)は両方のノズル噴口を緩めた時の断面図。
【図4】従来の消毒用スプレーノズルを示す詳細図。
【符号の説明】
1…噴口キャップ 2…ノズル虫 2a…斜行切り欠き 2b…孔部 3…ノズルOリング 4…ノズル 4A、4B…ノズル噴口 4a…螺着部 4b…切り溝 4c…Oリング 4d…T型バルブ 4e…T型分岐管 4f…供給路 4g…螺合部 4h…開口部 5a…パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液を供給する供給路と前記供給路より大
    きい径を有する螺合部とが形成されたT型分岐管及び前
    記T型分岐管の螺合部に螺着される螺着部を有する二つ
    のノズル噴口を備えた二頭口の消毒用スプレーノズルで
    あって、少なくとも一頭は前記螺着部と前記供給路との
    間に設置され、前記螺着部が前記螺合部に対し完全に締
    め込まれたとき前記供給路を閉塞するT型バルブと、前
    記螺着部に設けられ、前記螺着部が前記螺合部に対し緩
    められたとき前記供給路から前記ノズル噴口への薬液の
    流れを許容する切り溝と、前記螺着部に嵌装され前記螺
    着部と前記螺合部との間からの薬液の漏れを防止するO
    リングとを備えたことを特徴とする消毒用スプレーノズ
    ル。
JP7373092U 1992-10-22 1992-10-22 消毒用スプレーノズル Pending JPH0634477U (ja)

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JPH0634477U true JPH0634477U (ja) 1994-05-10

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JP7373092U Pending JPH0634477U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 消毒用スプレーノズル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259172B2 (ja) * 1982-10-13 1987-12-09 Kawasaki Seitetsu Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259172B2 (ja) * 1982-10-13 1987-12-09 Kawasaki Seitetsu Kk

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980721