JPH06344158A - 電子ビーム溶接方法および装置 - Google Patents

電子ビーム溶接方法および装置

Info

Publication number
JPH06344158A
JPH06344158A JP6097186A JP9718694A JPH06344158A JP H06344158 A JPH06344158 A JP H06344158A JP 6097186 A JP6097186 A JP 6097186A JP 9718694 A JP9718694 A JP 9718694A JP H06344158 A JPH06344158 A JP H06344158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enclosure
electron beam
component
electron gun
beam welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6097186A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerard Boula
ブーラ ジェラール
Yves Faurnier
フールニエール イヴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fragema
Original Assignee
Fragema
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fragema filed Critical Fragema
Publication of JPH06344158A publication Critical patent/JPH06344158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/0046Welding
    • B23K15/0053Seam welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/06Electron-beam welding or cutting within a vacuum chamber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、時間を短縮でき且つ溶接装
置のコストを低減できる大型部品の電子ビーム溶接方法
及び装置を提供することにある。 【構成】 部品(31)の外面の一部の周囲に流体気密
構造で取り付けられる包囲体(38)により、部品(3
1)の両部分(27、29)の継手領域(43)が包囲
される。包囲体(38)は電子銃(39)を支持する。
流体気密包囲体(38)及び部品(31)の外面により
形成されるチャンバ(44)内には低圧が形成される。
部分(27、29)と電子銃(39)とを相対変位さ
せ、電子銃(39)から発射される電子ビームにより、
溶接中に継手領域(43)を走査させる。本発明の方法
は、特に、加圧水型原子炉の蒸気発生器の製造の分野に
使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型部品、特に、加圧
水型原子炉の蒸気発生器の2つの部分を電子ビーム溶接
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子炉は、大径で非常に大きな
高さをもつ一部が円筒状の外側ケースを備えた蒸気発生
器のような大型部品を有する。通常、この外側ケース
は、円筒状シェルを互いに突合わせ溶接することによ
り、或いは円筒状シェルを管板又は截頭円錐状シェルか
らなる環状組立体フランジに突合わせ溶接することによ
り作られている。外側ケースの貫通開口の領域には、蒸
気発生器の検査口を閉鎖する閉鎖部材の支持体或いは蒸
気発生器のノズルまたは供給パイプ等の部品も取り付け
られている。これらの取付け部品は、ケースの外面上に
開口する継手領域において蒸気発生器のケースに溶接さ
れる。取付け部品の組立ておよび固定溶接は、蒸気発生
器のケースの外側から行われる。電子ビーム溶接は、例
えばアーク溶接のような慣用的技術と比べかなり短縮さ
れた製造時間で、溶加材を用いることなく、非常に高い
冶金学的品質をもつ溶接継手を形成することができる。
【0003】しかしながら、電子ビーム溶接する場合の
1つの困難性は、電子ビームを指向する部品の接合領域
の周囲に比較的高い真空を確立する必要性にある。あま
り大きくないサイズの部品の場合には、電子銃を包囲す
る流体気密包囲体の中で溶接を行うことができる(包囲
体内には、該包囲体が流体気密構造で密封され且つ真空
引きされる前に、部品が導入され且つこれらの組立て位
置に配置される)。蒸気発生器のような非常に大きなサ
イズの部品の場合には、非常に大きなサイズの流体気密
包囲体からなる装置のコスト及び作業コストは莫大なも
のとなる。これまで、蒸気発生器のような大型サイズの
部品を電子ビーム溶接する方法であって、蒸気発生器の
製造に要する時間を短縮すべく簡単且つ迅速な方法で実
施できる電子ビーム溶接方法は全く知られていない。特
に蒸気発生器の取替え作業の分野では、極めて高価な部
品である蒸気発生器の製造が正確に行えるようにプログ
ラムすることが好ましいので、迅速な製造方法を利用で
きることが要求される。蒸気発生器の取替え作業は、厳
格に制限された、通常は短時間内で行わなくてはならな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、部品の外面上に開口した実質的に環状の継手領域で
接合される加圧水型原子炉の蒸気発生器のような大型部
品の2つの部分を電子ビーム溶接する方法であって、部
品の製造時間を短縮でき且つ溶接の形成に必要な装置コ
ストを低減できる溶接方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、継手領域を包囲体により包囲する
工程を有し、該包囲体が、部品の外面の一部の周囲に流
体気密構造で取り付けられ、包囲体内には環状継手領域
の輪郭が配置され、包囲体が電子銃を支持しており、流
体気密包囲体及び部品の外面により形成されるチャンバ
内に低圧を発生させる工程と、溶接作業中に、電子銃に
より発生される電子ビームにより継手領域を走査させる
べく、部品の前記部分と電子銃との間に相対変位を生じ
させる工程とを更に有することを特徴とする電子ビーム
溶接方法が提供される。以下、加圧水型原子炉の蒸気発
生器の2つの部分を溶接する場合の本発明の方法及び該
方法を実施するのに必要な装置の幾つかの実施例を、添
付図面を参照して説明する。
【0006】
【実施例】図1には、加圧水型原子炉の蒸気発生器の外
側ケースの部分を電子ビームにより溶接する装置2の内
部に、一部が配置された外側ケースの下部1が示されて
いる。蒸気発生器の下部1は円筒状シェル3により構成
されており、該シェル3は非常に厚い管板4に溶接する
ことにより該管板4に取り付けられる。シェル3を貫通
して検査口5、5′が管板4の上方に設けられており、
該検査口5、5′の領域において、全体として円筒状を
なす閉鎖支持体が溶接により固定される。電子ビーム溶
接装置2は、蒸気発生器のケースを構成するシェル3と
管板4との間に円形の溶接継手を形成でき、また、検査
口5、5′のノズルとシェル3との間にも円形の溶接継
手を形成できる。溶接装置2は、回転支持体7と、蒸気
発生器のケースの周囲に環状チャンバ9を形成する包囲
体8と、該包囲体8に接合され且つ前方の支持体7上に
載置された支持スリーブ10とを有している。図1及び
図2から分かるように、包囲体8は、ねじにより相互接
合される2つの部分11a、11bにより構成され且つ
装置の床上に載置される実質的な平行六面体からなる固
定部11と、シェル3により形成される蒸気発生器のケ
ースの外面に接合される回転部とを有する。
【0007】包囲体8の固定部11は、重ね合わされた
2枚の板14、15からなる媒体を介して電子銃13を
支持している。蒸気発生器のケースの周囲に、チャンバ
9を形成する包囲体8の可動部(回転部)は、環状フラ
ンジの形態をなす2つの構造エレメント16a、16b
により構成され、構造エレメント(環状フランジ)16
a、16bは、これらの内周部が流体気密構造をなして
蒸気発生器のケースの外面に固定されている。フランジ
16a、16bと包囲体8の固定部11との間には、シ
ールエレメント17a、17bが介在されている。シー
ルエレメント17a、17bは包囲体8のシールの連続
性を保証して、フランジ16a、16bが包囲体8の固
定部11に対して回転できるようにする。支持体7、
7′は水平軸線をもつベアリングローラを支持する支柱
により形成されており、支持体7′上には蒸気発生器の
ケースのシェル3が載置され、支持体7上には包囲体8
に接合されたスリーブ10が載置されている。かくし
て、蒸気発生器のケース及び包囲体8の可動部により形
成される組立体は、水平位置にある蒸気発生器のケース
の軸線18の回りで回転できるように取り付けられる。
【0008】包囲体8に接合されたスリーブ10の前端
部にはフランジ19が固定され、該フランジ19は、装
置2の床12に固定された装置の2つのストッパ20間
に係合してフランジ19を軸線方向所定位置に維持す
る。包囲体8は、チャンバ9内に低圧を発生させるため
のポンプ回路(図示せず)に連結されている。チャンバ
9が真空引きされた後に、包囲体8の壁及び蒸気発生器
のケースに作用する軸線方向の力は、装置のストッパ2
0と協働するフランジ19により支持される。シェル3
の内部にも内部包囲体(図示せず)が配置され、溶接継
手の内側を溶接する間に低圧が形成されるようになって
いる。流体気密包囲体を構成する壁はシェル3の内部の
所定位置に配置され、溶接ベベルの内端部と接触するベ
アリングヒールを備えた内部機器を有している。この内
部機器は、本願と同日に出願されたFRAMATOME 社の特許
出願に開示されており、該特許出願を本願の開示に援用
する。電子銃13は、溶接すべき部分間の継手領域(該
継手領域は、蒸気発生器のケースの外面上に開いてお
り、溶接ベベルを形成している)の方向に向いた電子ビ
ーム22を発射する。
【0009】板15は、シェル3に対して半径方向に延
びた軸線15aの回りで回転できるように包囲体8の上
方の固定部11b上に取り付けられ、電子銃13を支持
する板14は、板15の軸線15aに対して平行な軸線
14の回りで回転できるように取り付けられている。こ
の構成により、後でより詳細に説明するように、板14
を軸線14aの回りで回転させることにより、両部分の
継手面の方向内での電子銃13及び電子ビーム22の位
置決めを行うことができ、また、シェル3及び包囲体8
の可動部を回転させるか、板15を回転させることによ
り、円形走査(スキャニング)を行うことができる。図
3は管板4とシェル3との間の溶接6を示し、管板4
は、シェル3の厚さと同じ厚さをもつ突出環状部4aを
備えている。突出環状部4a及びシェル3は、これらの
端面(該端面には突合せ面が機械加工されている)が互
いに突き合わされ、溶接を行うための組立て位置に維持
される。板14を回転させることにより、電子銃13
は、電子ビーム22が環状部4aとシェル3との突合せ
面を重ね合わせることにより構成される継手面(これら
の並置された突合せ面は溶接ベベルを形成する)に対し
て半径方向に向くような位置に位置決めされる。
【0010】板14は板15上で移動できないようにな
っており、板15自体は包囲体8の固定部11b上で移
動できないようになっている。チャンバ9及びシェル3
内の内部チャンバは継手領域が低圧にされ、蒸気発生器
のケース1と包囲体8の可動部とにより構成される組立
体が水平軸線18の回りで回転され、且つ電子銃13が
始動されて電子ビーム22が発生される。このようにし
てシェル3と管板4との間の継手領域の連続走査が達成
され、これにより、環状継手面の各側での非常に小さな
厚さのシェル3及び管板4の金属の溶融により溶接継手
6が形成される。図1に示すような、包囲体8が蒸気発
生器のケース1の周囲に配置された装置2を使用して、
蒸気発生器のシェル3を貫通する開口の内部で円形部品
を溶接を行うこともできる。図4には、管板4の上面の
近くで蒸気発生器のシェル3の壁を貫通する受入れボア
5の内部に固定される環状部品25が示されている。環
状部品25は、流体気密構造で蒸気発生器のケース1を
閉鎖するため、蒸気発生器のケース1の検査口(通常、
ハンドホールと呼ばれる)への閉鎖部材の流体気密固定
を達成できる。
【0011】部品25の外周面及び受入れボア5の表面
は並置され、シェル3の厚さをもつ円形の溶接ベベル6
(該溶接ベベル6は、蒸気発生器のケース1の外面に開
口している)を形成する。ボア5の内部で部品25の電
子ビーム溶接を行うには、上記包囲体8を蒸気発生器の
ケース1の外面の周囲に取り付けて、ボア5、5′が機
械加工により形成されている部分を包囲する。板14
は、電子銃13のビーム22が、部品25の外面及びボ
ア5の円形縁部に共通の母線に沿う方向を向くように配
置される。電子ビーム22のこの位置が図1に破線で示
されている。板14の軸線14aは、検査口5の軸線と
整合している。電子ビーム22の位置は、板14の軸線
14aからの電子ビーム22の距離がボア5の半径に等
しくなり、蒸気発生器のケース1を通って延びる部分を
ハンドホールで溶接できるように定める。溶接ベベル
は、板14をその軸線14aの回りで回転させることに
より走査される。ボア5の直径より大きな直径をもつボ
アの内部で、部品25より大きな直径の部品の溶接(例
えば、人の通路(manway) のノズルの溶接)を行うに
は、包囲体8を人の通路の領域で蒸気発生器のケースの
周囲に配置し、板15の軸線15aと人の通路の軸線と
を整合させる。次に、電子銃13を、該電子銃13が人
の通路の母線の方向に電子ビームを発射できる位置に配
置し、次いで、板14を板15上の所定位置に固定す
る。溶接を形成する走査は、板15をその軸線15aの
回りで回転させることにより達成される。
【0012】従って、後述のように、板15を回転させ
ることにより、及び最大値と最小値との間で板14及び
電子銃13の位置を調節することにより、走査される表
面の直径を調節することができる。従って、本発明によ
る溶接装置2は、蒸気発生器のケース上で、種々のサイ
ズ及び形状の部品に溶接作業を行うことができる。図5
には、蒸気発生器のケース3の貫通開口21内の截頭円
錐状継手面23aを備えたノズル23が示されており、
該ノズル23は、ノズルボアの延長部内の小径部を備え
ている。蒸気発生器のシェル3の貫通開口21は、シェ
ル3の外面の近くの部分に、截頭円錐状表面を有し、該
表面には、ノズル23の截頭円錐状表面23aがその組
立て位置において当接する。ノズル23の軸線23′に
対して傾斜した軸線の回りで電子ビーム22′を回転さ
せることにより、電子ビーム溶接24を形成できる。こ
の溶接は、電子銃から発射されるビームに対して垂直な
磁場を形成して截頭円錐状の溶接ベベルの母線の傾斜に
一致する傾斜をビームに与えるべく、ビームを偏倚させ
ることができる磁気コイルを電子銃に付加することによ
り、図1に示す電子ビーム溶接装置2を用いて行うこと
ができる。
【0013】得られる傾斜ビーム22′は、板14によ
り電子銃13の位置を調節した後に板15(該板15の
軸線15aはノズル23の軸線23′と整合している)
を回転させることにより、ノズル23の軸線23′の回
りで回転される。図6には、本発明による方法を実施す
る装置(その全体を、参照番号30で示す)の第2実施
例が示されている。装置30は、蒸気発生器のケースを
通って延びたシェル又は部品(これらの部品は、その全
体が参照番号31で示され且つその軸線が垂直になるよ
うに配置されている)を組み立てるのに使用できる。蒸
気発生器のケース31は、2つの円筒状シェル27、2
9(これらのシェル27、29の突合せ溶接は本発明に
よる装置を用いて行われる)と、円筒状フランジを介し
て円筒状シェル29の自由端に突合せ溶接された截頭円
錐状シェル29により構成されている。蒸気発生器のケ
ース31(該ケース31はその常用位置に対して転倒位
置に(すなわち、管板34により構成された下部を上に
して)配置されている)は、截頭円錐状シェル28を介
して、回転及び傾斜可能な板33により形成された溶接
装置30の一部の上に支持されている。回転及び傾斜可
能な板33は、溶接装置30の床35上に載置されてお
り、蒸気発生器のケース31をその垂直軸線32の回り
で回転でき且つケース31の軸線32が水平になる位置
までケース31を傾斜させることができる。
【0014】溶接装置30はガントリ36を有し、該ガ
ントリ36は、垂直支柱36a、36bと、該垂直支柱
36a、36bの頂部に載置された水平板36cを備え
ている。また、溶接装置30は、流体気密包囲体38を
備えた溶接機37を有し、包囲体38上には、2つの回
転板40、41(それぞれ、回転軸線40a、41a有
する)を介して電子銃39が固定されている。溶接機3
7は可動支持体42a、42b上に載置されている。支
持体42a、42bは、それぞれ支柱36a、36bに
沿って垂直方向に摺動できるように取り付けられ、且つ
支持体42a、42bを垂直方向に変位させ且つ蒸気発
生器の軸線の方向に沿う所与の高さの作業位置にロック
する装置と関連している。支持体42a、42b上に載
置された溶接機37は蒸気発生器の軸線32の方向に変
位して、蒸気発生器のケース31の種々の部品を電子ビ
ーム溶接することができる。図6に示す位置では、溶接
機37の包囲体38が、両円筒状シェル27、29間の
円形状の継手領域43を包囲している。
【0015】また、流体気密包囲体38が管板34の近
くのケース31の下部を包囲するように溶接機37を配
置することもできる。この場合には、溶接機37は、管
板34へのシェル27の溶接及び管板34の近くに配置
された検査口の閉鎖部材の支持体の溶接を行うことがで
きる。したがって、図6に示す溶接装置30を用いるこ
とにより、図1及び図2に示した前述の溶接装置を用い
る場合と同じ溶接作業を行うことができる。溶接機37
は、両シェル28、29の電子ビーム突合せ溶接にも使
用できる。流体気密包囲体38は、蒸気発生器の外側ケ
ースの周囲又は該ケースの外側にチャンバ44を形成で
き、該チャンバ44は、電子ビーム溶接を行うため低圧
に維持される。接合領域(継手領域)43に沿って、両
シェル27、29を突合せ溶接するため、接合領域43
におけるケース31の内部に、接合領域43に対面する
内部チャンバ45を形成する流体気密壁が更に設けられ
る。同様に、蒸気発生器の管板34の近くでの電子ビー
ム溶接作業を行うため、シール形チャンバ45′を形成
する壁が蒸気発生器のケース31の内部に配置される。
最後に、両シェル29、28のスリーブを溶接するため
の、チャンバ45″がケース31の内部に配置される。
ポンプ回路(図示せず)が、チャンバ44、45、4
5′、45″内に低圧を発生させる。
【0016】図7には、継手領域43において両シェル
27、29の電子ビーム突合せ溶接を行う位置にある溶
接機37の一部を示されている。溶接機37のシール形
包囲体38は、両シェル27、29により構成される蒸
気発生器のケース31の継手領域43の各側で、ケース
31の外面の全周に亘って固定される2つの壁46a、
46bを有する。更にシール形包囲体38は、例えば支
持体42aに固定される補完部47を有している。ケー
ス31に接合される壁46a、46bは、蒸気発生器の
ケース31の周囲への包囲体38の取付けを可能にし且
つケース31の外面と接触するシールエレメント48
a、48bの位置決めを可能にする複数の部分で形成さ
れる。図7及び図10に示すように、壁46aは円形セ
クタ49aの連続体の形態をなす内側部分と環状の外側
部分50とを有し、該外側部分50は、セクタ49aの
外方に延びた突出部を矢印51で示すように半径方向の
前後に移動できるように案内するための半径方向に延び
た凹部を備えている。環状セクタ49aの半径方向突出
部には調節ねじ52aが回転可能(軸線方向移動はでき
ない)に取り付けられており、該調節ねじ52aは壁4
6aの外側部分50に設けられたタップ孔と係合してい
る。調節ねじ52aは、例えば環状セクタ49aを矢印
51で示すように半径方向の前後に変位させることがで
きる。環状セクタ49aには、膨張可能なシールエレメ
ント48aが係合する内溝53aが設けられている。
【0017】壁46aは、該壁46aの外周部及び摺動
できるシールエレメント54aを介して、固定された支
持体(例えば支持体42a)上に確実に保持された補完
壁47に当接している。環状セクタ49bにより構成さ
れた壁46bは、壁46aの構造と全体的に同様な構造
を有しており、摺動できるシールエレメント54bを介
して補完壁47に当接している。両セクタ49a、49
bとこれらの対応する外側部分50との間には、平らな
シールエレメント54′a、54′bが介在されてい
る。摺動できるこれらのシールエレメント54′a、5
4′bは、環状形補完壁47の全周上に配置されてお
り、一方では壁46a、46bと、他方では補完壁47
との間の継手領域の全体に亘ってチャンバ44をシール
する。補完壁47は2つの部分47a、47bから構成
されており、これらの両部分47a、47bは、チャン
バ44を完全にシールされた構造で閉鎖すべく、シール
エレメントを介してねじにより相互接合されている。図
8に示すように、補完壁47の部分47aには、電子銃
39からチャンバ44内に向かう電子ビーム52が通り
得る開口55が設けられている。
【0018】シールエレメント57を介して部分47a
上にシール構造をなして固定されたハウジング59内に
は、回転板40、41及び電子銃39により構成される
組立体が配置される。板41は、転がりベアリング56
(該ベアリング56の軸線は、板41の軸線41aと一
致している)を介して補完壁47上に回転可能に取り付
けられる。板41は、補完壁47の部分47a上に固定
されたモータユニット58により軸線41aの回りで回
転駆動される。モータユニット58の出力軸には駆動ギ
アピニオンが固定されており、該ピニオンは、ギア輪の
形態で板41の外周部に機械加工された歯と係合する。
板40は、転がりベアリング60を介して、板40の軸
線40aの回りで回転できるように板41上に取り付け
られている。板40は、板41に固定されたモータユニ
ット61により軸線40aの回りで回転駆動される。モ
ータユニット61の出力軸には駆動ギアが固定されてお
り、該駆動ギアは、ギア輪の形態で板40の外周部に機
械加工された歯と係合する。板40、41には、開口5
5の延長部に、電子ビーム52が通り得る開口が形成さ
れている。
【0019】図9から分かるように、両板40、41
は、板40により支持された電子銃39により発射され
る電子ビーム52が、半径を調節できる円形経路内で走
査されることを可能にする。板41を固定状態に維持
し、電子銃39を支持する板40を回転させると、電子
ビーム52は円形領域62を走査する。この円形領域6
2の半径は、板40の軸線40aと電子銃39の発射方
向52との間の距離に等しい。板41を回転し、板40
を板41上に固定した状態に維持すると、ビーム52は
軸線41aをもつ円形領域を走査する。この円形領域
は、電子ビームの位置52に相当する円形領域63の半
径長さと、電子ビームの位置52′に相当する円形領域
64の半径長さとの間の任意の値に調節可能な半径にす
ることができる。電子ビーム52の走査半径を調節する
には、電子ビームの発射方向52に相当する電子銃39
の軸線が所望の位置に到達する瞬間まで、板40をその
軸線40aの回りで回転する。次に、モータユニット6
1の作動を停止させることによって、板40の位置を板
41上で固定する。板41をその軸線41aの回りで回
転させることにより、電子ビーム溶接を行うための走査
がなされる。
【0020】溶接機37のシール形包囲体38を、1箇
所以上の電子ビーム溶接を形成したい蒸気発生器のケー
ス31の周囲の所定位置に配置する目的のため、補完壁
47の支持体42a、42bが蒸気発生器のケース31
の垂直軸線32の方向の所望位置に変位され、補完壁4
7の部分47bが、支持体42a、42b上に固定さ
れ、次に、蒸気発生器のケース31の上方から、壁46
bがケース31の周囲と係合され、摺動可能なシールエ
レメント54bを介して補完壁47の部分47b上に載
置する。壁46bを蒸気発生器のケース31の周囲と係
合させるには、該壁46bのセクタ49b(壁46aの
セクタ49aと同様のものである)を、ねじ52aと同
様なねじを介して非螺着位置に配置されることが理解さ
れよう。この位置において、セクタ49bが、壁46b
の外側部分50と同様な部分に設けられた凹部内で外方
に変位される。シールエレメント48b(該シールエレ
メント48bは膨張流体圧力を受けない)は、ケース3
1の外面と容易に係合し且つ該外面に沿って摺動する。
次に、補完壁47の部分47a(該部分47aは、蒸気
発生器の端部と係合している)が、部分47b上に固定
される。
【0021】最後に、壁46aが蒸気発生器のケース3
1の周囲に係合され、摺動できるシールエレメント54
aを介して補完壁47の部分47aに当接される。ねじ
52aを螺入することにより壁46a、46bのセクタ
49a、49bがクランプされ、シールエレメント48
a、48bが、ケース31の外面と接触する。加圧流体
によりシールエレメント48a、48bが膨張される
と、ケース31の外面に対する壁46a、46bのクラ
ンプが完全になり、チャンバ44をシール状態に閉鎖す
る。平らなシールエレメント54′a、54′bは、一
方で両セクタ49a、49b間のシールを形成し、他方
で外側部分50間のシールを形成する。前述のように、
チャンバ44は(内部チャンバ45と共に)低圧にさ
れ、ケース31をその軸線の回りで回転させる(継手4
3に沿ってシェル27、29を突合せ溶接する場合)
か、或いは板40、41の一方を回転させる(パイプ又
はノズルをケース31上に溶接する場合)ことにより走
査を行って、電子銃39の位置を調節した後に、電子ビ
ーム溶接を実行する。
【0022】ケース31の高さ方向に沿う別の領域に電
子ビーム溶接を行いたい場合には、壁46a、46bの
内側部分を構成するセクタをケース31の外側部分に対
する非クランプ位置に配置した後、可動支持体42a、
42bを用いて溶接機37の全体を変位させる。いかな
る場合でも、蒸気発生器のケースの任意の領域において
電子ビーム溶接を非常に迅速且つ非常に容易に実行でき
る。従って、本発明の方法によれば、蒸気発生器の組立
体の溶接の準備及び形成に要する時間、従って蒸気発生
器の製造に要する時間をかなり短縮できる。本発明の範
囲は上記実施例に限定されるものではないことを理解さ
れたい。従って、溶接機、より詳しくはシール形チャン
バ及び電子銃を変位させる手段は、上記説明の構成とは
異なる構成にすることができる。任意の形状の接合領域
内で走査を行うための、溶接すべき部品に対し電子銃を
変位させる任意の手段を考えることができる。水平軸線
をもつ蒸気発生器の溶接及び垂直軸線をもつ蒸気発生器
の溶接の場合に、溶接機及びシール形包囲体を実質的に
同様に構成できる。
【0023】最後に、本発明による方法及び装置は、原
子炉の蒸気発生器とは別の大型部品の溶接にも使用でき
る。また、本発明の方法は、原子炉とは別のあらゆる産
業界の大型装置の製造にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸気発生器のケース上で水平位置に置かれた本
発明の方法を実施するための溶接装置を垂直平面内で切
断した側断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う正面図である。
【図3】図1の細部3を拡大して示す断面図である。
【図4】図1の細部4を拡大して示す断面図である。
【図5】電子ビーム溶接により蒸気発生器のケースに接
合されたノズルを示す断面図である。
【図6】垂直位置にある蒸気発生器の部分を溶接するた
めの、本発明の方法を実施できる第2実施例による溶接
装置を示す側断面図である。
【図7】図6の一部を示す拡大断面図である。
【図8】図7の細部8を拡大して示す断面図である。
【図9】図6及び図7に示す装置の電子銃の変位運動を
示す概要図である。
【図10】溶接装置の一部を図7の矢印10の方向から
見た部分平面図である。
【符号の説明】
1 ケースの下部 2 電子ビーム溶接装置 3 シェル 4 管板 4a 突出環状部 5 検査口(受入れボア) 6 溶接(溶接継手、溶接ベベル) 7 回転支持体 8 包囲体 9 環状チャンバ 10 支持スリーブ 11 固定部 12 床 13 電子銃 14 回転板 15 回転板 30 溶接装置 31 ケース 32 ケースの垂直軸線 34 管板 35 床 36a 垂直支柱 36b 垂直支柱 36c 水平板 37 溶接機 38 包囲体 39 電子銃 40 回転板 41 回転板 42a 可動支持体 42b 可動支持体 43 継手領域(結合領域) 44 チャンバ 46a 壁 46b 壁 47 補完壁(補完部) 48a シールエレメント 48b シールエレメント 49a 環状セクタ 49b 環状セクタ 50 外側部分 52 電子ビーム 52a 調節ねじ 54a 摺動できるシールエレメント 54b 摺動できるシールエレメント 54′a 平らなシールエレメント 54′b 平らなシールエレメント 56 転がりベアリング 57 シールエレメント 58 モータユニット 59 ハウジング 60 転がりベアリング 61 モータユニット 62 円形領域 63 円形領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21D 1/00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型部品の外面上に開口する実質的に環
    状の継手領域に沿って相互接合される大型部品の2つの
    部分を電子ビーム溶接する方法において、継手領域を包
    囲体により包囲する工程を有し、該包囲体が、部品の外
    面の一部の周囲に流体気密構造で取り付けられ、包囲体
    内には環状継手領域の輪郭が配置され、包囲体が電子銃
    を支持しており、流体気密包囲体及び部品の外面により
    形成されるチャンバ内に低圧を発生させる工程と、溶接
    作業中に、電子銃により発生される電子ビームにより継
    手領域を走査させるべく、部品の前記部分と電子銃との
    間に相対変位を生じさせる工程とを更に有することを特
    徴とする電子ビーム溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記包囲体が電子銃を取り付ける少なく
    とも1つの固定部を備え、前記部品が包囲体内の対称軸
    線の回りで回転されることを特徴とする請求項1に記載
    の電子ビーム溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記包囲体上に移動可能に取り付けられ
    た電子銃が、継手領域を走査すべく包囲体及び溶接すべ
    き部分に対して変位されることを特徴とする請求項1に
    記載の電子ビーム溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記電子ビームにより円形継手領域を走
    査させるべく、電子銃を回転変位させることを特徴とす
    る請求項3に記載の電子ビーム溶接方法。
  5. 【請求項5】 前記包囲体が、部品の異なる領域の部分
    を溶接する2つの連続溶接作業間で、部品に対する2つ
    の異なる連続位置を占めるべく変位されることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子ビー
    ム溶接方法。
  6. 【請求項6】 大型部品の外面上に開口する実質的に環
    状の継手領域に沿って相互接合される大型部品の2つの
    部分を電子ビーム溶接する装置において、 包囲体を有し、該包囲体が、これを部品の外面上に流体
    気密固定する手段を備え、 包囲体の内部に電子ビームを指向するように包囲体の壁
    上に取り付けられた電子銃と、 前記部分と電子銃との間に相対変位を生じさせる手段と
    を更に有することを特徴とする電子ビーム溶接装置。
  7. 【請求項7】 前記包囲体が、互いに移動できるように
    流体気密構造で取り付けられる2つの部分からなり、該
    部分のうちの第1部分が部品の外面上に流体気密構造で
    固定され、第2部分が部品とは独立していることを特徴
    とする請求項6に記載の電子ビーム溶接装置。
  8. 【請求項8】 前記部品の前記部分と電子銃との間に相
    対変位を生じさせる手段が一対称軸線の回りで部品を回
    転させる手段を備えており、電子銃が、部品と共に回転
    しないように部品から独立した包囲体の第2部分に固定
    されていることを特徴とする請求項7に記載の電子ビー
    ム溶接装置。
  9. 【請求項9】 円筒状シェルにより構成された部品の外
    面上に固定される包囲体の第1部分が2つのユニットを
    備え、各ユニットが、リングと該リングの凹部内で半径
    方向に案内される複数の環状セクタとにより構成され、
    前記第1部分が更に、部品の外面に向かう方向及びこれ
    とは逆の方向で各セクタを半径方向に変位させる手段
    と、環状セクタの内側部分と係合する膨張可能な環状シ
    ールエレメントとを有することを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載の電子ビーム溶接装置。
  10. 【請求項10】 環状の2つの摺動できるシールエレメ
    ントが、部品上に固定される包囲体の第1部分と部品と
    は独立した包囲体の第2部分とからなる各ユニット間に
    配置されていることを特徴とする請求項9に記載の電子
    ビーム溶接装置。
  11. 【請求項11】 前記部品とは独立した包囲体の第2部
    分が、着脱可能な流体気密構造で相互連結される2つの
    部分からなることを特徴とする請求項7ないし10のい
    ずれか1項に記載の電子ビーム溶接装置。
  12. 【請求項12】 前記電子銃が第1回転板上に固定さ
    れ、該第1回転板自体は、包囲体の壁上に回転可能に取
    り付けられた第2回転板上に回転可能に取り付けられ、
    第1回転板及び第2回転板の回転軸線が互いに平行で且
    つ間隔を隔てており、電子ビームを発射する電子銃の軸
    線が第1回転板及び第2回転板の軸線に対して平行であ
    り且つこれらの両軸線から所与の距離だけ間隔を隔てて
    いることを特徴とする請求項6ないし11のいずれか1
    項に記載の電子ビーム溶接装置。
JP6097186A 1993-05-12 1994-05-11 電子ビーム溶接方法および装置 Pending JPH06344158A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9305724A FR2705047B1 (fr) 1993-05-12 1993-05-12 Procede et dispositif de soudage par faisceau d'electrons de deux pieces d'un composant de grande dimension et notamment d'un generateur de vapeur d'un reacteur nucleaire a eau sous pression.
FR9305724 1993-05-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06344158A true JPH06344158A (ja) 1994-12-20

Family

ID=9447057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6097186A Pending JPH06344158A (ja) 1993-05-12 1994-05-11 電子ビーム溶接方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5491316A (ja)
EP (1) EP0624417A1 (ja)
JP (1) JPH06344158A (ja)
CA (1) CA2123380A1 (ja)
FR (1) FR2705047B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218260A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 General Electric Co <Ge> タービンエンジンのロータ及びロータを溶接する装置
JP2019521860A (ja) * 2016-06-08 2019-08-08 アクアジウム・テクノロジー・リミテッドAquasium Technology Limited 電子ビームまたはレーザービーム溶接のための形成溶接ヘッド

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2748960B1 (fr) * 1996-05-24 1998-07-10 Techmeta Sa Procede et dispositif de soudage de troncons tubulaires par faisceaux d'electrons
DE102009039621B4 (de) * 2009-09-01 2012-06-28 Global Beam Technologies Ag Teilchenstrahlbearbeitungsvorrichtung wie eine Elektronenstrahlbearbeitungsvorrichtung
EP2367267B1 (en) * 2010-03-19 2018-10-24 General Electric Technology GmbH Electric generator and method for inspecting an electric generator
CN102275037B (zh) * 2011-07-25 2013-05-29 车军 一种钢轨的电子束焊接装置及方法
CN109604800A (zh) * 2018-12-22 2019-04-12 山西汾西重工有限责任公司 可克服气孔缺陷的铝合金厚板真空电子束三步焊接方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1997172U (de) * 1962-07-11 1968-11-21 Carl Zeiss In Heidenheim An De Verfahren und vorrichtung zur bearbeitung von werkstuecken mittels eines ladungstraegerstrahles
GB1256495A (ja) * 1968-04-26 1971-12-08
US3702389A (en) * 1970-08-03 1972-11-07 Jean Pierre Peyrot Welding by electron bombardment
FR2417703A1 (fr) * 1978-02-21 1979-09-14 Soudure Autogene Francaise Installation et procede de pose d'une canalisation formee de troncons de tubes soudes bout a bout
JPS5844938Y2 (ja) * 1978-05-17 1983-10-12 三菱重工業株式会社 円筒部材の電子ビ−ム加工装置
FR2442693A1 (fr) * 1978-11-29 1980-06-27 Petroles Cie Francaise Procede de positionnement precis d'un ou de plusieurs outils sur le plan de coupe d'une structure tubulaire, ainsi que dispositif de mise en oeuvre de ce procede
JPS55112187A (en) * 1979-02-21 1980-08-29 Nec Corp Electron beam welding machine for pipe welding
US4342900A (en) * 1979-11-13 1982-08-03 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Vacuum shield device of an electron beam welding apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218260A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 General Electric Co <Ge> タービンエンジンのロータ及びロータを溶接する装置
JP2019521860A (ja) * 2016-06-08 2019-08-08 アクアジウム・テクノロジー・リミテッドAquasium Technology Limited 電子ビームまたはレーザービーム溶接のための形成溶接ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
FR2705047A1 (fr) 1994-11-18
CA2123380A1 (fr) 1994-11-13
FR2705047B1 (fr) 1995-08-04
EP0624417A1 (fr) 1994-11-17
US5491316A (en) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4223202A (en) Apparatus and method for welding boat subassemblies utilizing laser radiation
US5498849A (en) Structure of metal container having trunk pipe and branch pipe, and manufacturing method and apparatus therefor
US5471030A (en) Internal equipment for electron beam butt welding of two annular parts and utilization of such equipment
US4976912A (en) Apparatus for sealing a container for the storage of radioactive material
WO2011055373A1 (en) Niobium based superconducting radio frequency (scrf) cavities comprising niobium components joined by laser welding; method and apparatus for manufacturing such cavities
KR20000029905A (ko) 용접방법
JPH06344158A (ja) 電子ビーム溶接方法および装置
US3463899A (en) Device for welding parts by electron bombardment
CN107309565A (zh) 一种Ф3350mm椭球箱底整底状态对接法兰盘精准装配焊接方法
US6000600A (en) Method for welding with a vacuum
EP3162490B1 (en) Cylindrical-structure welding system and welding method
KR970004418B1 (ko) 경수 원자로 용기의 제조 방법 및 이 방법으로 제조된 경수 원자로 용기
Onozuka et al. Manufacturing and maintenance technologies developed for a thick-wall structure of the ITER vacuum vessel
US4801125A (en) Valve body comprising sheet metal hemispheres and method for making same
JPS6281272A (ja) 蒸気タ−ビンのダイヤフラムを溶接する方法およびそのための溶接装置
US5700988A (en) Device for fixing in a fluid tight manner a through tube in a dome-shaped wall of a component of a nuclear reactor
US3549854A (en) Electron beam welding method
US3387356A (en) Method of assembling observatory dome
Pak et al. Laser welding and ablation cutting process for hydraulic connections by remote handling in the ITER diagnostic port plug
US4431018A (en) Reverse buckling rupture disk apparatus and manufacturing methods
JP3584311B2 (ja) トップマウントキャノピシールクランプアセンブリ
JP2504458B2 (ja) 二重構造管の溶接方法
JPS6192795A (ja) 薄肉管の製造方法
RU2032509C1 (ru) Способ электронно-лучевой сварки круговых стыков
Kravchuk et al. Electron beam welding of thin-wall, small diameter tubes to tube plates