JPH06343772A - 絵本おもちゃ - Google Patents

絵本おもちゃ

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JPH06343772A
JPH06343772A JP13163093A JP13163093A JPH06343772A JP H06343772 A JPH06343772 A JP H06343772A JP 13163093 A JP13163093 A JP 13163093A JP 13163093 A JP13163093 A JP 13163093A JP H06343772 A JPH06343772 A JP H06343772A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の遊びの態様が可能であって、絵本にお
もちゃ的な効果を付加した絵本おもちゃを提供する。 【構成】 見開きの頁の一方である第1の頁4には、綴
じ合わせ部5を下にする透視図的な絵が描かれ、他方の
頁である第2の頁6には、それに連続する平面図的な絵
が描かれた、絵本1にスタンド2が組合わされる。スタ
ンド2は、綴じ合わせ部5を下にして、第1の頁4側を
直立させた状態に保持する。第1および第2の頁4,6
によって与えられた立体的な空間を背景として、人形お
もちゃ13が配置されるとともに、シール14〜22を
貼着して、特定の物語を展開しながら遊ぶことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絵本を主要な構成と
して含み、絵本におもちゃとしての機能を付加した絵本
おもちゃに関するもので、特に、絵本おもちゃによる遊
びの態様をより興味深くするための改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】絵本は、まだ文字を理解できない、ある
いは文字に興味を持ち始めた子供にとって、最適の読み
物となる。このような絵本に対しては、幼児教育の観点
から、従来、種々工夫がなされている。
【0003】たとえば、絵本の中に描いてある人物、動
物、乗物等を出し入れできるもの(たとえば、実開昭5
8−22197号公報)、あるいは、絵本を構成するす
べての紙葉に穴を設け、各紙葉の表および裏の頁には穴
を利用した絵を描き、このような穴を中心として物語が
連続的に進行するようにしたもの(実開昭57−142
600号公報)、などがある。
【0004】これら従来の絵本は、通常の絵本に対し
て、一層の興味をそそるような工夫がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の絵本
は、いずれも、単なる読み物ではなく、おもちゃ的な効
果を備える点で、絵本おもちゃとして評価される。しか
しながら、絵本おもちゃが与え得る興味の多様性を考慮
したとき、別の観点から興味をそそるように工夫された
絵本おもちゃの出現が望まれるところである。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、上述した
要望を満たし得る絵本おもちゃを提供しようとすること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る絵本おも
ちゃは、まず、見開きの頁の一方である第1の頁には、
綴じ合わせ部を下にする透視図的な絵が描かれ、同じ見
開きの頁の他方である第2の頁には、前記透視図的な絵
に連続する平面図的な絵が描かれた、絵本を備える。そ
して、このような絵本の前記綴じ合わせ部を下にして、
前記第1の頁側を直立させた状態に保持するためのスタ
ンドが、絵本と組合わせて用いられる。
【0008】この発明に係る絵本おもちゃは、さらに、
絵本に描かれた絵を背景として前記第1または第2の頁
上に配置して遊ぶことができる、形象おもちゃを備えて
いてもよい。この場合、前記スタンドは、収納部を形成
する構造とされ、この収納部に、形象おもちゃが不使用
時に収納される。
【0009】
【作用】この発明に係る絵本おもちゃに備える絵本の特
定の見開きの頁を開きながら、第1の頁側をスタンドに
よって直立させた状態に保持すれば、第1の頁と第2の
頁との双方により、種々の物語を展開できる立体的な空
間を形成することができる。
【0010】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、子供
は、見開きの頁によって与えられた立体的な空間を背景
として、その中で、様々な空想を展開しながら、遊ぶこ
とができる。
【0011】また、この発明によれば、上述した絵本と
組合わせて、別のおもちゃをそこに取込み、それによっ
て遊ぶこともできる。この別のおもちゃ、たとえば人
間、動物、植物などの形態を表わした形象おもちゃを予
め用意しておけば、そのような遊び方へと自然に導かれ
ることができる。そして、スタンドに、このような形象
おもちゃを収納できる機能を持たせておけば、その不使
用時に紛失してしまうことを防止できるとともに、別の
収納部を用意するための手間を省くことができる。
【0012】ところで、幼児の知育のためには、たとえ
ば最も身近な存在である母親が幼児とともに遊ぶことが
重要であるとされている。この発明によれば、このよう
に母と子が、種々の遊びを工夫しながら遊ぶのに適して
いるので、母と子の共通の世界を築き上げていくことが
でき、幼児教育上の観点からも好ましいものであるとい
える。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、図面に基づい
て説明する。
【0014】図1および図2には、絵本1とスタンド2
とが組合わされた状態が斜視図で示されている。図3に
は、スタンド2が示されている。図4には、この絵本お
もちゃによる遊びの一態様が示されている。
【0015】絵本1は、複数組の見開きの頁を有し、し
たがって、3以上の紙葉を備えている。絵本1の第1紙
葉3を開いたとき、その見開きの頁には、図1に示すよ
うな絵が描かれている。この見開きの頁の展開図が、図
5に示されている。
【0016】図1および図5に示すように、この見開き
の頁の一方である第1の頁4には、綴じ合わせ部5を下
にする透視図的な絵が描かれている。また、この見開き
の頁の他方である第2の頁6には、上述した透視図的な
絵に連続する平面図的な絵が描かれている。より具体的
には、これら第1および第2の頁4および6には、庭園
が描かれ、第1の頁4には、門および塀が描かれ、第2
の頁6には、池および花が描かれている。
【0017】このような絵本1は、図1に示すように、
綴じ合わせ部5を下にして、第1の頁4側を直立させた
状態に保持するように、スタンド2によって支えられ
る。スタンド2は、図3によく示されているように、収
納部7を形成する箱状をなしている。スタンド2の両側
縁部には、互いに対向する1対の溝8が設けられる。こ
れら溝8内に第1紙葉3の両側縁部が挿入され、スタン
ド2を水平面上に直立させることにより、第1の頁4側
が直立された状態に維持される。
【0018】スタンド2の両側縁部には、さらに、1対
のフック9が設けられる。これらフック9は、図2に示
すように、絵本1の第2紙葉10以降を係合させ、それ
らを直立状態に維持する機能を果たす。なお、フック9
の第2紙葉10以降の紙葉に対する係合状態は、それほ
ど強くない方が好ましい。なぜなら、そうすることによ
り、たとえば、図1の状態から図2の状態にし、また、
図1の状態に戻すといった絵本1によって与える場面の
切換を容易かつ迅速に行なえるからである。
【0019】図2に示した見開きの頁においても、図1
に示した見開きの頁と同様の手法により絵が描かれてい
る。すなわち、この見開きの頁の一方である第1の頁1
1には、綴じ合わせ部5を下にする透視図的な絵が描か
れ、同じ見開きの頁の他方である第2の頁12には、上
述した透視図的な絵に連続する平面図的な絵が描かれて
いる。より具体的には、第1の頁11には、横断歩道お
よびいくつかの木が描かれ、第2の頁12には、車道の
車線が描かれている。したがって、これら第1および第
2の頁11および12によって、屋外の道路を表現する
立体的な空間が与えられる。
【0020】図3を参照して、スタンド2の収納部7に
は、この絵本おもちゃが販売されるときに予め組込まれ
るいくつかの形象おもちゃが収納されている。形象おも
ちゃとしては、典型的には、立体的な形象おもちゃと平
面的な形象おもちゃとがある。立体的な形象おもちゃ
は、たとえば主人公となるべき人形おもちゃ13によっ
て与えられる。人形おもちゃ13は、たとえば、ぬいぐ
るみまたは樹脂成形品から構成される。平面的な形象お
もちゃは、、図6および図7によく示されているような
種々のシール14〜22,…によって与えられる。これ
らシール14〜22,…は、適当にグループ分けされ、
2枚の台紙23および24上に貼着された状態で保持さ
れ、図3に示すように、スタンド2の収納部7内に収納
される。シール14〜22,…のそれぞれの裏面には、
繰返し着脱可能な粘着剤が付与されていて、必要なもの
を台紙23または24から剥がし、絵本1の任意の頁の
任意の場所に繰返し貼着できるようにされている。
【0021】図4には、図1に示したのと同様、第1紙
葉3のみが直立状態とされ、第1および第2の頁4およ
び6が開かれた状態が示されている。そして、図4で
は、第1および第2の頁4および6によって与えられる
立体的な空間を演出するように、人形おもちゃ13およ
びシール14〜22が、それぞれ、適当な場所に配置さ
れている。このような用いられるべき形象おもちゃの選
択およびそれらを配置する場所は、たとえば母親が子供
とともに、あるいは、子供自身が展開しようとする物語
に応じて適当に決定すればよい。なお、このような物語
の展開を容易にするため、この絵本おもちゃとともに、
特定の物語を記載した別の絵本または説明書を販売する
ようにしてもよい。
【0022】図4に示すように、第1および第2の頁4
および6を背景として展開した物語が完了したとき、人
形おもちゃ13およびシール14〜22が取除かれ、次
に、図2に示すように、第2紙葉10が直立状態とされ
る。これによって、次の見開きの頁である第1および第
2の頁11および12によって立体的な空間が描かれ
る。ここでも、これら第1および第2の頁11および1
2を背景として、人形おもちゃ13およびシール14〜
22,…のうちの適当なものを用いながら、次の物語が
展開される。絵本1が、さらに見開きの頁を有している
場合には、次に、それが開かれ、同様の遊びが展開され
る。
【0023】このように、上述した絵本おもちゃによれ
ば、開かれた見開きの頁を背景としながら、任意に物語
を展開することができ、これによって、母親と子供、あ
るいは子供自身が空想しながら遊ぶことができる。
【0024】なお、この絵本おもちゃに予め用意された
人形おもちゃ13およびシール14〜22,…に代え
て、あるいはこれらに加えて、子供がすでに所有してい
たおもちゃを用いて遊んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による絵本おもちゃに含ま
れる絵本1とスタンド2とが組合わされた状態を示す斜
視図である。
【図2】図1に相当する図であって、図1に示した見開
きの頁の次の見開きの頁を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1および図2に示したスタンド2およびその
収納部7に収納されたいくつかの形象おもちゃを示す斜
視図である。
【図4】図1に示した絵本おもちゃを用いて遊んでいる
状態の一例を示す斜視図である。
【図5】図1に示した見開きの頁を展開して示す平面図
である。
【図6】形象おもちゃの一例としてのいくつかのシール
を示す平面図である。
【図7】図6に示したシールの他に用意されるシールを
示す平面図である。
【符号の説明】
1 絵本 2 スタンド 3 第1紙葉 4,11 第1の頁 5 綴じ合わせ部 6,12 第2の頁 7 収納部 8 溝 9 フック 10 第2紙葉 13 人形おもちゃ(形象おもちゃ) 14〜22 シール(形象おもちゃ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見開きの頁の一方である第1の頁には、
    綴じ合わせ部を下にする透視図的な絵が描かれ、同じ見
    開きの頁の他方である第2の頁には、前記透視図的な絵
    に連続する平面図的な絵が描かれた、絵本と、 前記綴じ合わせ部を下にして、前記第1の頁側を直立さ
    せた状態に保持するためのスタンドとを備える、絵本お
    もちゃ。
  2. 【請求項2】 見開きの頁の一方である第1の頁には、
    綴じ合わせ部を下にする透視図的な絵が描かれ、同じ見
    開きの頁の他方である第2の頁には、前記透視図的な絵
    に連続する平面図的な絵が描かれた、絵本と、 前記綴じ合わせ部を下にして、前記第1の頁側を直立さ
    せた状態に保持するためのものであり、かつ収納部を形
    成する、スタンドと、 前記スタンドの収納部に収納されることができ、かつ前
    記絵本に描かれた絵を背景として前記第1または第2の
    頁上に配置して遊ぶことができる、形象おもちゃと、を
    備える、絵本おもちゃ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100813469B1 (ko) * 2007-02-15 2008-03-13 엄준희 부조 입체물을 부착하여 형성하는 유아 교육용교재
JP2015093070A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社ウイル・コーポレーション シール付き印刷物及びその製造方法

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