JPH06343174A - テレビ通信装置 - Google Patents

テレビ通信装置

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JPH06343174A
JPH06343174A JP5131597A JP13159793A JPH06343174A JP H06343174 A JPH06343174 A JP H06343174A JP 5131597 A JP5131597 A JP 5131597A JP 13159793 A JP13159793 A JP 13159793A JP H06343174 A JPH06343174 A JP H06343174A
Authority
JP
Japan
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image pickup
prism
image
line
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP5131597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunobu Kouchi
光地哲伸
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06343174A publication Critical patent/JPH06343174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のテレビ電話装置では、交信者の顔がテ
レビカメラに向って正対していないと、該カメラの方を
向いていない映像が相手側交信者へ送信されてしまう、
という問題点があった。本発明の目的は、このような不
自然さを生じさせないようにしたテレビ通信装置を提供
することである。 【構成】 交信者801の頭に近接して設けた磁気セン
サ101により交信者の頭の位置の変化を検出し、該セ
ンサの信号から視線方向演算部102によって視線方向
を演算し、その演算結果に基ずいてカメラ位置制御部1
03からカメラ駆動部104に制御信号を送り、カメラ
802の位置及び向きをその時々の交信者の視線の方向
に向けさせる。従って、交信者の顔がカメラの光軸から
はずれた場合であっても相手側交信者に向いていない画
像が送信されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交信相手の顔をテレビ
画面で見ながら該交信相手と会話するテレビ通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ電話システムは、例えば図
6に示したような系で構成されていた。図6(a)にお
いて、801は一方の交信者、802は交信者801の
画像を撮像する例えばビデオカメラなどの撮像装置、8
03はもう一方の交信相手810の画像を投影する例え
ばプロジェクターなどの投影表示装置、804は表示装
置803からの画像を表示する投影スクリーン、805
は撮像装置802にて撮像された一方の交信者801の
画像を信号処理する信号処理装置、806は信号処理装
置805で処理された画像信号をもう一方の交信者81
0に送信する送信装置、809は信号の送受を行なう伝
送経路、808は伝送経路809を通して送られてきた
もう一方の交信者810の画像信号を受信する受信装
置、807は伝送経路809を介して送られてきた画像
信号を表示装置803にて表示できるよう信号処理を行
なう第2の信号処理装置、である。なお、音声信号も同
時に送受信されているが、音声信号系の構成は図示を省
略されている。
【0003】図6(a)に示したように、撮像装置80
2は、投影スクリーン804を境に、被写体である交信
者801の面している側と反対の側で、交信者801を
ほぼ正面にとらえる位置に配置されている。(スクリー
ン804は被写体像を透過する材料で構成されており、
映像表示期間と撮像期間とを交互に切換えて表示と撮像
の両方を行なう。)撮像装置802と、交信者801と
を結ぶ軸のほぼ軸上に、もう一方の交信者810の画像
を表示することで、相互にほぼ正面を向き合った自然な
映像に対面しながら、会話をすすめることができる。図
6(b)はこのような系を上面より見た図である。図7
は、本通信系にて得られる表示画像の例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、図6(b)に点線801′で示したように被
写体である交信者が、姿勢を変えるなどして該交信者の
視線が先に設定した撮像軸からはずれてしまった場合、
図7(b)に示したように、ななめ方向を注視し、かつ
正面からはずれた画像が撮像され、もう一方の交信者8
10に伝送されてしまう。
【0005】このような、目線の一致しない表示画像を
見ながらの双方向通信は、視覚的に非常に不自然なもの
であり、解決されるべき問題であった。
【0006】本発明の目的は前記問題を解決し、改善さ
れたテレビ通信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビ通信装置
は、被撮影者の視線方向を検知し、その視線情報に基づ
いてカメラなどの撮像装置の光軸を自動的に変化させる
事により、常に目線の一致した自然な画像が送信される
ようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下に図1及至図5を参照して本発明の実施
例について説明する。
【0009】〈実施例1〉図1及び図2を参照して本発
明の第1実施例を説明する。なお、図6で説明した構成
要素については説明を省略する。
【0010】図1において、101は交信者801の視
線を検出するために該交信者の頭部に装着した磁気セン
サ、102は該センサ101の信号から視線方向を演算
する視線方向演算部、103はカメラ位置制御部、10
4はカメラ駆動部、である。磁界中におかれた磁気セン
サ101内に発生する電流を該演算部102により演算
処理する事で視線方向を正確に計測する事が可能であ
り、このようにして得られた視線情報を用いて、カメラ
位置制御部103がカメラ位置制御信号を発生し、該制
御信号でカメラ駆動部104を動かす事で、被写体であ
る交信者801の正面を常にカメラが向くようにカメラ
位置及び角度を変更する。
【0011】カメラ駆動部104は、カメラ802を鉛
直軸線を中心として回転させるロータリーテーブルと、
該テーブルを図1(a)において紙面に直交する方向
(すなわち、交信者801の前方を左右方向に)に移動
させる直線移動台と、該テーブルを回転駆動する第1の
アクチュエータと、該移動台を移動させる第2のアクチ
ュエータと、を有しており、該位置制御部103からの
信号により該アクチュエータが駆動される。
【0012】本実施例の装置によれば、図1(b)に示
すように、例えば交信者801の姿勢が801″のよう
に原位置からずれた場合、該センサ101により、検出
した視線情報に基づいて撮像装置802の位置及び向き
を変更することで、図2(b)に示したような、常に被
写体を正面にとらえた映像を得ることができ、目線の一
致した視覚的に自然な表示を見ながら双方向通信を行な
う事ができる。
【0013】〈実施例2〉図3に、本発明の第2の実施
例を示す。なお、図3において図1及び図6と同じ符号
で表示された構成要素の説明は省略する。
【0014】図3において、301はハーフミラー、3
02はCRTディスプレイ、である。なお、CRTディ
スプレイのかわりに図1に示したプロジェクター803
と投影スクリーン804とを用いても良い。このハーフ
ミラー301の裏面側、つまりCRTディスプレイ30
2の表示像のハーフミラー301による反射光像光軸上
の裏面側にCRTディスプレイ302が配置されてい
る。したがって該ディスプレイ302の表示像は図中右
方向に映し出され、また、同方向に対向する交信者80
1の像はハーフミラー301の裏側の撮像装置802に
よって撮像される。
【0015】なお、本実施例においても、交信者801
の顔の向きや視線の方向が変化したことを磁気センサ1
01及び視線方向演算部102で検出すると、カメラ位
置制御部103からの制御信号によってカメラ駆動部1
04が駆動されて撮像装置802の向きや位置が交信者
801に正対するように変更される。
【0016】〈実施例3〉図4に本発明の第3の実施例
を示す。
【0017】図4において、401は公知の可変頂角プ
リズム(以下にはバリアングルプリズムと記載する)、
402はバリアングルプリズム401の頂角を変化させ
るプリズム角度制御装置、である。同図において、交信
者801が観察する映像を表示する表示手段は図1及び
図3にて示したもの(たとえばプロジェクターと投影ス
クリーン)を用いているが、図4では図示を省略してい
る。
【0018】本実施例で使用されるバリアングルプリズ
ム401は、対向する2枚の板ガラスと伸縮を自在にし
たフィルム製の蛇腹部とによって構成されており、該蛇
腹部と板ガラスとで囲まれた空間は高屈折率液体で満た
されている。このプリズム401を、交信者801と撮
像装置802の間に配置し、磁気センサ101で検知し
且つ視線方向演算部102で演算された視線情報に応じ
て制御部402からの制御信号で、蛇腹部を伸縮させ、
該プリズムの頂角を変更することで、光軸を変化させ、
これにより常に被写体である交信者801を正面にとら
えた映像を得ることができるようにしたものである。
【0019】本実施例では、駆動対象がバリアングルプ
リズム401の蛇腹部のみであるので、図1及び図3の
実施例にくらべてカメラ位置制御用の駆動系を大幅に簡
略化でき、小型化及びローコスト化をはかることができ
る。
【0020】〈実施例4〉図5に本発明の第4の実施例
を示す。
【0021】図5において、501はプリズム、502
はプリズム角度制御装置、である。なお、同図において
も映像を表示する表示手段の図示は省略してある。
【0022】図5(a)は本実施例の構成要素の配置を
横から見た図であり、図5(b)は本実施例の構成要素
の配置を上から見た図である。
【0023】本実施例では、交信者801と撮像装置8
02の間に配置されたプリズム501を、磁気センサ1
01と視線方向演算部102により検出した視線情報に
応じて該制御装置502からの制御信号で角度変化させ
ることで、光軸を変化させ、常に交信者801を正面に
とらえた映像が得られるようにした。すなわち、本実施
例では可変頂角プリズムの代りに通常のプリズムを用い
た点で実施例4と異っている。
【0024】〈実施例5〉上記実施例はいずれも磁気セ
ンサにて視線方向を検知しているが、視線検知手段はこ
れに限るものではなく、例えば、目の反射像を撮像し、
その像の中のピーク値、(いわゆるプルキニエ像)の位
置変化を用いて視線方向を決定する手段も用いる事がで
きる。また、磁気センサの代りに光電センサや静電容量
型センサなどの各種の公知のセンサを用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のテレビ
通信装置では、交信者の顔の向きもしくは視線の方向を
検出する手段と、該手段により得られた情報に基いて撮
像装置の光軸の方向を該交信者の顔の正面に直交するよ
うに向けさせる撮像光軸変更手段と、を設けたことによ
り、交信者の姿勢や顔の向きが変っても交信相手には該
交信者の顔及び視線が常に該交信相手に向けられた画像
が伝送される。従って、本発明の装置によれば交信者相
互の姿勢や顔の向きが変化しても常に相手の視線がテレ
ビ画面上で正面を向いた状態で交信することができ、従
来装置における問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例の装置の概略図で
あって該装置の要部を横から見た図、(b)は該装置の
要部を上から見た図。
【図2】図1の装置において交信者の姿勢の変化に応じ
て伝送される画像を示した図。
【図3】本発明の第2実施例の装置の概略図。
【図4】(a)は本発明の第3実施例の装置の要部を横
から見た図、(b)は同装置の要部を上から見た図。
【図5】(a)は本発明の第4実施例の装置の要部を横
から見た図、(b)は同装置の要部を上から見た図。
【図6】(a)は従来のテレビ通信装置の概略図であっ
て同装置の要部を横から見た図、(b)は同装置の要部
を上から見た図。
【図7】図6に示した装置において、交信者の姿勢の変
化に対応して伝送される画像の変化を示した図。
【符号の説明】
101…磁気センサ 102…視線方
向演算部 103…カメラ位置制御部 104…カメラ
駆動部 301…ハーフミラー 302…CRT
ディスプレイ 401…可変頂角プリズム 501…プリズ
ム 502…プリズム角度制御装置 801…交信者 802…撮像装置 803…投影表示装置(プロジェクター) 804…投影スクリーン 805…第1の
信号処理装置 806…信号送信装置 807…第2の
信号処理装置 808…信号受信装置 809…伝送経
路 810…もう一方の交信者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交信者の顔を撮影する撮像手段を具備
    し、該撮像手段の出力である画像信号を伝送路を介して
    他の交信者に伝送し、両交信者が互いの顔をテレビ等の
    画面で見ながら会話を交すように構成されているテレビ
    通信装置において、該交信者の顔の向きもしくは視線の
    向きを検出する検出手段と、該検出手段により得られた
    情報に基ずいて該撮像手段の光軸の向きを該交信者の視
    線の向きに応じて変化させる撮像光軸変更手段と、を有
    していることを特徴とするテレビ通信装置。
  2. 【請求項2】 該撮像光軸変更手段は、該検出手段によ
    り得られた情報に基ずいて該撮像手段の向き及び位置を
    変化させる撮像手段位置変更手段であり、該撮像手段自
    身の向き及び位置を該交信者の向きに応じて変化させる
    ようになっていることを特徴とする請求項1のテレビ通
    信装置。
  3. 【請求項3】 該撮像光軸変更手段は、該交信者と該撮
    像手段との間に配置されたプリズム装置と、該プリズム
    装置の角度を該検出手段の情報に基ずいて変化させるプ
    リズム角度制御手段と、を有していることを特徴とする
    請求項1のテレビ通信装置。
  4. 【請求項4】 該撮像光軸変更手段は、該交信者と該撮
    像手段との間に配置されたプリズム装置と、該プリズム
    装置の角度を該検出手段の情報に基ずいて変化させるプ
    リズム角度制御手段と、を有しており、該プリズム装置
    が可変頂角プリズムであることを特徴とする請求項1の
    テレビ通信装置。
JP5131597A 1993-06-02 1993-06-02 テレビ通信装置 Pending JPH06343174A (ja)

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JP5131597A JPH06343174A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 テレビ通信装置

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JP5131597A JPH06343174A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 テレビ通信装置

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ID=15061787

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JP5131597A Pending JPH06343174A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 テレビ通信装置

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JP (1) JPH06343174A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234640A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Sony Corp 通信制御システム
US7705877B2 (en) 2004-01-28 2010-04-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for display of facial features on nonplanar surfaces

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234640A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Sony Corp 通信制御システム
US7705877B2 (en) 2004-01-28 2010-04-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for display of facial features on nonplanar surfaces

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