JPH06342975A - リフロー半田付熱風箱 - Google Patents

リフロー半田付熱風箱

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JPH06342975A
JPH06342975A JP7926094A JP7926094A JPH06342975A JP H06342975 A JPH06342975 A JP H06342975A JP 7926094 A JP7926094 A JP 7926094A JP 7926094 A JP7926094 A JP 7926094A JP H06342975 A JPH06342975 A JP H06342975A
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hot air
box
air box
reflow soldering
hot
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JP7926094A
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Toshio Toyama
利夫 遠山
Kazuya Kato
一弥 加藤
Tadamasa Tanaka
忠政 田中
Masaru Yajima
優 谷島
Harutaka Hayasaka
治孝 早坂
Toru Arai
徹 荒井
Hitoshi Terada
仁 寺田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフロー半田付熱風箱に関し、熱風箱の中で
流入された熱風の渦流が起きるようにして、熱風箱の開
口部を覆うように配置された板に形成した複数の熱風吹
出孔から、熱風が総じて安定的かつ均一に吹き出るよう
にする。 【構成】 複数の熱風吹出孔13、13、・・・が形成
された上板7が熱風箱2の開口部を覆うように配置さ
れ、一端がエアコンプレッサー31、31に連結される
とともに他端が上記熱風箱に連結され途中に付設された
ヒーターエレメント10、10によって熱風を発生させ
る熱風発生装置3、3を備えたリフロー半田付熱風箱に
おいて、上記熱風発生装置は箱の反対面部に互いの軸線
が食い違うように連結するとともに、熱風箱の内面の角
部のうち熱風発生装置の軸線が突き当たる部分を凹曲面
32、32に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なリフロー半田付熱
風箱に関する。詳しくは、熱風発生装置から送られてく
る熱風が箱の中で渦流になるようにして、複数の熱風吹
出孔からの熱風の吹き出しを総じて安定させかつ均一に
することができる新規なリフロー半田付熱風箱を提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオープンタイプのリフロー半田付
装置では、加熱した鉄板上に電子部品を配置しかつクリ
ーム半田を塗布した基板を通過させ、鉄板の熱により基
板を下側から加熱してクリーム半田をリフローして半田
付を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のオープンタイプのリフロー半田付装置にあって
は、基板にソリなどの変形があった場合、基板と加熱し
た鉄板とが密着せず、熱が充分に伝わらないために、半
田付不良が生じるという問題があった。
【0004】そのために、ソリ修正治具などを使用しな
ければならず、作業が繁雑になるという欠点があった。
【0005】また、リード部品のように基板の下方に突
出する部分(リード先端)があると、加熱した鉄板と基
板とを密着させることができないため、リード部品の半
田付が不可能であるという問題もある。
【0006】そこで、基板を加熱炉の中を通過させる雰
囲気炉方式のリフロー半田付装置があり、この方式によ
れば、基板にソリなどの変形があっても半田付可能であ
り、また、リード部品の半田付も行なうことができる。
【0007】しかしながら、雰囲気炉方式のリフロー半
田付装置にあっては、基板全体を加熱してリフローを行
なうために生じるいくつかの問題がある。
【0008】即ち、基板全体を加熱するため、部分的な
半田付が不可能である。
【0009】また、熱に弱い部分の半田付が不可能であ
り、更に、部品に与える熱ストレスが大きく、特に2度
リフローなどにおいては部品の信頼性が著しく低下する
という問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明リフロー
半田付熱風箱は、上記した課題を解決するために、熱風
発生装置から熱風となった空気が流入する熱風箱を用意
するととも、熱風箱の開口部を覆うように配置された板
に形成した複数の熱風吹出孔から吹き出る熱風によっ
て、クリーム半田をリフローするようにしたものであ
る。
【0011】そして、更に、熱風発生装置を熱風箱の反
対面部に互いの軸線が食い違うように連結することによ
って、熱風箱の中で熱風となって流入された空気の渦流
が起きるようにしたものである。
【0012】
【作用】従って、本発明に係るリフロー半田付熱風箱に
よれば、部品の半田付を熱風箱から離隔した位置におい
てするので、リード部品の半田付、特にリード部品とチ
ップ部品を混載しての同時半田付やスポット的な半田付
も可能であり、更には、熱に弱い部分の半田付も可能に
なるだけでなく、熱風箱の中で熱風となって流入された
空気の渦流を生じさせることができるので、複数の熱風
吹出孔からの熱風の吹き出しを総じて安定させ、かつ、
均一にすることも可能になる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明リフロー半田付熱風箱の詳細
を添付図面に示した実施例に従って説明する。
【0014】1は熱風吹出部であり、該熱風吹出部1は
熱風箱2と、該熱風箱2に取着された熱風発生装置3、
3とから成る。
【0015】熱風箱2は平面形状が四角形の箱形をして
いる。
【0016】熱風箱2の上面部を除いた部分は2重構造
となっており、内側4はアスベスト等の断熱材によって
形成されるとともに、内面の角部のうち熱風発生装置
3、3の軸線が突き当たる部分は凹曲面32、32にさ
れ、外側5はアルミニウムによって形成されている。
【0017】また、上面部は断熱材によって形成された
下板6と、黄銅板等によって形成された上板7とによっ
て形成され、熱風箱2の上方に開口した部分は上板7に
より覆われれている。
【0018】そして、下板6はその周辺部だけを残して
枠状に形成されている。
【0019】熱風発生装置3は、透明石英管8とその外
周を囲繞したシールドステンレスパイプ9と、透明石英
管8の中心部に沿って支持されたヒーターエレメント1
0とから成り、該ヒーターエレメント10に通電される
ようになっている。
【0020】上記のように形成された熱風発生装置3、
3はその一端が前記熱風箱2のそれぞれ反対面部に、か
つ、互いの軸線が食い違うように連結され、他端はエア
コンプレッサー31、31に連結されている。
【0021】11、11は熱風箱2の上板7の上面に取
着された案内レールであり、互いに平行になるように間
隔を置いて配置され、互いの対向する面には長さ方向に
延びる案内溝12、12が形成されている。
【0022】熱風箱2の上板7のうち案内レール11と
11との間の部分には熱風吹出孔13、13、・・・が
形成されている。
【0023】従って、熱風発生装置3、3に空気を供給
し、そのヒーターエレメント10、10に通電すると、
熱風発生装置3、3の他端から供給された空気は熱風と
なって一端から熱風箱2内に流入される。
【0024】その際、熱風発生装置3、3は、熱風箱2
内の反対面部に互いの軸線が食い違うように連結されて
いるので、熱風箱2の中では熱風となって流入された空
気の渦流が生じる。
【0025】しかも、熱風発生装置3、3の軸線が突き
当たる熱風箱2の内面の角部は凹曲面32、32になっ
ているので、熱風となって熱風箱2内に流入された空気
の流れは非常にスムーズである。
【0026】そして、上板7に形成された熱風吹出孔1
3、13、・・・から熱風が安定かつ均一に吹き出され
て行くことになる。
【0027】基板移送手段は2機のベルトコンベア1
4、15と基板搬送用アーム装置16とから成る。
【0028】ベルトコンベア14は2本の平行に並んだ
無端状のベルト14a、14aから成り、各ベルト14
a、14aは図示しないプーリに架け渡されており、モ
ータ14b、14bと図示しない回転伝達機構とによっ
て回転される。
【0029】また、ベルトコンベア15も2本の平行に
並んだ無端状のベルト15a、15aから成り、各ベル
ト15a、15aは図示しないプーリに架け渡されてお
り、モータ15b、15bと図示しない回転伝達機構と
によって回転されるようになっている。
【0030】そして、各ベルトコンベア14、15のベ
ルト14a、14a、15a、15aの上面は前記熱風
箱2の上面に設けられた案内レール11、11の案内溝
12、12の下側面と面一になる位置に保持されてい
る。
【0031】17は支持板であり、ベルトコンベア1
4、熱風吹出部1、ベルトコンベア15と続く基板搬送
経路の一方の側部に沿って立設されている。
【0032】18、18は支持板17の基板搬送経路側
を向いた面の両端部に回転自在に支持されたプーリであ
り、該プーリ18、18に無端状の紐体19が架け渡さ
れている。
【0033】20は同じく支持板17の基板搬送経路側
の面に回転自在に支持された駆動プーリであり、モータ
21によって回転されるようになっている。そして、こ
の駆動プーリ20に前記紐体19のうち下側に位置する
部分が2周回程巻回されている。
【0034】しかして、モータ21が回転すると、紐体
19が移動せしめられる。22は移動基台であり、前記
紐体19に連結されている。23は移動基台22の支持
板17に対向した端面から突設された摺動片であり、該
摺動片23は支持板17に形成された図示しない案内溝
に摺動自在に係合されている。
【0035】従って、モータ21が回転され、紐体19
が移動すると、それと共に移動基台22も移動すること
になる。
【0036】24、24は移動基台22の両端部上面か
ら立設された支柱であり、該支柱24、24の基板搬送
経路側の面からは基板搬送アーム25、25が略水平に
突出せしめられている。
【0037】基板搬送アーム25、25の先端はベルト
14aと14aとの中間の位置(ベルト15aと15a
との中間の位置であり、また、案内レール11と11と
の中間の位置でもある。)まで延びており、そこから下
方へ突出した支持片25a、25aが形成されている。
【0038】そして、このような基板搬送アーム25、
25は図示しない駆動機構によって支柱24、24に沿
って上下方向に移動するようにされている。
【0039】26は基板である。
【0040】27は基板26上に配置されたチップ部品
であり、その端子部27a、27aと基板26上の図示
しないランドとの間にクリーム半田28、28が塗布さ
れている。
【0041】29はリード部品であり、そのリード29
a、29aは基板26に設けられた図示しない孔及び基
板26の下面に設けられた図示しないランドに塗布され
たクリーム半田28、28を貫通されている。
【0042】しかして、上記した如く、クリーム半田2
8、28、・・・が塗布され、かつ、チップ部品27、
リード部品29が配置された基板26がベルトコンベア
14によって熱風箱2の方へと搬送されて来て、その搬
送方向における先端部の両側縁が熱風吹出部1の案内レ
ール11、11に形成された案内溝12、12に挿入さ
れる。
【0043】そこで、上方へ上がっていた基板搬送アー
ム25、25が下降され、その支持片25a、25aが
基板26の前端縁と後端縁に近接するようになる。
【0044】それから、モータ21が回転し、移動基台
22が移動すると、基板26はその後端縁が基板搬送ア
ーム25の支持片25aによって押圧されて、案内レー
ル11、11の案内溝12、12によって案内されなが
ら熱風箱2の熱風吹出孔13、13、・・・が形成され
た箇所を通過されて行く。
【0045】そして、基板26が熱風箱2上を移動され
て行くときに、それに塗布されたクリーム半田28、2
8、・・・が熱風吹出孔13、13、・・・から安定的
に、かつ均一に吹き出される熱風によってリフローされ
ることになる。
【0046】熱風箱2上を通過して来た基板26の大部
分がベルトコンベア15上に載ると、基板搬送アーム2
5、25は上昇し移動基台22は元の位置に戻る。そし
て、基板26はベルトコンベア15によって搬出されて
行く。
【0047】尚、30はベルトコンベア15の搬送端に
おいてベルト15aと15aとの間に配置された冷却フ
ァンであり、ベルトコンベア15の搬送端まで運ばれた
基板26はこの冷却ファン30によって冷却されること
になる。
【0048】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明リフロー半田付熱風箱は、一方が開口した箱
形をし、複数の熱風吹出孔が形成された板を上記開口部
を覆うように配置し、一端がエアコンプレッサーに連結
されるとともに他端が上記箱に連結され途中に付設され
たヒーターによって熱風を発生させる熱風発生装置を備
えたリフロー半田付熱風箱において、上記熱風発生装置
は箱の反対面部に互いの軸線が食い違うように連結され
たことを特徴とする。
【0049】従って、本発明に係るリフロー半田付熱風
箱によれば、部品の半田付を熱風箱から離隔した位置に
おいてするので、リード部品の半田付、特にリード部品
とチップ部品を混載しての同時半田付やスポット的な半
田付も可能であり、更には、熱に弱い部分の半田付も可
能になるだけでなく、熱風箱の中で熱風となって流入さ
れた空気の渦流を生じさせることができるので、複数の
熱風吹出孔からの熱風の吹き出しを総じて安定させ、か
つ、均一にすることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明リフロー半田付熱風
箱の実施の一例を示すものであり、本図は全体の平面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】基板がレール内に挿入された状態における図1
のIII−III線に沿う拡大断面図である。
【図4】熱風吹出部の一部切欠平面図である。
【図5】熱風吹出部の一部切欠側面図である。
【図6】熱風発生装置の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 熱風吹出部 2 熱風箱 3 熱風発生装置 7 板(上板) 10 ヒーター(ヒーターエレメント) 13 熱風吹出孔、 31 エアコンプレッサー 32 凹曲面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷島 優 埼玉県坂戸市塚越1300 ボンソン電子株式 会社内 (72)発明者 早坂 治孝 埼玉県坂戸市塚越1300 ボンソン電子株式 会社内 (72)発明者 荒井 徹 埼玉県坂戸市塚越1300 ボンソン電子株式 会社内 (72)発明者 寺田 仁 埼玉県坂戸市塚越1300 ボンソン電子株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が開口した箱形をし、複数の熱風吹
    出孔が形成された板を上記開口部を覆うように配置し、
    一端がエアコンプレッサーに連結されるとともに他端が
    上記箱に連結され途中に付設されたヒーターによって熱
    風を発生させる熱風発生装置を備えたリフロー半田付熱
    風箱において、上記熱風発生装置は箱の反対面部に互い
    の軸線が食い違うように連結されたことを特徴とするリ
    フロー半田付熱風箱。
  2. 【請求項2】 熱風箱の内面の角部のうち熱風発生装置
    の軸線が突き当たる部分を凹曲面に形成したことを特徴
    とする請求項1に記載のリフロー半田付熱風箱。
JP7926094A 1994-03-28 1994-03-28 リフロー半田付熱風箱 Expired - Lifetime JPH0831688B2 (ja)

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JP60226375A Division JPH0773790B2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11 リフロー半田付装置

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JPH06342975A true JPH06342975A (ja) 1994-12-13
JPH0831688B2 JPH0831688B2 (ja) 1996-03-27

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JPH0831688B2 (ja) 1996-03-27

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