JPH06342913A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH06342913A
JPH06342913A JP13215393A JP13215393A JPH06342913A JP H06342913 A JPH06342913 A JP H06342913A JP 13215393 A JP13215393 A JP 13215393A JP 13215393 A JP13215393 A JP 13215393A JP H06342913 A JPH06342913 A JP H06342913A
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JP
Japan
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type
region
semiconductor
epitaxial layer
semiconductor region
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Withdrawn
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JP13215393A
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English (en)
Inventor
Shogo Mori
昌吾 森
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パワー半導体デバイスとその制御用半導体素
子とを1チップに組み込んだスマート・パワー半導体装
置の耐圧を向上させる。 【構成】 n+ 型半導体基板21の上面にn- 型エピタ
キシャル層22を形成し、そのn- 型エピタキシャル層
22内にn+ 型半導体基板21から距離W1を隔てた位
置にp型埋込み領域23を形成する。さらに、p+ 型分
離領域24を形成してn- 型エピタキシャル層22の表
面部を選択的に分離してn- 型半導体領域22’を形成
する。n- 型エピタキシャル層22の表面部に多数のp
型ボディ領域25およびn+ 型ソース領域26とからな
るパワーMOSFET部を形成し、n- 型半導体領域2
2’に制御部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係わり、特
にパワー半導体デバイスとその制御用半導体素子とを同
一基板上に形成した半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大電力を扱うパワーエレクトロニクスが
普及し、さまざまな応用がなされている。たとえば、集
積度を高めるために、パワー半導体デバイスとその制御
用半導体素子とを1チップに組み込んだ、スマート・パ
ワー半導体装置(インテリジェント・パワー半導体装
置)が製造されている。
【0003】図2は、上記スマート・パワー半導体装置
のパワー半導体デバイス部をMOSFETとした、スマ
ート・パワーMOSFETの一部断面図である。同図に
おいて、n+ 型半導体基板1の上面にn- 型エピタキシ
ャル層2が形成されている。そして、n- 型エピタキシ
ャル層2は、p型埋込み層3およびp+型分離領域4に
よって2つの領域に分離されている。ここで、p型埋込
み層3およびp+ 型分離領域4によって囲まれるn-
半導体領域2’は、制御用のトランジスタ等を形成する
領域であり、その他の領域にパワーMOSFETを形成
する。
【0004】パワーMOSFET部では、n- 型エピタ
キシャル層2の表面部に、複数のp型ボディ領域5が互
いに所定間隔を隔てて形成されている。そして、p型ボ
ディ領域5の表面部には、選択的にn+ 型ソース領域6
が形成されている。
【0005】これらの領域が形成されているn- 型エピ
タキシャル層2の表面では、n+ 型ソース領域6とn-
型エピタキシャル層2の間のp型ボディ領域5の上部お
よびp型ボディ領域5,5間のn- 型エピタキシャル層
2の上部において、n+ 型ソース領域6の端部にまで広
がってシリコン酸化膜7が形成されている。そして、シ
リコン酸化膜7の上面には、ゲート電極8が形成されて
いる。また、n+ 型ソース領域6の表面およびp型ボデ
ィ領域5の一部表面に接続してソース電極9が形成され
ており、そのソース電極9はp+ 型分離領域4の表面に
形成されている電極10に接続されている。さらに、n
+ 型半導体基板1の下面には、一様にドレイン電極11
が形成されている。このように、パワーMOSFET部
は、並列に接続された複数の縦型MOSFETによって
構成されている。
【0006】一方、制御部においては、n- 型半導体領
域2’の表面部に1つのn型MOSFETが形成されて
いる。すなわち、n- 型半導体領域2’の表面部にp型
ウェル領域12が形成されており、そのp型ウェル領域
12の表面部にn+ 型ソース領域13およびn+ 型ドレ
イン領域14が互いに所定間隔を隔てて形成されてい
る。そして、n+ 型ソース領域13とn+ 型ドレイン領
域14との間のp型ウェル領域12の表面にはシリコン
酸化膜15が形成されており、その上面にゲート電極1
6が形成されている。一般に、制御部は複数のn型MO
SFET、p型MOSFETなどから構成され、パワー
MOSFET部の動作を制御する。
【0007】上記構成のパワーMOSFET部のターン
オン動作は、ゲート端子Gから正のゲート電圧を印加
し、p型ボディ領域5の表面近傍の導電型を反転させて
nチャネルを形成してドレイン・ソース間を導通させ
る。
【0008】パワーMOSFET部と制御部との電気的
な分離は、電極10をソース端子Sに接続し、p型埋込
み層3およびp+ 型分離領域4とn- 型エピタキシャル
層2との間のpn接合を逆バイアス状態にすることによ
って行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なスマート・パワーMOSFETは、大電流を流すとい
う用途からして、逆バイアスに対する耐圧の設計が重要
になってくる。そして、ドレイン・ソース間での所望の
耐圧を考慮して、n- 型エピタキシャル層2の不純物濃
度やその厚さが設計されていた。
【0010】ところが、このスマート・パワーMOSF
ETを、たとえば、ドレイン端子Dにコイル負荷などを
接続して使用する場合、そのコイル負荷を遮断すると瞬
間的に大きなサージ電圧が発生する。そして、この瞬間
的なサージ電圧が、n- 型エピタキシャル層2とn-
エピタキシャル層2に接続するp型半導体領域(p型ボ
ディ領域5、p+ 型分離領域4、およびp型埋込み層
3)との間のpn接合に強い逆バイアス電圧となって印
加され、アバランシェ降伏などが発生する恐れがある。
【0011】ここで、アバランシェ降伏などが発生する
場所を考えるために、図2に示すようにn- 型エピタキ
シャル層2とp型ボディ領域5、p+ 型分離領域4、お
よびp型埋込み層3との間のpn接合を、それぞれダイ
オードと考えてD1,D2,D3とする。このとき、D
1,D2,D3の耐圧の差異は、n- 型エピタキシャル
層2が共通であるため、p型ボディ領域5、p+ 型分離
領域4、およびp型埋込み層3の形状やn+ 型半導体基
板1までの距離に依存し、最も耐圧が小さいダイオード
においてアバランシェ降伏などが発生する。
【0012】しかしながら、従来のスマート・パワーM
OSFETにおいては、ドレイン・ソース間の耐圧を得
るためにn- 型エピタキシャル層2の不純物濃度やその
厚さの設計をしていたが、D1,D2およびD3の個々
の耐圧の大小関係まで考えて設計を行っていなかった。
【0013】このため、もしD2またはD3、特にD3
の耐圧がD1よりも小さく、上記瞬間的なサージ電圧に
よってD3でアバランシェ降伏などが発生すると、n-
型エピタキシャル層2からp型埋込み層3へ流れ込む電
流がトリガとなって、p型埋込み層3、n- 型半導体領
域2’、p型ウェル領域12、およびn+ 型ソース領域
13またはn+ 型ドレイン領域14によって構成される
pnpn接合の寄生サイリスタがターンオンし、ラッチ
アップ状態となってしまう場合がある。
【0014】上記寄生サイリスタがいったんラッチアッ
プしてしまうと、制御部としての動作が行えなくなるだ
けでなく、制御部自体が破壊されてしまうという問題が
あった。
【0015】本発明は上記問題を解決するものであり、
パワー半導体デバイスとその制御用半導体素子とを同一
基板上に形成した半導体装置の耐圧を高くすることを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1導電型の半導体基板の上面に第1導電型の第1半導
体領域を形成し、第2導電型の第2半導体領域によって
上記第1半導体領域の表面部を選択的に第1半導体領域
から電気的に分離して第1導電型の第3半導体領域を形
成し、上記第1半導体領域にパワーデバイス部を形成
し、前記第3半導体領域に該パワーデバイス部の制御部
を形成した半導体装置を前提とする。
【0017】そして、パワーデバイス部の耐圧よりも、
上記第1半導体領域と上記第2半導体領域との間の耐圧
を高くする。また、上記パワーデバイス部を、複数の同
一セルを並列接続することによって構成する。
【0018】さらに、上記第1半導体領域内に第1導電
型の埋込み領域を形成し、上記第2半導体領域から広が
る空乏層が上記半導体基板に到達する前に、上記パワー
デバイス部の各セルから広がる空乏層が上記埋込み領域
に到達するように形成する。
【0019】
【作用】本発明の半導体装置においては、パワーデバイ
ス部の耐圧よりも、上記第1半導体領域と上記第2半導
体領域との間の耐圧が高いので、逆バイアス電圧が大き
くなると、パワーデバイス部において降伏が発生する。
このため、上記第2半導体領域によって上記第1半導体
領域から分離されている上記制御部が上記逆バイアス電
圧によって破壊されることはない。
【0020】また、上記パワーデバイス部は、複数の同
一セルの並列接続によって構成されているので、個々の
セルに流れる降伏による電流は均等に分配されるため、
上記セルが破壊されることはない。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の半導体装置の一実施例とし
て採り上げた、スマート・パワーMOSFETの一部断
面図である。
【0022】同図において、n+ 型半導体基板21(第
1導電型の半導体基板)の上面に、n- 型エピタキシャ
ル層22(第1導電型の第1半導体領域)が形成されて
いる。そして、n- 型エピタキシャル層22内には、n
+ 型半導体基板21から距離W1を隔ててp型埋込み層
23(第2導電型の第2半導体領域)が形成されてお
り、さらにn- 型エピタキシャル層22の表面からp型
埋込み層23に接続するようにp+ 型分離領域24(p
型埋込み層23とともに第2導電型の第2半導体領域)
が形成されている。ここで、p型埋込み層23およびp
+ 型分離領域24によって囲まれているn- 型エピタキ
シャル層22の表面部の一部をn- 型半導体領域22’
(第1導電型の第3半導体領域)と呼ぶことにする。そ
して、n-型エピタキシャル層22にパワーMOSFE
T部(パワーデバイス部)を形成し、n- 型半導体領域
22’内にそのパワーMOSFET部の制御部(制御
部)を形成する。
【0023】パワーMOSFET部では、n- 型エピタ
キシャル層22の表面部に、複数のp型ボディ領域25
が互いに所定間隔を隔てて形成されている。そして、p
型ボディ領域25の表面部には、選択的にn+ 型ソース
領域26が形成されている。また、n- 型エピタキシャ
ル層22内において、p型ボディ領域25の下部から距
離W2を隔てて、n型埋込み領域27(第1導電型の埋
込み領域)が形成されている。
【0024】n- 型エピタキシャル層22の表面では、
+ 型ソース領域26とn- 型エピタキシャル層22の
間のp型ボディ領域25の上部およびp型ボディ領域2
5,25間のn- 型エピタキシャル層22の上部におい
て、n+ 型ソース領域26の端部にまで広がってシリコ
ン酸化膜28が形成されている。そして、シリコン酸化
膜28の上面にはゲート電極29が形成されており、各
ゲート電極29はゲート端子Gに接続されている。ま
た、各n+ 型ソース領域26の表面および各p型ボディ
領域25の一部表面に接続してソース電極30が形成さ
れており、そのソース電極30は、p+ 型分離領域24
の表面に形成されている電極31とともにソース端子S
に接続されている。さらに、n+ 型半導体基板21の下
面には一様にドレイン電極32が形成されており、ドレ
イン端子Dに接続されている。
【0025】このように、パワーMOSFET部は、1
つのゲート電極29とそのゲート電極29によって制御
されるp型ボディ領域25およびn+ 型ソース領域26
から構成されるMOSFETセルが並列に接続された構
造である。そして、これらMOSFETセルは、微細加
工技術によって均一なサイズとピッチに形成されている
ので、各セルの特性、たとえば電流密度や耐圧はそれぞ
れ等しくなる。
【0026】一方、上記パワーMOSFET部の動作を
制御する制御部は、一般に、複数のn型やp型の横構造
のMOSFETなどから構成されている。図1では、そ
の一部として1つのn型MOSFETを示している。
【0027】すなわち、n- 型半導体領域22’の表面
部にp型ウェル領域33が形成されており、そのp型ウ
ェル領域33の表面部にn+ 型ソース領域34およびn
+ 型ドレイン領域35が互いに所定間隔を隔てて形成さ
れている。また、n+ 型ソース領域34とn+ 型ドレイ
ン領域35との間のp型ウェル領域33の表面にはシリ
コン酸化膜36が形成されており、その上面にゲート電
極37が形成されている。
【0028】上記構成のパワーMOSFET部のターン
オン動作、およびパワーMOSFET部と制御部との電
気的な分離については、従来技術と同様である。ここ
で、従来のスマート・パワーMOSFETにおいて定義
したように、n-型エピタキシャル層22とp型ボディ
領域25、p+ 型分離領域24、およびp型埋込み層2
3との間のpn接合部のダイオードを、それぞれD4,
D5,D6とする。このとき、上記構成のスマート・パ
ワーMOSFETを形成するときに、D5およびD6の
耐圧を、D4の耐圧よりも高くなるように設計する。
【0029】この条件を満たすような設計の一例として
は、p型埋込み層23およびn型埋込み領域27の形成
位置を以下のようして行う。すなわち、n- 型エピタキ
シャル層22とp型ボディ領域25との間のpn接合が
逆バイアス状態になると、p型ボディ領域25、p+
分離領域24、およびp型埋込み層23からそれぞれn
- 型エピタキシャル層22に空乏層が広がるが、この逆
バイアスが大きくなったときに、p型埋込み層23から
広がった空乏層がn+ 型半導体基板21に到達する前
に、p型ボディ領域25から広がった空乏層がn型埋込
み領域27に到達するように、距離W1とW2とを決定
する。
【0030】この条件の基に形成されたスマート・パワ
ーMOSFETにおいて、サージ電圧などによって瞬間
的に強い逆バイアス状態となると、p型ボディ領域25
から広がった空乏層がn型埋込み領域27に到達する。
ここで、n型埋込み領域27の不純物濃度は高いので、
その領域では空乏層がほとんど広がることが出来ず、パ
ワーMOSFET部(D4)においてアバランシェ降伏
などが発生する(リーチスルー)。ところが、パワーM
OSFET部を構成するMOSFETセルは均一なサイ
ズとピッチで形成されているので、各セルの耐圧はそれ
ぞれ等しく、各MOSFETセルで同時にアバランシェ
降伏などが発生し、そのときの電流は各MOSFETセ
ルに等しく分配されて流れる。したがって、上記電流が
MOSFETセルを破壊することはなく、サージ電圧は
パワーMOSFET部に吸収される。
【0031】一方、制御部では、上記サージ電圧などに
よる強い逆バイアス状態において、p型埋込み層23か
ら広がった空乏層がn+ 型半導体基板21に到達する前
に、上述のようにD4でアバランシェ降伏などが発生す
るので、n- 型エピタキシャル層22とp型埋込み層2
3との間のpn接合(D6)においてアバランシェ降伏
などは起こらず、逆バイアスによる制御部の破壊は発生
しなくなる。この結果、スマート・パワーMOSFET
として、逆バイアスによる破壊に対する耐圧が高くな
る。
【0032】また、n型埋込み領域27を設けることに
よって、ドレイン・ソース間のオン抵抗が小さくなると
いう副次的な効果も期待できる。上記実施例において
は、n型埋込み領域27を設けることによって逆バイア
スによる破壊に対する耐圧向上を実現しているが、この
n型埋込み領域27は必須条件ではない。
【0033】耐圧を決定する他の要因としては、n-
エピタキシャル層22が共通であるため、p型ボディ領
域25、p+ 型分離領域24、およびp型埋込み層23
の形状に依存する。一般に、上記D4,D5,D6で
は、n- 型エピタキシャル層22内に形成されているこ
れらp型領域形状の曲率が小さいほど、電界が集中しや
すくなり、その耐圧が低くなる。したがって、まず、p
型ボディ領域25の曲率をp+ 型分離領域24およびp
型埋込み層23の曲率に比べて小さく形成することによ
って、D4すなわちn- 型エピタキシャル層22とp型
ボディ領域25との間のpn接合において降伏が起こり
やすく設計しておく。
【0034】ここで、上記D4の耐圧は、このp型ボデ
ィ領域25の形状およびn- 型エピタキシャル層22の
不純物濃度から概算できる。また、D6の耐圧も、距離
W1およびn- 型エピタキシャル層22の不純物濃度か
ら概算できる。したがって、D6の耐圧がD4の耐圧よ
りも高くなるように距離W1を決定すれば、逆バイアス
が大きくなったときにD4において降伏を発生させるこ
とができ、制御部を破壊から保護できる。
【0035】なお、上記実施例では、スマート・パワー
MOSFETを採り上げて説明したが、本発明はこれに
限定させることはなく、パワー半導体デバイスとその制
御用半導体素子とを1チップに組み込んだすべてのスマ
ート・パワー半導体装置に適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワーデバイス部の耐圧よりも、パワーデバイス部から
制御部を分離するための半導体領域における耐圧を高く
したので、逆バイアス電圧が大きくなったときに、制御
部が上記逆バイアス電圧によって破壊されることはな
い。
【0037】また、パワーデバイス部は、複数の同一セ
ルの並列接続によって構成されているので、個々のセル
が降伏による電流によって破壊されることはない。した
がって、半導体装置全体として耐圧が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスマート・パワーMO
SFETの断面図である。
【図2】従来のスマート・パワーMOSFETの断面図
である。
【符号の説明】
21 n+ 型半導体基板 22 n- 型エピタキシャル層 22’ n- 型半導体領域 23 p型埋込み領域 24 p+ 型分離領域 25 p型ボディ領域 26 n+ 型ソース領域 27 n型埋込み領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の上面に第1導
    電型の第1半導体領域を形成し、第2導電型の第2半導
    体領域によって該第1半導体領域の表面部を選択的に第
    1半導体領域から電気的に分離して第1導電型の第3半
    導体領域を形成し、前記第1半導体領域にパワーデバイ
    ス部を形成し、前記第3半導体領域に該パワーデバイス
    部の制御部を形成した半導体装置において、 パワーデバイス部の耐圧よりも、前記第1半導体領域と
    前記第2半導体領域との間の耐圧を高くしたことを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーデバイス部は、複数の同一セ
    ルが並列接続されてなることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1半導体領域内に第1導電型の埋
    込み領域を形成し、前記第2半導体領域から広がる空乏
    層が前記半導体基板に到達する前に、前記パワーデバイ
    ス部のセルから広がる空乏層が前記埋込み領域に到達す
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
JP13215393A 1993-06-02 1993-06-02 半導体装置 Withdrawn JPH06342913A (ja)

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JP13215393A JPH06342913A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897895B1 (ko) * 2002-09-18 2009-05-18 페어차일드코리아반도체 주식회사 반도체 소자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897895B1 (ko) * 2002-09-18 2009-05-18 페어차일드코리아반도체 주식회사 반도체 소자

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