JPH0634251A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH0634251A
JPH0634251A JP4186908A JP18690892A JPH0634251A JP H0634251 A JPH0634251 A JP H0634251A JP 4186908 A JP4186908 A JP 4186908A JP 18690892 A JP18690892 A JP 18690892A JP H0634251 A JPH0634251 A JP H0634251A
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JP
Japan
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rotation speed
blower
refrigerator
evaporator
temperature
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Application number
JP4186908A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0634251A publication Critical patent/JPH0634251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/068Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
    • F25D2317/0682Two or more fans

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫内に収容される被冷却物の乾燥を防
ぎ、冷蔵庫内の空気の循環を良くして冷蔵庫内のむらの
発生を防ぎ、冷蔵庫内温度の精密な制御が可能になる冷
凍装置を得ること。 【構成】 回転数制御可能な送風機16,17を備えた
蒸発器18,19を冷蔵庫5内に対向させて配設し、主
制御装置29がこれら送風機16,17の回転数を互い
に一定の周期の位相ずれを持つよう周期的に変動させる
べく制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の冷却領域を
一定温度に保つ冷凍装置に関するもので、特に冷蔵庫内
の被冷却物の高鮮度保持に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は実公昭58−48987に示さ
れた従来の冷凍装置の冷媒回路図である。図において1
は圧縮機、2は凝縮器、3は高圧液管、4は冷蔵庫5内
に配設された送風機6を備えた蒸発器、7は蒸発器4の
入口側に設けられた膨張弁、8は蒸発器4の冷媒の出口
側の温度を感知する感度筒であり、蒸発器4の出口側配
管9に設けられている。そしてこの感温筒8により出口
側配管9を流れる冷媒の温度を検出してこの温度に基づ
いて膨張弁7の開度が調整される。
【0003】次に動作について説明する。この冷凍装置
の運転中、圧縮機1により吐き出された冷媒ガスは配管
を通り、凝縮器2に導かれ液化し高圧液管3に流れる。
この冷媒が膨張弁7により減圧され、低温、低圧の液と
なって蒸発器4に入る。ここで送風機6により循環させ
られる冷蔵庫5内の空気より熱を奪い、冷媒液はガス化
して出口側配管9を通り圧縮機1に戻る。蒸発器4によ
り冷却された空気は送風機6により冷蔵庫5内に吹き出
され、被冷却物に当たることで被冷却物から熱を奪う。
膨張弁7は、出口側配管9上に取り付けられた感温筒8
により、出口側配管温度と蒸発器入口温度との差である
スーパーヒートが所定の一定値になるように蒸発器4へ
の冷媒流量を調節する。図11は、この従来の冷凍装置
を冷蔵庫に配置した場合の冷蔵庫5内の空気の環境状態
を表している(矢印は風速ベクトルを表す)。10は冷
蔵庫5に収納された被冷却物を示す。冷蔵庫5内の空気
を循環させるため、送風機6からの吹き出し空気の主流
は、常に送風機6と向かい合う側の被冷却物(図8中に
おける左側)に直接当たる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍装置は以上
のように構成されているので、冷凍装置の冷却運転中、
送風機は冷蔵庫内の空気を循環させるため一定の風量で
空気を吹き出す。そのため、送風機からの吹き出し空気
は同じところに当り続けるので、吹き出し空気が直接当
たる位置に置かれた被冷却物は、その他の被冷却物に比
べて乾燥し易いという問題が生じた。また吹き出し空気
が直接当たる被冷却物の温度が下がりすぎるといった温
度むらが生じ、鮮度保持に問題があった。
【0005】この発明は、冷蔵庫等の冷却領域を均一に
冷却することのできる冷凍装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍装置
は、圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備えた冷凍装
置において、回転数制御可能な送風機をそれぞれ備えた
複数台の蒸発器と、前記各送風機の回転数の変動の周期
が互いに一定周期ずつ位相ずれを持つように制御する送
風機回転数制御装置を備えるという手段を講じた。ま
た、回転数制御可能な送風機をそれぞれ備えた複数台の
蒸発器を、第1の蒸発器群と第2の蒸発器群とに分け、
吹出空気流が対向するように第1と第2の蒸発器群を冷
蔵庫等の天井の両端に配設し、前記第1と第2の蒸発器
群の各送風機の回転数の変動の周期が互いに1/2周期
の位相ずれを持つように制御する送風機回転数制御装置
を備えてもよい。また、回転数制御可能な送風機をそれ
ぞれ備えたN台(Nは2以上の整数)の蒸発器を、吹出
空気流が並行するように冷蔵庫等の天井に配設し、前記
各送風機の回転数の変動の周期が互いに1/N周期の位
相ずれを持つように制御する送風機回転数制御装置を備
えてもよい。また、回転数制御可能な送風機をそれぞれ
備えた複数台の蒸発器と、前記各送風機の回転数の変動
の周期が互いに一定周期ずつ位相ずれを持つように制御
する送風機回転数制御装置と、冷蔵庫内の温度を検出し
て温度検出信号を発生する庫内温度検出部と、変動する
送風機の回転数の最大回転数及び最小回転数あるいは最
大回転数のみを前記庫内温度検出部による庫内温度と所
定の設定温度の差の大小に応じて変動させる送風機制御
範囲制御部とを備えてもよい。また、回転数制御可能な
送風機をそれぞれ備えた複数台の蒸発器を、第1の蒸発
器群と第2の蒸発器群とに分け、吹出空気流が対向する
ように第1と第2の蒸発器群を冷蔵庫等の天井の両端に
配設し、前記第1と第2の蒸発器群の各送風機の回転数
の変動の周期が互いに1/2周期の位相ずれを持つよう
に制御する送風機回転数制御装置と、冷蔵庫内の温度を
検出して温度検出信号を発生する庫内温度検出部と、変
動する送風機の回転数の最大回転数及び最小回転数ある
いは最大回転数のみを前記庫内温度検出部による庫内温
度と所定の設定温度の差の大小に応じて変動させる送風
機制御範囲制御部とを備えてもよい。また、回転数制御
可能な送風機をそれぞれ備えたN台(Nは2以上の整
数)の蒸発器を、吹出空気流が並行するように冷蔵庫等
の天井に配設し、前記各送風機の回転数の変動の周期が
互いに1/N周期の位相ずれを持つように制御する送風
機回転数制御装置と、冷蔵庫内の温度を検出して温度検
出信号を発生する庫内温度検出部と、変動する送風機の
回転数の最大回転数及び最小回転数あるいは最大回転数
のみを前記庫内温度検出部による庫内温度と所定の設定
温度の差の大小に応じて変動させる送風機制御範囲制御
部とを備えてもよい。
【0007】
【作用】本発明における冷凍装置は、回転数制御可能な
送風機を備えた蒸発器を冷蔵庫内に複数台設置し、送風
機回転数制御装置がこれら送風機群の回転数を互いに一
定の周期の位相ずれを持つよう周期形に変動させるべく
制御することにより、送風機からの吹き出し空気が直接
被冷却物に当たる時間を短くし被冷却物の乾燥を防ぐと
ともに、蒸発器からの冷気がむらなく冷蔵庫内に行き渡
り庫内の温度むらが生じにくい。また、回転数制御可能
な送風機をそれぞれ備えた複数台の蒸発器を、第1の蒸
発器群と第2の蒸発器群とに分けて対向するように配設
し、前記第1と第2の蒸発器群の各送風機の回転数の変
動の周期が、互いに1/2周期の位相ずれを持つように
制御するので、送風機の合計風量がほぼ一定となり蒸発
器の熱交換特性はほとんど変化しない。そのため、合計
冷媒流量及び蒸発器温度はほぼ一定となるので冷凍能力
の低下がない。よって、冷凍装置温度が安定する。ま
た、回転数制御可能な送風機をそれぞれ備えたN台(N
は2以上の整数)の蒸発器を吹出空気流が並行するよう
に配設し、前記各送風機の回転数の変動の周期が、互い
に1/N周期の位相ずれを持つように制御するので、送
風機の合計風量がほぼ一定となり蒸発器の熱交換特性は
ほとんど変化しない。そのため、合計冷媒流量及び蒸発
器温度はほぼ一定となるので冷凍能力の低下がない。よ
って、冷凍装置温度が安定する。さらに、送風機制御範
囲制御部を備えて、送風機最大回転数変動部が周期的に
変動する送風機回転数の最大回転数及び最小回転数ある
いは最大回転数のみを庫内温度と所定の設定温度の差
(大小)に応じて変動(高低)させることにより、冷蔵
庫内の負荷(大小)に応じて送風機の吹き出し風量を制
御(大小)し、庫内温度の精密な制御が可能になり、冷
蔵庫内の温度むらはより少なくなる。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1は本発明による冷蔵庫等を冷却する冷凍
装置の冷媒回路図である。図において、11はインバー
タ等の周波数可変装置12により能力が可変される圧縮
機である。2は従来同様の凝縮器、3は従来同様の高圧
液管、13,14は各々分岐点15で2つに分かれた分
岐管で、送風機16,17を備えた蒸発器18,19が
接続されている。送風機16,17は、空気吹き出し方
向が互いに向き合うように冷蔵庫5の天井の両端に吊下
げられている。これら蒸発器18,19の容量は同一に
設定されている。20,21はこれら蒸発器18,19
の入口側配管22,23に設けられた膨張弁でこれら膨
張弁20,21の大きさ(口径)は同一に設定されてい
る。24,25はこれら蒸発器18,19の冷媒の出口
側の温度を感知する感温筒でこれら蒸発器18,19の
各々の出口側配管26,27に設けられている。そして
この感温筒24,25により各々の出口側配管26,2
7を流れる冷媒の温度を検出してこの温度に基づいて膨
張弁20,21の開度が調整される。
【0009】28は測温抵抗体からなる温度センサで、
これら2つの蒸発器18,19の間の冷房庫5内に配設
され、庫内温度を検知する。29はこの温度センサ28
につながれた主制御装置である。
【0010】図2は本発明による送風機の制御ブロック
図を示す。主制御装置29は、二つの送風機の回転数を
互いに1/2周期の位相ずれを持つように最大回転数と
最小回転数の間を周期的に変動させるべく制御する送風
機回転数制御部30と、温度センサ28で温度を検出し
て温度信号を発生する庫内温度検出部31と、庫内温度
検出部31からの温度信号を予め設定された温度と比較
してその差(大/小)に応じ、送風機回転数の最大回転
数及び最小回転数あるいは最大回転数のみを変動(高/
低)させる送風機制御範囲制御部32と、庫内温度検出
部31で検知された庫内温度を予め設定された設定温度
と比較して周波数可変装置12に所定の周波数信号を出
力する圧縮機回転数制御部33とから構成される。
【0011】次に動作について説明する。この冷凍装置
の運転中、庫内温度検出部31で検知した温度信号を圧
縮機回転数制御部33に供給し、予め設定された設定温
度と比較し、この比較値に基づいて周波数可変装置12
は圧縮機の回転数を制御している。また、送風機回転数
制御部31は、二つの送風機の回転数を互いに1/2周
期に位相ずれを持つように最大回転数と最小回転数の間
を周期的に変動させるべく制御している。例えば、図3
のように、送風機回転数を中心回転数N0 、最大回転数
max 、最小回転数Nmin のSIN波で変動させた場合
では、送風機16の回転数と送風機17の回転数が同じ
となる。図3の(A)での冷蔵庫5内の空気の循環状態
は図4で表される。また、送風機16の回転数が最小で
送風機17の回転数が最大となる図3の(B)での冷蔵
庫5内の空気の循環状態は図5で表される。さらに、送
風機16の回転数が最大で送風機17の回転数が最小と
なる図3の(C)での冷蔵庫5内の空気の循環状態は図
6で表される。図4,5,6から明かなように、二つの
送風機16,17の回転数を互いに1/2周期の位相ず
れを持つように周期的に変動させることにより、送風機
16,17からの吹き出し冷気(強風)が冷蔵庫5内に
むらなく広がることがわかる。
【0012】送風機16,17の回転数が変動している
間、それぞれの蒸発器18,19の入口に設けられた膨
張弁20,21は、出口側配管26,27上に取り付け
られた感温筒24,25により、出口側配管温度と蒸発
器入口温度との差であるスーパーヒートを所定の一定値
になるように、言い換えればそれぞれの送風機16,1
7の送風量に応じた冷媒流量になるように制御してい
る。ここでは、冷蔵庫天井の両端に送風機と蒸発器を1
台づつ設置した例を説明したが、複数台設置した場合で
も天井両端の送風機群の回転数を互いに1/2周期の位
相ずれを持つように変動させても同様の運転動作を示
す。この場合、図4,5,6において蒸発器18,送風
機16が第1の蒸発器群を示し、蒸発器19,送風機1
7が第2の蒸発器群を示している。また、送風機の回転
数をSIN波で変動させた例を説明したが、台形波、あ
るいは三角波等でも良いのは言うまでもない。天井両端
の送風機群の合計風量が一定となるような波形にすれ
ば、両蒸発器の蒸発温度、合計冷媒流量はより変動しに
くくなる。以上においては、回転数制御可能な送風機を
備えた複数台の蒸発器を冷蔵庫等の天井の両端に、互い
に対向するように吊下げ、両端の送風機群の回転数が互
いに1/2周期の位相ずれを持つよう周期的に変動させ
た例について説明した。
【0013】実施例2.次に、回転数制御可能な送風機
をそれぞれ備えた複数台(N台)の蒸発器を冷蔵庫等の
天井の一端に、空気吹き出し方向が並行するように吊下
げ、それぞれの送風機の回転数が互いに1/N周期づつ
位相ずれを持つよう周期的に変動させるべく制御する例
について説明する。送風機16,17の空気吹き出し方
向が並行になるように冷蔵庫5の天井の一端に吊下げる
他は、構成及び動作は送風機16,17を天井両端に対
向させて設置した場合に同じである。例えば、図3のよ
うに送風機回転数を中心回転数N0 、最大回転数N
max 、最小回転数Nmin のSIN波で変動させた場合で
は、送風機16の回転数と送風機17の回転数が同じと
なる図3の(A)での冷蔵庫5内の空気の循環状態は図
7で表される。また、送風機16の回転数が最小で送風
機17の回転数が最大となる図3の(B)での冷蔵庫5
内の空気の循環状態が図8で表される。さらに、送風機
16の回転数が最大で送風機17の回転数が最小となる
図3の(C)での冷蔵庫5内の空気の循環状態は図9で
表される。図7,8,9から明らかなように、二つの送
風機16,17の回転数を互いに1/2周期の位相ずれ
を持つように周期的に変動させることにより、送風機1
6,17からの吹き出し冷気が冷蔵庫5内にむらなく広
がることがわかる。
【0014】ここでは、冷蔵庫天井に一端に送風機・蒸
発器を2台設置した例を説明したが、複数台(N台)設
置した場合でもそれぞれの送風機の回転数を互いに1/
N周期の位相ずれを持つように変動させても同様の運転
動作を示す。送風機・蒸発器を2台以上備え、送風機回
転数制御装置がこれら複数の送風機の回転数を互いに一
定周期の位相ずれを持つよう周期的に変動させること
で、全送風機の合計風量がほぼ一定となり蒸発器の熱交
換特性は全体としてほとんど変化しない。冷凍装置の運
転中、周波数可変装置12は庫内温度検出部31で検知
した温度と設定温度との差に応じて圧縮機1の回転数を
制御し、圧縮機1の冷凍能力を負荷に合わせる。しか
し、圧縮機1の回転数制御による容量制御は冷蔵庫5内
の温度変動に対して時間遅れが大きく、冷蔵庫5内の負
荷変動に充分に追従できない。
【0015】実施例3.庫内温度検出部31は、温度セ
ンサ28により冷蔵庫5内の温度を検出して温度信号を
発生する。そして、送風機制御範囲制御部32は庫内温
度検出部31からの温度信号を予め設定された温度と比
較してその差(大/小)に応じ、送風機16,17の回
転数の最大回転数及び最小回転数あるいは最大回転数の
みを変動(高/低)させる。言い換えれば、冷蔵庫5内
の負荷が減れば、二つの送風機の合計風量は減少し、冷
蔵庫5内の負荷が増えれば、二つの送風機の合計風量は
増加する。冷蔵庫5内の負荷に応じて送風量を制御する
ことにより、冷蔵庫5内の温度を精密に制御できる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、冷却領
域を一定温度に保つ冷凍装置において、回転数制御可能
な送風機を備えた蒸発器を冷蔵庫内に複数台設置し、送
風機回転数制御装置が、これらの送風機の回転数を互い
に一定の周期の位相ずれを持つよう周期的に変動させる
べく制御することにより、送風機からの吹き出し空気が
直接被冷却物に当たる時間を短くし被冷却物の乾燥を防
ぐとともに、冷蔵庫内の空気の循環を良くし庫内の温度
むらを生じにくくする効果が得られる。それぞれ送風機
を備えた複数の蒸発器の第1の蒸発器群と第2の蒸発器
群に分けて配設し、送風機回転数制御装置がこれら両群
の送風機の回転数を互いに1/2周期の位相ずれを持つ
よう周期的に変動させることにより、送風機の合計風量
がほぼ一定となり、蒸発器の熱交換特性はほとんど変化
しない。よって、庫内に温度むらを生じることなく、安
定した冷凍装置の運転が可能となるという効果が得られ
る。それぞれ送風機を備えた蒸発器をN台配設し、送風
機回転数制御装置がこれら送風機の回転数を互いに1/
N周期の位相ずれを持つよう周期的に変動させることに
より、送風機の合計風量ががほぼ一定となり、蒸発器の
熱交換性はほとんど変化しない。よって、庫内に温度む
らを生じることなく、安定した冷凍装置の運転が可能と
なるという効果が得られる。さらに、送風機制御範囲制
御部が周期的に変動する送風機回転数の最大回転数及び
最小回転数あるいは最大回転数のみを庫内温度と所定の
設定温度の差(大/小)に応じて変動(高/低)させる
ことにより、冷蔵庫内の負荷(大/小)に応じて送風機
の吹き出し風量を制御(大/小)し、庫内温度の精密な
制御が可能になるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】本発明による冷凍装置の制御ブロック図であ
る。
【図3】時間に対する送風機の回転数の変動状態を示す
図である。
【図4】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図5】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図6】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図7】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図8】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図9】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図である。
【図10】従来例の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図11】冷蔵庫内の空気の循環の様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 高圧液管 5 冷蔵庫 12 周波数可変装置 13,14 分岐管 15 分岐点 16,17 送風機 18,19 蒸発器 20,21 膨張弁 24,25 感温筒 26,27 出口側配管 28 温度センサ 29 主制御装置 30 送風機回転数制御部 31 庫内温度検出部 32 圧縮機制御範囲制御部 33 圧縮機回転数制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えた複数台の蒸発器と、前記各送風機の回転数の
    変動の周期が互いに一定周期ずつ位相ずれを持つように
    制御する送風機回転数制御装置とを備えたことを特徴と
    する冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えた複数台の蒸発器を第1の蒸発器群と第2の蒸
    発器群とに分け、前記両群の吹出空気流が互いに対向す
    るように前記第1の蒸発器群と第2の蒸発器群を冷蔵庫
    等の天井の両端に対向させて配設し、前記両群の送風機
    の回転数の変動の周期が互いに1/2周期の位相ずれを
    持つように制御する送風機回転数制御装置を備えたこと
    を特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えたN台(Nは2以上の整数)の蒸発器を、各蒸
    発器の吹出空気流が並行するように冷蔵庫等の天井に配
    設し、前記各送風機の回転数の変動の周期が互いに1/
    N周期の位相ずれを持つように制御する送風機回転数制
    御装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えた複数台の蒸発器と、前記各送風機の回転数の
    変動の周期が互いに一定周期ずつ位相ずれを持つように
    制御する送風機回転数制御装置と、冷蔵庫内の温度を検
    出して温度検出信号を発生する庫内温度検出部と、変動
    する送風機の回転数の最大回転数及び最小回転数あるい
    は最大回転数のみを前記庫内温度検出部による庫内温度
    と所定の設定温度の差の大小に応じて変動させる送風機
    制御範囲制御部とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えた複数台の蒸発器を第1の蒸発器群と第2の蒸
    発器群とに分け、前記両群の吹出空気流が互いに対向す
    るように前記第1の蒸発器群と第2の蒸発器群を冷蔵庫
    の天井の両端に対向させて配設し、前記両群の送風機の
    回転数の変動の周期が互いに1/2周期の位相ずれを持
    つように制御する送風機回転数制御装置と、冷蔵庫内の
    温度を検出して温度検出信号を発生する庫内温度検出部
    と、変動する送風機の回転数の最大回転数及び最小回転
    数あるいは最大回転数のみを前記庫内温度検出部による
    庫内温度と所定の設定温度の差の大小に応じて変動させ
    る送風機制御範囲制御部とを備えたことを特徴とする冷
    凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁等を備
    えた冷凍装置において、回転数制御可能な送風機をそれ
    ぞれ備えたN台(Nは2以上の整数)の蒸発器を、各蒸
    発器の吹出空気流が並行するように冷蔵庫等の天井に配
    設し、前記各送風機の回転数の変動の周期が、互いに1
    /N周期の位相ずれを持つように制御する送風機回転数
    制御装置と、冷蔵庫内の温度を検出して温度検出信号を
    発生する庫内温度検出部と、変動する送風機の回転数の
    最大回転数及び最小回転数あるいは最大回転数のみを前
    記庫内温度検出部による庫内温度と所定の設定温度の差
    の大小に応じて変動させる送風機制御範囲制御部とを備
    えたことを特徴とする冷凍装置。
JP4186908A 1992-07-14 1992-07-14 冷凍装置 Pending JPH0634251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4186908A JPH0634251A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 冷凍装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021623A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 板倉冷機工業株式会社 凍結装置及び凍結方法
EP3786552A1 (de) * 2019-09-02 2021-03-03 V-Zug AG Kühlgerät mit entgegengesetzter luftführung

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