JPH0634233U - コンデンサ素子の巻取装置 - Google Patents

コンデンサ素子の巻取装置

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JPH0634233U
JPH0634233U JP7360792U JP7360792U JPH0634233U JP H0634233 U JPH0634233 U JP H0634233U JP 7360792 U JP7360792 U JP 7360792U JP 7360792 U JP7360792 U JP 7360792U JP H0634233 U JPH0634233 U JP H0634233U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
winding
clamp member
clamper
capacitor element
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7360792U
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English (en)
Inventor
英貴 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elna Co Ltd
Original Assignee
Elna Co Ltd
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Publication date
Application filed by Elna Co Ltd filed Critical Elna Co Ltd
Priority to JP7360792U priority Critical patent/JPH0634233U/ja
Publication of JPH0634233U publication Critical patent/JPH0634233U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサ素子に対して巻止め用シールテー
プを供給する際、その先端の垂れ下がりを防止する。 【構成】 陽極箔と陰極箔とをそれらの間にセパレータ
を挟んで巻回する巻取軸と、巻止め用のシールテープを
選択的に挟持し得るように上下方向に開閉可能であると
ともに、巻取軸に対して接近離反する上下一対のクラン
プメンバー11,12を有するテープクランパー10と
を備え、巻取軸に巻き取られたコンデンサ素子にテープ
クランパー10にてシールテープを供給するコンデンサ
素子の巻取装置において、シールテープに対するクラン
プメンバー11,12の少なくとも一方の挟持面を湾曲
面に形成し、シールテープ自体を湾曲させてその長手方
向に沿って樋状とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンデンサ素子の巻取装置に関し、さらに詳しく言えば、巻き取られ たコンデンサ素子に対して巻止め用のシールテープを供給するテープクランパー の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンデンサ素子は陽極箔と陰極箔とをそれらの間にセパレータを挟み込みなが ら巻回され、その巻終り時にシールテープにて巻止めされる。図5にはその巻取 装置の従来例が概略的に示されている。
【0003】 これによると、同巻取装置は巻取軸1と、この巻取軸1にて巻き取られたコン デンサ素子Cに対して巻止め用のシールテープTを供給するテープクランパー2 とを備えている。
【0004】 この場合、テープクランパー2はシールテープTを選択的に挟持するために上 下方向に開閉し得る上部クランプメンバー3と下部クランプメンバー4とを備え ているとともに、図示しない駆動手段により巻取軸1に対して所定のストローク をもって接近離反するように往復動する。
【0005】 すなわち、図示の位置がテープクランパー2の前進位置であるとすると、同位 置において上部クランプメンバー3と下部クランプメンバー4とが開かれた後、 所定のストローク後退する。そして、その後退位置でシールテープTを挟持し、 図示の前進位置まで移動する。
【0006】 これにより、図示のようにシールテープTの先端がコンデンサ素子Cに巻き付 く位置にまで供給されるとともに、カッター5が動作して同シールテープTが所 定の長さに切断される。
【0007】 シールテープTの先端がテープ押えローラ6にてコンデンサCに押え付けられ ると、上部クランプメンバー3と下部クランプメンバー4とが開かれるとともに 、巻取軸1が図において反時計方向に回転し、これによりシールテープTがコン デンサCの周囲に凡そ2〜2.5周程度巻き付けられる。なお、シールテープT としては、その一方の面、この例では上面側に粘着剤を有する粘着テープが用い られている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにして、コンデンサ素子Cの巻終り時にシールテープTが上部クラ ンプメンバー3と下部クランプメンバー4とにより挟持された状態で供給される のであるが、従来その挟持面は図6に示されているように平面であるため、図7 に示されているようにシールテープTの先端が垂れ下がり易く、これが原因で巻 止め不良が生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような従来の欠点を解決すべくなされたもので、その構成上の特 徴は、陽極箔と陰極箔とをそれらの間にセパレータを挟んで巻回する巻取軸と、 巻止め用のシールテープを選択的に挟持し得るように上下方向に開閉可能である とともに、上記巻取軸に対して接近離反する上下一対のクランプメンバーを有す るテープクランパーとを備え、上記巻取軸に巻き取られたコンデンサ素子に上記 テープクランパーにて上記シールテープを供給するコンデンサ素子の巻取装置に おいて、上記シールテープに対する上記クランプメンバーの少なくとも一方の挟 持面を湾曲面に形成したことにある。
【0010】 この場合、上記クランプメンバーの他方の挟持面も上記一方の挟持面と合致す る湾曲面に形成されていることが好ましい。
【0011】 また、上記シールテープの粘着面と対向する上記クランプメンバーの挟持面に は突起を設けても良い。
【0012】
【作用】
上記構成によると、クランプメンバーの挟持面が湾曲されているため、シール テープ自体も湾曲するため、その先端が垂れ下がるおそれがなく、したがって巻 止め不良が防止される。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明する。なお、上記従来例 と対比して異なる部位はテープクランプパーのみであるため、この実施例におい ては他の構成要素、すなわち巻取軸1、テープカッター5およびテープ押えロー ラ6などについては特に説明しない。
【0014】 図1に示されているように、この実施例におけるテープクランパー10も上下 方向に開閉し得る上部クランプメンバー11と下部クランプメンバー12とを備 えているが、この場合、両クランプメンバー11,12のシールテープTに対す る挟持面は湾曲面として形成されている。
【0015】 図1の例では、上部クランプメンバー11側を凸状の湾曲面とし、下部クラン プメンバー12側をそれに合致する凹状の湾曲面としているが、図2に示されて いるように、上部クランプメンバー11側を凹状の湾曲面とし、これに対して下 部クランプメンバー12側をそれに合致する凸状の湾曲面としても良い。
【0016】 いずれにしても、これによればシールテープTは上部クランプメンバー11と 下部クランプメンバー12にて挟持されることにより、それ自体も湾曲して同シ ールテープTの長手方向に沿って樋状を呈するため、図3に例示されているよう に、その先端が垂れ下がるようなことはない。
【0017】 ここで、従来のテープクランパー2と本考案のテープクランパー10とを用い てそれぞれ113000個のコンデンサ素子Cを製作したところ、従来例では巻 止め不良数は539個でその不良率は0.48%であったのに対し、本考案の場 合、巻止め不良数は56個でその不良率は0.05%であり、不良数でみると約 90%の改善が見込まれる。
【0018】 図4には別の実施例が示されている。これによると、シールテープTの粘着剤 を有する面と対向する側、この例では上部クランプメンバー11側には多数の突 起11aが形成されており、シールテープTが上部クランプメンバー11に接着 し難いように配慮されている。
【0019】 このことは、特にシールテープTの粘着面と対向する側のクランプメンバーに 関しては、必ずしも連続した湾曲面である必要がないことを意味し、要はシール テープTを相手方の湾曲面に沿って湾曲するように押し付け得るものであれば良 い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、クランプメンバー11,12の各挟持 面を湾曲面としたことにより、シールテープTの垂れ下がりが確実に防止され、 巻取り不良を大幅に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるテープクランパーを示した斜視
図。
【図2】本考案によるテープクランパーの変形例を示し
た斜視図。
【図3】本考案によるテープクランパーにてシールテー
プを挟持した状態を示した側面図。
【図4】本考案の他の実施例を示した断面図。
【図5】従来例を例示した模式図。
【図6】同従来例のテープクランパーを示した斜視図。
【図7】従来例によるテープクランパーにてシールテー
プを挟持した状態を示した側面図。
【符号の説明】
1 巻取軸 5 テープカッター 6 テープ押えローラ 10 テープクランパー 11 上部クランプメンバー 12 下部クランプメンバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極箔と陰極箔とをそれらの間にセパレ
    ータを挟んで巻回する巻取軸と、巻止め用のシールテー
    プを選択的に挟持し得るように上下方向に開閉可能であ
    るとともに、上記巻取軸に対して接近離反する上下一対
    のクランプメンバーを有するテープクランパーとを備
    え、上記巻取軸に巻き取られたコンデンサ素子に上記テ
    ープクランパーにて上記シールテープを供給するコンデ
    ンサ素子の巻取装置において、上記シールテープに対す
    る上記クランプメンバーの少なくとも一方の挟持面が湾
    曲面に形成されていることを特徴とするコンデンサ素子
    の巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記クランプメンバーの他方の挟持面も
    上記一方の挟持面と合致する湾曲面に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ素子の巻取
    装置。
  3. 【請求項3】 上記シールテープの粘着面と対向する上
    記クランプメンバーの挟持面には突起が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ素子の巻
    取装置。
JP7360792U 1992-09-29 1992-09-29 コンデンサ素子の巻取装置 Withdrawn JPH0634233U (ja)

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JPH0634233U true JPH0634233U (ja) 1994-05-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225563A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Nec Engineering Ltd テープ把持機構、シート剥離装置及びシート剥離方法
US9212012B2 (en) 2011-11-18 2015-12-15 Nsk Ltd. Tapered roller bearing fabricating system and tapered roller supply method

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306