JPH06342223A - 新規な不揮発性感熱マイクロカプセルトナ− - Google Patents
新規な不揮発性感熱マイクロカプセルトナ−Info
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- JPH06342223A JPH06342223A JP5156177A JP15617793A JPH06342223A JP H06342223 A JPH06342223 A JP H06342223A JP 5156177 A JP5156177 A JP 5156177A JP 15617793 A JP15617793 A JP 15617793A JP H06342223 A JPH06342223 A JP H06342223A
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- B41M5/28—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using thermochromic compounds or layers containing liquid crystals, microcapsules, bleachable dyes or heat- decomposable compounds, e.g. gas- liberating
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来のマイクロカプセルトナ−のパタ−ンが
消失する問題を完全に解決した全く異なつた構成と特徴
とを持つ新規なマイクロカプセルトナ−を提供する。 【構成】 マイクロカプセルが2種以上の組成物で構成
され、かつ該組成物のマイクロカプセルのセル部、コア
−部或はセル部とコア−部との境界面の何れかに感熱分
解によつてガスを発生する成分が添加されている不揮発
性感熱マイクロカプセルトナ−であり、ペンキ、接着剤
に添加されるか担持体に塗布されるか又は成型可能樹脂
に添加され、更に直接又は間接加熱することによつて不
揮発性パタ−ンが発現される。 【効果】 簡単な加熱でマイクロカプセルが破裂して不
揮発性のパタ−ンが得られ、紙、合成樹脂、木材、金属
など種々の素材に印字画描が可能である。
消失する問題を完全に解決した全く異なつた構成と特徴
とを持つ新規なマイクロカプセルトナ−を提供する。 【構成】 マイクロカプセルが2種以上の組成物で構成
され、かつ該組成物のマイクロカプセルのセル部、コア
−部或はセル部とコア−部との境界面の何れかに感熱分
解によつてガスを発生する成分が添加されている不揮発
性感熱マイクロカプセルトナ−であり、ペンキ、接着剤
に添加されるか担持体に塗布されるか又は成型可能樹脂
に添加され、更に直接又は間接加熱することによつて不
揮発性パタ−ンが発現される。 【効果】 簡単な加熱でマイクロカプセルが破裂して不
揮発性のパタ−ンが得られ、紙、合成樹脂、木材、金属
など種々の素材に印字画描が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装物に対して消失する
ことのない不揮発性のパタ−ンを描いたり、紙等の担持
体に塗布して加熱し、印字、画描又はデイスク上に塗布
してレ−ザ−光線等で刻印して不揮発性の記憶媒体とし
たり、成型可能な樹脂に添付し成型後、加熱することに
より消失することのない印字、画描などを与える種々な
分野に適用される新規な不揮発性感熱マイクロカプセル
トナ−に関するものである。
ことのない不揮発性のパタ−ンを描いたり、紙等の担持
体に塗布して加熱し、印字、画描又はデイスク上に塗布
してレ−ザ−光線等で刻印して不揮発性の記憶媒体とし
たり、成型可能な樹脂に添付し成型後、加熱することに
より消失することのない印字、画描などを与える種々な
分野に適用される新規な不揮発性感熱マイクロカプセル
トナ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から単に電子写真法、静電印刷法、
帯電記録法等におけるトナ−の形成された顕画像を記録
材に加熱によつて定着する加熱定着用トナ−(特開平3
−139663)や同様に熱ロ−ラ−定着用マイクロカプセル
型トナ−(特開昭61−56352 )、結着樹脂と着色剤とよ
りなるトナ−粒子と該トナ−粒子表面にトナ−粒子より
も小さい平均粒径を有する添加剤が付着し、かつ該添加
剤が無機微粉末と該無機微粉末表面に化学結合した酸化
珪素膜よりなるトナ−組成物等(特開平3−150574)が
存在する。更には研磨材を含有する芯材を殻材で被覆し
たマイクロカプセルトナ−に関する発明等がある(特開
昭61−99154 号)。
帯電記録法等におけるトナ−の形成された顕画像を記録
材に加熱によつて定着する加熱定着用トナ−(特開平3
−139663)や同様に熱ロ−ラ−定着用マイクロカプセル
型トナ−(特開昭61−56352 )、結着樹脂と着色剤とよ
りなるトナ−粒子と該トナ−粒子表面にトナ−粒子より
も小さい平均粒径を有する添加剤が付着し、かつ該添加
剤が無機微粉末と該無機微粉末表面に化学結合した酸化
珪素膜よりなるトナ−組成物等(特開平3−150574)が
存在する。更には研磨材を含有する芯材を殻材で被覆し
たマイクロカプセルトナ−に関する発明等がある(特開
昭61−99154 号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の加熱定着用
トナ−、熱ロ−ラ−定着用マイクロカプセル型トナ−又
は加圧定着性マイクロカプセルトナ−、更にはカラ−ト
ナ−はすべて、記録紙等に加熱によつて定着する場合、
定着が良好であつたり又カラ−トナ−の場合には画像濃
度が高く細線再現性の優れたカラ−トナ−を提供するこ
とに努力が続けられてきた。しかしながら従来の感熱ト
ナ−は熱的に化学構造が変化するタイプのものが主で、
感熱感度は高いものの、それだけ耐環境性に劣り、又パ
タ−ンが消失する問題があった。本発明は上記従来のパ
タ−ンが消失する問題を解決して従来のマイクロカプセ
ルトナ−とは全く異なつた構成と特徴とを持つ新規なマ
イクロカプセルトナ−を提供することを目的とするもの
である。
トナ−、熱ロ−ラ−定着用マイクロカプセル型トナ−又
は加圧定着性マイクロカプセルトナ−、更にはカラ−ト
ナ−はすべて、記録紙等に加熱によつて定着する場合、
定着が良好であつたり又カラ−トナ−の場合には画像濃
度が高く細線再現性の優れたカラ−トナ−を提供するこ
とに努力が続けられてきた。しかしながら従来の感熱ト
ナ−は熱的に化学構造が変化するタイプのものが主で、
感熱感度は高いものの、それだけ耐環境性に劣り、又パ
タ−ンが消失する問題があった。本発明は上記従来のパ
タ−ンが消失する問題を解決して従来のマイクロカプセ
ルトナ−とは全く異なつた構成と特徴とを持つ新規なマ
イクロカプセルトナ−を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は〔図1〕
の(A) 又は(B) に示すようにマイクロカプセルが色の異
なる2種以上の組成物で構成され、該組成物のマイクロ
カプセルのセル部、コア−部或はセル部とコア−部との
境界面の何れかに感熱分解によつてガスを発生する成分
が添加されてなる新規な不揮発性感熱マイクロカプセル
トナ−であり、その第2はマイクロカプセルがペンキ或
は接着剤に添加され、担持体に塗布するか或は成型可能
な樹脂に添加されてなる上記第1発明記載の不揮発性感
熱マイクロカプセルトナ−であり、その第3はマイクロ
カプセルを直接又は間接加熱することによつて不揮発性
パタ−ンが発現されてなる第1又は第2発明記載の不揮
発性感熱マイクロカプセルメトナ−を提供するものであ
る。
の(A) 又は(B) に示すようにマイクロカプセルが色の異
なる2種以上の組成物で構成され、該組成物のマイクロ
カプセルのセル部、コア−部或はセル部とコア−部との
境界面の何れかに感熱分解によつてガスを発生する成分
が添加されてなる新規な不揮発性感熱マイクロカプセル
トナ−であり、その第2はマイクロカプセルがペンキ或
は接着剤に添加され、担持体に塗布するか或は成型可能
な樹脂に添加されてなる上記第1発明記載の不揮発性感
熱マイクロカプセルトナ−であり、その第3はマイクロ
カプセルを直接又は間接加熱することによつて不揮発性
パタ−ンが発現されてなる第1又は第2発明記載の不揮
発性感熱マイクロカプセルメトナ−を提供するものであ
る。
【0005】
【図1】
【0006】この場合加熱方式としては直火のほかに間
接的な加熱、コロナ放電、光、レ−ザ−光線、高周波等
の加熱など何れでもよい。これらの加熱によつて不揮発
性のパタ−ンを発現させ得るのである。従来のパタ−ン
が消失する等の問題を解決すべく本発明においてはトナ
−に不揮発性の無機質顔料等を使用し、所望する色の顔
料等をコア−とし、これを地色の顔料などでコ−トして
マイクロカプセル化するのであるが、この場合セル部、
コア−部或いはセル部とコア−部との境界面の何れかに
熱分解によつて、ガスが発生し、コア−の色が発現する
に充分な量の発泡剤が添加される。発泡剤としては例え
ばアゾジカルボアミドで代表されるジアゾ系発泡剤、5
−フエニル−1H−テトラゾ−ルで代表されるテトラゾ
−ル系化合物、その他トリアゾ−ル、カルバジド系等、
熱分解してガスを発生する物質であれば何れでもよい。
それらの発泡剤の中から使用条件に合わせて選択して使
用に供される。
接的な加熱、コロナ放電、光、レ−ザ−光線、高周波等
の加熱など何れでもよい。これらの加熱によつて不揮発
性のパタ−ンを発現させ得るのである。従来のパタ−ン
が消失する等の問題を解決すべく本発明においてはトナ
−に不揮発性の無機質顔料等を使用し、所望する色の顔
料等をコア−とし、これを地色の顔料などでコ−トして
マイクロカプセル化するのであるが、この場合セル部、
コア−部或いはセル部とコア−部との境界面の何れかに
熱分解によつて、ガスが発生し、コア−の色が発現する
に充分な量の発泡剤が添加される。発泡剤としては例え
ばアゾジカルボアミドで代表されるジアゾ系発泡剤、5
−フエニル−1H−テトラゾ−ルで代表されるテトラゾ
−ル系化合物、その他トリアゾ−ル、カルバジド系等、
熱分解してガスを発生する物質であれば何れでもよい。
それらの発泡剤の中から使用条件に合わせて選択して使
用に供される。
【0007】マイクロカプセルの調整方法は、コア−と
なる顔料と熱分解してガスを発生する成分(発泡剤)と
を適当量添加して細かく粉砕する。これに顔料成分を固
化成型に必要なバインダ−として例えば架橋性のアクリ
ルモノマ−を固化成型に必要量添加し、反応を促進させ
るためのラジカルイニシエ−タを必要量添加し、良く混
合してコア−成分とする。一方窒素ガスを導入できる反
応缶にコア−成分が懸濁できるのに充分な水を張り、こ
れに分散を促進するためのポバ−ル、食塩、タルク等を
添加し分散液を作成する。窒素気流下、撹拌下にコア−
成分を添加しアクリルモノマ−が反応し固化する温度ま
で昇温する。反応による発熱が確認されれば、充分反応
が終了するようにエ−ジングをしてコア−が形成され
る。コア−の粒度は撹拌速度でコントロ−ルできる。
なる顔料と熱分解してガスを発生する成分(発泡剤)と
を適当量添加して細かく粉砕する。これに顔料成分を固
化成型に必要なバインダ−として例えば架橋性のアクリ
ルモノマ−を固化成型に必要量添加し、反応を促進させ
るためのラジカルイニシエ−タを必要量添加し、良く混
合してコア−成分とする。一方窒素ガスを導入できる反
応缶にコア−成分が懸濁できるのに充分な水を張り、こ
れに分散を促進するためのポバ−ル、食塩、タルク等を
添加し分散液を作成する。窒素気流下、撹拌下にコア−
成分を添加しアクリルモノマ−が反応し固化する温度ま
で昇温する。反応による発熱が確認されれば、充分反応
が終了するようにエ−ジングをしてコア−が形成され
る。コア−の粒度は撹拌速度でコントロ−ルできる。
【0008】セルの形成はコア−に地色の顔料等をセル
の厚みを如何程にするかで添加量を決定し、良く混合し
てこれにアクリルモノマ−、ラジカルイニシエ−タを添
加してコア−成分を形成したのと同様に調製する。これ
を上に示したコア−を形成したと同様の方法で反応さ
せ、セルを形成させる。発泡剤の添加は必要に応じてコ
ア−部分に添加する代わりにセル成分に添加されてもよ
い。
の厚みを如何程にするかで添加量を決定し、良く混合し
てこれにアクリルモノマ−、ラジカルイニシエ−タを添
加してコア−成分を形成したのと同様に調製する。これ
を上に示したコア−を形成したと同様の方法で反応さ
せ、セルを形成させる。発泡剤の添加は必要に応じてコ
ア−部分に添加する代わりにセル成分に添加されてもよ
い。
【0009】セル部とコア−部との境界面に発泡剤を添
加する場合は上記〔0007〕に記載した方法でコア−
部を形成した後、セル部分を熱分解によつて破壊するに
充分な発泡剤の量を使用し、上記〔0008〕に記載し
たと同様の方法でコア−部の表皮に発泡剤の層を形成
し、更にこの上を上記〔0008〕で示したと同様な方
法で地色の顔料でコ−トし、セル部を形成し、マイクロ
カプセルトナ−を完成する。又無機質のマイクロカプセ
ルが必要な場合は、例えば中原佳子「表面」Vol,25、
No9,578 〜588 頁(1987)所載の含浸法、懸濁法又は複
合エマルシヨン法を使用する界面反応法を応用したマイ
クロカプセルの調製法を参考にして調製使用することが
できる。
加する場合は上記〔0007〕に記載した方法でコア−
部を形成した後、セル部分を熱分解によつて破壊するに
充分な発泡剤の量を使用し、上記〔0008〕に記載し
たと同様の方法でコア−部の表皮に発泡剤の層を形成
し、更にこの上を上記〔0008〕で示したと同様な方
法で地色の顔料でコ−トし、セル部を形成し、マイクロ
カプセルトナ−を完成する。又無機質のマイクロカプセ
ルが必要な場合は、例えば中原佳子「表面」Vol,25、
No9,578 〜588 頁(1987)所載の含浸法、懸濁法又は複
合エマルシヨン法を使用する界面反応法を応用したマイ
クロカプセルの調製法を参考にして調製使用することが
できる。
【0010】次に実施例によつて本発明を説明する。
【実施例1】 (マイクロカプセルの調製) (A) コア−成分 酸化チタン 50g トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト 100g ビ−1H−テトラゾ−ル(発泡剤) 3g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.7g (B) 分散液成分 水 300ml 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 15g タルク 0.3g (B) 成分を撹拌機、温度計、窒素ガス導入口と排出口を
設けた4口のフラスコに注ぎ、4口フラスコを約50℃に
設定した温水槽に設置する。少量の窒素ガスを導入しな
がら、400rpmで撹拌下(A) 成分を添加した。約30分後内
温が65℃まで上昇し、反応が開始した。反応を更に完
結させるために1時間、その状態で放置した(エ−ジン
グ)。反応終了後内容物をビ−カ−に移し、水洗を繰り
返して添加物等を除去し、収率90%で直径約5ミクロ
ンの粒の揃つたコア−を得た。ここで得られたコア−に
次に示す処方に従ってカ−ボンブラツクでコ−トした。 コア− 50g カ−ボンブラツク 25g トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト 80g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.7g 更に同様にして (B) 分散液成分についても下記の処方に従って 水 300ml 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 15g タルク 0.3g これらを上に示したと同じ方法で反応させ、コア−表面
をカ−ボンブラツクでコ−トした。収率95%で粒形の
揃った直径約7ミクロンのマイクロカプセルが得られ
た。
設けた4口のフラスコに注ぎ、4口フラスコを約50℃に
設定した温水槽に設置する。少量の窒素ガスを導入しな
がら、400rpmで撹拌下(A) 成分を添加した。約30分後内
温が65℃まで上昇し、反応が開始した。反応を更に完
結させるために1時間、その状態で放置した(エ−ジン
グ)。反応終了後内容物をビ−カ−に移し、水洗を繰り
返して添加物等を除去し、収率90%で直径約5ミクロ
ンの粒の揃つたコア−を得た。ここで得られたコア−に
次に示す処方に従ってカ−ボンブラツクでコ−トした。 コア− 50g カ−ボンブラツク 25g トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト 80g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.7g 更に同様にして (B) 分散液成分についても下記の処方に従って 水 300ml 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 15g タルク 0.3g これらを上に示したと同じ方法で反応させ、コア−表面
をカ−ボンブラツクでコ−トした。収率95%で粒形の
揃った直径約7ミクロンのマイクロカプセルが得られ
た。
【0011】
【実施例2】 (マイクロカプセルの調製) 実施例1で示した発泡剤に5−フエニル−1H−テトラ
ゾ−ルをコア−部分でなくセル部分に添加して上記方法
でマイクロカプセルを調製した。直径約7ミクロンのマ
イクロカプセルを82%の収率で得た。
ゾ−ルをコア−部分でなくセル部分に添加して上記方法
でマイクロカプセルを調製した。直径約7ミクロンのマ
イクロカプセルを82%の収率で得た。
【0012】
【実施例3】 (マイクロカプセルの調製) (A) コア−成分 酸化チタン 50g トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト 80g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.7g (B) 分散液成分 水 300ml 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 15g タルク 0.3g 実施例1に従つてコア−を調整した。平均粒径45ミク
ロンのマイクロカプセルを収率85%で得た。ここで得
られたコア−を芯材として使用し、次の組成でコア−の
表層部発泡剤をコ−トした。 コア−成分 50g アゾジカルボアミド 15g トリメチロ−ルプロパントリアセテ−ト 50g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.4g 分散液成分 300ml 水 0.5g 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 10g タルク 0.1g この表層を更に実施例1に従つてカ−ボンブラツクで被
膜し、マイクロカプセルを完成した。平均粒径75ミク
ロンのマイクロカプセルを82%の収率で得られた。
ロンのマイクロカプセルを収率85%で得た。ここで得
られたコア−を芯材として使用し、次の組成でコア−の
表層部発泡剤をコ−トした。 コア−成分 50g アゾジカルボアミド 15g トリメチロ−ルプロパントリアセテ−ト 50g パ−ブチルポリビニルアルコ−ル 0.4g 分散液成分 300ml 水 0.5g 食塩 0.5g ポバ−ル(10%水溶液) 10g タルク 0.1g この表層を更に実施例1に従つてカ−ボンブラツクで被
膜し、マイクロカプセルを完成した。平均粒径75ミク
ロンのマイクロカプセルを82%の収率で得られた。
【0013】
【実施例4】 (マイクロカプセルの調製) 実施例3における発泡剤としてのアゾジカルボアミドに
代えてビ−1H−テトラゾ−ルのMn塩5gを使用して
マイクロカプセルを調製した。実施例3と同様の収率で
マイクロカプセルが得られた。
代えてビ−1H−テトラゾ−ルのMn塩5gを使用して
マイクロカプセルを調製した。実施例3と同様の収率で
マイクロカプセルが得られた。
【0014】実施例1又は2において、発泡剤としてビ
−1H−テトラゾ−ル(3g)の代わりに、 ジアゾ系発泡剤としてアゾジカルボアミド 9g 又はトリアゾ−ル系発泡剤 7g 又はカルバジド系発泡剤 6g を使用しても同様なマイクロカプセルを同様な収率で得
られ、本発明のマイクロカプセルトナ−として使用する
ことが可能である。
−1H−テトラゾ−ル(3g)の代わりに、 ジアゾ系発泡剤としてアゾジカルボアミド 9g 又はトリアゾ−ル系発泡剤 7g 又はカルバジド系発泡剤 6g を使用しても同様なマイクロカプセルを同様な収率で得
られ、本発明のマイクロカプセルトナ−として使用する
ことが可能である。
【0015】
【実施例5】実施例1で得られたマイクロカプセル50
部を黒色のアクリル塗料100部に混合し、3mmの厚み
の鉄板に吹き付け塗装し、乾燥させ、マイクロカプセル
入りの塗膜を完成した。鉄板を接地し、塗装表面に電極
を近づけコロナ放電を行つた。放電を受けた部分のマイ
クロカプセルが破裂して、内部の白色顔料が表れ、電極
の移動に従つて刻印された。
部を黒色のアクリル塗料100部に混合し、3mmの厚み
の鉄板に吹き付け塗装し、乾燥させ、マイクロカプセル
入りの塗膜を完成した。鉄板を接地し、塗装表面に電極
を近づけコロナ放電を行つた。放電を受けた部分のマイ
クロカプセルが破裂して、内部の白色顔料が表れ、電極
の移動に従つて刻印された。
【0016】
【実施例6】実施例3で調製したマイクロカプセル70
部をビニル系接着剤30部で良く混合し、これを厚さ3
mmのベニヤ板に塗布した。これを赤熱された半田こてで
パタ−ンを描いたところ、半田こての移動に従つて表面
のマイクロカプセルが破裂してパタ−ンが表れた。
部をビニル系接着剤30部で良く混合し、これを厚さ3
mmのベニヤ板に塗布した。これを赤熱された半田こてで
パタ−ンを描いたところ、半田こての移動に従つて表面
のマイクロカプセルが破裂してパタ−ンが表れた。
【0017】
【実施例7】実施例4で調整したマイクロカプセルをナ
イロン−6の樹脂に10重量%添加し、射出成型機で5
0mm×50mm×6mmのテストピ−スを製作した。これに
赤熱された焼版を近づけたところテストピ−ス表面のマ
イクロカプセルが破裂して焼版のパタ−ンが表れた。
イロン−6の樹脂に10重量%添加し、射出成型機で5
0mm×50mm×6mmのテストピ−スを製作した。これに
赤熱された焼版を近づけたところテストピ−ス表面のマ
イクロカプセルが破裂して焼版のパタ−ンが表れた。
【0018】
【発明の効果】現在ある感熱性トナ−の多くは環境に長
く曝すことによつてパタ−ンが消失する等、問題が多
い。本発明の感熱性マイクロカプセルトナ−は加熱とい
つた簡単なプロセスでマイクロカプセルが破裂して不揮
発性のパタ−ンが得られる。即ち該マイクロカプセルが
添加された塗装物或は成型物に加熱反応によりガス発生
物質に起因する破裂が起り、不揮発性パタ−ンが現れる
ため、紙、合成樹脂、木材、金属など種々な素材に印
字、画描することが可能となつた。
く曝すことによつてパタ−ンが消失する等、問題が多
い。本発明の感熱性マイクロカプセルトナ−は加熱とい
つた簡単なプロセスでマイクロカプセルが破裂して不揮
発性のパタ−ンが得られる。即ち該マイクロカプセルが
添加された塗装物或は成型物に加熱反応によりガス発生
物質に起因する破裂が起り、不揮発性パタ−ンが現れる
ため、紙、合成樹脂、木材、金属など種々な素材に印
字、画描することが可能となつた。
【図1】(A),(B),(C) は本発明に使用されるマイクロカ
プセルのそれぞれ一実施例を示すもので、(A) は発泡剤
(3) が顔料(1) と共にコ−ア部分に添加された場合であ
り、(B) は発泡剤(3) が顔料(2) と共にセル部分に添加
された場合であり、更に(C) は顔料(1),(2) の界面に発
泡剤(3) の層を導入した場合である。
プセルのそれぞれ一実施例を示すもので、(A) は発泡剤
(3) が顔料(1) と共にコ−ア部分に添加された場合であ
り、(B) は発泡剤(3) が顔料(2) と共にセル部分に添加
された場合であり、更に(C) は顔料(1),(2) の界面に発
泡剤(3) の層を導入した場合である。
1,2.顔料 3. 発泡剤
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は[図1]
の(A),(B)又は(C)に示すようにマイクロカプ
セルが色の異なる2種以上の組成物で構成され、該組成
物のマイクロカプセルのセル部、コアー部或はセル部と
コアー部との境界面の何れかに感熱分解によつてガスを
発生する成分が添加されてなる新規な不揮発性感熱マイ
クロカプセルトナーであり、その第2はマイクロカプセ
ルがペンキ或は接着剤に添加され、担持体に塗布するか
或は成型可能な樹脂に添加されてなる上記第1発明記載
の不揮発性感熱マイクロカプセルトナーであり、その第
3はマイクロカプセルを直接又は間接加熱することによ
つて不揮発性パターンが発現されてなる第1又は第2発
明記載の不揮発性感熱マイクロカプセルトナーを提供す
るものである。
の(A),(B)又は(C)に示すようにマイクロカプ
セルが色の異なる2種以上の組成物で構成され、該組成
物のマイクロカプセルのセル部、コアー部或はセル部と
コアー部との境界面の何れかに感熱分解によつてガスを
発生する成分が添加されてなる新規な不揮発性感熱マイ
クロカプセルトナーであり、その第2はマイクロカプセ
ルがペンキ或は接着剤に添加され、担持体に塗布するか
或は成型可能な樹脂に添加されてなる上記第1発明記載
の不揮発性感熱マイクロカプセルトナーであり、その第
3はマイクロカプセルを直接又は間接加熱することによ
つて不揮発性パターンが発現されてなる第1又は第2発
明記載の不揮発性感熱マイクロカプセルトナーを提供す
るものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この場合加熱方式としては直火のほかに間
接的な加熱、コロナ放電、光、レーザー光線、高周波等
の加熱など何れでもよい。これらの加熱によつて不揮発
性のパターンを発現させ得るのである。従来のパターン
が消失する等の問題を解決すべく本発明においてはトナ
ーに不揮発性の無機質顔料等を使用し、所望する色の顔
料等をコアーとし、これを地色の顔料などでコートして
マイクロカプセル化するのであるが、この場合セル部、
コアー部或いはセル部とコアー部との境界面の何れかに
熱分解によつて、ガスが発生しセル部を破壊して、コア
ーの色が発現するに充分な量の発泡剤が添加される。発
泡剤としては例えばアゾジカルボアミドで代表されるジ
アゾ系発泡剤、5−フエニル−1H−テトラゾールで代
表されるテトラゾール系化合物、その他トリアゾール、
カルバジド系等、熱分解してガスを発生する物質であれ
ば何れでもよい。それらの発泡剤の中から使用条件に合
わせて選択して使用に供される。
接的な加熱、コロナ放電、光、レーザー光線、高周波等
の加熱など何れでもよい。これらの加熱によつて不揮発
性のパターンを発現させ得るのである。従来のパターン
が消失する等の問題を解決すべく本発明においてはトナ
ーに不揮発性の無機質顔料等を使用し、所望する色の顔
料等をコアーとし、これを地色の顔料などでコートして
マイクロカプセル化するのであるが、この場合セル部、
コアー部或いはセル部とコアー部との境界面の何れかに
熱分解によつて、ガスが発生しセル部を破壊して、コア
ーの色が発現するに充分な量の発泡剤が添加される。発
泡剤としては例えばアゾジカルボアミドで代表されるジ
アゾ系発泡剤、5−フエニル−1H−テトラゾールで代
表されるテトラゾール系化合物、その他トリアゾール、
カルバジド系等、熱分解してガスを発生する物質であれ
ば何れでもよい。それらの発泡剤の中から使用条件に合
わせて選択して使用に供される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】セルの形成はコアーに地色の顔料等をセル
の厚みを如何程にするかで添加量を決定し、良く混合し
てこれにアクリルモノマー、ラジカルイニシエータを添
加してコアー成分を形成したのと同様に調製する。これ
を上に示したコアーを形成したと同様の方法で反応さ
せ、コアー表面上にセルを形成させる。発泡剤の添加は
必要に応じてコアー部分に添加する代わりにセル成分に
添加されてもよい。
の厚みを如何程にするかで添加量を決定し、良く混合し
てこれにアクリルモノマー、ラジカルイニシエータを添
加してコアー成分を形成したのと同様に調製する。これ
を上に示したコアーを形成したと同様の方法で反応さ
せ、コアー表面上にセルを形成させる。発泡剤の添加は
必要に応じてコアー部分に添加する代わりにセル成分に
添加されてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】セル部とコアー部との境界面に発泡剤を添
加する場合は上記[0007]に記載した方法でコアー
部を形成した後、セル部分を熱分解によつて破壊するに
充分な発泡剤の量を使用し、上記[0008]に記載し
たと同様の方法か接着剤で固着させる方法でコアー部の
表皮に発泡剤の層を形成し、更にこの上を上記[000
8]で示したと同様な方法で地色の顔料でコートし、セ
ル部を形成し、マイクロカプセルトナーを完成する。又
無機質のマイクロカプセルが必要な場合は、例えば中原
佳子「表面」Vol,25、No9,578〜588頁
(1987)所載の含浸法、懸濁法又は複合エマルショ
ン法を使用する界面反応法を応用したマイクロカプセル
の調製法を参考にして調製使用することができる。
加する場合は上記[0007]に記載した方法でコアー
部を形成した後、セル部分を熱分解によつて破壊するに
充分な発泡剤の量を使用し、上記[0008]に記載し
たと同様の方法か接着剤で固着させる方法でコアー部の
表皮に発泡剤の層を形成し、更にこの上を上記[000
8]で示したと同様な方法で地色の顔料でコートし、セ
ル部を形成し、マイクロカプセルトナーを完成する。又
無機質のマイクロカプセルが必要な場合は、例えば中原
佳子「表面」Vol,25、No9,578〜588頁
(1987)所載の含浸法、懸濁法又は複合エマルショ
ン法を使用する界面反応法を応用したマイクロカプセル
の調製法を参考にして調製使用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に実施例によつて本発明を説明する。
【実施例1】 (マイクロカプセルの調製) (A)コアー成分 酸化チタン 50g トリメチロールプロパントリアクリレート 100g ビー1H−テトラゾール(発泡剤) 3g パーブチルポリビニルアルコール 0.7g (B)分散液成分 水 300ml 食塩 0.5g ポバール(10%水溶液) 15g タルク 0.3g (B)成分を撹拌機、温度計、窒素ガス導入口と排出口
を設けた500mlの4口のフラスコに注ぎ、4口フラ
スコを約50℃に設定した温水槽に設置する。少量の窒
素ガスを導入しながら、400rpmで撹拌下(A)成
分を添加した。約30分後内温が65℃まで上昇し、反
応が開始した。反応を更に完結させるために1時間、そ
の状態で放置した(エージング)。反応終了後内容物を
ビーカーに移し、水洗を繰り返して添加物等を除去し、
収率90%で直径約50ミクロンの粒の揃つたコアーを
得た。ここで得られたコアーに次に示す処方に従ってカ
ーボンブラツクでコートした。 コアー 50g カーボンブラツク 25g トリメチロールプロパントリアクリレート 80g パーブチルポリビニルアルコール 0.7g 更に同様にして (B)分散液成分についても下記の処方に従って 水 300ml 食塩 0.5g ポバール(10%水溶液) 15g タルク 0.3g これらを上に示したと同じ方法で反応させ、コアー表面
をカーボンブラツクでコートした。収率95%で粒形の
揃った直径約70ミクロンのマイクロカプセルが得られ
た。
を設けた500mlの4口のフラスコに注ぎ、4口フラ
スコを約50℃に設定した温水槽に設置する。少量の窒
素ガスを導入しながら、400rpmで撹拌下(A)成
分を添加した。約30分後内温が65℃まで上昇し、反
応が開始した。反応を更に完結させるために1時間、そ
の状態で放置した(エージング)。反応終了後内容物を
ビーカーに移し、水洗を繰り返して添加物等を除去し、
収率90%で直径約50ミクロンの粒の揃つたコアーを
得た。ここで得られたコアーに次に示す処方に従ってカ
ーボンブラツクでコートした。 コアー 50g カーボンブラツク 25g トリメチロールプロパントリアクリレート 80g パーブチルポリビニルアルコール 0.7g 更に同様にして (B)分散液成分についても下記の処方に従って 水 300ml 食塩 0.5g ポバール(10%水溶液) 15g タルク 0.3g これらを上に示したと同じ方法で反応させ、コアー表面
をカーボンブラツクでコートした。収率95%で粒形の
揃った直径約70ミクロンのマイクロカプセルが得られ
た。
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロカプセルが色の異なる2種以上
の組成物で構成され、該組成物のマイクロカプセルのセ
ル部、コア−部或はセル部とコア−部との境界面の何れ
かに感熱分解によつてガスを発生する成分が添加されて
なることを特徴とする不揮発性感熱マイクロカプセルト
ナ−。 - 【請求項2】 マイクロカプセルがペンキ或は接着剤に
添加され、担持体に塗布されるか、或は成型可能樹脂に
添加されてなる請求項1記載の不揮発性感熱マイクロカ
プセルトナ−。 - 【請求項3】 マイクロカプセルが直接又は間接的に加
熱されることによつて不揮発性パタ−ンが発現されてな
る請求項1又は請求項2記載の不揮発性感熱マイクロカ
プセルトナ−。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156177A JPH06342223A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 新規な不揮発性感熱マイクロカプセルトナ− |
US08/240,579 US5508104A (en) | 1993-06-01 | 1994-05-11 | Nonvolatile thermal micro-capsule toner |
DE69402618T DE69402618T2 (de) | 1993-06-01 | 1994-05-20 | Neuer wärmeempfindlicher Mikrokapseltoner |
EP94303615A EP0630757B1 (en) | 1993-06-01 | 1994-05-20 | Novel thermal micro-capsule toner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156177A JPH06342223A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 新規な不揮発性感熱マイクロカプセルトナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342223A true JPH06342223A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15622043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156177A Pending JPH06342223A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 新規な不揮発性感熱マイクロカプセルトナ− |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5508104A (ja) |
EP (1) | EP0630757B1 (ja) |
JP (1) | JPH06342223A (ja) |
DE (1) | DE69402618T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010262111A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電写真用トナー、静電写真用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0817711A1 (en) * | 1995-03-31 | 1998-01-14 | Exxon Chemical Patents Inc. | Foamed rotationally molded articles |
CN110537743A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-06 | 昆山联滔电子有限公司 | 电子烟、应用于电子烟的调味爆珠和烟草过滤器 |
US20220380617A1 (en) * | 2019-11-15 | 2022-12-01 | 3M Innovative Properties Company | Expandable microsphere, markable article, marked article, and method of making the same |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL243487A (ja) * | 1958-10-23 | |||
US3301439A (en) * | 1965-03-05 | 1967-01-31 | Keuffel & Esser Co | Radiation disintegrating capsule |
US3669899A (en) * | 1969-04-29 | 1972-06-13 | Us Plywood Champ Papers Inc | Microcapsular opacifier system |
US4564534A (en) * | 1983-07-23 | 1986-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat-sensitive transfer material and heat-sensitive transfer recording method |
WO1985000670A1 (en) * | 1983-07-25 | 1985-02-14 | The Mead Corporation | Thermal development of photosensitive materials employing microencapsulated radiation sensitive compositions |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP5156177A patent/JPH06342223A/ja active Pending
-
1994
- 1994-05-11 US US08/240,579 patent/US5508104A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-05-20 EP EP94303615A patent/EP0630757B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-20 DE DE69402618T patent/DE69402618T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010262111A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電写真用トナー、静電写真用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0630757B1 (en) | 1997-04-16 |
US5508104A (en) | 1996-04-16 |
EP0630757A1 (en) | 1994-12-28 |
DE69402618T2 (de) | 1997-07-17 |
DE69402618D1 (de) | 1997-05-22 |
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