JPH06341971A - 電圧測定用の電極系 - Google Patents

電圧測定用の電極系

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JPH06341971A
JPH06341971A JP3235330A JP23533091A JPH06341971A JP H06341971 A JPH06341971 A JP H06341971A JP 3235330 A JP3235330 A JP 3235330A JP 23533091 A JP23533091 A JP 23533091A JP H06341971 A JPH06341971 A JP H06341971A
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JP
Japan
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electrode
glass
carbon
electrodes
measured
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JP3235330A
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English (en)
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Riitta Heikka
リータ・ヘイッカ
Ari Ivaska
アリ・イヴァスカ
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Valmet Automation Kajaani Oy
Original Assignee
Kajaani Elecktroniikka Oy
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/4166Systems measuring a particular property of an electrolyte
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    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/308Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells at least partially made of carbon

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電位差測定用電極系における参照電極の強度
及び耐久性を向上し、かつ適正な測定精度を維持するこ
と。 【構成】 電圧測定装置(4)に接続された作用電極
(1)、カウンター電極(2)及び参照電極(3)から
なり、電解液中、すなわち主として紙及びパルプ工業に
おける水性溶液中の酸化作用及び/または還元作用を示
す化合物を測定するための電圧測定用の電極系であっ
て、その作用電極(1)がガラス−炭素製であることを
特徴とする電極系。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧測定装置に接続さ
れた作用電極、カウンター電極及び参照電極からなり、
電解液中、すなわち主として紙及びパルプ工業における
水性溶液中、の酸化作用及び/または還元作用を示す化
合物を測定するための電圧測定用の電極系であって、そ
の作用電極がガラス−炭素製であることを特徴とする電
極系に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電圧測定には三つの電極、すなわ
ち、作用電極、カウンター電極及び参照電極が使用され
る。これらの電極は、測定用セル、または測定されるべ
き溶液中に置かれる。測定装置及びその調節要素を用い
るときに、装置に接続された作用及び参照両電極の間に
一定の電位差が確立されるが、その値は、その測定にお
いて決定されるべき物質のいわゆる制限電流範囲内にあ
るように普通は選択され、それにより酸化(すなわち被
測定物質の還元)が、作用電極の表面上で、この電極へ
の当該物質の輸送よりも迅速になるように調節されてき
た。このことは、分析されるべき化合物の濃度が、作用
電極の表面上でゼロであることを示す。分析されるべき
化合物の作用電極表面へ向けての輸送は、試料が作用電
極を通り過ぎるように流動し、あるいは作用電極が試料
に対して相対運動(例えば回転により)するように、し
て行なうことができる。
【0003】作用電極の表面上で起こっている電子移動
反応の影響(すなわち測定されるべき化合物の酸化また
は還元)により、作用電極と参照電極との間の電位差が
変化する傾向がある。この変化は測定装置中に含まれる
電子測定器機の助けで観察され、それは参照電極を介し
て作用電極に対して電流を供給することにより防止され
る。この電流または対応する電圧の測定値は、測定され
るべき物質の濃度が増大するにつれて電極への拡散速度
(量)が増大するという事実に基き、その被測定物質の
濃度に正比例する。
【0004】連続的分析測定において、参照電極は、一
般に系の最弱点である。作用電極及びカウンター電極
は、通常、金属電極であるから、耐久性があり、ほとん
ど補修を必要としない。参照電極における問題は、例え
ばプロセスパイプライン系での、試料内の圧力変動によ
り引き起こされることもある。圧力変化は、参照電極の
塩橋を詰まらせ、あるいは妨害し、かくして作用電極の
電位が変化して測定誤差を生じさせうる。さらには、公
知のそのような参照電極をパイプライン中に設置するこ
とは、参照電極の大きな寸法及び破損し易さの故に、非
常に厄介である。
【0005】上述のような欠点を除く目的で、先行技術
においては、作用電極及びカウンター電極と同様な電極
で作られた参照電極を含む電極系が開発されてきてい
る。すべての電極は、単一のピックアップ、好ましくは
プロセスパイプライン中に直接に押し込まれる棒状ピッ
クアップの端部に、適切に装着されている。このように
して達成された電極系については、構造の単純性及び耐
久性において初期の電極系よりも大巾にすぐれており、
そして補修の必要が少ない電極系が創られてきている。
かかる電極系は圧力変動及び機械的負荷に耐え、それに
加えて、プロセス溶液と連続的に接触されることがで
き、かくしてそのような電極は汚れや化学的変化に耐え
る。
【0006】しかし、このようにして創られた電極系
は、漂白の種々の段階における原料懸濁液のような紙及
びパルプ工業において採用される水性溶液について実施
される測定において発生する欠点をもつ。若干の例にお
いて、広範囲のpH変動は、測定電圧の値の誤差を誘起
する。他方、広い範囲のpH変動は、化学反応を引き起
こし、それにより、測定されている化学物質が別の化合
物に瞬時に変化されることがある。一例として、二酸化
塩素漂白工程を挙げることができるが、かかる工程にお
いてはpHが上昇すると、二酸化塩素が反応して亜塩素
酸となる。しかしそれはその漂白塔内で二酸化塩素にも
どる。この場合に、二酸化塩素と亜塩素酸の合計は、漂
白作用塩素を表わす。現在まで使用されている電極系で
は、二酸化塩素のみを測定できるだけである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電解
液の酸化及び/または還元電位が極めて広いpH値範囲
において測定されうる新しい電極系を提供することであ
る。さらには、本発明は、殊に種々のタイプの漂白工程
において使用しうる酸化/還元電位測定用電極系を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、我々の実施し
た研究において予想外にも観察された、ガラス−炭素か
ら作られた作用電極が種々のpH値における酸化及び/
または還元電位の測定の非常に良好な結果を与えるとい
う事実に基いている。すなわち、ガラス−炭素電極は、
溶液のpHに全くといえるほど影響を受けない、ガラス
−炭素電極は、従って、殊に、広いpH変動範囲内で、
紙及びパルプ工業の水性溶液の酸化及び/または還元電
位を測定するのにすぐれて使用できる。ガラス−炭素電
極は、塩素化合物またはその他の化合物のような、紙及
びパルプ漂白において用いられる薬剤に関する酸化及び
還元電位の測定に使用できる。
【0009】さらには、ガラス−炭素電極が使用される
場合、二酸化塩素濃度及び亜塩素酸濃度が、例えばセル
ロース漂白に関連して、別々に決定されうる。これらの
合計は工程管理、制御に使用することができる。
【0010】ガラス−炭素電極は、使用に際して比較的
耐久性がある。さらには、ガラス−炭素電極は、必要に
応じて、例えばそれが使用破損、消耗したときには、容
易に変換しうる。
【0011】ガラス−炭素電極は、この点に関して、例
えばガラスが溶融状態にある間に、ガラス内に微粉砕炭
素を配合したガラス及び炭素製の電極材料を意味するも
のと解釈されるべきであり、その材料自体は公知のもの
である。炭素電極材料は、例えば、炭素ペースト、ガラ
ス状炭素、ガラス質炭素、熱分解グラファイト等として
公知である。ガラス及び炭素から作られそして実質的に
同等な性質を示すその他の材料は、本発明のガラス−炭
素電極として使用できる。
【0012】実験において、ガラス−炭素電極は1−1
4の間のいずれのpHにおいても、例えば1.5〜8.
5あるいは2〜7のpHの、紙パルプ工業における諸溶
液の酸化及び/または還元電位を測定するための使用に
適していることが見出された。
【0013】ガラス−炭素電極材料を作用電極として使
用するときには、公知の任意の電極材料、例えば金属か
らカウンター電極及び/または参照電極を作ることがで
きる。有利には、できるだけ安定な電極材料、例えば白
金、金、銀、チタン、ハステロイC等を採用すべきであ
る。
【0014】電極は、単一のピックアップに、例えばフ
ィンランド特許第65675号明細書に記載されたよう
に、取り付けるのが有利であろう。
【0015】本発明を、以下図面を参照して具体例によ
り詳しく説明する。
【0016】図1は、電圧測定に用いられる電極系の回
路の略図である。
【0017】図2は、pHを変化させ、一定の二酸化塩
素濃度、従って一定の亜塩素酸濃度において、本発明の
電極系によって得られた測定の結果を示すグラフであ
る。
【0018】図3は、一定のpH値におけるClO
度と測定された電圧との関係を示すグラフである。
【0019】図4は、一定のpH値におけるClO
度を測定された電圧との関係を示すグラフである。
【0020】図5〜6は、漂白工程のD1段階で1日
間、1時間毎に、標準的滴定法により、それぞれ本発明
の電極系を用いて測定した二酸化塩素濃度の関係を示す
グラフである。
【0021】図7は、パルプ置換漂白のD1段階におい
て、本発明の電極系で測定した二酸化塩素及び亜塩素酸
濃度及び両者の合計を示すグラフである。
【0022】図8は、本発明による測定用電極の一例の
概略図である。
【0023】図1において、慣用電極系における及び本
発明の電極系における電圧測定用の三つの電極の回路図
が示されている。この系は、作用電極1、カウンター電
極2及び参照電極3からなり、これらは、例えば分析さ
れるべき液体が流通しているプロセスライン中にある測
定セル15中に配置されている。電極1、2及び3は、
リード線12、13及び14によって、測定装置4、す
なわち電子ユニットに接続されている。この電子ユニッ
トは、作用及び参照電極1及び2の間に一定の電位差が
存在するように制御するようにされており、その一定電
位差は測定されるべき物質のいわゆる限度電流範囲内に
入るように選択される。かくして、測定されるべき物質
の酸化または還元は、その地点への物質の移行と比較し
て、作用電極の表面上でより速くなるように調節され
る。そのときに、分析されるべき化合物の濃度は、作
用、電極の表面上でゼロである。かかる配置は完全に慣
用的なものであり、それは、同一出願人の先行フィンラ
ンド特許FI427666号に例えば開示されている。
図1の測定回路は以下の実施例において用いられてい
る。
【0024】図1に示した具体例において、カウンター
電極2及び参照電極3は金属電極、例えば白金、金、
銀、チタン、ハステロイC等である。作用電極1は、し
かしながら、本発明によって開示されるように、ガラス
−炭素製である。このガラス−炭素電極は、例えば交換
が容易にできるように製作される。
【0025】作用電極1、カウンター電極2及び参照電
極3は、単一のピックアップ5中に装着されるのが有利
である。このピックアップは棒状であってよく、例えば
フィンランド特許第65675号に開示されているよう
に、閉鎖手段、例えばシーリング管を介してプロセスパ
イプライン中に挿入されうる。ピックアップの端部は平
坦として、かくしてパイプ系中を循環している被測定パ
ルプ原料と接触する表面を構成するようにしてよい。電
極1、2及び3は、棒状、リング状、スパチュラ状ある
いは任意の適当な形状であってよく、それらはピックア
ップの端部面上に、パイプライン中を流動している液の
流動方向と実質的に平行に配置されるのが有利である。
【0026】閉鎖手段を介してプロセスパイプライン中
へ押し込まれる棒状ピックアップの端部表面での電極の
有利な配置は、図8に概略示されている。ここで、カウ
ンタ一電極2は環状の形であり、円形ピックアップと同
心状である。参照電極3は、ピックアップの端部表面上
の中央に、カウンター電極の中心に置かれ、そして作用
電極(ここに図示された具体例においては四個、それら
の数は2または3あるいはそれ以上である)は、この具
体例では参照電極とカウンター電極との間に対称的に置
かれている。作用電極及び参照電極はピン状である。
【0027】図8のピックアップは以下の実施例におい
て使用されている。実施例においてClO及びClO
の濃度は滴定法により測定した。
【0028】実施例1:pHの関数としての電圧 この実験においては、本発明によるガラス−炭素電極
(GC)である作用電極を用いてpHの関数として電圧
を測定した。測定は、それぞれ、一定の二酸化塩素濃度
(300mg活性Cl/l)及び一定の亜塩素酸濃度
(300mg活性Cl/l)で実施した。
【0029】図2に示される測定結果により明かなよう
に、一定の二酸化塩素濃度及び一定の亜塩素酸濃度にお
いて、pHが2及び7の間で変化したときに、測定電圧
は、それぞれ+200〜+150mVの範囲及び−38
0〜−330mVの範囲で変動した。
【0030】実施例2:ClOの濃度の関数としての
電圧 この実施例ではガラス−炭素電極の電圧を、一定のpH
値において、二酸化塩素の関数として測定した。二酸化
塩素及び亜塩素酸濃度は標準的な滴定法〔Wartio
vaara I.,ジ・インフルエンス・オブ・ピーエ
ィツチ・オン・ザ・D1ステージ・オブ・ア・D/CE
D1ブリーチング・シークエンス、Paperi ja
Puu−Papper och Tra 64(19
82)9,534,539−540,545〕により測
定した。これらの実験において、ClO濃度は100
〜800mg/lの活性Cl及び40〜600mg/
lの活性Clの範囲で変化し、そしてpHは2.5及
び6.0であった(図3参照)。活性Clは、漂白に
用いられる塩素薬剤の所定量に対応する酸化強度状態に
あ元素状塩素の量を意味するものである。
【0031】これらの測定結果によれば、ガラス−炭素
電極の電位は40〜130mV及び40〜115mVの
範囲で変動した。
【0032】これらの測定に基き、ガラス−炭素電極の
濃度従属性は、試験した範囲内で線型であることが判
る。
【0033】実施例3:ClO 濃度の関数としての
ガラス−炭素電極の電圧 この実施例は実施例2と同様な操作で実施したが、一定
pH値を2.5及び6.0とし、そしてClO 濃度
をそれぞれ0〜2750mg/l及び80〜2000m
g/lの範囲で変えた(図4参照)。
【0034】実施例4:ClO及びClO 濃度の
関数としてのガラス−炭素電極の電圧(プラント規模) この実施例では、セルロースを5段階塩素漂白法で漂白
した〔Puumassan Valmistus,Su
omen Paperi−insinoorien Y
hdistyksen oppija kasikir
ja II osa 1,Virkola N.E.,
2.painos 1983,Turku1983,p
820−883に記載された5段階塩素漂白方法)。
D1漂白塔における反応時間は4時間であり、温度は7
0°Cであった。この段階は手動で制御した。二酸化塩
素の濃度(mV単位)を、二酸化塩素投入後1分で、本
発明の電極系によりパルプから測定した。pHは連続的
に測定した。二酸化塩素残留分及び塩素の濃度は、サン
プリング後10〜20秒で滴定法により測定した。
【0035】本発明の電極系で測定した二酸化塩素濃度
及び滴定法で測定した対応する塩素濃度(二酸化塩素投
入量が変化したときに測定した)を図5に示す。これら
の濃度の間には、相関係数0.90の相関々係が存在す
る。
【0036】図6においては、亜塩素酸濃度について図
5と同様な測定結果が示されている。本発明の電極系及
び滴定法によりそれぞれ測定された亜塩素酸濃度の間に
は明かな相関々係が存在しており、その相関係数は0.
98である。投入量の変化の前の測定時点において亜塩
素酸が存在しない状況による低い亜塩素酸濃度は図5に
は現れておらず、従って変化は極めて迅速になされた。
【0037】実施例5:変位(ディスプレースメント)
漂白 ディスプレースメント漂白におけるD1段階の濾液につ
いて、ClO及びClO 濃度を、本発明の電極系
を用いて二酸化塩素投入後40分に測定し、それと同時
に滴定法により活性塩素を測定した。ディスプレースメ
ント漂白は、前記文献第883〜887頁に記載されて
おり、これは別個のD2段階を含む漂白法である。
【0038】図7には、本発明の電極系を用いた測定点
で測定された二酸化塩素の濃度及び亜塩素酸濃度が別々
に、そしてそれらの合計(SUM)が示されている。こ
の図においては、滴定法によって測定された活性塩素濃
度SUM(lab)も加えられている。反応平衡の二酸
化塩素−亜塩素酸変化は、pHを11.5時間のときに
4.5から5.5へ上昇させた水酸化ナトリウムによっ
て達成された。図5〜7において、ClO及びClO
濃度及びそれらの合計は、1リットル当りの活性C
のグラム数で計算され、表記されている。
【0039】以上の実施例は本発明の例示のためのもの
であり、本発明はそれらに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電極系の回路図である。
【図2】〜
【図7】本発明による電極系を用いて測定した二酸化塩
素及び亜塩素酸濃度の測定結果を示すグラフである。
【図8】本発明による電極系の概略平面図である。
【符号の説明】
1. 作用電極 2. カウンター電極 3. 参照電極 4. 電圧測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アリ・イヴァスカ フィンランド共和国エスエフ−20540 ツ ゥルク,ヴンハ・ヘメーンティエ 63 ベ ー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧測定装置(4)に接続された作用電
    極(1)、カウンター電極(2)及び参照電極(3)か
    らなり、電解液中、すなわち主として紙及びパルプ工業
    における水性溶液中の酸化作用及び/または還元作用を
    示す化合物を測定するための電圧測定用の電極系であっ
    て、その作用電極(1)がガラス−炭素製であることを
    特徴とする電極系。
  2. 【請求項2】 カウンター電極(2)が白金、金、銀、
    チタン及びハステロイCからなる群より選択された金属
    から作られたものであることを特徴とする請求項1の電
    極系。
  3. 【請求項3】 参照電極(3)が白金、金、銀、チタン
    及びハステロイCからなる群より選択された金属から作
    られたものであることを特徴とする請求項1または2の
    電極系。
  4. 【請求項4】 電解液のpHが1−14、適当には2−
    7であることを特徴とする請求項1−3のいずれかの電
    極系。
JP3235330A 1990-03-30 1991-03-30 電圧測定用の電極系 Pending JPH06341971A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FI901636A FI86671C (fi) 1990-03-30 1990-03-30 Elektrodsystem foer voltametriska maetningar.
FI901636 1990-03-30

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