JPH0634193A - 快適性創出装置 - Google Patents
快適性創出装置Info
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- JPH0634193A JPH0634193A JP4195059A JP19505992A JPH0634193A JP H0634193 A JPH0634193 A JP H0634193A JP 4195059 A JP4195059 A JP 4195059A JP 19505992 A JP19505992 A JP 19505992A JP H0634193 A JPH0634193 A JP H0634193A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自然界に存在するゆらぎ風を室内空間に再現
し、この風に香りをのせて送り出して室内居住者に快適
性を与えるとともに、室内空間内に親機、子機を簡単に
設置可能とする快適性創出装置を提供する。 【構成】ゆらぎ風制御信号の無線送信器、及び1側面に
ゆらぎ風送風口を備える可搬型親機と、ゆらぎ風制御信
号の無線受信器、及び1側面にゆらぎ風送風口とを備え
る可搬型子機の複数とが、その1側面を室内空間の中心
点に対向させて配設され、親機、子機はゆらぎ風送風フ
アンと、送風フアンの送風により香りを発散させる香り
容器に送気するポンプとを備え、親機は、ゆらぎ風制御
信号を発生させるゆらぎ風コントローラを備える。
し、この風に香りをのせて送り出して室内居住者に快適
性を与えるとともに、室内空間内に親機、子機を簡単に
設置可能とする快適性創出装置を提供する。 【構成】ゆらぎ風制御信号の無線送信器、及び1側面に
ゆらぎ風送風口を備える可搬型親機と、ゆらぎ風制御信
号の無線受信器、及び1側面にゆらぎ風送風口とを備え
る可搬型子機の複数とが、その1側面を室内空間の中心
点に対向させて配設され、親機、子機はゆらぎ風送風フ
アンと、送風フアンの送風により香りを発散させる香り
容器に送気するポンプとを備え、親機は、ゆらぎ風制御
信号を発生させるゆらぎ風コントローラを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス、家庭、工
場、研究室等の室内空間に、ゆらぎ風、香り、及び立体
音響を創出して快適性を生成する装置に関する。
場、研究室等の室内空間に、ゆらぎ風、香り、及び立体
音響を創出して快適性を生成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調装置の導入による室内空間の温、湿
度の適正な制御により室内居住者に快適感を与えている
が、室内居住者の快適感に対する評価には、温度、湿度
の他に、風の強弱、光の明暗、音、香り等の創出も挙げ
られている。
度の適正な制御により室内居住者に快適感を与えている
が、室内居住者の快適感に対する評価には、温度、湿度
の他に、風の強弱、光の明暗、音、香り等の創出も挙げ
られている。
【0003】このため、室内空間における執務環境を支
配する温度、湿度に加え、風、光の明暗、音等を演出す
べく、これらを制御する機器を、人間の知識を利用した
言語により記述したプログラムにより精度よく統合制御
する「ファジイ知識ベース駆動型総合環境制御装置」に
ついて、本出願人が既に提案している(特願平3−23
6227号)。
配する温度、湿度に加え、風、光の明暗、音等を演出す
べく、これらを制御する機器を、人間の知識を利用した
言語により記述したプログラムにより精度よく統合制御
する「ファジイ知識ベース駆動型総合環境制御装置」に
ついて、本出願人が既に提案している(特願平3−23
6227号)。
【0004】他方、風による快適感を与えるものとし
て、周期的に強、弱のゆらぎ風を吹かせるゆらぎ扇風器
が知られている。
て、周期的に強、弱のゆらぎ風を吹かせるゆらぎ扇風器
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した総
合的環境創出装置により創出される温度、湿度、風、
光、音、香り等の5感に係わる要素のうち、風、音、及
び香りの組み合わせが最も効果的であることが、実験結
果から実証されている。
合的環境創出装置により創出される温度、湿度、風、
光、音、香り等の5感に係わる要素のうち、風、音、及
び香りの組み合わせが最も効果的であることが、実験結
果から実証されている。
【0006】また、上述したゆらぎ扇風器によるもの
は、一方向から常に風が吹きつけられ、風の方向がゆら
がないため、却って不快感を与えるという問題がある。
さらに、室内空間に簡単に設置し得るタイプの快適性創
出装置の出現が要請されている。
は、一方向から常に風が吹きつけられ、風の方向がゆら
がないため、却って不快感を与えるという問題がある。
さらに、室内空間に簡単に設置し得るタイプの快適性創
出装置の出現が要請されている。
【0007】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、自然界に存在するゆ
らぎ風を室内空間に再現し、これに香りをのせて送り出
して室内居住者に快適性を与えるとともに、室内空間に
簡単に設置可能とする快適性創出装置を提供するにあ
る。
もので、その目的とするところは、自然界に存在するゆ
らぎ風を室内空間に再現し、これに香りをのせて送り出
して室内居住者に快適性を与えるとともに、室内空間に
簡単に設置可能とする快適性創出装置を提供するにあ
る。
【0008】また、本発明は、立体音響を室内空間に創
出し、室内居住者に快適感を与える快適性創出装置を提
供するにある。
出し、室内居住者に快適感を与える快適性創出装置を提
供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゆらぎ風制御
信号の無線送信器、及び1側面にゆらぎ風送風口を備え
る可搬型親機と、ゆらぎ風制御信号の無線受信器、及び
1側面にゆらぎ風送風口を備える可搬型子機の複数と
が、1側面を室内空間の中心点に対向させて配設され、
親機、及び子機はゆらぎ風を送風する送風フアンと、送
風フアンの送風にのせて香りを発散させる香り容器に送
気するポンプとを備え、親機は、実測した自然界に存在
するゆらぎ風の単位時間毎の水平方向成分の風速信号か
ら求めたゆらぎ風ベクトル信号を、ゆらぎ風制御信号と
して親機の送風フアン、送気ポンプ、及びゆらぎ風制御
信号の無線送信器に入力するゆらぎ風コントローラを備
え、子機は、ゆらぎ風制御信号の無線受信器からのゆら
ぎ制御信号を子機の送風フアン、及び送気ポンプに入力
するよう構成したものである。
信号の無線送信器、及び1側面にゆらぎ風送風口を備え
る可搬型親機と、ゆらぎ風制御信号の無線受信器、及び
1側面にゆらぎ風送風口を備える可搬型子機の複数と
が、1側面を室内空間の中心点に対向させて配設され、
親機、及び子機はゆらぎ風を送風する送風フアンと、送
風フアンの送風にのせて香りを発散させる香り容器に送
気するポンプとを備え、親機は、実測した自然界に存在
するゆらぎ風の単位時間毎の水平方向成分の風速信号か
ら求めたゆらぎ風ベクトル信号を、ゆらぎ風制御信号と
して親機の送風フアン、送気ポンプ、及びゆらぎ風制御
信号の無線送信器に入力するゆらぎ風コントローラを備
え、子機は、ゆらぎ風制御信号の無線受信器からのゆら
ぎ制御信号を子機の送風フアン、及び送気ポンプに入力
するよう構成したものである。
【0010】また、本発明は、可搬型親機が、立体音響
制御信号の無線送信器、及び送音器を備えるとともに、
1側面に立体音響送音口を備え、可搬型子機は、立体音
響制御信号の無線受信器、及び送音器を備えるととも
に、1側面に立体音響送音口を備え、親機は立体音響制
御信号を創出して親機の送音器、及び立体音響制御信号
の無線送信器に入力するデジタル・シグナル・プロセッ
サを備える構成を特徴とする。
制御信号の無線送信器、及び送音器を備えるとともに、
1側面に立体音響送音口を備え、可搬型子機は、立体音
響制御信号の無線受信器、及び送音器を備えるととも
に、1側面に立体音響送音口を備え、親機は立体音響制
御信号を創出して親機の送音器、及び立体音響制御信号
の無線送信器に入力するデジタル・シグナル・プロセッ
サを備える構成を特徴とする。
【0011】
【作用】可搬型親機は、ゆらぎ風コントローラにて得ら
れたゆらぎ風制御信号を送風フアン、及び送気ポンプに
入力する一方、親機の無線送信器に入力し、これを複数
の可搬型子器の無線受信器に送信する。子機は、受信し
たゆらぎ風制御信号を子機の送風フアン、送気ポンプに
入力する。これにより、親機、及び子機からそれぞれ経
時的に風速の異なる風を送り出させて室内空間に風向が
ゆらぐゆらぎ風を創出し、このゆらぎ風にのせて香りを
送り出す。
れたゆらぎ風制御信号を送風フアン、及び送気ポンプに
入力する一方、親機の無線送信器に入力し、これを複数
の可搬型子器の無線受信器に送信する。子機は、受信し
たゆらぎ風制御信号を子機の送風フアン、送気ポンプに
入力する。これにより、親機、及び子機からそれぞれ経
時的に風速の異なる風を送り出させて室内空間に風向が
ゆらぐゆらぎ風を創出し、このゆらぎ風にのせて香りを
送り出す。
【0012】また、親機のデジタル・シグナル・プロセ
ッサにて得られた立体音響制御信号を親機の送音器と、
親機の無線送信器とに入力し、子機では、無線受信器に
て受信された立体音響制御信号を子機の送音器に入力さ
せる。そして、親機、子機の送音器から直接音と残響音
とを送音させ、室内空間に立体音響を創出する。
ッサにて得られた立体音響制御信号を親機の送音器と、
親機の無線送信器とに入力し、子機では、無線受信器に
て受信された立体音響制御信号を子機の送音器に入力さ
せる。そして、親機、子機の送音器から直接音と残響音
とを送音させ、室内空間に立体音響を創出する。
【0013】
【実施例】以下に本発明の装置を、添付した図面を参照
して説明する。図1(A)は可搬型親機、及び可搬型子
機を室内空間に設置した状態の斜視図、図1(B)は親
機の斜視図、図1(C)は親機、及び子機から風速の異
なる風を経時的に送風している状態を示す平面図、図2
は親機の回路ブロック図、図3(A)は親機のゆらぎ風
コントローラの機能ブロック図、図3(B)は親機の立
体音響制御信号発生用のデジタル・シグナル・プロセッ
サの機能ブロック図を示す。
して説明する。図1(A)は可搬型親機、及び可搬型子
機を室内空間に設置した状態の斜視図、図1(B)は親
機の斜視図、図1(C)は親機、及び子機から風速の異
なる風を経時的に送風している状態を示す平面図、図2
は親機の回路ブロック図、図3(A)は親機のゆらぎ風
コントローラの機能ブロック図、図3(B)は親機の立
体音響制御信号発生用のデジタル・シグナル・プロセッ
サの機能ブロック図を示す。
【0014】図1(A)において、室内空間1の一隅に
は、2側面がその室壁の2面に接するとともに、室内空
間1の中心点と対向する1側面に、図1(B)に示すよ
うに、送風フアンより送出されるゆらぎ風送風口6、立
体音響送音口7、及び室内空気吸い込み口8を備え、断
面が変形5角形の立方体形状を有する可搬型の親機2が
設置されている。そして、残りの3隅には、同様の形状
を有するとともに、室内空間1の中心点と対向する1側
面にゆらぎ風送風口、立体音響送音口、及び室内空気吸
い込み口を備える可搬型の子機3、4、5が、設置され
ている。なお、香り発生機構は親機2、及び子機3乃至
5内のゆらぎ風送風フアンの設置位置近傍に内蔵配設さ
れている(図2)。
は、2側面がその室壁の2面に接するとともに、室内空
間1の中心点と対向する1側面に、図1(B)に示すよ
うに、送風フアンより送出されるゆらぎ風送風口6、立
体音響送音口7、及び室内空気吸い込み口8を備え、断
面が変形5角形の立方体形状を有する可搬型の親機2が
設置されている。そして、残りの3隅には、同様の形状
を有するとともに、室内空間1の中心点と対向する1側
面にゆらぎ風送風口、立体音響送音口、及び室内空気吸
い込み口を備える可搬型の子機3、4、5が、設置され
ている。なお、香り発生機構は親機2、及び子機3乃至
5内のゆらぎ風送風フアンの設置位置近傍に内蔵配設さ
れている(図2)。
【0015】図2に示す親機2には、マイクロコンピュ
ータにより構成されるゆらぎ風コントローラ10が設け
られ、ここから出力されるゆらぎ風制御信号が増幅器1
5を介して送風フアン12と、増幅器16を介し、例え
ば、ミント等の芳香剤入り溶液を充填した香り容器14
に接続されている空気送出ポンプ13とに入力され、さ
らに、FM変調周波数F1、F2、F3に変調して子機
3乃至5に、電波、もしくは光(赤外光)にのせて無線
送信するFM送信器20乃至22に入力される。
ータにより構成されるゆらぎ風コントローラ10が設け
られ、ここから出力されるゆらぎ風制御信号が増幅器1
5を介して送風フアン12と、増幅器16を介し、例え
ば、ミント等の芳香剤入り溶液を充填した香り容器14
に接続されている空気送出ポンプ13とに入力され、さ
らに、FM変調周波数F1、F2、F3に変調して子機
3乃至5に、電波、もしくは光(赤外光)にのせて無線
送信するFM送信器20乃至22に入力される。
【0016】さらに、立体音響制御信号を創出するデジ
タル・シグナル・プロセッサ11から出力される立体音
響制御信号が、増幅器17を介してスピーカ18と、F
M変調周波数f1、f2、f3に変調して子機3乃至5
に、電波、もしくは光(赤外光)にのせて無線送信する
FM送信器23乃至25とに入力される。なお、図中符
号19は100Vの交流電源スイッチswの開閉による
電流の有無を、子器3乃至5の電波、もしくは光(赤外
光)の無線信号を受信するFM受信器19A(図5)に
送信し、子機3乃至5の100Vの交流電源スイッチs
wを開閉制御させる電波、もしくは光(赤外光)にのせ
た制御信号を無線送信するFM送信器である。
タル・シグナル・プロセッサ11から出力される立体音
響制御信号が、増幅器17を介してスピーカ18と、F
M変調周波数f1、f2、f3に変調して子機3乃至5
に、電波、もしくは光(赤外光)にのせて無線送信する
FM送信器23乃至25とに入力される。なお、図中符
号19は100Vの交流電源スイッチswの開閉による
電流の有無を、子器3乃至5の電波、もしくは光(赤外
光)の無線信号を受信するFM受信器19A(図5)に
送信し、子機3乃至5の100Vの交流電源スイッチs
wを開閉制御させる電波、もしくは光(赤外光)にのせ
た制御信号を無線送信するFM送信器である。
【0017】図3(A)は親機2におけるゆらぎ風コン
トローラ10の機能ブロック図を示すもので、後述する
図4(A)乃至(C)の説明から明かとなるが、ゆらぎ
風をベクトル分解した水平方向成分の単位時間毎の風速
を記憶させた、−X軸方向の風速メモリ、−Y軸方向の
風速メモリ、X軸方向の風速メモリ、及びY軸方向の風
速メモリよりなる風速メモリ部101と、風速メモリ部
101の各メモリから読み出した風速信号をベクトル演
算部103の各ベクトル演算部に振り分け入力する読み
出し・入力処理部102と、(−X・−Y)ベクトル演
算部と、(−X・Y)ベクトル演算部と、(X・Y)ベ
クトル演算部と、(X・−Y)演算部よりなるベクトル
演算部103と、D/A変換部104とからなる。
トローラ10の機能ブロック図を示すもので、後述する
図4(A)乃至(C)の説明から明かとなるが、ゆらぎ
風をベクトル分解した水平方向成分の単位時間毎の風速
を記憶させた、−X軸方向の風速メモリ、−Y軸方向の
風速メモリ、X軸方向の風速メモリ、及びY軸方向の風
速メモリよりなる風速メモリ部101と、風速メモリ部
101の各メモリから読み出した風速信号をベクトル演
算部103の各ベクトル演算部に振り分け入力する読み
出し・入力処理部102と、(−X・−Y)ベクトル演
算部と、(−X・Y)ベクトル演算部と、(X・Y)ベ
クトル演算部と、(X・−Y)演算部よりなるベクトル
演算部103と、D/A変換部104とからなる。
【0018】さらに詳述すると、上述した風速メモリ部
101の各メモリには、以下のようにして測定されたゆ
らぎ風のベクトル分解成分が記憶される。ところで、自
然界に存在するゆらぎ風は、人間にとって快適な風を四
方から吹くものである。そこで、例えば、夏季の軽井沢
の高原に、図4(A)に示すX、Y、Z軸方向の風速を
測定する風速計30を設置し、その各軸方向に突出させ
たアーム部に設けた正、逆方向の風速を測定する風速計
により、図示の矢印方向から吹いてくる風V1の風速を
測定し、その水平方向成分であるX、Y軸方向の風速を
求めると、風V1はX、Y軸方向の風速Vx、Vyにベ
クトル分解される。
101の各メモリには、以下のようにして測定されたゆ
らぎ風のベクトル分解成分が記憶される。ところで、自
然界に存在するゆらぎ風は、人間にとって快適な風を四
方から吹くものである。そこで、例えば、夏季の軽井沢
の高原に、図4(A)に示すX、Y、Z軸方向の風速を
測定する風速計30を設置し、その各軸方向に突出させ
たアーム部に設けた正、逆方向の風速を測定する風速計
により、図示の矢印方向から吹いてくる風V1の風速を
測定し、その水平方向成分であるX、Y軸方向の風速を
求めると、風V1はX、Y軸方向の風速Vx、Vyにベ
クトル分解される。
【0019】この風V1が、例えば、反時計廻りにゆら
いだとすると、ベクトル分解されたX、Y軸方向の風速
Vx、Vyは、縦軸X、Yに風速を、横軸に時間軸をと
る図4(B)の風速波形図に示すように、時間の経過に
つれて四方向に変動する。即ち、単位時間t1の風速は
(−Vx)、(−Vy)成分、時間t2の風速は(−V
x)、(Vy)成分、時間t3の風速は(Vx)、(V
y)成分、時間t4の風速は(Vx)、(−Vy)成分
で示される。そこで、時間t1、t2・・毎に求めた風
速成分を時間t1、t2、t3・・毎に順次記録してお
き、−Vx、−Vy、Vx、Vyの各成分の風速を時間
t1、t2・・毎に風速メモリ部101の−X、−Y、
X、Y軸方向の各風速メモリにそれぞれインプットして
おく。
いだとすると、ベクトル分解されたX、Y軸方向の風速
Vx、Vyは、縦軸X、Yに風速を、横軸に時間軸をと
る図4(B)の風速波形図に示すように、時間の経過に
つれて四方向に変動する。即ち、単位時間t1の風速は
(−Vx)、(−Vy)成分、時間t2の風速は(−V
x)、(Vy)成分、時間t3の風速は(Vx)、(V
y)成分、時間t4の風速は(Vx)、(−Vy)成分
で示される。そこで、時間t1、t2・・毎に求めた風
速成分を時間t1、t2、t3・・毎に順次記録してお
き、−Vx、−Vy、Vx、Vyの各成分の風速を時間
t1、t2・・毎に風速メモリ部101の−X、−Y、
X、Y軸方向の各風速メモリにそれぞれインプットして
おく。
【0020】そして、室内空間1にてゆらぎ風を発生さ
せる場合には、読み出し・入力処理部102は、単位時
間t1、t2、・・・毎に風速メモリ部101の各メモ
リに記憶させた各風速成分を読み出し、時間t1では−
X、−Y軸方向の風速成分−Vx、−Vyをベクトル演
算部103の(−X・−Y)ベクトル演算部に、時間t
2では−X、Y軸方向の風速成分−Vx、Vyを(−X
・Y)ベクトル演算部に、X、Y軸方向の風速成分V
x、Vyを(X・Y)ベクトル演算部に、X、−Y軸方
向の風速成分Vx、−Vyを(X・−Y)ベクトル演算
部に振り分けて入力する。
せる場合には、読み出し・入力処理部102は、単位時
間t1、t2、・・・毎に風速メモリ部101の各メモ
リに記憶させた各風速成分を読み出し、時間t1では−
X、−Y軸方向の風速成分−Vx、−Vyをベクトル演
算部103の(−X・−Y)ベクトル演算部に、時間t
2では−X、Y軸方向の風速成分−Vx、Vyを(−X
・Y)ベクトル演算部に、X、Y軸方向の風速成分V
x、Vyを(X・Y)ベクトル演算部に、X、−Y軸方
向の風速成分Vx、−Vyを(X・−Y)ベクトル演算
部に振り分けて入力する。
【0021】そして、読み出し時間t1の−Vx、−V
yの風速成分を(−X・−Y)ベクトル演算部に入力し
て風ベクトルV1を求め(図4(C)、参照)、これを
親機2の増幅器15、16に送り、また、同様にして、
時間t2にて読み出した−Vx・Vyの風速成分を(−
X・Y)ベクトル演算部により風ベクトルV2を求め、
これを子機3への送信器20に送信する。時間t3に読
み出した風速成分Vx、Vyを(X・Y)ベクトル演算
部により風ベクトルV3を求めて子機4への送信器21
に送信し、時間t4にて読み出した風速成分Vx、−V
yを(X・−Y)ベクトル演算部により風ベクトルV4
を求め、これを子機5への送信器22に送信する。
yの風速成分を(−X・−Y)ベクトル演算部に入力し
て風ベクトルV1を求め(図4(C)、参照)、これを
親機2の増幅器15、16に送り、また、同様にして、
時間t2にて読み出した−Vx・Vyの風速成分を(−
X・Y)ベクトル演算部により風ベクトルV2を求め、
これを子機3への送信器20に送信する。時間t3に読
み出した風速成分Vx、Vyを(X・Y)ベクトル演算
部により風ベクトルV3を求めて子機4への送信器21
に送信し、時間t4にて読み出した風速成分Vx、−V
yを(X・−Y)ベクトル演算部により風ベクトルV4
を求め、これを子機5への送信器22に送信する。
【0022】図3(B)はマイクロコンピュータにより
構成され、立体音響創出に用いる公知のデジタル・シグ
ナル・プロセッサ11の機能ブロック図を示すもので、
デジタル変調された音楽、もしくは鳥のさえずり等の外
部音声信号が親機2に入力されると、これを復調する復
調処理部111と、伝送中に発生する復調信号のデジタ
ル符号の誤りを補正する誤り補正処理部112と、この
誤り符号処理部112から4分されて出力される2回線
分の信号を直接音発生用としてD/A変換部114に直
接入力する一方、他の2回線の信号を、残響音を発生さ
せるために、直接音発生時刻から50ミリ秒遅延させて
発生させる遅延処理部113を介してD/A変換部11
4に入力させた上、プリアンプ115に入力する。そし
て、直接音を発生させる2回線分の信号の一方は親機2
のスピーカ18に、残りは子機3のFM送信器23に入
力し、残響音を発生させる2回線の信号は子機4、5の
FM送信器24、25に入力する。
構成され、立体音響創出に用いる公知のデジタル・シグ
ナル・プロセッサ11の機能ブロック図を示すもので、
デジタル変調された音楽、もしくは鳥のさえずり等の外
部音声信号が親機2に入力されると、これを復調する復
調処理部111と、伝送中に発生する復調信号のデジタ
ル符号の誤りを補正する誤り補正処理部112と、この
誤り符号処理部112から4分されて出力される2回線
分の信号を直接音発生用としてD/A変換部114に直
接入力する一方、他の2回線の信号を、残響音を発生さ
せるために、直接音発生時刻から50ミリ秒遅延させて
発生させる遅延処理部113を介してD/A変換部11
4に入力させた上、プリアンプ115に入力する。そし
て、直接音を発生させる2回線分の信号の一方は親機2
のスピーカ18に、残りは子機3のFM送信器23に入
力し、残響音を発生させる2回線の信号は子機4、5の
FM送信器24、25に入力する。
【0023】図5は複数の子機のうちから代表例として
示す子機3の回路ブロック図で、これには、親機2から
電波、もしくは光(赤外光)にのせて送信されてくるゆ
らぎ風制御信号を無線受信するFM受信器20Aが設け
られ、その出力信号は送風フアン12Aを駆動する増幅
器15Aと、香り容器14Aに拡散用空気を送出する送
気ポンプ13Aを駆動する増幅器16Aとに分岐入力さ
れる。また、親機2から電波、もしくは光(赤外光)に
のせて送信されてくる立体音響制御信号を無線受信する
FM受信器23Aが設けられ、その出力信号はスピーカ
18Aを吹鳴させる増幅器17Aに入力される。
示す子機3の回路ブロック図で、これには、親機2から
電波、もしくは光(赤外光)にのせて送信されてくるゆ
らぎ風制御信号を無線受信するFM受信器20Aが設け
られ、その出力信号は送風フアン12Aを駆動する増幅
器15Aと、香り容器14Aに拡散用空気を送出する送
気ポンプ13Aを駆動する増幅器16Aとに分岐入力さ
れる。また、親機2から電波、もしくは光(赤外光)に
のせて送信されてくる立体音響制御信号を無線受信する
FM受信器23Aが設けられ、その出力信号はスピーカ
18Aを吹鳴させる増幅器17Aに入力される。
【0024】次に、本発明の装置の作用を説明する。図
1(A)に示すように、親機2を室内空間1の1隅に、
子機3乃至5を残りの3隅に、しかも、ゆらぎ風送風
口、及び送音口を備える1側面を室内空間1の中心点に
対向させて設置する。そして、図2に示すように、親機
2の電源スイッチswを投入してゆらぎ風コントローラ
10と、デジタル・シグナル・プロセッサ11とを作動
させるとともに、FM送信器19からの信号を子機3乃
至5のFM受信器19Aに送信し、子機3乃至5の10
0Vの交流電源swを投入する。
1(A)に示すように、親機2を室内空間1の1隅に、
子機3乃至5を残りの3隅に、しかも、ゆらぎ風送風
口、及び送音口を備える1側面を室内空間1の中心点に
対向させて設置する。そして、図2に示すように、親機
2の電源スイッチswを投入してゆらぎ風コントローラ
10と、デジタル・シグナル・プロセッサ11とを作動
させるとともに、FM送信器19からの信号を子機3乃
至5のFM受信器19Aに送信し、子機3乃至5の10
0Vの交流電源swを投入する。
【0025】親機2のゆらぎ風コントローラ10では、
風メモリ部101の各メモリにインプットさせた水平方
向成分の風速を単位時間t1、t2、・・・毎に読み出
し、読み出した水平方向成分の風速−Vx及び−Vy、
−Vx及びVy、Vx及びVy、Vx及び−Vyをベク
トル演算し、求めた風ベクトル信号V1、V2、V3、
V4・・をゆらぎ風制御信号として順次出力し、ゆらぎ
風制御信号V1は親機2の増幅器15、16を介して送
風フアン12と、送気ポンプ13とに入力する。さら
に、V2乃至V4のゆらぎ風制御信号は子機3乃至5の
FM送信器20乃至22に入力される。子機3乃至5で
は、ゆらぎ風制御信号V2乃至V4がFM受信器20A
・・に順次受信され、それぞれ増幅器15A・・、16
A・・を介して送風フアン12A・・と、送気ポンプ1
3A・・とに順次入力される。
風メモリ部101の各メモリにインプットさせた水平方
向成分の風速を単位時間t1、t2、・・・毎に読み出
し、読み出した水平方向成分の風速−Vx及び−Vy、
−Vx及びVy、Vx及びVy、Vx及び−Vyをベク
トル演算し、求めた風ベクトル信号V1、V2、V3、
V4・・をゆらぎ風制御信号として順次出力し、ゆらぎ
風制御信号V1は親機2の増幅器15、16を介して送
風フアン12と、送気ポンプ13とに入力する。さら
に、V2乃至V4のゆらぎ風制御信号は子機3乃至5の
FM送信器20乃至22に入力される。子機3乃至5で
は、ゆらぎ風制御信号V2乃至V4がFM受信器20A
・・に順次受信され、それぞれ増幅器15A・・、16
A・・を介して送風フアン12A・・と、送気ポンプ1
3A・・とに順次入力される。
【0026】他方、デジタル・シグナル・プロセッサ1
1では、デジタル変調された外部音声信号が復調処理部
111に入力され、これを復調して誤り補正処理部11
2に入力し、伝送中に発生した誤りを補正した上で4回
線に分岐出力する。直接音発生用の2回線の立体音響制
御信号はそのままD/A変換部114に入力し、残響音
発生用の残りの2回線の信号は遅延処理部により遅延さ
せた上、D/A変換部114に入力する。そして、プリ
アンプ115により増幅し、直接音を発生させる2回線
の一方の制御信号は親機2の増幅器17を介してスピー
カ18に、他方は子機3のFM送信器23に入力する。
さらに、残響音を発生させる立体音響信号は、子機4、
5へのFM送信器24、25に入力される。子機3乃至
5では、立体音響信号がFM受信器23A・・のそれぞ
れで受信され、さらに、増幅器17A・・を介してスピ
ーカ18A・・に入力される。
1では、デジタル変調された外部音声信号が復調処理部
111に入力され、これを復調して誤り補正処理部11
2に入力し、伝送中に発生した誤りを補正した上で4回
線に分岐出力する。直接音発生用の2回線の立体音響制
御信号はそのままD/A変換部114に入力し、残響音
発生用の残りの2回線の信号は遅延処理部により遅延さ
せた上、D/A変換部114に入力する。そして、プリ
アンプ115により増幅し、直接音を発生させる2回線
の一方の制御信号は親機2の増幅器17を介してスピー
カ18に、他方は子機3のFM送信器23に入力する。
さらに、残響音を発生させる立体音響信号は、子機4、
5へのFM送信器24、25に入力される。子機3乃至
5では、立体音響信号がFM受信器23A・・のそれぞ
れで受信され、さらに、増幅器17A・・を介してスピ
ーカ18A・・に入力される。
【0027】かくして、ゆらぎ風は、図1(C)の矢印
に示すように、時間t1では親機2からベクトル合成し
た風V1を吹き出させ、時間t2では子機3からベクト
ル合成した風V2を吹き出させ、時間t3では子機4か
らベクトル合成した風V3を吹き出させ、時間t4では
子機5からベクトル合成した風V4を吹き出させる。従
って、親機2、及び子機3乃至5から風速の異なる風が
経時的に順次吹き出させれるため、室内居住者の周囲に
対し風向がゆらぐゆらぐ風が送られることとなり、この
ため、自然界に存在するゆらぎ風が室内空間1に再現さ
れる。このゆらぎ風にのせられて、送気体ポンプの作動
による香り容器14、14A・・から香りが室内空間1
に送り出される。
に示すように、時間t1では親機2からベクトル合成し
た風V1を吹き出させ、時間t2では子機3からベクト
ル合成した風V2を吹き出させ、時間t3では子機4か
らベクトル合成した風V3を吹き出させ、時間t4では
子機5からベクトル合成した風V4を吹き出させる。従
って、親機2、及び子機3乃至5から風速の異なる風が
経時的に順次吹き出させれるため、室内居住者の周囲に
対し風向がゆらぐゆらぐ風が送られることとなり、この
ため、自然界に存在するゆらぎ風が室内空間1に再現さ
れる。このゆらぎ風にのせられて、送気体ポンプの作動
による香り容器14、14A・・から香りが室内空間1
に送り出される。
【0028】これと同時に、親機2、及び子機3のスピ
ーカから音声信号の直接音が送音され、また、子機4、
5のスピーカから残響音が送音され、これにより、室内
空間1に立体音響が再現される。
ーカから音声信号の直接音が送音され、また、子機4、
5のスピーカから残響音が送音され、これにより、室内
空間1に立体音響が再現される。
【0029】なお、上記実施例では、ゆらぎ風が反時計
廻りする例について述べたが、実測したゆらぎ風の風速
成分波形に応じて時計方向に、あるいは、一方向から他
方向に、他方向から一方向へと反復してゆらぐゆらぎ風
が再現されることは言う迄もない。また、上述した親機
の風速メモリ部には、例えば、軽井沢や、リビエラで測
定したゆらぎ風の水平方向成分の風速をインプットして
おけば、この地のゆらぎ風を室内空間に再現出来る。さ
らに、親機、子機の断面形状は、3角形や、円筒形状の
任意の形状のものでもよく、要はゆらぎ風送風口、ゆら
ぎ雑音送音口等が設け得る面を備えれば十分である。
廻りする例について述べたが、実測したゆらぎ風の風速
成分波形に応じて時計方向に、あるいは、一方向から他
方向に、他方向から一方向へと反復してゆらぐゆらぎ風
が再現されることは言う迄もない。また、上述した親機
の風速メモリ部には、例えば、軽井沢や、リビエラで測
定したゆらぎ風の水平方向成分の風速をインプットして
おけば、この地のゆらぎ風を室内空間に再現出来る。さ
らに、親機、子機の断面形状は、3角形や、円筒形状の
任意の形状のものでもよく、要はゆらぎ風送風口、ゆら
ぎ雑音送音口等が設け得る面を備えれば十分である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ゆら
ぎ風コントローラ、ゆらぎ風制御信号の無線送信器、送
風フアン、香り発生機構、及び1側面にゆらぎ風送風口
を備える可搬型の親機と、ゆらぎ風制御信号の無線受信
器、送風フアン、香り発生機構、及び1側面にゆらぎ風
送風口を備える可搬型子機の複数とが、その1側面を室
内空間の中心点に対向させて配設する構成としてあるた
め、ゆらぎ風コントローラから出力されるゆらぎ風制御
信号を無線で子機に送信し、親機、子機から、室内空間
に風速が異なる風が経時的に順次吹き出され、このた
め、室内居住者の周囲に風向がゆらぐゆらぎ風を吹き出
させることが出来る。しかも、この風にのせて香りを送
り出すことが可能となるため、室内空間の居住者に快適
性を与えることが出来る。さらに、ゆらぎ風制御信号の
伝送を無線にて行えるため、設置する際にはゆらぎ風制
御信号伝送線を布設する必要が無く、このため、室内空
間に親機、子機を自由に、かつ簡単に設置、移動するこ
とが可能となる。
ぎ風コントローラ、ゆらぎ風制御信号の無線送信器、送
風フアン、香り発生機構、及び1側面にゆらぎ風送風口
を備える可搬型の親機と、ゆらぎ風制御信号の無線受信
器、送風フアン、香り発生機構、及び1側面にゆらぎ風
送風口を備える可搬型子機の複数とが、その1側面を室
内空間の中心点に対向させて配設する構成としてあるた
め、ゆらぎ風コントローラから出力されるゆらぎ風制御
信号を無線で子機に送信し、親機、子機から、室内空間
に風速が異なる風が経時的に順次吹き出され、このた
め、室内居住者の周囲に風向がゆらぐゆらぎ風を吹き出
させることが出来る。しかも、この風にのせて香りを送
り出すことが可能となるため、室内空間の居住者に快適
性を与えることが出来る。さらに、ゆらぎ風制御信号の
伝送を無線にて行えるため、設置する際にはゆらぎ風制
御信号伝送線を布設する必要が無く、このため、室内空
間に親機、子機を自由に、かつ簡単に設置、移動するこ
とが可能となる。
【0031】また、可搬型親機に音声信号を立体音響制
御信号として創出するデジタル・シグナル・プロセッサ
と、これを送信する無線送信器と、送音器とを備えると
ともに、可搬型子機に無線受信器と、送音器とを備える
構成にしてあるため、室内空間に臨場感に溢れる立体音
響を再現することが出来、室内居住者に快適感を与える
ことが出来る。
御信号として創出するデジタル・シグナル・プロセッサ
と、これを送信する無線送信器と、送音器とを備えると
ともに、可搬型子機に無線受信器と、送音器とを備える
構成にしてあるため、室内空間に臨場感に溢れる立体音
響を再現することが出来、室内居住者に快適感を与える
ことが出来る。
【図1】 図1(A)は本発明の可搬型親機と、可搬型
子機とを室内空間に設置した状態を示す斜視図、図1
(B)は親機の外観を示す斜視図、図1(C)は室内空
間に設置された親機、子機から風が吹き出される状態を
上から眺めた図である。
子機とを室内空間に設置した状態を示す斜視図、図1
(B)は親機の外観を示す斜視図、図1(C)は室内空
間に設置された親機、子機から風が吹き出される状態を
上から眺めた図である。
【図2】 本発明の可搬型の親機の回路ブロック図であ
る。
る。
【図3】 図3(A)は親機のゆらぎ風コントローラの
機能ブロック図、図3(B)は親機の立体音響制御信号
発生用のデジタル・シグナル・プロセッサの機能ブロッ
ク図である。
機能ブロック図、図3(B)は親機の立体音響制御信号
発生用のデジタル・シグナル・プロセッサの機能ブロッ
ク図である。
【図4】 図4(A)はゆらぎ風を測定する風速計の斜
視図、図4(B)は測定されたゆらぎ風をベクトル分解
して得られたXY方向成分の風速波形を示す図、図4
(C)は時間t1におけるXY成分の風速のベクトル合
成図である。
視図、図4(B)は測定されたゆらぎ風をベクトル分解
して得られたXY方向成分の風速波形を示す図、図4
(C)は時間t1におけるXY成分の風速のベクトル合
成図である。
【図5】 本発明の子機の回路ブロック図である。
1 室内空間、2 親機、3乃至5 子機、6 ゆらぎ
風吹き出し口、7 立体音響送音口、8 室内空気吸い
込み口、10 ゆらぎ風コントローラ、11デジタル・
シグナル・プロセッサ、12及び12A 送風フアン、
13及び13A 送気ポンプ、14及び14A 香り容
器、15乃至17、15A、及び16A 増幅器、18
及び18A スピーカ、19乃至25 FM送信器、1
9A、20A、及び23A FM受信器。
風吹き出し口、7 立体音響送音口、8 室内空気吸い
込み口、10 ゆらぎ風コントローラ、11デジタル・
シグナル・プロセッサ、12及び12A 送風フアン、
13及び13A 送気ポンプ、14及び14A 香り容
器、15乃至17、15A、及び16A 増幅器、18
及び18A スピーカ、19乃至25 FM送信器、1
9A、20A、及び23A FM受信器。
Claims (2)
- 【請求項1】 ゆらぎ風制御信号の無線送信器、及び1
側面にゆらぎ風送風口を備える可搬型親機と、上記ゆら
ぎ風制御信号の無線受信器、及び1側面にゆらぎ風送風
口を備える可搬型子機の複数とが、上記1側面を室内空
間の中心点に対向させて配設され、上記親機、及び子機
はゆらぎ風を送風する送風フアンと、該送風フアンの送
風にのせて香りを発散する香り容器に送気するポンプと
を備え、上記親機は、実測した自然界に存在するゆらぎ
風の単位時間毎の水平方向成分の風速信号から求めたゆ
らぎ風ベクトル信号を、ゆらぎ風制御信号として親機の
送風フアン、送気ポンプ、及びゆらぎ風制御信号の無線
送信器に入力するゆらぎ風コントローラを備え、上記子
機は、上記ゆらぎ風制御信号の無線受信器からのゆらぎ
風制御信号を該子機の送風フアン、及び送気ポンプに入
力するよう構成することを特徴とする室内空間における
快適性創出装置。 - 【請求項2】 上記可搬型親機は、立体音響制御信号の
無線送信器、及び送音器を備えるとともに、上記1側面
に立体音響送音口を備え、上記可搬型子機は、上記立体
音響制御信号の無線受信器、及び送音器を備えるととも
に、上記1側面に立体音響送音口を備え、上記親機は立
体音響制御信号を創出して該親機の送音器、及び上記立
体音響制御信号の無線送信器に入力するデジタル・シグ
ナル・プロセッサを備える「請求項1」記載の快適性創
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19505992A JP3185160B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 快適性創出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19505992A JP3185160B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 快適性創出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634193A true JPH0634193A (ja) | 1994-02-08 |
JP3185160B2 JP3185160B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16334876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19505992A Expired - Fee Related JP3185160B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 快適性創出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185160B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113237206A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-08-10 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法 |
CN114484782A (zh) * | 2020-11-11 | 2022-05-13 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法、控制装置和可读存储介质 |
WO2023095501A1 (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御方法、プログラム及び気流制御システム |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19505992A patent/JP3185160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114484782A (zh) * | 2020-11-11 | 2022-05-13 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法、控制装置和可读存储介质 |
CN114484782B (zh) * | 2020-11-11 | 2024-03-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法、控制装置和可读存储介质 |
CN113237206A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-08-10 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其控制方法 |
WO2023095501A1 (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御方法、プログラム及び気流制御システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3185160B2 (ja) | 2001-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |