JPH06341869A - フルイディック流量計 - Google Patents

フルイディック流量計

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JPH06341869A
JPH06341869A JP12914393A JP12914393A JPH06341869A JP H06341869 A JPH06341869 A JP H06341869A JP 12914393 A JP12914393 A JP 12914393A JP 12914393 A JP12914393 A JP 12914393A JP H06341869 A JPH06341869 A JP H06341869A
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Japan
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flow
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ejection nozzle
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JP12914393A
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Hajime Onoda
元 小野田
Teiji Nakajima
悌二 中島
Hideyuki Oike
英行 大池
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Kimmon Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kimmon Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フルイディック流量計の器差性能およびフロ
ーセンサの計測性能の向上を図ることができるフルイデ
ィック流量計を提供する。 【構成】 上流側流路と下流側流路とを連通させる隔壁
に非導電性材料によって一体に形成された噴出ノズル部
51を設け、この噴出ノズル部51の中心部に噴出ノズ
ル52を設けるとともに、噴出ノズル部51の流路本体
19の背面部19a側に噴出ノズル部51と一体に突出
筒部53を設けて嵌合凹部54を形成する。そして、こ
の嵌合凹部54の中心dと噴出ノズル52の中心eとを
一致させ、この嵌合凹部54にフローセンサ40の流量
検知部43を挿入したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴出ノズルから流路
内に噴出されるガス等の流体の振動現象によって生じる
交番圧力波を検出して流量を検出するフルイディック流
量計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭等に設置され、ガスの流量を計
量するフルイディック流量計は、例えば、特開昭63−
313018号公報、特開平1−250725号公報か
ら公知である。
【0003】このフルイディック流量計は、従来、図3
および図4に示すように構成されている。すなわち、1
1はケースである。このケース11は矩形箱状のケース
本体12と、このケース本体12の開口部を閉塞する蓋
体13とから構成されている。ケース本体12の上部に
はガス流入口体14が設けられ、下部にはガス流出口体
15が設けられている。ケース11の内部における下部
には後述するフルイディック素子17が設置され、上部
には遮断弁18が設置されている。
【0004】前記ケース11にはダイキャスト等によっ
て形成された流路本体19が設けられている。この流路
本体19にはその開口部をパッキング20を介して蓋体
21によって閉塞することにより、流路22が構成され
ている。この流路22は隔壁23によって区画され、上
流側流路24は前記ガス流入口体14に連通し、下流側
流路25は前記ガス流出口体15に連通している。
【0005】上流側流路24の途中には弁座26が設け
られ、この弁座26には前記遮断弁18の弁体27が対
向している。すなわち、感震器等が異常を感知したと
き、遮断弁18によって流路22を遮断することができ
るように構成されている。
【0006】前記流路本体19の隔壁23には噴出ノズ
ル28を有する噴出ノズル部28aが一体に設けられて
いる。この噴出ノズル28は流路本体19の深さ方向全
体に亘って開口するスリット状で、噴出ノズル部28a
の両側縁には上流側流路24に突出する突出部28b,
28bを有し、ノズル通路長を延長させている。
【0007】また、前記噴出ノズル28の出口側に対向
する下流側流路25には流体の流動方向切換安定化を図
るための第1のターゲット33が設けられている。この
第1のターゲット33を挟んで両側には側壁34a,3
4bが対称的に設けられている。
【0008】さらに、前記第1のターゲット33より下
流側に位置する中央部には第2のターゲット35が設け
られ、さらに下流側には下流側流路25の幅方向に延長
するリターン壁36が設けられている。そして、前記側
壁34a,34bの外側に帰還流路37a,37bが形
成され、リターン壁36の両端外側に排出通路38a,
38bが設けられている。
【0009】したがって、下流側流路25に噴出された
流体はコアンダ効果によって、例えば右側の側壁34a
の内側に沿って流れる。この右側の側壁34aに流れた
流体の大部分は排出通路38aに向かうが、一部は帰還
流体となり、帰還通路37aに向かう。
【0010】この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に
付与され、噴出流体が左側の側壁34bの内側に沿って
流れるようになり、今度は左側の側壁34bに流れた流
体の一部が帰還流体となり、この帰還流体の流体エネル
ギが噴出流体に付与され、噴出流体が再び右側の側壁3
4aの内側に沿って流れるようになる。
【0011】つまり、噴出ノズル28から下流側流路2
5内に噴出される流体の振動現象によって交番圧力波が
生じるように構成されている。さらに、前記噴出ノズル
28に対応する前記流路本体19の底部には微小流量域
の計測を行うためのフローセンサ40および大流量域の
計測を行うための圧電膜センサ41が設けられている。
フローセンサ40は、センサ本体42と、流量検出部4
3とからなり、センサ本体42を前記流路本体19の背
面部19aに固定し、流量検出部43を噴出ノズル28
に臨ませている。
【0012】すなわち、フローセンサ40は、流路が狭
められて流速が最も速くなる位置に設置されているが、
その流量検知部43は電気的に絶縁する必要があり、流
路本体19に直接的に取り付けることはできない。
【0013】そこで、従来においては、図5および図6
に示すように、噴出ノズル部28aの流路本体19の底
部側の端部に凹部44が設け、この凹部44に対向する
流路本体19の底部に開口部45を穿設している。そし
て、この開口部45に非導電性材料からなり、底部46
aに開口46bを有する絶縁保護チャップ46を挿入
し、この底部46aを前記凹部44に接合している。
【0014】さらに、絶縁保護キャップ46にフローセ
ンサ40の流量検知部43を挿入し、センサ本体42を
固定ねじ47によって前記流路本体19の底部に固定
し、流量検出部43を開口46bから噴出ノズル28に
臨ませている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに、噴出ノズル部28aの流路本体19の底部側の端
部に凹部44が設け、この凹部44に別体の絶縁保護チ
ャップ46の底部46aを挿入した構造であり、噴出ノ
ズル28の中心aと絶縁保護キャップ46の中心bとを
一致させた状態で組立てることが困難で、往々にして両
者間に心ずれcが生じやすい。
【0016】このように噴出ノズル28の中心aと絶縁
保護キャップ46の中心bとに心ずれcが生じると、絶
縁保護キャップ46にフローセンサ40の流量検知部4
3を挿入して固定したとき、流量検知部43が噴出ノズ
ル28に対して偏った状態となり、フルイティック流量
計の器差性能およびフローセンサ40の計測性能に悪影
響を及ぼす。また、前述のような取付け構造は、部品点
数も多くなり、組立て作業性も悪く、コストアップの原
因となっている。
【0017】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、噴出ノズルの中心位
置にフローセンサの流量検知部を正確に位置決め固定で
き、フルイティック流量計の器差性能およびフローセン
サの計測性能の向上を図ることができ、部品点数と組立
工数の低減を図り、コストダウンを図ることができるフ
ルイディック流量計を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
前記目的を達成するために、流路を構成する流路本体に
流体を噴出する噴出ノズルを有する噴出ノズル部および
フルイディック素子を設け、噴出ノズルから流路内に噴
出される流体の振動現象によって生じる交番圧力波を検
出して大流量域の計測を行う圧電膜センサと微小流量域
の計測を行うフローセンサとを設けたフルイディック流
量計において、前記噴出ノズル部を、流路本体と別体に
設けられた非導電性材料によって形成し、この噴出ノズ
ル部に前記フローセンサの流量検知部と電気絶縁状態に
嵌合する嵌合凹部を設け、この嵌合凹部の中心と前記噴
出ノズルの中心とを一致させたことにある。
【0019】噴出ノズル部を、流路本体と別体に設けら
れた非導電性材料によって形成し、この噴出ノズル部に
嵌合凹部を設けることにより、フローセンサの流量検知
部を直接に嵌合凹部に挿入するだけで、流量検知部が必
然的に噴出ノズルの中心と一致した状態に取付けられ
る。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明するが、従来と同一構成部分は同一番号を付して説
明を省略する。図1および図2に示すように、ダイキャ
スト等によって形成された流路本体19に一体に設けら
れた隔壁23によって流路22が上流側流路24と下流
側流路25に区画されている。隔壁23の一部には上流
側流路24と下流側流路25とを連通させる切欠部50
が設けられている。
【0021】切欠部50には例えば高分子樹脂等の非導
電性材料によって一体に形成された噴出ノズル部51が
挿入され、隔壁23に対して一体的に固定されている。
この噴出ノズル部51の中心部には流路本体19の深さ
方向全体に亘って開口するスリット状の噴出ノズル52
が設けられ、噴出ノズル部51の両側縁には上流側流路
24に突出する突出部51a,51aを有し、ノズル通
路長を延長させている。
【0022】さらに、噴出ノズル部51の流路本体19
の背面部19a側には噴出ノズル部51と一体に円筒状
の突出筒部53が設けられ、この突出筒部53は流路本
体19の背面部19aに穿設された嵌合孔19bに嵌合
固定されている。この突出筒部53の内部は噴出ノズル
52に連通する円筒状の嵌合凹部54に形成され、この
嵌合凹部54の中心dと噴出ノズル52の中心eとは一
致している。
【0023】したがって、噴出ノズル部51と一体に形
成された突出筒部53は流路本体19の背面部19aに
開口する嵌合凹部54を有しており、この嵌合凹部54
がフローセンサ40の流量検知部43の絶縁保護部に形
成されている。すなわち、噴出ノズル部51は非導電性
材料によって形成されていることから、これと一体の嵌
合凹部54は底面および内周面が絶縁されており、従来
のような別体の絶縁保護キャップを用いることなく、フ
ローセンサ40の流量検知部43を絶縁保護できる。
【0024】すなわち、図1に示すように、流路本体1
9の背面部19a側からフローセンサ40の流量検知部
43を嵌合凹部54に挿入し、センサ本体42を固定ね
じ55によって流路本体19の背面部19aに固定する
ことによって、流量検知部43を噴出ノズル43の中心
eに位置決めすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、噴出ノズル部を、流路本体と別体に設けられた非導
電性材料によって形成し、この噴出ノズル部にフローセ
ンサの流量検知部と電気絶縁状態に嵌合する嵌合凹部を
設け、この嵌合凹部の中心と噴出ノズルの中心とを一致
させたことにより、フルイティック流量計の器差性能お
よびフローセンサの計測性能の向上を図ることができ
る。さらに、従来のような絶縁保護キャップが不要とな
り、部品点数と組立工数の低減を図り、コストダウンを
図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すフルイディック流量
計の要部を示し、図2のA−A線に沿う断面図。
【図2】同実施例のフルイディック流量計の縦断正面
図。
【図3】従来のフルイディック流量計の縦断正面図。
【図4】従来のフルイディック流量計の一部切欠した側
面図。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図。
【図6】図5のC部を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
17…フルイディック素子、19…流路本体、22…流
路、40…フローセンサ、41…圧電膜センサ、43…
流量検知部、51…噴出ノズル部、52…噴出ノズル、
54…嵌合凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を構成する流路本体に流体を噴出す
    る噴出ノズルを有する噴出ノズル部およびフルイディッ
    ク素子を設け、噴出ノズルから流路内に噴出される流体
    の振動現象によって生じる交番圧力波を検出して大流量
    域の計測を行う圧電膜センサと微小流量域の計測を行う
    フローセンサとを設けたフルイディック流量計におい
    て、 前記噴出ノズル部を、流路本体と別体に設けられた非導
    電性材料によって形成し、この噴出ノズル部に前記フロ
    ーセンサの流量検知部と電気絶縁状態に嵌合する嵌合凹
    部を設け、この嵌合凹部の中心と前記噴出ノズルの中心
    とを一致させたことを特徴とするフルイディック流量
    計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002148091A (ja) * 2000-11-08 2002-05-22 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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