JPH0634143B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0634143B2
JPH0634143B2 JP60246198A JP24619885A JPH0634143B2 JP H0634143 B2 JPH0634143 B2 JP H0634143B2 JP 60246198 A JP60246198 A JP 60246198A JP 24619885 A JP24619885 A JP 24619885A JP H0634143 B2 JPH0634143 B2 JP H0634143B2
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JP
Japan
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image
half mirror
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JP60246198A
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JPS62106487A (ja
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勉 杉浦
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Dentsu Eigasha Kk
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Dentsu Eigasha Kk
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は広告、教育、娯楽などに利用される表示装置
に関する。
(従来技術) 広告手段として高い宣伝効果を得るために動く展示物、
映画、テレビなど動的要素を含む手段が用いられてい
る。また、授業や講演においも聴講者の理解を助け、あ
るいは注意をひくためにも上記のような手段が利用され
ている。これらの分野では現在でも更に変化のある多様
な表現が可能な表示装置が求められている。
そこで、この出願人は簡単な装置により映像を動かし、
観察者の注意をひきやすく、教育内容などの理解を容易
にする多様な表現性を持った表示方法を、特願昭58−19
2585号(特開昭60-84573号)により提案した。
この表示方法は、観察者の前方にハーフミラーを配置
し、観察者側よりハーフミラー面に物体または映像を映
して反射像を形成する。そして、観察者とは反対側、つ
まりハーフミラーの背後に物体または背景用映写スクリ
ーンを配置し、ハーフミラー面に形成した前記反射像
と、ハーフミラー面を通して見られる物体または映写ス
クリーン上の映像とを同時に観察するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記表示方法ではハーフミラーが一枚であり、
表示装置の周囲から映像を見ることができなかった。し
たがって、観察方向が一方向に限られ、多数の人が同時
に映像を観察することができなかった。
また、上記従来の表示方法では、ハーフミラーの背後は
表示装置の壁面あるいは背景用映写スクリーンとなって
いるので、観察者はハーフミラーを通して観察者とは反
対側の暗室外の場景を観察することはできなかった。し
たがって、壁面に描かれた、あるいは映写スクリーンに
投映された人工的な背景とともに、映像は観察されるの
で、実在感に欠け、あるいは興趣に乏しかった。
この発明は、多数の人が同時に映像を観察することがで
き、映像の実在感あるいは興趣を高めることができる表
示装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の表示装置は、複数の覗き窓をもった暗箱と、
前記覗き窓に臨み水平面に対し傾斜して角錐台の側面を
形成するようにして覗き窓ごとに暗箱内に配置されたハ
ーフミラーと、映像面がハーフミラーに面するようにし
てハーフミラーごとに配置された映像投影装置とを備え
ている。
映像投影装置としてビデオテープレコーダーやビデオデ
ィスクプレイヤーなどからの信号によって画像を再生す
るカラーディスプレーや映像やスライドなどが用いられ
る。
各ハーフミラーに映し出される映像は、すべて同じもの
でもよく、あるいは互いに異なったものであってもよ
い。
(作 用) 映像投影装置の映像面に向かい合ったハーフミラーに、
その映像面の映像が投映される。観察者は覗き窓を通し
て観察者直前にあるハーフミラーに投映された映像を見
る。
表示装置は複数の覗き窓を備えているので、暗箱の周り
から同時に多数の人が映像を見ることができる。
また、観察者は覗き窓を通して観察者直前にあるハーフ
ミラー、このハーフミラーに向かい合う反対側のハーフ
ミラー、およびこの反対側のハーフミラーの背後の覗き
窓を通して、暗箱外の反対側の場景を見ることができ
る。ハーフミラーに投映された映像の反射像は、観察者
と反対側の場景との間にあって、あたかも映像として映
し出された物が観察者と反対側の場景との間に存在する
ように見える。
(実施例) 第1図および第2図はこの発明の装置の一例を示すもの
で、第1図は縦断面図および第2図は平面図である。
暗箱1は全体として直方体をしており、観察者M〜M
の見易い位置の四方に覗き窓2〜2が設けられて
いる。
それぞれの覗き窓2〜2には台形をした4枚のハー
フミラー5〜5が互いに隣接して取り付けられてい
る。ハーフミラー5〜5は、暗箱内側に向うように
して水平面に対して45度傾斜している。ハーフミラー5
〜5は数ミリ程度の厚さのガラス板に酸化チタンの
薄膜が反射率が30%、透過率が45%となるように蒸着さ
れている。なお、反射率および透過率は、映像投影装置
の映像面の明るさによって決められる。実用上は反射率
が20〜40%、透過率が35〜55%程度である。これらの範
囲を外れると、映像が鮮鋭に見えない。薄膜は陽極酸化
法によって形成してもよい。
カラーディスプレー7〜7がハーフミラー5〜5
より下方の位置で暗箱1内に取り付けられている。カ
ラーディスプレー7〜7の映像面8〜8は適当
な間隔dをおいてハーフミラー5〜5に面してい
る。カラーディスプレー7〜7にはビデオテープレ
コーダー(図示しない)が接続されている。鮮鋭な画像
を得るためにはカラーディスプレー7〜7は高輝
度、高解像度ものもが望ましい。
上記のような構成において、カラーディスプレー7
上に映像A〜Dをそれぞれビデオテープレコーダー
により映し出すと、ハーフミラー5〜5上に反射像
が形成される。観察者Mは覗き窓2を通してハーフ
ミラー5による虚像Iをみ、また観察者Mは覗き
窓2を通してハーフミラー5による虚像Iを見
る。また、観察者Mは虚像Iとともに反対側にいる
観察者Mおよび観察者Mの周辺あるいは背後の場景
を見ることできる。したがって、観察者Mは自分と観
察者Mとの間に映像Aがあるように見える。
上記のように構成された表示装置において、照明および
物体を暗室内に配置してもよい。すなわち、第1図に示
すように、暗箱1の頂部に照明灯10が、また中央部に架
台12が設けてある。架台12上に物体(舞台)14が配置さ
れている。ハーフミラー面と映像投影装置の映像面との
間隔dと、ハーフミラー面と舞台との間隔eとは等しく
してある。舞台14だけを照明灯10により明るくする。
カラーディスプレー7〜7上に映像A〜D(ダンサ
ー)をそれぞれビデオテープレコーダーにより映し出す
と、ハーフミラー5〜5上に反射像が形成される。
観察者、たとえばMは覗き窓2を通してハーフミラ
ー5による虚像Iつまりダンサーをみる。このと
き、上述のように間隔dと間隔eとは等しくしてあるの
で、ダンサーIおよび舞台14が観察者Mと観察者M
との間にあって、ダンサーAがちょうど舞台14の上に
あるように見える。
なお、暗室内に物体を置く場合、ハーフミラーの反射率
および透過率は、映像投影装置の映像面の明るさおよび
物体の明るさの両者を考慮して適当な値を選定する。反
射率および透過率が不適当であると、映像と物体との明
るさが大きく違い、観察者には映像と物体とが不自由に
見える。
(発明の効果) この発明の表示装置は、角錐台の側面を形成するように
してハーフミラーを複数枚配置しているので、暗箱の周
囲から映像を観察することができる。したがって、多く
の人が同時に映像を観察することができる。
また、観察者は映像とともに暗箱外の反対側の場景を同
時に観察することができるので、あたかも映像として映
し出された物が観察者と反対側の場景との間に存在する
ように見える。また、観察者が他の覗き窓側に移動すれ
ば、その覗き窓に面したハーフミラーに投映された映像
を見ることができる。この結果、観察者は映像の一層の
実在感あるいは興趣を覚える。
なお、各ハーフミラーにそれぞれ異なる映像を映し出す
と、観察者が異なるハーフミラー面を見ることによっ
て、多様な映像を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の装置の一例を示すもの
で、第1図は縦断面図および第2図は平面図である。 1……暗箱、2〜2……覗き窓、5〜5……ハ
ーフミラー、7〜7……映像投影装置、8〜8
……映像面、10……照明、14……物体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察者の前方に配置された複数のハーフミ
    ラーと、ハーフミラー面に映像を映して反射像を形成す
    る映像投影装置とを備え、ハーフミラー面に形成した前
    記反射像を観察する装置において、複数の覗き窓をもっ
    た暗箱と、前記覗き窓に臨み水平面に対し傾斜して角錐
    台の側面を形成するようにして覗き窓ごとに暗箱内に配
    置されたハーフミラーと、映像面がハーフミラーに面す
    るようにしてハーフミラーごとに配置された映像投影装
    置とを備えていることを特徴とする表示装置。
JP60246198A 1985-11-05 1985-11-05 表示装置 Expired - Fee Related JPH0634143B2 (ja)

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JP60246198A JPH0634143B2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05 表示装置

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JPS62106487A JPS62106487A (ja) 1987-05-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176767A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社デンソー 車両用表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114418U (ja) * 1980-12-29 1982-07-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59176767A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社デンソー 車両用表示装置

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JPS62106487A (ja) 1987-05-16

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