JPH0449669Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0449669Y2 JPH0449669Y2 JP2298788U JP2298788U JPH0449669Y2 JP H0449669 Y2 JPH0449669 Y2 JP H0449669Y2 JP 2298788 U JP2298788 U JP 2298788U JP 2298788 U JP2298788 U JP 2298788U JP H0449669 Y2 JPH0449669 Y2 JP H0449669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- half mirror
- image plane
- person
- house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 9
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は広告、教育、娯楽などに利用される
表示装置に関する。
表示装置に関する。
[従来の技術]
広告手段として高い宣伝効果を得るために動く
展示物、映画、テレビなど動的要素を含む装置が
用いられている。また、授業や講演においても聴
講者の理解を助け、あるいは注意をひくためにも
上記のような装置が利用されている。これらの分
野では現在でも更に変化のある多様な表現が可能
な表示装置が求められている。
展示物、映画、テレビなど動的要素を含む装置が
用いられている。また、授業や講演においても聴
講者の理解を助け、あるいは注意をひくためにも
上記のような装置が利用されている。これらの分
野では現在でも更に変化のある多様な表現が可能
な表示装置が求められている。
このような装置の一つとして、ハーフミラーを
利用した表示装置がある。この表示装置は、観察
者の前方にハーフミラーを配置するとともに、ハ
ーフミラーに対し観察者側に映像面または物体
を、また観察者とは反対側に物体または映像面を
配置している。そして、ハーフミラー面に投映し
た前記映像面もしくは物体の反射像にハーフミラ
ーを通して前記物体もしくは映像を重ね合せて見
る。この装置では、映像を動かし、観察者の注意
をひきやすく、教育内容などの理解を容易にする
多様な表現性を持つている。
利用した表示装置がある。この表示装置は、観察
者の前方にハーフミラーを配置するとともに、ハ
ーフミラーに対し観察者側に映像面または物体
を、また観察者とは反対側に物体または映像面を
配置している。そして、ハーフミラー面に投映し
た前記映像面もしくは物体の反射像にハーフミラ
ーを通して前記物体もしくは映像を重ね合せて見
る。この装置では、映像を動かし、観察者の注意
をひきやすく、教育内容などの理解を容易にする
多様な表現性を持つている。
[考案が解決しようとする課題]
しかし、従来の表示装置では次のような問題が
あつた。
あつた。
たとえば、映像面に歩行している人の像が映
り、ハーフミラーに対し観察者とは反対側に配置
した物体が家の模型であるとする。人が家に入る
と、人の像が家の壁あるいは窓に重なつて見え、
人が家に入つたようには見えない。また、上記物
体が透明なガラス瓶とし、映像面に映し出された
人がガラス瓶内に入つているように見せる場合、
人の像は映像面からハーフミラーに直接映し出さ
れるので、瓶表面から浮き上がつて見え、瓶の中
に入つているようには見えない。このように従来
の表示装置は映像が不自然に見える場合があつ
た。
り、ハーフミラーに対し観察者とは反対側に配置
した物体が家の模型であるとする。人が家に入る
と、人の像が家の壁あるいは窓に重なつて見え、
人が家に入つたようには見えない。また、上記物
体が透明なガラス瓶とし、映像面に映し出された
人がガラス瓶内に入つているように見せる場合、
人の像は映像面からハーフミラーに直接映し出さ
れるので、瓶表面から浮き上がつて見え、瓶の中
に入つているようには見えない。このように従来
の表示装置は映像が不自然に見える場合があつ
た。
そこで、この考案は簡単な装置により不自然な
映像を防止することができる表示装置を提供しよ
うとするものである。
映像を防止することができる表示装置を提供しよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段]
この考案の表示装置は、観察者の前方にハーフ
ミラーを配置するとともに、ハーフミラーに対し
観察者側に映像面または物体を、また観察者とは
反対側に物体または映像面を配置している。そし
て、ハーフミラーを介して映像面に投映される物
体の像を覆うように、遮蔽体を映像面もしくは物
体の前に配置している。
ミラーを配置するとともに、ハーフミラーに対し
観察者側に映像面または物体を、また観察者とは
反対側に物体または映像面を配置している。そし
て、ハーフミラーを介して映像面に投映される物
体の像を覆うように、遮蔽体を映像面もしくは物
体の前に配置している。
映像面としてビデオテープレコーダーやビデオ
デイスクプレイヤーなどからの信号によつて画像
を再生するカラーモニターや映画やスライドなど
が投映されるスクリーンなどが用いられる。配置
される物体としては、たとえば家、ビルデイン
グ、自動車などの模型、または果物、花瓶、洋酒
瓶などが用いられる。遮蔽体は不透明あるいは透
明なものであつてもよい。透明な場合は前述のよ
うにガラスなどの透明体が用いられる。
デイスクプレイヤーなどからの信号によつて画像
を再生するカラーモニターや映画やスライドなど
が投映されるスクリーンなどが用いられる。配置
される物体としては、たとえば家、ビルデイン
グ、自動車などの模型、または果物、花瓶、洋酒
瓶などが用いられる。遮蔽体は不透明あるいは透
明なものであつてもよい。透明な場合は前述のよ
うにガラスなどの透明体が用いられる。
[作用]
観察者側にカラーモニターをこれの映像面がハ
ーフミラー面に向かうようにして配置し、反対側
に物体を配置する。そして、モニター側を暗く
し、物体に照明をあてると明瞭なカラーモニター
の映像と物体がハーフミラーの働きによつて合成
されて映し出される。カラーモニターの映像が人
であり、物体が家の模型であるとし、人が家に向
かつて歩き家に入るとする。人が家に入ると、映
像面の前に置かれた不透明な遮蔽体が映像面の人
の像を遮蔽する。これより、人の像は家の外壁や
窓に映し出されることはなく、人が家に入つたよ
うに見える。また、物体が透明なガラス瓶である
場合、遮蔽体として同じガラス瓶もしくは同形の
透明体を用いる。このとき、ガラス瓶を通して映
像面の人の像がハーフミラーに映し出される。つ
まり、ガラス瓶に入つた人の像がハーフミラーに
映し出されるので、ガラス瓶の中に人が入ってい
るように見える。
ーフミラー面に向かうようにして配置し、反対側
に物体を配置する。そして、モニター側を暗く
し、物体に照明をあてると明瞭なカラーモニター
の映像と物体がハーフミラーの働きによつて合成
されて映し出される。カラーモニターの映像が人
であり、物体が家の模型であるとし、人が家に向
かつて歩き家に入るとする。人が家に入ると、映
像面の前に置かれた不透明な遮蔽体が映像面の人
の像を遮蔽する。これより、人の像は家の外壁や
窓に映し出されることはなく、人が家に入つたよ
うに見える。また、物体が透明なガラス瓶である
場合、遮蔽体として同じガラス瓶もしくは同形の
透明体を用いる。このとき、ガラス瓶を通して映
像面の人の像がハーフミラーに映し出される。つ
まり、ガラス瓶に入つた人の像がハーフミラーに
映し出されるので、ガラス瓶の中に人が入ってい
るように見える。
[実施例]
第1図および第2図は、この考案の表示装置の
一例を説明する図面である。
一例を説明する図面である。
床1上に垂直にハーフミラー2が設られてい
る。ハーフミラー2は数ミリ程度の厚さのガラス
板に酸化チタンの薄膜が反射率が30%、透過率が
45%となるように蒸着されている。なお、反射率
および透過率はハーフミラー2の両側にそれぞれ
配置される映像装置の映像面および物体の明るさ
によつて決められる。実用上は反射率が20〜40
%、透過率が35〜55%程度である。これらの範囲
を外れると、合成される二つの映像のそれぞれの
明るさが大きく違い、観察者には重なつた映像が
不自然に見える。薄膜は陽極酸化法によつて形成
してもよい。
る。ハーフミラー2は数ミリ程度の厚さのガラス
板に酸化チタンの薄膜が反射率が30%、透過率が
45%となるように蒸着されている。なお、反射率
および透過率はハーフミラー2の両側にそれぞれ
配置される映像装置の映像面および物体の明るさ
によつて決められる。実用上は反射率が20〜40
%、透過率が35〜55%程度である。これらの範囲
を外れると、合成される二つの映像のそれぞれの
明るさが大きく違い、観察者には重なつた映像が
不自然に見える。薄膜は陽極酸化法によつて形成
してもよい。
ハーフミラー2より適当な間隔dをおいて観察
者M側にカラーモニター3が配置されている。カ
ラーモニター3の映像面4はハーフミラー2に面
している。カラーモニター3にはビデオテープレ
コーダー(図示しない)が接続されている。鮮鋭
な画像を得るためにはカラーモニター3は高輝
度、高解像度のものが望ましい。
者M側にカラーモニター3が配置されている。カ
ラーモニター3の映像面4はハーフミラー2に面
している。カラーモニター3にはビデオテープレ
コーダー(図示しない)が接続されている。鮮鋭
な画像を得るためにはカラーモニター3は高輝
度、高解像度のものが望ましい。
また、ハーフミラー2より間隔d′をおいて観察
者Mとは反対側に物体(この例では家の模型)5
を配置している。間隔dと間隔d′とは等しくして
ある。
者Mとは反対側に物体(この例では家の模型)5
を配置している。間隔dと間隔d′とは等しくして
ある。
ハーフミラー2を介して映像面4に投影される
家の模型5の像を覆うように、遮蔽板7を映像面
4の前に配置している。
家の模型5の像を覆うように、遮蔽板7を映像面
4の前に配置している。
上記のような構成において、装置全体を暗く
し、家の模型5だけを照明6により明るくする。
カラーモニター3上に人の像Aをビデオテープレ
コーダーにより映し出すと、ハーフミラー2を通
して反射像BがCに形成される。反射像Bは観察
者Mから見るとハーフミラー2の向こう側で映像
Cとして見える。このとき、上述のように間隔d
と間隔d′とは等しくしてあるので、映像Cはちよ
うど家の模型5のドアの前にいるように見える。
人の像Cが進んで、ドアから家5の中に入ると、
映像面4の人の像Aは遮蔽板7で覆われる。この
結果、人は家5の中に入つたように見える。
し、家の模型5だけを照明6により明るくする。
カラーモニター3上に人の像Aをビデオテープレ
コーダーにより映し出すと、ハーフミラー2を通
して反射像BがCに形成される。反射像Bは観察
者Mから見るとハーフミラー2の向こう側で映像
Cとして見える。このとき、上述のように間隔d
と間隔d′とは等しくしてあるので、映像Cはちよ
うど家の模型5のドアの前にいるように見える。
人の像Cが進んで、ドアから家5の中に入ると、
映像面4の人の像Aは遮蔽板7で覆われる。この
結果、人は家5の中に入つたように見える。
なお、この考案は上記実施例に限られるもので
はなく、たとえばカラーモニターの代りに映写機
あるいはプロジエクターによるスクリーン面を配
置してもよい。また、物体5の代りにスクリーン
を配置してもよい。この場合には、スクリーンに
映写機あるいはプロジエクターにより映像が映し
出される。
はなく、たとえばカラーモニターの代りに映写機
あるいはプロジエクターによるスクリーン面を配
置してもよい。また、物体5の代りにスクリーン
を配置してもよい。この場合には、スクリーンに
映写機あるいはプロジエクターにより映像が映し
出される。
[考案の効果]
この考案の装置によれば、ハーフミラーを介し
て映像面に投映される物体像を覆うように、遮蔽
体を映像面の前に配置しているので、不自然な映
像を防止することができる。また、映像面の前に
遮蔽体を配置するだけであるから、極めて簡単に
この考案を実施することができる。
て映像面に投映される物体像を覆うように、遮蔽
体を映像面の前に配置しているので、不自然な映
像を防止することができる。また、映像面の前に
遮蔽体を配置するだけであるから、極めて簡単に
この考案を実施することができる。
第1図および第2図はこの考案を実施するため
の装置の配置を示すもので、第1図は側面図およ
び第2図は斜視図である。 1……床、2……ハーフミラー、3……映像装
置、4……映像面、5……物体、6……照明、7
……遮蔽体。
の装置の配置を示すもので、第1図は側面図およ
び第2図は斜視図である。 1……床、2……ハーフミラー、3……映像装
置、4……映像面、5……物体、6……照明、7
……遮蔽体。
Claims (1)
- 観察者の前方にハーフミラーを配置するととも
に、ハーフミラーに対し観察者側に映像面または
物体を、また観察者とは反対側に物体または映像
面を配置し、ハーフミラー面に投映した映像もし
くは物体の反射像にハーフミラーを通して物体の
像を重ね合せて見る装置において、ハーフミラー
を介して映像面に投映される前記物体の像を覆う
ように遮蔽体を映像面もしくは物体の前に配置し
たことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298788U JPH0449669Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298788U JPH0449669Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128390U JPH01128390U (ja) | 1989-09-01 |
JPH0449669Y2 true JPH0449669Y2 (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=31241599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2298788U Expired JPH0449669Y2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449669Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP2298788U patent/JPH0449669Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01128390U (ja) | 1989-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5257130A (en) | Apparatus and method for creating a real image illusion | |
EP0581996A3 (en) | Video system for producing video image simulating the appearance of motion picture or other photographic film | |
CA2206887A1 (en) | Device for displaying moving images in the background of a stage | |
CA2063756A1 (en) | Data projection system | |
GB1374085A (en) | Method and apparatus for producing animated motion pictures | |
US2711667A (en) | Prompting device | |
CN103309136A (zh) | 展示装置 | |
US5291297A (en) | Illustion creating apparatus comprising a housing and a CRT | |
WO1991015930A3 (en) | Three dimensional display | |
US4232341A (en) | Image display apparatus | |
JPH0535192A (ja) | 展示装置 | |
JPH0449669Y2 (ja) | ||
US3943648A (en) | Transparent sign display for superimposing transparent sign with printed message on background display | |
CN110792288A (zh) | 一种多维空间技术展示装置 | |
CN210378400U (zh) | Z型双向幻影剧场 | |
JPS6084573A (ja) | 表示方法 | |
US2297844A (en) | Optical device | |
CN211524212U (zh) | 一种多维空间技术展示装置 | |
ES2013421A6 (es) | Ventana de pantalla simuladora | |
JP3001884U (ja) | 表示装置 | |
JPS6144171Y2 (ja) | ||
JPH0634143B2 (ja) | 表示装置 | |
JPS63146088A (ja) | 訓練用表示装置 | |
JPH0527346A (ja) | 立体映像装置 | |
JP3024383U (ja) | 映像表示装置 |